凛ちゃん「えっ?貴方が私のサーヴァント!?」カービィ「ぽよぉ!」   作:静かなるモアイ

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怒ったぽよ!!

「カービィ、大丈夫よね」

 

衛宮家。そこでは単独、ラスボスの根城に飛び込んだカービィを心配しそうにして凛ちゃん、桜、ライダー、士郎、バンダナワドルディ、セイバー、そしてサポート部隊のワドルディ達が居た。

凛ちゃんは心配しそうにしており、セイバーはオヤツである煎餅を食べながら、桜はそわそわして家事の手伝い、ライダーは屋敷の警護、バンダナワドルディも有事に備えて休憩しており、士郎は家事を率先して行っている。そしてサポート部隊のワドルディは有事のため、栄養ドリンクなどの回復アイテムから凛ちゃん達でも自衛が出きるように『レイガン』『スターロッド』『ビームソード』などなどのスマブラで出てきた汎用アイテムを量産しつつ、カービィの新たなコピー能力である『アチャクレスカービィ』『神祖レティスソードカービィ』『キャスターカービィ』『ゼルレッチカービィ』などの能力を直ぐに出せるようにスタンバイしていた。

 

「なあ、遠坂。その槍、斧、弓…なに?」

 

そして居間にはギルガメッシュからのアドバイスで、ベレト先生の武器である魔槍アラドヴァル、魔斧アイムール、魔弓フェイルノートと同一の物がスタンバイされており、凛ちゃんは腰に宝石剣を携帯している。

だが、士郎はアラドヴァルなどを見たことがないため、凛ちゃんに聞いたのだろう。

 

「なにって?そういや衛宮くんは知らなかったわね。この宇宙の何処かに私達と同じような外見の宇宙人が居るの。早い話、その星の人間ね。

そのとある星にカービィがお世話になった先生が居るのよ。その先生が持つ武器と同じ存在の物よ。どうも金ピカ駄菓子屋が用意しとけって助言してね、カービィが第二魔法で並行世界から調達したのよ」

「それもそうなんだけどさ…それ…多分、人に変身できるドラゴンの骨から作られてるかも…なんだかそんな気がする」

「はぁい!?人か龍の骨!?」

「投影出来るかなって思ってさ、解析したんだよ。そしたら…そんな気がした」

 

その言葉に凛ちゃんは頭を抑えて、深いため息を吐き出した。

 

「その話…駄菓子屋やカービィ、そして私がさっき言った星からの人が仮に来ても言わないでね。いい?わかったわね」

「おっおう…ランサーのゲイ・ボルクを解析したときも物凄い化物の頭蓋骨が…あとカービィの天帝の剣だっけ?それも…」

「はい、衛宮くん!!そこまでよ、そこまで!!」

 

凛ちゃんは手をパンパンと叩き、話題を切り替えようとする。そもそも士郎の魔術はあまりにも異常すぎたのだ。投影と強化、あとは解析ぐらいしか出来ないと言いながら…その解析と投影が余りにも異常すぎる。本来の投影魔術は物体を投影出来るが、直ぐに消えてしまう。しかし、士郎の投影は主に剣とか包丁などだったのだが、消えずに残ってるのだ。これはあり得ないことである。しかも、ゲイ・ボルクや天帝の剣というEX級の武具を解析してなんともない?あり得ない、普通なら情報量に耐えられず脳味噌がオーバーヒートしてしまう。

 

(これ、最悪…衛宮くんには人間が住める別の星、ベレト先生の星かポケモンの星、そしてカービィのポップスターに移住する羽目になりそうね)

 

地球の魔術の本場所 時計塔には珍しい魔術の素質を持つ者を生きたまま脳髄と虫垂神経及び魔術回路だけにして特別な溶液に漬け込み、見た目はホルマリン漬けのように扱われて生きたまま実験サンプルにされる封印指定という生き地獄の処置が存在する。

間違いなく、士郎の特性が公になればホルマリン漬けコースとなってしまう。なので、もしもの場合はファイアーエムブレム風花雪月の星かポケモンの星、そしてポップスターのどれかに移住してもらうことになるかもしれない。

 

 

一方のカービィちゃん。カービィちゃんが潜入したマリスビリーの工房であるが、そこはなんと南極であった。並行世界で後にカルデアと呼ばれることになる場所、そこにカービィちゃんは単独で潜入しており、気配遮断Cと段ボールの加護のお陰か今の所はバレていない。

 

「ぽよ!」

 

アチャクレスの力は万能だ。戦闘、騎乗、そして気配遮断による潜入。流石に命のストックは無理であったが、それ以外はなんとか出来そうだ。

 

「ぽよ…」

 

段ボールの隙間から施設を確認する。潜入するときもそうだったが、何処から見ても最新設備が整った基地のようであり、本当に魔術師の工房なのか怪しい。

 

働いている人もカービィが地球で見た凛ちゃんの家の工房と違って、白衣を着た人間やパソコンを操作している人間が沢山だ。

 

「ぽよ?」

 

とある実験室の前に到着し、カービィは耳を住ませる。人間も含めて、哺乳類は訓練次第でだが、耳で物体のおおよその形、動きが分かるとのこと。特にこれを使うのが超音波の反響で物体の位置や形を判別できるコウモリやイルカなどである。だが、この方法…訓練次第で人間も使うことが可能であり、カービィはヘラクレスの経験からこの方法で壁の向こうを調べる。

 

だが、それが子供のカービィには間違いだった。

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁあうぎゃぁぁあ!!や゛め゛て゛」

 

カービィの精神年齢より遥かに幼い人間の少女の悲鳴がカービィの耳に入る。その瞬間、助けを求める心にカービィの良心はスイッチが入り、ヘラクレスの戦闘能力を完全に解放する。

 

「所長。これでデミ・サーヴァントの実験は現時点のサンプルは全て失敗ですね」

「天使、悪魔、有名で世界を変えた実績のあるが実体のない音楽は全部失敗。遺伝子調整を受けた子供から見ず知らずの孤児まで試したが…ギャラハッドの実験台までも失敗か」

 

ヘラクレスは一度見た技能を見切る…言い方を変えればマスターしてしまうことに繋がる。そしてカービィは自分自身で何度も見た、何度もコピーして放った、何度もくらったあの拳をヘラクレスの能力で解き放つ。

 

「ファルコォォォン……パンチィィイ!!」

 

正義の炎を拳に灯し、カービィは渾身の拳を解き放って分厚い扉を一撃で破壊する。

 

そこには寝台に寝かされて苦しめ4歳~5歳程の少女が電流を流されて人体実験されており、その少女を白衣が着た数人の男が囲っている。

 

そしてその1人は右手に令呪を宿しており、間違いない…この男が神になりたい男だ。魔術王ソロモンを裏技で呼んだ8人目のマスターだ。

 

「ぽよぉぉ!!なにやってんだお前ら!!」

 

ここまで怒りがこみ上げたのはいつ以来だろうか?マルクを半殺しにするときか?マホロアをフルボッコにしたときか?言葉が喋れず、コピーさえ出来なかった在りし日…国民から食べ物を巻き上げたデデデを粉砕したときか?

いや、違う。こんなに怒りが出たのははじめてだ。か弱い幼い子供が無理やり実験動物のように使われている。

 

「所長!次はコイツでやりましょう!!コイツ、死んでも死んでも復活しますよ!!いやぁー流石は転生する吸血鬼の当事者!!ロアの転生体!!体つきも12歳とは思えませんし、性欲の捌け口に出来ますね。不死身って妊娠するんですかね」

「離して!!離して!!」

「はは!!人外がなにか言ってますよ?自分で自分の両親を食べたくせに?友人を殺したくせに?」

 

別の扉から変態気味の職員が手錠で縛られた外見年齢16歳ぐらいで髪の毛が青い美少女が連れられてきた。この職員の話を聞く限りだと、少女は12歳で早熟体質なのだろう。そしてロアとかいう吸血鬼の転生体で、自分の意思とは反して両親や親しい友人を殺してしまい、ロアの支配から逃れてもここで人体実験を受け続けているのだろう。

 

「おい…その子…嫌がってるよ」

「あっ?なんだこのチビ?悪いが俺はスペシャルで特別なんだよ。裏技で唯一神様の疑似サーヴァントとなった所長の手で俺は天使に生まれ変わったんだからな!!」

 

ぽよやぺぽの可愛らしい口癖は何処へやら、久し振りに完全本気となったカービィ。そんなカービィを見下ろし、天使の翼を生やした男。だが、その男にカービィが神速で迫り…

 

「ファルコンパンチィィイ!!」

「あぎゃぁぁあ!!」

 

だが、翼が生えた?それがどうした?カービィは伝承で伝わる天使や堕天使ではなく、正真正銘の天使と堕天使*1もコピーしたり蹴り飛ばしてきたのだ。放たれたファルコンパンチは女の子を助け、自称天使の変態の腹部に突き刺さり、地球を破壊する程のエネルギーが変態を粉砕していく。

 

「うぉぉぉおおお!!」

「マリスビリー所長…だじゅげぇぇでぇぇぇ!!」

 

その一撃は変態を完全に粉砕し、吹き飛ばし…施設の外壁さえも穴を開けてしまった。

 

「絶対に赦さない」

 

カービィは宝石剣を取り出し、一先ず少女だけでも逃がそうと転移を発動させる。だが、発動できない。これはどういうことだろうか?

 

「無駄だ。第二魔法は魔術の究極系でもある。全ての魔術を扱う魔術王ソロモンのスキルで発動を無効に出来るし、地球人類の力は私がいる限り使えんよ」

 

令呪のある男マリスビリーはそう告げる。すると、マリスビリーの衣類が白衣から…神々しい神のような服装に変わった。

 

「来るのが遅かったな…ソロモンが言っていた星の戦士よ。君が我々の想定より強かったのでな。強引にことを進めたよ。

まだデミ・サーヴァントではなく、疑似サーヴァントとしての聖書の神の力なのでな…完遂した世界線の『私』からのバックアップが無ければ力が使えない不完全だ。星の戦士よ、私はね地球人類を存続させたいの「そんな人は子供を犠牲にしない!!ファルコンパンチィィイ!!」ばっ馬鹿な!?」

 

マリスビリーがなにやらほざいたが、マリスビリーの顔面にカービィがファルコンパンチィィイ!!を叩き込む。だが、パンチが当たるインパクトの瞬間、ヘラクレスの力ではなく…カービィの素の力になった感覚を感じた。どうやら地球人類を作ったという伝承の効果で、半分は地球人であるヘラクレスの力が神の疑似サーヴァントであるマリスビリーには効かないのだろう。

 

だが、素のカービィの力でも充分ダメージを与えることは可能。40センチ程の桃色玉?ノーノー、世界を宇宙を何度も救った救世主の拳である。マリスビリーを吹き飛ばし、壁をぶち抜いた先に飛ばした。

 

「所長!?」

「馬鹿な!?」

 

ここで皆さんに1つ。カービィというヒーローはやるときは容赦なくやってしまうヒーローだ。裏切った?宜しい、ぶっ飛ばす。洗脳された?吹っ飛ばしたら治るだろ?などなどの脳筋体質。

 

驚く職員の顔面にすかさず蹴りを放ち、1人を完全にノックアウト。続けてもう1人を掴み、床に投げつけて上半身を埋めた。

 

「そんな…あっという間に」

 

唖然とする少女だったが、カービィは寝台で寝かされている幼子を助ける。だが、幼子の意識はなく、危ない状態だ。このままでは不味い、カービィはマキシマムトマトを取り出して口に含み…口移しで強引に幼子に与えて序でに体力も分け与える。

 

「ゲッホゲホ!!」

 

幼子は咳き込み、無事に息を吹き替えした。

 

「良かった…」

「まんまる?」

「ぼく、カービィ。宜しくね」

 

カービィは幼子と少女に自己紹介する。

 

「私…マシュ…」

「私、エレイシア…そのありがとう」

「マシュちゃんとエレイシアちゃんだね?それじゃあ、ここから逃げよう!!大丈夫、ぼくが守るから」

 

 

 

「残念だが、サンプルは逃がさん」

 

だが、マリスビリーは神の奇跡でカービィに殴られた後はきれいさっぱり無くなっている。しかも、隣に褐色肌で…肉体の内側にとんでもない代物を飼ってそうなサーヴァント…グランド・キャスター 魔術王ソロモンを連れている。

 

「やだね!!誰が渡すもんか!!」

「そうか…………私が真の神になるまでの十数年、なにもしらずに生きれたのに哀れな生命だ」

 

マリスビリーがそう告げ、ソロモンに指示を出そうとする。

 

「おい!!ソロモン!お前、英雄なんでしょ!!ヘラクレスやランサーの兄貴、セイバーちゃん、キャスターさん、ライダーのお姉さんのように英雄なんでしょ!!

なんで子供達がこんな目にあってるのに、助けないのさ!!おかしいよ!!」

 

カービィが思いを叫ぶがソロモンには届かない。それもそのはず、ソロモンに自由はなく、ソロモンとギャラハッド*2は神に逆らえないのだ。

 

「私にそんな自由はない」

「自由があったら助けたのか!?どうなんだよ!!」

「ソロモン。やれ」

 

ソロモンは指を前に出すが、どういう訳か動かない。

 

「どうした?神の命令は貴様とギャラハッドにとっては絶対だぞ?」

「頑張れ!!頑張るんだソロモン!!こんなヤツに負けちゃダメだ!!」

 

ソロモンが本来持つ人の思いと神に創られた存在としての命令が戦っている。ソロモンの内に秘めた思いが負けた瞬間、ソロモンの魔法が放たれ…カービィ達はやられてしまう。

だが、その時だった。

 

「カービィ…良い啖呵だった。頑張ったな」

「カービィ!!助けにきたよ!!それと、収容されていた他の子供達と薬品漬けの子供は安全な場所に逃がしたよ!!」

 

この星に居ない筈のベレト先生、カービィの友人であるエフィリンの声が聞こえ…カービィとソロモンの間に、天帝の剣を構えたベレト先生が現れ、カービィの隣にエフィリンが空間操作で現れた。

 

「ソティス!!」

『勿論じゃ!!』

「『破天!!』」

 

放たれた破天はソロモンを吹き飛ばす。だが…マリスビリーの前に拳に炎を灯したHERO キャプテン・ファルコンが現れた。勿論、彼と言えばこの必殺技だ。

 

「ファルコォォォン…パンチィィイ!!」

「ぐぅぅびゃぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

解き放たれたオリジナルのファルコンパンチ!!それはマリスビリーの顔面を一撃で陥没させ、吹き飛ばした。

 

「ファルコン!!」

「醤油ムース!!」

 

そして華麗にアピールも決めるファルコンであった。

 

「カービィ。ここから逃げるぞ。直ぐに追っ手が来る。勿論、君達もな」

 

カービィの南極脱出が始まる!!

 

 

 

一方の凛ちゃん。

 

衛宮家。そこにマリスビリーがカービィの襲撃の腹癒せに、沢山のシャドーサーヴァントを送り込んでいた。流石のライダーとセイバーも数的に難しい所はあったが、なんと助っ人が現れたのだ。

 

「ぐっすん…エル、ディミトリ、クロード、そしてピカチュウ!!あと知らないロボットの人!」

「これはパワードスーツだ」

 

その援軍はピカチュウ!!

 

「ピカ!!」

(かわいい!!)→セイバーさん

 

そしてベレト先生の教え子であるディミトリ、クロード、エーデルガルトの3人。武器は衛宮家の居間にスタンバイされていた物で、ディミトリがアラドヴァル、クロードがフェイルノート、エーデルガルトがアイムールである。

 

「やっぱり…手に馴染むな」

「時々、先生の借りて練習してたしな」

「そうね。でも、凛…間に合って良かったわ」

 

この方を忘れてはいけない。ピカチュウ達を衛宮家にテレポートさせた神様であるポケモン…

 

「パルキュュュア!!」

「でっかいドラゴン!?なんでさ!?」

 

パルキア様である。

 

「少年少女、まだ行けるか?次々来るぞ」

 

そしてパワードスーツを着た超人バウンティーハンター サムスである。こう見えてお姉さん。

 

 

*1
ピットとブラピ

*2
普通の、普通のギャラハッドは。ここ大事




次回!脱出のカービィ!!

迫り来る魔神フェネクス!!この鳥からどうやって逃げる?

キャプテン「カービィ。お前のロボボ、サムスが見つけて、俺が業者に運んで直してやったぞ。行ってこい」
カービィ「ぽよ!!カービィ…行くよ!!」

次回!!飛べカービィ!!ロボボと共に!!

Fate/stay night編のあと、凛ちゃん3年生編やる?全部ギャグの冬木、プププランド、ニューヨーク(マリオ)、キノコ王国をまたにかけるカニファン

  • やるべきだ!
  • キャストリアまだ?
  • ドラッグマシーンって曲がれないのよ
  • マリカーVSハイドラ
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