ロックス海賊団が結成され、ハチノスを出航して数日が経っていた。
「まったく、これで何人目だ?船員同士の争いで死んだ者は」
「出航して僅か数日で、半分にまで減ったぞ?」
「このままで良いのか?、ロックス」
副船長のラースが、船長であるロックスに、船員同士の殺し合いについて話していた。
「好きにやらせておけ、俺達は別に仲間じゃねぇからな。」
「それに、弱い奴はこの船にいらねぇよ」
「了解したよ、ロックス。」
「船長の決定には従うよ。」
2人の会話はラースが承諾する事で終了した。
ラースは船内の様子を見に行った、相変わらずそこら中で、争いが起きていた。
「ニューゲート、調子はどうかね?」
「君が1番まともなのでね、船内の様子を聞きにきたよ」
「グラララ、様子もなにも、見たらわかるだろ?」
「アホんだらどもが、そこら中で殺し合ってんだ」
「そのようだな、この状況をロックスに話しはしたが、傍観すると言われたよ」
「ウォロロロ、ここにいたか、白ひげ!」
「俺と戦え!あ?副船長も居たのか。」
「カイドウか、あまり船を壊さないでくれよ?」
「折角だ、私が相手になろう」
カイドウは楽しそうに笑い、金棒を構えた。ラースに向かって全力で振り下ろした。
「悪くないが、まだ軽いな。」
「少し眠って貰うぞ?」
「な⁈片手で俺の全力が…」
片腕で全力の一撃を止められた事に、驚いていた。
その隙に、顔を殴られ意識を失った。頑丈なカイドウですら、耐えられない強力な威力だった。
「目が覚めたかね?カイドウ。」
「ああ、全力を片腕で止められて、拳の一発で気絶するなんてな。」
「副船長、あんたは化け物だな。ウォロロロ、いつか超えてやる」
カイドウの隣りには、同じように、シキとリンリンがベッドに寝ていた。暴れ過ぎた2人も、ラースにより気絶させられ、寝かされていた。
2人の会話でシキとリンリンも目を覚ました。
「あ?ここは?そうか、副船長にやられたか。」
「ジハハハ、なんだ、カイドウにリンリンもかよ」
「相変わらず、あんたは化け物だな?」
「黙りな!シキ、お前の声は頭に響くんだよ。」
「でも、副船長が化け物だって事には同意するよ。」
「ハ〜ハハマママ、服船長、アタシと子供を作らねぇか?」
「申し出は有難いが、遠慮しておくよ。」
「じきに、港に着く。暴れた罰として3人とも物資の補給を手伝ってくれ。」
「しばらくこの島には、滞在する予定だからな。」
「補給が終われば、自由だ」
船が補給の為に島に到着した。
「さて3人とも手伝ってくれ」
3人とも渋々補給の手伝いをし始めた。