多分遊戯王世界に転生したんだけど事件にも巻き込まれずアラサーになってしまった 作:道長(最近灯に目覚めた)
ルール面で不安がある箇所があるので間違っていれば指摘してもらえれば。
海馬コーポレーションに転勤してしばらく、大きな事件は……、まぁ起きたんですけどね。被害を被ったのが局所的だったから話題にならなかっただけで。
あの二人はもちろん、自分とクロノス校長は胃に穴が空く思いだったよ。流石に三幻魔の再誕は心臓に悪すぎる。ヴァンパイア・フロイラインは無事帰れたのだろうか。エネルギーを貯めるために遊守くんの影に居候してたけど。あとは何故かシルヴィの4枚目が部屋にあったんだよな。真遊理さんに渡した3枚しかなかった気がするんだけど。精霊界からは何とか戻ってこれたけどさぁ。
ちょっといい子過ぎて困るんだよね。シルヴィ。あのままいたら、ズルズル行きそうだったから早めに戻ってこれて良かった。そしてあのあとディアベルスターがお礼に訪ねてきて、帰りの魔力が溜まるまで同棲したが、そりゃ大変だった。腕っぷしが強いせいか変に無防備だし、妙に自分を信用してくれてたからか、やたら距離が近かったからな。今も伝承を読み聞かせながら、旅しているのだろう。食うのに困ったら来いと言ったら、週一頻度で現れるようになってビビったけど。
一番はウチのAIがずっと不機嫌だったことか。最近やっと機嫌を直してくれたが、あっちから帰ってきた直後は酷かった。こっちをジッと見つめてくる割には声をかけても何も話さないし、距離を置いた方が良いかと思ってデッキを家に置いといたら、仕事中に無限に無言電話がかかってくるようになった。控えめに言って針の筵だったよ。うん。今ではディアベルスターとも普通に喋ってくれるから空気は大分マシになっている。
「しかしあなたから連絡があるとはおもってなかったよ。
何時ものカードショップの個室で向かいの席に座るのは、『日乃森青生』さん。先日の事件の首謀者であり、その後日乃森家の次女となった元ラスボス系女子中学生である。
かわいい顔して、相変わらず目だけはガラス玉っぽくて不安になってくる。髪も無頓着なショートヘアじゃなくて、整えられて以前より伸びている。聞いたところ、親子仲はまだぎこちないながらも、良好だそうだ。義姉の真遊理さんと比べ随分とおしゃれさんだが、お義母様の趣味だろう。真遊理さんがそういったことにからっきしだったため、青生さんで楽しんでいる節がある。
「母さん達に相談する程の事ではないけど、私個人だと視野狭窄が過ぎる。そう判断しただけ。こういうのはアンタの方が適任だと思って」
「ご指名どうも。KCからも業務として割り当てられているからね。余計な気を回す必要はないよ」
「最初から気なんて遣ってないわ。シンプルに効率化のためよ」
わぉ。大人に対しては相変わらず辛辣だ。彼女の背景を考えれば妥当だから、事情を知る身としては何も言えないけどね。
「授業でDMをやるのだけど、1人だけデッキすら持ってない子がいるのよね。且つDMがあまり好きじゃないみたいだから、ちょっと困ってるのよ」
「私が子供の頃はDMが教育課程に入ってくるとは露ほどにも思わなかったけどねー。時代は変わった」
要はプロを目指すわけではないのに体育で野球やサッカーをやるのと似たようなものだ。生活の一部として浸透してきているため、教養一歩手前位で学校教育にも入ってきている。
でも元の世界の小中学生に体育嫌いがいたように、この世界でもそういった子は少数ながら存在するようだ。
「本人の意思なら仕方ないと思うけどね。体育は将来の健康上参加してほしいが、デュエル出来なくても死な……いや結構危ないな」
「ワタシみたいな人間もいるしね? あとワタシとタッグを組む以上、最初から土俵に立たないのは許さないわ」
「あぁ。二人組を作ってで、先に教師に決められていた側のパターンね。君の『メメント』ならそうなるわけだ」
明らかにパワー過剰だもの。初見だと止め所が分かりにくいし、苦労して除去しても簡単にリカバリーしてくるから、対戦相手の心を折る能力も高い。
「最初の一回はレベルが分からなかったから使っちゃったけど、こうなるとは思ってなかったわ。あとは共用備品のデッキでやってたのに」
「ちなみにレンタルでの勝率は?」
「7割位かしら? 負けられない勝負を何度もしてきた身としては情けない限りね。義兄さんに負けてから随分腑抜けたわ」
「それは控えめに言ってバケモノなんよ」
何戦やったかは分からないが、私物のデッキが混じっている中、その勝率は異常と言っていい。不思議そうな顔をするな。カウンターで聞き耳を立ててた店長がドン引きしてるぞ。
「腕は落ちてないだろうし、むしろ対応力は増してると思うよ。……ようはその子をその気にさせたいと」
「そういうこと。あとワタシも『メメント*1』以外を持ってないと、授業がやりにくくてしょうがないから、その相談」
「中学生は中学生なりの悩みがあるねぇ。事情は概ね把握したけど、私が力になれるかは分からないよ? 第一どうやってその子と話す?」
「そこは適当な理由で呼ぶから大丈夫。テストの対策と言えば素直に応じてくれるくらいには真面目な子だから」
「分かった。候補日が決まったら教えてくれ」
「ありがとう。今日はとりあえず私のデッキ相談に乗ってくれる?」
「雑に『グッドスタッフ』で良いんじゃないか? 君が『ライロ』、『アンデシンクロ』辺り*2を使ったら校内で誰も勝てなくなるよ? 目立つのは本意じゃないだろう?」
「最初の『メメント』でもう色々言われてる。校長からは「2年連続の全国優勝だ」なんて言われたけど、残念ながら無理ね。リスクが管理できない。そういう意味では『グッドスタッフ』は適任でしょうけど、あんまり鈍いデッキは好みじゃないの。持ってるカードも限られてるし」
「カードは私のを渡すよ。ストレージでほこり被ってるより良いだろうし。しかしEX抜きでサーチできて、パワーがそこそこのデッキねぇ?」
サーチがデッキギミックに入ってる時点で、ここでは結構強いのよ。
「別に連鎖するようなデッキを求めてるわけじゃないの。何もできない手札の確率を少しでも落とせればいいの」
「……それくらいの要求値なら何とかなるね。強過ぎたらバックの質を落とせばいい。それに」
多分初心者であろう、件の子に渡すデッキも一緒に思いついた*3。比較的動きは分かりやすいし、何も出来ないことも平均的な環境なら、まずない。バランスについても明確な弱点はあるし、デッキパワーはメインウェポンの弾数で調整できる。
とりあえずパーツ発掘のために、部屋にあるストレージをひっくり返さないと。
「おや? 来たね。はじめまして、ユタカくん」
「……はじめまして、おじさん」
土曜日の昼下がり、やってきたのは短パン? ショートパンツ? 生憎今時のファッションは分からん。パーカーに帽子を被った子だった。 私に胡散臭いものを見るような、帽子越しでも分かる胡乱げな視線を投げかけてくる。雰囲気もいかにも面白くなさそうだ。声にもちょっと違和感がある。
「青生は遅れるから先に始めててって」
「了解した。先ずはDMについてどれくらい知ってるか知りたいから、一回やってみようか。デッキはこっちで準備してるから」
「分かりました」
デッキを素直に(ただし摘まむように)受け取ると、シャッフルしてカードを5枚引く。私も青生さんに渡す予定のデッキをシャッフルし、手札の5枚を引く。
「面倒だし対戦相手のカットは無しでいこう。先攻後攻はどっちがいい?」
「……じゃあ先攻。ドロースキップ、そのままメインフェイズに入ります。……テキストを読ませてください」
「構わないよ。じっくり確認するといい」
ターン内で起こすアクションは、除去を除けば最大2~3だから初見でも回せる範疇だと思うがはたして。
「『レッド・ガジェット*4』を召喚。効果で『イエロー・ガジェット*5』をデッキから手札に加えます」
「どうぞ」
「……1枚伏せてターンエンド」
少し驚いたような顔をして手札を見ていたが、『マシンナーズ』のカードは手札に来ているだろうか。『ガジェット』はこの世界でもそれなりに有名*6だから真っ先に召喚したのだろうし。
「じゃあターンをもらうよ。スタンバイ、メイン。『E・HERO アナザー・ネオス*7』を召喚。何かあるかい?」
「『奈落の落とし穴*8』を発動します」
「それは困ったな。ではチェーンして『デュアルスパーク*9』。コストで『ネオス』をリリース、破壊対象は『レッド・ガジェット』で」
「えーと……。チェーンはないです。『アナザー・ネオス』は『奈落の落とし穴』で破壊されたわけじゃないので、墓地に送られてる……で良いんですよね?」
「正解。『デュアルスパーク』の効果で1枚ドロー。『レッド・ガジェット』も破壊。そのあと2枚伏せてターンエンドまで。あまり好きじゃないことなのに、よくルールを覚えてるね」
「まぁ、授業は受けてますから。ボクのターン、メインに入るけど何かありますか?」
「ドロー、スタンバイフェイズ、共に何もないよ。丁寧なプレイングだ。素晴らしい」
この世界だとフェイズ確認はおろか、カードの発動宣言すら怪しい人いるからね。効果処理もしっかりしている。こうやってみると別にカードゲーム自体が心底嫌いという訳ではなさそうだが。
「……昔ちょっとあって。『イエロー・ガジェット』を召喚。効果で『グリーン・ガジェット*10』をサーチしたいです」
「うん。通るよ。もしかしてフェイズを巻き戻しての『マインドクラッシュ*11』でもやられたかい?」
冗談のつもりで言った言葉に、ユタカくんの手が止まった。ウソ。この世界でもいるん?
「なんで分かったんですか?」
「いや。冗談で言っただけだから。ルールの範囲内とはいえあまりいい思いはしないね」
年齢的にショップ大会か? ガチの公式戦ならむしろ確認しない方が悪いとなるが、一度地上波でその場面が発生して、話題になって以降は禁止カードだ。
「初めてカードショップに行った時、フリー対戦を申し込んだ人にやられて」
「思った以上にクソだったわ。ホントごめん。カードゲーマーの恥だよ」
それフリーでやる奴いるの? 流石に人間のクズ過ぎない?
「あれはボクがフェイズ確認を怠ったのが原因なので、それ自体はそんなに気にしてないんです。でもその後、隣でフリー対戦し始めた人の臭いがちょっと……」
おうショップに入る前に風呂に入れや。カード買う前に服と制汗剤買えや。
「結局負けたんですけど、周りの方が同級生と似たような騒ぎ方をしてるのを見て、こんな大人になりたくないなぁって」
うおっ、いきなりこっちも刺してきたね。事実だから仕方ないけど。
「ごめんよ。友達のいない陰キャはね。同好の士に会えると舞い上がっちゃうし、コミュニケーションの経験が少ないから騒ぎ過ぎちゃうんだ。既に独自のコミュニティが出来てると異物感すごいよね」
何そのTCG界隈の悪い所を煮詰めたような地獄。大会でもないのにそうなるのはよっぽどだぞ?
陰キャでも、まだ友人がいるタイプは誰かの部屋に集まるからね。本来、陰キャは外に出ることすら億劫なのだ。
「そりゃトラウマになるね。間違いない。……じゃあ無理してやらない方がいい。DMは生活に強く根付いてるけど、ちょっと勉強を頑張れば、それと関係ない仕事も生活も沢山あるさ」
無理はさせられないなと、思わず手札をまとめようとすると慌てて手で制せられた。
「青生さんもそうなんですけど、普通にやる分には問題ないんです。DMそのものが嫌いかというと、そうではないので」
「それなら良いけどね。プレイの途中だったね。失礼」
「こっちこそ変な事言ってごめんなさい。じゃあ。『イエロー・ガジェット』で攻撃します」
「……ここ諸説あるかな。攻撃宣言時『ヒーロー・ブラスト*12』を発動。『アナザー・ネオス』をサルベージしたい。因みにデュアルモンスターは墓地では通常モンスターとして扱われるよ」
「効果を確認させてください。……止めらんないなぁ……。『ヒーロー・ブラスト』どうぞ」
このデッキが活躍した時代で、手札からスペルスピード2でサルベージを妨害出来るのは『DDクロウ』くらいな気がするな。詳しくは知らないけど。
「では『アナザー・ネオス』を手札に加えつつ、『ヒーロー・ブラスト』で『イエロー・ガジェット』を破壊」
「バトルフェイズに何も出来ないから、メインフェイズ2に入って……、、カードを2枚伏せてターンエンド。このデッキ、手札が減りませんね」
「『ガジェット』は打点が低いから*13、採用するにはちょっと勇気がいるけどね。除去が豊富なら結構やれるのさ。では私のターン。ドローしてメインに入る」
引いたのは……『オネスト*14』ね。弱くはないが早めに『ライオウ*15』が欲しいな。
「『アナザー・ネオス』を召喚。何もなければバトルフェイズ入りたい」
「入って大丈夫です」
「では『ネオス』で攻撃」
「うーん、迷うけど……、攻撃宣言時『聖なるバリア ミラーフォース*16』を発動します」
「中々通らないね。そのままターンエンド」
『ミラフォ』を1:1交換で凌げたのは大きい。自分の残りの伏せは『激流葬*17』だが、はたして。
「ターンもらってドローして……、えと。これは……」
どうやら初見のカードのようだ。引かれたか?
「『マシンナーズ・ギアフレーム*18』を召喚。効果を使います」
今だと直引きよりキツイのが来たよ……。
「いやー、通したくないけどねー……。通るんだ」
「じゃあ探しますね。『マシンナーズ・フォース*19』は……多分違うかな……。『フォートレス*20』?」
効果を読み込んでいる。高攻撃力に釣られて、『フォース』サーチワンチャンあるかなと思ったけど。
「なにこれ強すぎる気がするんだけど……? 『フォートレス』をサーチします。手札の『フォートレス』と『グリーン・ガジェット』を捨てて『フォートレス』を特殊召喚したいんですけど、出来ます……よね?」
「うん。出来るよ」
「出来ちゃうんだ……。じゃあ『フォートレス』を特殊召喚します」
盤面には攻撃力1800と2500のモンスター。ライフ4000だと1キル成立なんだよね。こりゃ『フォートレス』はピン差しにしないと強すぎるな。
「特殊召喚まではOK。ただ着地時に『激流葬』を発動したいんだけど?」
「あっ……、でも関係ないのかな? 『機甲部隊の最前線*21』を発動してターンエンド」
「ではドロー貰うよ。メインに入って『E-エマージェンシー・コール*22』を発動。通るかい?」
「対応ないです」
択は『エアーマン』か『アナザー・ネオス』なんだが……、ここは1ターン目から手札にある『ミラクル・フュージョン*23』もあるし、『エアーマン』にするか。
「『E・HERO エアーマン*24』を手札に、そのまま召喚まで通ったらサーチまで行きたい」
「通ります。そっちも強い。ちょっと触ってみたいな……」
「では『アナザー・ネオス』を手札に」
通るか。これ『シャイニング*25』出して『オネスト』構えた方が強いか。伏せも1枚、ただの破壊なら手札に2枚戻ってくる。
「では『ミラクル・フュージョン』を発動、効果はフィールド、墓地から融合素材を除外してEXデッキから『E・HERO』融合モンスターを特殊召喚出来ます」
「墓地のカードを素材に……! 大丈夫です」
「『E・HERO The シャイニング』を融合召喚。『シャイニング』は除外状態の『E・HERO』の数×300ポイント攻撃力がアップします。今は3200だね。またフィールドから墓地へ送られた時、除外状態の『E・HERO』を手札に加える効果を持ちます」
「すごいシナジー……」
慣れてない子にはこれくらいの方が分かりやすいよね。あんまり手数が多いと、興味のない学校の授業みたくなっちゃうから。
「何もなければ戦闘へ。『シャイニング』でダイレクトアタック」
「少し考えますね……。多分何とかなる……はず。リバースカードオープン、『リビングデッドの呼び声*26』! 墓地から『フォートレス』を特殊召喚!」
「いぃっ!? こりゃまいったね。ちょっと考えさせてくれる?」
「もちろんです」
「ふふん」と少し得意げに鼻を鳴らした。ちょっと素を出してくれたかな? いい傾向だ。でも真面目に結構キツイな。残念ながら除去が手元にない。攻撃力は上回っているが、戦闘破壊すると『最前線』効果から『ガジェット』が出てきて、さらに『フォートレス』の効果で『シャイニング』が破壊されてしまう。
……頑張って考えたみたいだし、ちょっとやってみるか。
「君の誘いに乗ろう。『シャイニング』で『フォートレス』を攻撃」
「そのまま破壊されて700ダメージを受けます。ですが『機甲部隊の最前線』の効果と『フォートレス』の効果が発動します。『フォートレス』効果で『シャイニング』を破壊。『最前線』効果で『グリーン・ガジェット』を特殊召喚。『グリーン・ガジェット』の効果で『レッド・ガジェット』を手札に」
「うん。チェーンはないよ。これ多分『シャイニング』の発動タイミング逃してるんだよねぇ。テーブルデュエルだから正確な判断は出来ないけど」
「タイミングを逃す*27? 聞いたことはありますけど、実際に見るのは初めてです」
「『機甲部隊の最前線』でも起きうるから気を付けなね? 処理の順番が逆だと、こっちは回収できるけど、『ガジェット』の効果が使えないはずだから。『~時に出来る』の効果を持つカードを使うときは気を付けて。正直こう言ってる私自身も怪しいんだけど。デュエルディスクからエラーが出たら、ちゃんと効果を確認することさえ覚えてくれたらいいよ」
今回の場合だと『シャイニング』の破壊の次に『最前線』のリクルート処理が入るから、『シャイニング』の回収効果がチェーンに乗り損ねて不貞腐れるはず。それにフリーだしそこまで厳密じゃなくて良いだろう。
「そのままメインに入って……、そのままエンドかな」
「何も出さないんですか?」
「ちょっと無理かな」
手札に『ゴーズ*28』がいるし、墓地に『フォートレス』がいても、それだけならまだ負けないはず。変にモンスターを出すよりアタック順をミスって、越えられない『カイエントークン』が出る方に賭けよう。
「ドローして……。『レッド・ガジェット』を召喚、効果でサーチ。手札の『イエロー』、『レッド』を捨てて『フォートレス』を特殊召喚。『貪欲な壺*29』を発動、墓地のモンスターを5枚戻して2枚ドロー!」
「うん。全部通る」
「バトル! 『フォートレス』でダイレクトアタック!」
「攻撃自体はそのまま通るよ。ただダメージ計算後に……」
賭けに勝ったか? と思ったが、ユタカくんが「その前に」と言いたげに手を出してきて
「ダメージステップに入ってもいいですか?」
「……あっ。そっかぁ……」
『リミッター解除*30』
帽子を被っていても分かるくらいの満面の笑顔で発動を宣言された。
唐突に思いついたので書きました。どうでもいい話ですが、需要があるなら思いつき次第載せるかもしれません。
今回一応アンケートがあります。スルーしてくれて構いません。参考に出来る技量はないので。ただの個人的な興味です。
以下いつもの蛇足
おじさん
相変わらず妙な事に巻き込まれる。幻魔が新規を携えて復活しそうになったのでアカデミア本校に出張する羽目になったし、見合いをしようとすれば精霊界に拉致される。もう少し精霊界にいたらシルヴィに手を出して人間界に二度と戻れなくなるところだった。こいつクズだな。ちなみに「これ以上優しくされると手出しそうになるから勘弁して」と言ってやめさせた。勘違いではなく手を出すと言う辺りが最高にクズ。でもコレを憎からず思っている女性が最低3人はいるらしい。なんだコレ。
とりあえず部屋のストレージを漁って、2人にデッキをプレゼント。一応その時代の完成品に近いものを渡しつつ、あとは自身の環境に合わせて調整してもらえばいいと思っている。何の気無しに渡しているが、この世界で組もうとすると、諭吉の束複数レベルである。本人は相場を見ようともしないが。たまには見るのだが、0の数を見て邪心が芽生えるので見れないというのが正しい。
日乃森家には先に言っているが、お礼もいらないし、他言無用ということでお願いしている。そのせいで逆に変に気を回されている。
ユタカくん
オジサンから見れば、酔っ払いだらけこの世界で出会った唯一素面だった子。そして真面目かつ優秀。おじさんとしてはこのまま真っ当な大人に育ってほしい。
残念ながらすぐにDM落ちするんですけどね。最終的に青生に代わってDM全国大会の一歩手前まで進出。それも徹底的な墓地メタを積まれての敗北だったので、前年優勝者排出校の威厳を保った、見事な戦いぶりだった。翌年リベンジに成功。DMはどちらかと言えば遊びという、この世界では珍しいおじさんに近いスタンス。それを理解している青生やおじさん以外とはあまりやる気がしない。
ちなみに漢字で名前を書くと。豊花。
日乃森青生
元ラスボス系女子中学生。頭も顔も良くて、デュエルの腕もプロクラス。ただ大人には基本辛辣。遊守くんにベタ惚れ。
ただルールには従うし、筋が通っていれば話は聞く。相手の事情も考慮にはいれ、頼み事は呆れつつも引き受ける。口や態度に反して意外と付き合いのいい子。組織の首領をやっていただけの器は間違いなくある。
おじさんには自分を支えてくれたダメな大人達と近いものを感じており、ぞんざいに扱いつつも信用はしている。何かあった時にとりあえず連絡をすべき相手とは思っている。
友人のユタカとおじさん周りを愉しみながら見物している。義姉に対してもまぁまぁ容赦ない。精霊が見えるため呪詛を垂れ流すM∀LICEもバッチリ。
ところで因果応報って知ってる?
M∀LICE
巨乳とか滅べばいいのにと思ってる。ただディアベルスターから実体化の協力を取り付けたので一歩前進。
シルヴィ
ダメンズウォーカーの素質がある世話好きの長姉。うおっグラビティ。
とあるカードショップの人達
もしかしたらおじさんと似たような境遇の人もいたかもしれない。
勝つために最善策を取ること自体は悪くなく、DMが強ければある程度なんとかなる世界であるのも事実。
でもこの世界では観ているのが人間だけではないことを忘れてはいけない。
見えるけど見えないものを軽んじた人間の結末がどうなるかは、原作読者の方々の想像どおりだと思われる。
需要調べ(反映出来るかは別)
-
どうでもいい話(思いついたら)
-
シリアス込み長編系(恐らくは飽きる)
-
恋愛系(別に書いてもろてええですよ)
-
R-18(言い出しっぺの法則はご存知?)
-
その他(その時はメッセージや活動報告で)