凛ちゃん「えっ?貴方が私のサーヴァント!?」カービィ「ぽよぉ!」 作:静かなるモアイ
「夜通しの警護とは感心するぞ、古代の星の戦士の生き残りメタナイト卿」
「誰かと思えば、古代ウルクの二代目国王か。貴方の生前以来だな、ギルガメッシュ王」
サムスお姉さんが衛宮家で大暴れしている頃、大聖杯の守護を行っていたメタナイトの所に駄菓子屋店主であるギルガメッシュ王が現れた。しかし、ギルガメッシュ王は普段の駄菓子屋としての格好ではなく、古代ウルクの賢王ギルガメッシュとしての服装でやって来たのだ。どうやら、武装してここにやって来たと言うことは、何かが起こると言うことだろう。
「しかし、その格好なのか。私はてっきり、暴君として君臨していた頃の鎧姿で来るかと思いました。サーヴァントは例外を除き、最盛期で呼ばれるのでしょう?」
「あれは今の我にとっては重い物よ。今の我は戦いに優れた暴君ではなく、王として優れた賢王としての肉体だ。覚えておけ、古き星の戦士よ。サーヴァントには複数、最盛期の姿を持つ者が存在する」
そう、サーヴァントは原則的に最盛期の姿で呼ばれる。しかし、中には最盛期が複数いるサーヴァントがいるのだ。ギルガメッシュであれば、戦いに特化した暴君としての姿…これは第四次聖杯戦争で呼ばれたころの姿であり、多分だが遠坂時臣が「圧倒的な力で聖杯戦争勝ちたいっ!!」と思ったことも有るだろう。
そして今の姿は王として最盛期のギルガメッシュの姿。親友エルキドゥと死に別れ、放浪の旅に出て帰還し、後の伴侶であるシドゥリ以外の国民が去り、シドゥリと2人から国をやり直し、ウルクを発展させた偉大なる賢王として厳しくも優しく、人々を見守り成長させた王としての最盛期である。
「しかし、なぜ私にスターロッドを?ダークマターが目覚めるのは明日の筈。その頃にはカービィも戻ってます」
「訳を話してなかったな。ソロモン王がナニカしたようでな、目覚めるぞ」
ダークマターの分離からの目覚めが明日なら、カービィを待ってから最大戦力をぶつけてなんとかすれば良かった。しかし、どうしてメタナイトに前もってスターロッドを持たせて、ギルガメッシュ王がここに来たのだろうか?
なぜなら、今さっき…サムスお姉さんにぶん殴られて地球の外に飛んでいったソロモンがナニカを遠隔で施したのだろう。大聖杯とダークマターの分離が予定より早まり、今起きろうとしていたのだ。
「なに…早すぎる!?」
「構えよ、仮面の騎士よ。ダークマターに共感した汚染されたサーヴァントが出てくるぞ」
メタナイトがギャラクシアとスターロッドを構え、ギルガメッシュ王が背後にバビロンを展開して…そこから魔術を使う杖を展開する。
「来るぞ、仮面の騎士よ。先ず最初はランサーのようだな。
第四次の敗退者で未練が残っていた者、憎悪を抱いた愚か者達だ。聖杯の真実に気付かず、それでも夢をやりたいことを追いかけ続けた過去の生き写し…情けは無用だ」
ギルガメッシュ王がそう言った瞬間、ゴポゴポと大聖杯の魔方陣から泥のような物が出てきて…やがてそれが人の形をしていき、やがて黒く偏食した2つの槍を持つランサー…ディルムッド・オディナ、彼の闇落ちした姿 ディルムッド・オルタと成り果てた。
「憎い…憎い!!たった1つの俺の願いすら潰した衛宮切嗣が!!セイバーが憎い!!」
ディルムッドは第四次で衛宮切嗣のお陰で地獄を見た、衛宮切嗣被害者の一人だ。と言うか、何の未練もなく座に帰ったイスカンダル、受肉したギルガメッシュ王、王裁かれたかったバーサーカー ランスロット、そもそも聖杯のエネルギーにならないセイバー以外の皆様はなにかと悲劇的な最後?を迎えており、このディルムッドが一番アレだろう。
「しねぇぇぇぇえ!!」
ディルムッド・オルタの変貌は終わらず、背中から悪魔のような翼が生えた。そして、短い呪いの槍 ゲイ・ボウでメタナイトに切りかかる。だが、メタナイトはそれをギャラクシアで受けた。
所でFateのZEROを見たことがある皆様。ディルムッドはポッキーを折るように、このゲイ・ボウを折っていた。そして史実でも、ディルムッドはとある猪との戦いでゲイ・ボウがポキッと折れており、この槍は折れやすいのかも知れない。ギャラクシアで受けられたゲイ・ボウはポキッと簡単に折れてしまった。
「「あ…」」
「バカな!!」
そして、ディルムッドはスターロッドで殴られて消えた。
次に現れたのは80人以上のハサンの皆様。彼らは言峰綺礼が召喚した、人格毎に分裂可能な多重人格のハサンであり、彼らは言峰教会親子+遠坂時臣に振り回された被害者である。
最弱の1人、ザイードは敗退を装うため秒殺された。その後も遠坂時臣が根源に至るため、利用されまくったが…最後は用済みとなり、ウェイバーとアイリさんを殺すため襲撃したがイスカンダル相手にフルボッコにされて消滅した。
「英雄王ギルガメッシュ、騎士王アーサー、戦場の王クー・フーリン、ラスボスの王クッパに続く新たな王…暗殺王ザイードの活躍を見せてやりましょう!!」
しかし、ギルガメッシュ王は知識豊富であり、道具を使って魔術を使う。そのため、ソロモン王の妨害を受けずに魔術を使える。そして知識も豊富であり、複数の魔術礼装を使い分けて…全てのハサンを小さな結界で個別に閉じ込めた。
「ではなザイード。ギャグ時空なら愛されキャラになったかもしれんな」
その結界の中で水素分子が核分裂及び核融合を開始し、結界内で水素核爆発が発生。ハサン達は悲鳴をあげることなく、消滅した。
「放射能が出ない核爆発だと!?」
「ふっ。我が放浪娘の友人 並行世界で爆誕する地球産グランド・セイヴァー ギャラハッド・セイヴァーの魔術を応用した。もっとも、アイツは脳内暗算で演算処理を行い、数千万規模のプラズマレーザーキャノン、水素核爆発、火炎、雷撃を同時に産み出してるがな」
「それ…本当に人間か?スパコン超えてないか?」
「一部が難しい代わりに、一部の分野が飛び抜けた脳の仕組みなら問題ない。現代では悲しいことに、知的障害や発達障害だと差別するようだが」
最後に現れたのはキャスターのサーヴァント ジル・ド・レェである。
「ジャンヌぅぅぅう!!」
しかし、メタナイトに斬られて秒殺された。
「これで終わりか?」
「来るぞ…見た目に惑わされるな」
ゴポゴポと大聖杯から最後の人物が出てきた。それは黒い下乳が見えたド助平な黒い格好をして、黒い王冠のような物を被ったアイリスフィール…と言ってもダークマター族に乗っ取られた存在であるが…
「『くくく、まさか我を分離させようとはな。だが、星のカービィはここに居ない。居るのは本来の力を出せない古の王、老い耄れの星の戦士1人だけ。なに、ならよゆ』」「はぁ!!」「『ほんげー!!』」
なにやら長ったらしい話がありそうだが、メタナイトが黒いアイリスフィールをスターロッドでぶん殴り、続けてスターロッドで追い討ちを仕掛ける。すると、黒いアイリさんから黒いモヤモヤが出てきて、黒いアイリさんはド助平な服装から生前のアイリさんの格好へと元に戻った。
『おのれ!!だが、宇宙にはサムスもカービィも、当代のキャプテン・ファルコンもいない!!今の内にポップスターを侵略よ!!』
黒いモヤモヤことダークマター族はポップスターに向けてワープした。
「安心せよ、メタナイト。ポップスターには我が放浪娘がバカンスしておる」
ポップスターの前にワープしたダークマター。しかし、そこにはギルガメッシュ王と同じ眼を持ち、並行世界のタイプ・アース アルクェイドと同じ顔をした女帝が宇宙空間に立っていた。
「ふん。お父様も厄介ごとを押し付ける」
『バカな……試作型と言えど地球の究極の一だと!?』
その女帝は瞬時にバカンスの服装から、下半身は黄金の鎧に変わり、上半身は黒いTシャツ姿となり下乳が見えてるが気にしてはいけない。右手に天の鎖を巻き、左手で何かを抜いた。それは英雄王から受けたいだ伝説の一振 乖離剣エアである。
「世界を切り開くは我が両親より受け継ぎし、乖離剣。さあ、エアよ…世界を救おうか」
エアが回転し、破壊の暴風が巻き起こる。そして
「
ダークマターはこの世から消し飛んだ。
その後、倒れたアイリさんを保護してお寺に運んだメタナイトとギルガメッシュ。キャスターからの診察では一先ず問題はないとのこと。
「恐らくだが、ダークマターとしても元人の魔方陣より、人間の方が寄生しやすかったのだろう。
アレは元より、第3魔法を再現したいアインツベルン発案だ。ダークマターが部分的に第3魔法を使い、アイリスフィールを蘇生して依代にしたのだろう」
とギルガメッシュ王も考察した。
だが、その時…地震のような音が響き、メタナイトはギルガメッシュと共に外に出る。大聖杯が透明な何かの手で奪われて…同じく透明になり、何処かに消えたのだ。
「なっ!?」
「ソロモンめ、マルコシアスかグラシャラボラスを忍び込ませていたか。仕方あるまい……決戦が始まるな」
ギルガメッシュ王は携帯電話を取り出し…言峰綺礼に電話をかける。
「言峰!!大至急、冬木市全土に避難指示を出せ!!神秘の秘匿は無視だ、誤魔化すのは不可能よ!!フハハハ!!
そしてニューヨークのポリーン市長に連絡して、キノコ王国とハイラルから援軍を出せ!!宇宙を救うための最終決戦よ!!」
「拙者も最終決戦出たいでござる!!」
「良かろう。侍、貴様にはモンスタートラックをやろう。それの荷台に山門を載せるのだ!!」
佐々木小次郎、最終決戦ではモンスタートラックに山門を載せて出陣。因みに、このモンスタートラックがマリスビリーのトドメとなるのだが、それはお楽しみに。
次回…その頃のウェイバーくん。
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