凛ちゃん「えっ?貴方が私のサーヴァント!?」カービィ「ぽよぉ!」   作:静かなるモアイ

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カービィ、降臨!


そのサーヴァント、桃色玉

『良い話と悪い話があります。先ずは良い話からしましょう。冬木の大聖杯の汚染を無くせる可能性が出てきました。悪い話ですが、星の戦士が来訪しました』

 

2004年の寒い日の夜。南極のとある魔術工房で、1人の男が裏技で呼び出した非正規のサーヴァント グランド・キャスター ソロモンから告げられたとか。

 

同時刻。日本の九州にある地方都市、冬木市。ここには1つの都市伝説があり、アドミラブル大戦略のTシャツを着た大男が中世のチャリオットで飛んで行ったり、巨大なヒトデの怪獣が出てきたり、大爆発でも壊れない冬木大橋、定期的に出るガス事故、10年前でこの有り様だ。それもそうだろう、この冬木では定期的に聖杯戦争と呼ばれる魔術儀式が行われるためだ。しかし、聖杯戦争は一般人には徹底的に秘匿されており、聖杯戦争の事故や事件はガス事故や行方不明事件として処理されるのだ。そのため、定期的に冬木のガス会社の株価は一気に下落する。

 

「落ち着くのよ、遠坂凛。今日までしっかりと準備してきたじゃない」

 

深く深呼吸して1人の少女が魔方陣の前に立つ。赤い服と黒くてツーサイドアップの髪が特徴的な美少女 遠坂凛だ。大きな西洋風の屋敷で一人暮らしであり、もう数年も誰かと一緒にご飯を食べておらず、1人で暮らしてきた。

父は10年前の聖杯戦争で死んでおり、母は数年前に病で此の世を去った。一応、妹が居るが…別の家庭に引き取られてからは出来るだけ関わらないように生きてきた。

 

今日、遠坂凛は聖杯戦争で共に戦うサーヴァントを呼び出し、聖杯戦争に参戦する。現在、一応の後見人である麻婆豆腐大好き愉悦神父さん曰く…バーサーカーとセイバー以外のサーヴァントは召喚されており、残すは狂戦士のバーサーカーと最優のクラスと呼ばれる剣士のセイバーだけ。

 

「バーサーカーは意志疎通が殆ど出来ない。狙うはセイバーだけね…」

 

もう一度深呼吸を行い、サーヴァントを呼び出す詠唱を唱える。サーヴァントとはこの世界の記録に記された、英雄等であり、時間軸に縛られることはなく、条件が揃えば未来の英雄でさえ呼べるのだ。そして時間軸に縛られることはないと言うことは、天文学的な確率だが宇宙人の英雄でさえも呼べないことはない。

 

『ぺぽ?』

 

地球から何万光年と離れた呑気な住民が多い惑星 ポップスター。そこで暮らす、春風と共にやって来る旅人が目を覚ました。その旅人はまん丸桃色玉であり、ピンクの手と赤い足が着いており、可愛らしいお目めと口をしている一頭身の生き物だ。

彼はカービィ。このポップスターが誇る救いのヒーローであり、ピンクの悪魔、そしてタイプ・ポップスターである。お昼寝から覚めたカービィは起き上がって周囲を見回す…何かに呼ばれたような気がしたのだ。

 

『こっちよ』

 

珍しく北風が吹いたかと思えば、1人の銀髪で胸の大きな人間属のお姉さんが立っていた。ポップスターの住民の多くは一頭身だったり、二頭身、大きくても三頭身だ。人間属の大人のお姉さんなんて居ない筈である。

 

「ぽい?」

『ごめんね。ちょっと、お姉さんのお願い聞いてくれるかしら?』

 

そのお姉さんはしゃがみ、出来るだけカービィの視線の高さに合わせようとしてくれた。

 

『お願い。今から地球って星を助けて欲しいの…昔、お姉さんが生きた所なんだけどね』

「ちきゅう?」

『うん。ダメかな?お姉さん…もう死んでるから、行けないの』

 

しかし、カービィは大の御人好しだ。うん、と元気良く頷いた。

 

『ありがとう。そうだ私の名前…アイリスフィールって言うの』

 

頼まれたなら仕方がない。カービィはワープスターに乗って、旅立った。

 

 

一方の遠坂凛。

 

「出でよ!!天平の守り手よ!!」

 

凛の右手にマスターの資格である令呪が刻まれた。しかし、魔方陣はうんともすんとも反応しない。

 

「あれ?おっおかしいわね?」

 

と、次の瞬間…魔方陣から虹色の莫大な魔力が吹き出し、虹色の魔力は停まることはなく光の螺旋となって天井を突き破り、やがて遠坂の屋敷の屋根さえも突き破った。

 

「はぁぁあ!?なによこれぇぇえ!?」

 

まさかの光景に凛は唖然となるが、行動は早かった。直ぐに中庭に出て空を見上げる。光の螺旋は屋根を突き破るだけではなく、遥か空高く延びており、雲を突き抜けて夜を明るく照らしており、恐らく…宇宙まで伸びてるだろう。

 

『どう足掻いても、誤魔化しきれん』

 

麻婆豆腐大好き愉悦神父さんの嘆きが何処からか聞こえてきそうだが、気にしてはいけない。しかし、やがて魔力の放出が終わると、夜空にキラリと何かが光る。それは流れ星のように此方に向かって降ってきた。

 

「えっ!?なによ!?」

 

その星は凛の前に着地した。典型的な星形の星であり、その上にはピンクのまん丸とした桃色玉の生き物が乗っており、桃色玉…カービィは星から降りて凛を見上げた。

 

「はぁい!!ぼく、カービィ!!」

 

可愛らしい声と仕草で、カービィは凛に自己紹介した。まかさと思い、凛は己の魔力のパスを確認する。なんと、このカービィと繋がっており、カービィは凛のサーヴァントだったのだ。どっから見ても可愛らしい桃色玉であるカービィが戦えるかどうかわからず、凛は落胆するが…カービィのステータスを確認して…

 

「なによこれぇぇぇええ!!」

 

カービィ

 

クラス グランド・セイヴァー

腕力?

耐久?

俊敏?~EX+++

魔力EX

宝具EX

幸運EX

 

スキル 今を生きる英雄。魔力自活可能、今を生きているサーヴァントなので霊体化不可、マスターが死亡して敗退した場合は元居た場所…カービィの場合はポップスターに強制送還される。

 

コピー。食べた存在の特性をコピー可能、対象は生物無生物問わないが、スカの場合もある。

コピーミックス。コピーとコピーの能力を融合させて、新たな能力を生み出す。

ほおばりヘンケイ。物体にほおばる形で合体し、様々なアクションを使用可能。

フレンズハート。一部の敵を仲間にすることが可能、無理やり敵に従わされていた場合は解除出来る。

 

だが、読み取れる内容は一部であり、凛はあまりの情報量に頭を抱えた。

 

 

 

 

 

「ぷっ!!凛、それが君のサーヴァントかね?おっとなんでもないよ。なに、敗退すれば君の保護は行おう」

 

冬木の教会で、愉悦神父に報告したが、この愉悦神父は知らない。星の戦士カービィ、完全体ヘラクレス、原典仕様アルティメットクー・フーリン、大食いフードファイターセイバー、山門をデコトラに詰め込んで移動する佐々木小次郎、冬木を開拓するワドルディ達のお陰で、胃に穴が空きそうになり…中年親父の泣き言を言うようになることを。




冬木編のツッコミ 凛、士郎、ランサー

Fate/stay night編のあと、凛ちゃん3年生編やる?全部ギャグの冬木、プププランド、ニューヨーク(マリオ)、キノコ王国をまたにかけるカニファン

  • やるべきだ!
  • キャストリアまだ?
  • ドラッグマシーンって曲がれないのよ
  • マリカーVSハイドラ
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