Re:Born・Build─生まれ変わりのビルド─ 作:LEIKUN0227
第1話 この街唯一の仮面ライダー
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この俺、
よくありがちな子供とかをトラックから庇って死んだりとか、
そう言った死因は無くあっさりと死んだ、
死因は心臓発作。
死んでからは神様が
『手違いで殺してしまいました!なので転生特典を与えて好きな世界に転生させます!』
……みたいなありきたりな展開も無く、
気が付けば赤子に生まれ変わっていた。
俺が生まれ変わったこの世界は至って普通だった、
巨大ロボとか怪人とかは存在しない、
醜い戦争は今現在も起きているらしいが、
それは前の世界でも同じだったし、
ぶっちゃけどうでも良い。
俺の生まれたこの島国に起こっていないのであれば別にどうだって良いし、
「へぇーそっか」ぐらいの感想しか出てこない、
強いて言うなら「また人が死ぬんだろうなぁ」とかだろうか?
平和と暴力のある現代の地球、
その一言に尽きる。
俺は今も前世も同じ普通の現代日本に生まれた、
そんな俺は今世では普通では持っていない筈のモノを
生まれながらにして持っている。
それは特撮番組の内の一つである"仮面ライダービルド"、
その主人公である桐生戦兎等が使用していた"ビルドドライバー"と呼ばれる変身ベルトに"ビルドフォン"と呼ばれるスマホとバイクに変形する事が出来るガジェットに、
劇中で怪人から採取出来る成分を内包出来る"エンプティボトル"と呼ばれるボトル数本。
そして仮面ライダービルドの主人公である"桐生戦兎"と、
その桐生戦兎がとある事件にて記憶を失う前の存在である"葛城巧"が劇中で開発していたこれらの物と
それ以外の物に関する知識や設計図といった物と知識を持っていた。
その他にも色々とあるのだが……
長々と話されても困ると思うので本題に移ろうと思う、
話の途中にて話した通り、
この世界は普通だった。
そう、"普通だった"のだ、
それがたった今、
普通では無かった事を理解したからそう表現した。
詳しく状況を説明すると、
俺は今日、高校三年生に進級する手筈になっていた、
言うなれば進級式、それに俺は参加していたのだが、
その進級式の途中で長々と話をしていたこの高校の校長が
突如起きた爆発によって吹き飛ばされた。
その爆発は人為的に起こされたものだった様で、
爆発を起こした張本人が校長が立っていた舞台上に颯爽と現れて「この学校は乗っ取った」とありがちな宣言をした後、
怪人に変身した。
最初は何かのショーだと思っていた俺だったが、
そのすぐ後に駆け付けた教頭とか体育教師を体育館の壁に蹴り飛ばして、
壁に教師らを埋めた辺りからマジもんの奴なんだなと再認識した所だ。
何を言ってるのか分からねぇと思うが、
私にも分からん…
……普通の世界だったし、
実用的なボトルを少し生成したくらいで、
今まであまり使っていなかったものだからボトルとかもあんまり持っていない状態である、そして実践経験はゼロ。
誰か助けてクレメンス。
…なんて言ってても誰も助けてこない(怪人に立ち向かえる存在なんて見た事ない)ので俺が行くしか無いみたいだ。
俺は静かにウォッチボトル─時計の
内包された力を使った。
俺の持つフルボトルは原作のとは少し違いがあり、
まず公式に明言されていなかった能力が追加されているものがある事、
それに当てはまるのが俺の手にしているこのウォッチフルボトルだ。
これに限った話では無いが、
ボトルを振ると内包された力を生身でも使う事が出来て、
ラビットフルボトルならスピードが強化されたりする、
因みにこれは……
創破「……どうやらアイツは"時間停止"には対応出来ないみたいだな。」
数回振ると数秒間だけ時間が止まる時間停止能力が使える。
振る回数ごとに停止時間が増えるが、
その代わり振らないといけない回数が少しずつ増えていくというデメリットこそあるが、とても強力なボトルだ。
因みに振り続けると"時間逆行"まで出来てしまうので基本回数は数秒間位で留めている。
…が、今回は別だ、怪人が現れたからな、
俺は十数回に渡りボトルを振り続ける、
すると自身の周りの風景が少し巻き戻っていく、
怪人が現れた場所から戻っていき、
吹き飛ばされた校長とかが話をし始めるよりも前の時間にまで。
振り終わる頃には数分前の平和だった進級式に戻っていた。
創破「あでででで」
俺は腹を抑えた振りをして立ち上がると、
すぐ近くにいた教頭先生に話しかける。
創破「先生トイレに行きたいです」
その一言であっさりと体育館から抜け出した俺は直ぐ様自分の教室に駆け込む、なぜ教室に駆け込んでいるのかだが、
流石に桐生戦兎のあのフルボトルとか強化アイテムがいっぱい入る謎コートは持っていないので
最低限2本だけポケットに隠し持ち、
ベルト1式は鞄の中に隠し入れていたからである。
《ガラララ》
と静かな教室に入ると俺は自身の鞄に手を突っ込み、
2本のフルボトルとビルドドライバーを取り出すと、
それを腰に当てて装着する。
そして2本のフルボトルを《カチャカチャ》と若干玩具の様な音を鳴らしつつ振って、
フルボトルをドライバーのスロットに差し込む。
『ラビット!』と『タンク!』の音声が響き渡り、その後『ベストマッチ!』という音声が続けて発せられ、音声が流れ始める。
今は待機音声を聞いている時間時間じゃ無いので手早くレバーを回すと、ベルトから赤と青の成分が伸びていきそれ等が装甲荷姿を変える。
『Are You Ready?』
その頃には、
俺はレバーを回すのを辞め、
ファイティングポーズを構えてこう口にしていた。
創破「変身!」
と。
その作られた装甲2つに挟まれる形で身に纏うと、
変身が完了し、仮面ライダーへと変身完了になる。
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!』
『Yeah!』
仮面ライダービルド、ラビットタンクフォームにな。
生丈創破
年齢18歳の仮面ライダー好き、
桐生戦兎と万丈龍我の苗字を混ぜ、創造と破壊から取った名前で、善でも悪でもない人間。
高身長のフツメンで、友達はそこそこ、
前世では仮面ライダーガウまで見終わりそうな所で心臓発作で死亡、今世でも仮面ライダーガヴまで見れるので本人はそこまで気にしていない。
この世界にはスカイウォールの惨劇とかは当然起きていないため、ネビュラガスは存在しないが何故か変身出来ている創破、
その秘密は多分2話後に語ると思います。
所持しているフルボトル
ラビットフルボトル×タンクフルボトル(new)
ウォッチフルボトル(new)
不明なフルボトル×10本