Re:Born・Build─生まれ変わりのビルド─   作:LEIKUN0227

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第23話 見つけた

 

 

 

─────

 

──校舎内。

 

創破は廊下を駆けていた、

音を立てないように、

足の着地角度さえも意識して校内を駆け回っている。

 

──そしてその都度、右手にあるラビットフルボトルを振る。

 

《カチャカチャ》という軽快な音が一定のリズムで鳴り、

そのたびにピンクの光粒子が全身に弾けるように纏わりつく。

 

創破「……ここには居ないか」

 

振り続けていれば、常人では不可能な加速が得られる。

 

詳しく理屈を述べる暇はないし、その必要もない。

 

今の創破がやるべき事は、痕跡を残さず、

誰にも気づかれずに学校中を駆け抜けてネビュラガス計画を止める事。

 

報道陣に気付かれ、既に痕跡は残ってしまった、

だからこそ創破は急ぐ必要があった。

 

廊下、階段、教室棟──

警察や教師の居ない部屋や通路を見て回る創破の足取りはひたすらに滑らかだった

 

因みにではあるが、

校内にいる警察官たちは複数の教室に分かれ、

事件の発端を検証していた、

破壊された窓ガラス、教壇の焦げ跡、

スマッシュによる暴れた痕跡を慎重に調査中だった。

 

その為、高速で校内を駆け回り続ける創破には気付けなかった。

 

一部の教師たちも書類を確認しながら、

巻き戻される前と同じく、

被害状況と生徒たちへの対応方針を話し合っている。

 

どちらも、創破に気づく余裕などない、

そのおかげで校内での捜索は問題なく進んだ。

 

教室棟の2階から3階、

非常階段を利用したりして──

創破は一切の足音を立てずに、

校舎を縫うように駆け抜けた。

 

不審者(創破)が学校に侵入した事は、

まだ学校内にまで届いておらず、

それによって創破は屋上と体育館を残し、

殆どの部屋の探索を終える事に成功した。

 

そして最後に行き着いたのは屋上──

 

創破「…見つけた。こんな所に居たとはな。」

 

そこに(ナイトローグ)がいた。

 

小さめの掃除機の様にホースが付いた機械を背負っている事以外は、以前遭遇した時と変わりは無い。

 

ナイトローグ「お前は…」

 

創破「…ああ、知らなくて当然か。」

 

創破がビルドフォンを操作し、

ビルドドライバーと2本のフルボトルを取り出してみせると、

ナイトローグは目の前にいる男の正体が仮面ライダービルドだと気付いたようで、

トランスチームガンを構える。

 

ナイトローグ「まさか…また邪魔をしに来たのかッ」

 

創破「あぁ、そのまさかだ。ネビュラガス計画、止めさせてもらうぞ…!」

 

ナイトローグ「何故それを……まぁいい、戦ってから聞き出すとしよう。」

 

ゴリラ!ダイヤモンド…

 

『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

創破「変身!」

 

輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド…

 

確率即死を与えれるパワーに優れたフォーム、

ゴリラモンドフォームへと変身した創破はナイトローグへと駆ける…─

 

 

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