Re:Born・Build─生まれ変わりのビルド─   作:LEIKUN0227

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第27話 新たなるライダー

 

 

 

─────

 

──創破視点──

 

創破「─くっ…間に合えッ!」

 

ネビュラガスは危険なものだ。

 

ハザードレベルが2.0以上ならスマッシュになるか耐えれる。

 

が、1.0辺りのハザードレベルの人間が吸えば殆どの確率で死ぬ。

 

そんな危険な品物が人がいる可能性のある場所…体育館に広がろうとしている。

 

防がなければならない、絶対に。

 

ラビット!ウォッチ…

 

『Are you ready?』

 

ラビットとウォッチのトライアルフォームへとフォームチェンジし、自身を高速化させて体育館を突き破って落ちたナイトローグに続いて体育館へと飛び込んだ。

 

──体育館──

 

体育館へと飛び込んだ際に真っ先に目に映ったのは、沢山の生徒が落下してくる俺とナイトローグを見ている光景である。

 

神経を全集中させ、ナイトローグの落下地点に一足先に着地する。

ナイトローグの落下地点に一足先に着地すると、

ついでに思いっ切り体育館の地面を叩き割ってクレーターを作る。

 

地面が割れ、火山口の様に盛り上がると同時に、俺とナイトローグは盛大に衝突した。

 

「「グハッ…!?」」

 

咄嗟に作り出したクレーターが衝突によって起きた余波や、吹き飛ぶ俺とナイトローグの勢いを弱める壁になった事で、中央からそこまで動かずに着地出来た。

 

クレーターの中央で運良くナイトローグの背負っていた装置も落ち、想定外ではあるが、余程近付かない限りネビュラガスは吸わないだろうという場所に落ちたのは運が良い。

 

ただネビュラガスが漏れ始めているから時間の問題ではある。

 

と言っても被害もあった。

 

創破「グッ…うぅっ」

 

「キャア──」

 

「空──怪人─」

 

「仮面─ビル─変身解─」

 

創破「は…早く逃げろ…!」

 

頭から強く激突した事によって軽く脳震盪が起きたようだ。

 

目眩とフラつきによってまともに立っていられない。

 

ナイトローグ「グ─」

 

それはナイトローグも同じだった様だ。

目眩でろくに前が見えないが、俺と同じく立てていないみたいだ。

 

なら早く攻撃を…といったところで脳震盪が収まってくる。

 

フラつきながらも立ち上がる事が出来た俺はドライバーのレバーを回す為に腰に手を伸ばすが、そこには何も無かった。

 

創破「?…!」

 

腰に目を向けずとも直ぐに分かった。

変身が解除されている。

 

きっとさっきの衝撃でドライバーが吹き飛んで変身が解除されたのだろう。

 

ドライバーは何処だろうと直ぐに周りを見渡す。

先程落下した地点、壁際、ナイトローグの近く…見渡す限りでドライバーは見つからない。

それにトランスチームガンも気付けば落としてしまっていた。

 

創破「くっ…急ごしらえだが…」

 

ビルドフォンからドラゴンフルボトルとスチームブレードを取り出すとナイトローグに向かって走り出す。

 

創破「うぉぉぉぉぉッ!!」

 

初期の万丈の様にドラゴンフルボトルを振り、ナイトローグやバットローグの様にスチームブレードを振るった。

 

 

蒼い炎が左手を伝ってスチームブレードの刀身を蒼くすると同時に、未だにダウンしていたナイトローグの装甲を切った。

 

ナイトローグ「グッ!」

 

ナイトローグ「貴様…ッ!」

 

ナイトローグも脳震盪が治まったのか、俺が切り付けた際に体勢を立て直し、手にしていたトランスチームガンの銃口を俺に向け─

俺が切り付けた際に体勢を立て直し、

手にしていたトランスチームガンの銃口を俺に向け─

 

1発の光弾が放たれた。

 

…まぁ。

 

創破「当たってたまるかッッ…!!」

 

生身でスチームブレードを振るった事で体勢を崩していた俺に当たる事は無かった。

 

その代わりに無理な体勢をとった事で手にしていたスチームブレードを手放してしまったが…

偶然と偶然が重なって生身でも何とか食らいつけていた。

 

だが、それもここまでだった。

 

ナイトローグ「なら…」

 

体勢を崩して片膝立ちをしている俺の前から飛び退いたかと思うと、ナイトローグはすぐ近くに居た生徒に刃を向けていた。

 

『デビルスチーム…』

 

いつの間にか手にしていたスチームブレードを、

俺の"ビルドドライバー"を手にしていた"美織"に…

 

創破「…m─!」

 

声を出す間もなくスチームブレードが振るわれ、赤いネビュラガスが美織に纏わりついた。

 

美織「───!」

 

創破「お前えええ!!

 

喉が張り裂けそうな程の声が出る。

 

ナイトローグ「これで2対1…」

 

ナイトローグがこっちを見て数的有利が取れたと言わんばかりにスチームブレードとトランスチームガンを合体させ、ライフルモードへ変えたトランスチームガンを構える。

 

そのタイミングで到着したクローズドラゴンがナイトローグに対して火を吹くが、鬱陶しい蝿を払うかのようにトランスチームガンの銃口を飛び回りながら火を吹くクローズドラゴンに向けて1発放った。

 

創破「1発で当てやがった…」

 

ナイトローグが放った弾は1発でクローズドラゴンに直撃し、クローズドラゴンは火花を散らして飛行高度を落としていき、ネビュラガスを纏う美織の元に落下した。

 

創破「…!」

 

ナイトローグ「次はお前だ。」

 

創破「くっ、ここまでなのか…」

 

俺は片手に握っていたドラゴンフルボトルを強く握るとボトルを振り、意を決してナイトローグの方向に向かって駆け出した。

 

創破「ぐっ…急に当てるようになりやがって…」

 

左足、右肩、左脇腹に光弾が掠め、服と肉を抉った。

 

ワザと当てていないのかギリギリ急所に当たらず、俺はまた1歩足を踏み出す。

 

ナイトローグ「諦めろ」

 

創破「嫌だね…─グッ…」

 

ボトルを握る手の甲を光弾が掠めて血が垂れる。

 

正直痛い。

 

だが、諦めたくはない。俺が諦めたら、周りの人達は殆どが死ぬかスマッシュになってしまう。

 

だから…少ない可能性があったとしても今はこれに賭けるしかない。

 

創破「受け…取れ……──"美織"!」

 

手にしていたドラゴンのフルボトルを力を振り絞って投げる。

 

投げる先にはビルドドライバーを装着し、火花を散らしつつもまだ壊れてはいないクローズドラゴンを手にした美織が居た。

 

ナイトローグ「…なッ!?」

 

ナイトローグはワンテンポ遅れてそれに気が付いたが、その時には既に…

その時には既に…

 

クローズドラゴン!

 

『Are you ready?』

 

美織「大体分かったよ…変身!」

 

美織が変身動作を終えた所だった。

 

Wake up burning!?(ウェイクアップバーニング!?) Get CROSS-Z DRAGON!(ゲットクローズ ドラゴン)

 

『Yeah!』

 

赤いガスが晴れ、両手に蒼い炎を纏った仮面ライダー…

 

クローズが静かに佇んでいた。




所持しているフルボトル

ラビットフルボトル×タンクフルボトル
ゴリラフルボトル×ダイヤモンドフルボトル
ロックフルボトル
パンダフルボトル、ライオンフルボトル、
ライトフルボトル、ウォッチフルボトル、
ドライヤーフルボトル、ドクターフルボトル
消防車ボトル、コミックフルボトル

所持しているオリジナルフルボトル

クワガタフルボトル、ハサミフルボトル
風船フルボトル、鏡フルボトル
ウイルスフルボトル、教科書フルボトル

所持しているスマッシュボトル

所持しているドライバー等

スクラッシュドライバー
ネビュラスチームガン

所持ライダーアイテムorガジェット

ビルドフォン、ビルドフォンMK-II

─────

途中でスクラッシュドライバーを使って一足先にクローズチャージになって、ビルドドライバーを使って美織がクローズになって欲しかったんですが、
途中で変身に必要なドラゴンゼリーとロボットゼリー(+クロコダイルクラックフルボトル)を持ってない事に気が付いたので、
急遽アドリブでドライバーを偶然回収した美織がその場でクローズに変身して戦う事になりました。
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