凛ちゃん「えっ?貴方が私のサーヴァント!?」カービィ「ぽよぉ!」 作:静かなるモアイ
駄菓子屋ギルガメッシュから託されたのは奇跡の実。それを使うことで、カービィは万物神羅万象因果律や本来なら存在しない体力バーさえも吸い込んで無効化できる、超絶強化形態ビックバンカービィに進化できるのだ。
ビックバンカービィは強い決意を持ち、虹色に輝いてソロモンを見上げる。カービィは分かっていた。ソロモンがマリスビリーに本心から従っているのではなく、聖書の神の疑似サーヴァントとなったマリスビリーの力で無理やり従わされていたのだ。生前から自由がなく、神の奴隷として生きてきたソロモン。出来立てほやほやの一神教の普及のため、ウドガルド神話などの神々を魔神という悪魔に変えるよう強制されたり、最愛の人を生け贄に捧げる羽目だったりと自由がなかったのだ。
だから、カービィはソロモンさえも救うことを決意したのだ。いざ、ビックバンカービィは決意して大きな口を開けてブラックホールに匹敵する吸引力で神羅万象さえも吸い込み出す。
「ふっ…下等生物が…ぬゅぅぅぉぉぉおお!?」
マリスビリーが放った神の裁きは全てカービィに吸い込まれて無力化。それだけではない、ソロモンの中から何かが飛び出した。それは生前の生まれる前、神に植え付けられた奴隷として命令される仕組み。それさえもカービィはビックバンの力で吸い出してしまい、ソロモンを開放する。
「まさか…貴様ぁぇぁあ!!なんてことを!!」
自由になったソロモンはその瞬間、速攻でマリスビリーとの契約を破棄。マスターをカービィに乗り換え、自分が使う魔力は第2魔法と第5魔法で生成済み。
「ぽよぉぉぉお!!」
バキバキバキ!!放置されていた方舟がビックバンカービィの驚異的な吸引力で破壊されていき、カービィはその残骸を吸い込んでいく。当然、中には大聖杯もあり、大聖杯はマリスビリーが前もって願いと魔力を込めたのだろう。巨大な球体のようになっており、その大聖杯さえもビックバンカービィは飲み込んでしまった。更に大聖杯の中に有った「∞の金がほしい(本音を言えばカルデアスを作って、それを異星にして唯一無二の神となる準備)」というマリスビリーの願いさえも消化して消し飛ばし、カービィがふと思ってた願いを大聖杯に入れる「皆で美味しいご飯を食べたい」という優しい願いを。
「ぽよぉぉぉお!!」
「やめろ…やめろぉぉお!!」
カービィは続けてマリスビリーの体力バーを吸い取っていく。もちろん、カービィちゃん達は体力バーなんて知らないが、ビックバンカービィの吸引力を受けて因果律さえも丸飲みされるマリスビリーの体力バーが出現し、体力バーの100本中80本がそうめんのようにカービィに吸い込まれていく。
そして吸い込んだ後は、吐出だ。吸い込んだ物をエネルギーに変換してカービィは吐き出していく。その吐き出しエネルギーは台風5つ分…核弾頭100個分以上に相当し、直撃を受けたマリスビリーは…
「ギャァァァァァア!?」
月まで吹き飛び、バウンドして地球まで戻ってきて絶大なダメージを受けてしまった。マリスビリーは絶大なダメージを受けただけだが、他の人々は違う。
「これは受肉!?それも不完全じゃなくて個人として!?」
「ハッハハ!!やりやがった!!流石だぜカー坊!!」
「士郎、私…さっきの記憶が無いんですけど。全裸のギャラハッド、スピリタス…ハジケリストのトリスタンとガウェイン…不倫仮面…うっ頭が…」
「セイバー!!何もなかったから!!」
カービィが願った「皆で美味しいご飯を食べる」という願いはカービィ基準で全世界に広がり、マリスビリーが呼び出したシャドーサーヴァント以外のサーヴァント…つまり冬木組みとソロモンは完全な個人として受肉。そして世界中の貧しくて、その日のご飯さえ食べるのが難しい人も美味しいご飯が食べれるように…突如として支援物資が届いたり、暖かいお布団でお昼寝出来たりと、優しい願いが世界中に広がっていく。虐待されていて、虐待死されることが運命付けられた子供は優しい誰かに助けられたり、作物の豊作が決まったり、皆が美味しいご飯を食べられるようになったのだ。病気でもうご飯が食べれない人も、元気になってご飯が食べれたり、優しい奇跡が世界中に広がったのだ。
汚職まみれの政治家の皆さんも飲食店や農家さん達を積極的に支援したり、大富豪が突如として大規模炊き出しを行ったり、世界が動き出した。
「カービィ…本当に君は優しいね。ありがとう…君のお陰で、僕も本当の願いをこれから実行できそうだ」
「ぽよぉ!!」
神の奴隷から開放されたソロモンは優しくカービィの頭を撫でる。そう、並行世界で神の奴隷から開放されたソロモン、ロマニ・アーキマンを見て分かると思うが…ソロモンは本来…優しく頑張りやな人なのだ。
ソロモンは当初、神の奴隷をやめるため「なんの取り柄もない人間になりたい」と願っていた。だが、違う…今のソロモンの願いは
「僕はね…誰かから言われたとか、命令されたとかじゃなくて…個人の努力で誰かの役にたちたいんだ」
「きっと、出来るよ!!」
本当の願いを言ったソロモン。その願いを肯定したカービィ、だがまだ終わっていない。
「まだだぁ!!」
マリスビリーは立ち上がる。疑似サーヴァントとしての霊核は破壊されており、その負荷に耐えられず…身体が少しづつ溶けてきている。だが、マリスビリーの側に神々しい気配のマリスビリーが現れた。
「哀れだな…私よ」
「仕方あるまい。手を貸そう」
それは野望を為し遂げた神のマリスビリーだろう。きっと並行世界から現れたのだ。そしてそのマリスビリー達はマリスビリーと融合し、マリスビリーは真の神として目覚めてしまった。
「フハハハ!!素晴らしい!!これが唯一無二の神の力!!さあ、ピンクの下等生物…貴様の存在もろとも消してやろう!!」
マリスビリー復活!!だが、ソロモンはしゃがみ…出来るだけカービィの視線の高さに合わせる。
「カービィ。僕が第5魔法で、君を200年後の姿…本来の星の戦士にする。だけど、ここじゃ1分が限界だ。1分であの悪者を倒せるね?」
第5魔法。それは時を操る魔法であり、それを使えば制限時間付きだがカービィを本来の完全体…200年後にすることが可能なのだ。しかし、マリスビリーの妨害などもあり、持続時間は僅か1分。1分以内にマリスビリーを倒さなくてはならないのだ。
「ぽよぉ!!」
「うん。始めるよ」
ソロモンは第5魔法を発動させる。周りの景色の四季が次々と移り変わり…そして
「ぽよ!!」
カービィは200年後の完全体の姿…60cmほどの桃色玉に進化した。
BGM グランドバトル ポップスターアレンジ
「くっくく!下等生物風情が!!神の前に「えい!!」ぎよぁぁ!?」
完全体カービィは目にも止まらない速さで、マリスビリーの前に移動して500t以上のパワーで蹴りおとした。
「桃色玉風情がぁぁあ!!」
「じゃあ、ヒト型になるね!!」
すると、完全体カービィは桃色玉からピンクの髪をしたアルトリア顔の男の娘…つまりヤマトタケルの髪の毛ピンクバージョンに瞬時に変身したのだ。
「「「なにぃぃぃぃい!!」」」
「ふん。コピーとは本来は模範…適応能力の究極系よ。完全覚醒した伝説の勇者だ。その星に適応した姿が複数有っても可笑しくはない」
完全体カービィがセイバー顔の男の娘に擬人化したことに対して、駄菓子屋ギルガメッシュが解説をいれる。そう、カービィの持つ力は神羅万象全てにおいての適応、それがコピーなのだ。
完全体となったカービィはヒト族の星に溶け込むため、擬人化などお茶の子さいさいだろう。
「だって有名になりすぎて、変装出来ないし。これならサングラスで誤魔化せるし、リボンちゃんとのデートも違和感ないしね!」
と天帝の剣を出して笑顔で言う完全体擬人化カービィ。
残り時間、50秒!!
「神の一撃「ベレト先生直伝、破天!!」ぐぁぁ!!」
マリスビリーと一体化した神の力が半分破壊される!!
「カービィがちゃんと先生と破天の発音が出来てる…」
遠坂凛ちゃん、スターの効果が切れて、カービィの成長を見て涙を流す。
次に完全体擬人化カービィはところどころに、パワードスーツのようなアーマーを纏う。これはサムスの細胞を解析模範して手に入れた、サムスの∞に強くなるパワードスーツの力である。
「そして!!受け継がれる正義の象徴!!」
完全体擬人化カービィが右の拳を引き、拳が正義の炎に包まれる。そう、この構えは間違いない!!
「
伝説の一撃 ファルコンパンチである!!完全体擬人化カービィのファルコンパンチはパワードスーツの恩恵もあり、その破壊力は80垓tとなり!!マリスビリーと一体化していた並行世界のマリスビリーの神核を全て打ち砕く!!
「ぐぁぁぁぁあ!!」
これでマリスビリーは並行世界のマリスビリーの魂を失い、著しく弱体化。残る力は残留思念程度となり、遅かれ早かれマリスビリーは消滅する。
だが、1分の制限時間が過ぎてしまい、完全体擬人化カービィは元のカービィちゃんに戻ってしまった。
「ぽよ」
「この…この下等生物が!!私が…私が神となり、宇宙の支配者になる筈だったのに!!」
マリスビリーは飛び上がり、神の力を用いて宇宙空間を繋げてポップスターと冬木を衝突させて…お互いを潰そうとする。
『お前、バカじゃろ?タイプ・アース、ウル・ルガルが宣言する。地球よ、力を開放せよ』
その声が空に現れたポップスターから響き、地球の抑止力が発動してマリスビリーを拘束し…バックアップが地球からポップスターに流れ込む。
「バカな…バカな!!タイプ・アースだと!?」
「やれ、放浪娘」
『天地乖離す開闢の星』
その時…ポップスターから赤いごんぶとビームが飛んできて、マリスビリーに絶大なダメージを与える!!
「ギャァァァァァア!?」
『小さな勇者よ。後はお前の仕事だ。女帝たる妾に見せてみよ、その勇気を』
と、励みの言葉が聞こえ…ルガルが何かの宝具を使ったのだろう。ポップスターは元の居場所に戻された。
「ぽよぉ?」
カービィは後ろを振り向く。そこに有ったのは、佐々木が乗っていたモンスタートラックである!!
「うん!!」
カービィはモンスタートラックを吸い込み、ほおばりヘンケイを用いて…モンスタートラックほおばりを発動させる!!
「そうはならんやろ!!でも、いっけー!!」
凛ちゃんの突っ込みが響き、モンスタートラックほおばりカービィはマリスビリー向けて突っ込んでいく!!
BGM 無敵にGOODBYE NEW WORLD
「うぉぉぉおお!!」
「くるなぁぁあ!!」
そしてモンスタートラックほおばりカービィは…マリスビリーにダイレクトアタックを決めて、マリスビリーを地球から消し飛ばした。
「まだ…終わらぬ!!私はソウルとなって復活し…」
座から自分を繰り出すという裏技を使ったマリスビリーだが…
「それは私のおいなりさんだ」
「いやぁぁぁぁぁ!!」
「知らなかったのか?第2魔法とパルキアの権能以外で並行世界に介入すると、因果が流れ込む。君の場合は倒された後、私の変態奥義を受ける因果さ!!さあ…胯間にWelcome!!」
不倫仮面に倒されて、トラウマを持って座に登録されたってさ!めでたし、めでたし!!
次回…あしたにはあしたの風が吹く。
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