「仮面ライダービルドいて草」   作:LEIKUN0227

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第35話 という訳で

 

 

 

 

─────

 

──地下室──

 

創破「─よし、後はこれで"変身出来る"様に…」

 

あれから情報を探ってみたが、

そんなすぐに見つかりはしなかった為、

今日の所は諦めて地下室で新しい変身武器の開発をしていた。

 

この前のようにベルトが使用不能になったりした時を考え、

複数手段で変身出来る様にしておく事に越したことはないと考えての開発である。

 

軍事利用の一切の使用禁止、あくまでも自衛、防衛用、守る為にという名目が守られているならという条件付きでこの武器を設計出来るよう粗方無駄な機能を削ぎ落とした劣化版の設計書を渡す契約を防衛大臣と結んでいるというのはここだけの話だ。

 

俺はビルドフォンから手頃なボトル1本取り出すと、

その武器の装填スロットに装填する。

 

因みに今回作ったのは2つ。

その内の片方は伸縮可能な警棒、

全体的なフォルムを見れば仮面ライダーWのメタルシャフトに似ている。

片方に刃先と持ち手から拳2つ分程上にボトルの装填スロットが2個、そして持ち手下に更に1つスロットが付いている感じ。

 

装填スロットは持ち手上部2つが変身用スロット。

一応1本だけでも使える様にしている。

そして持ち手下がその成分に由来するエネルギーを纏わせたり放ったりする必殺技スロットである。

 

こういう武器で完結する変身アイテムは中々そそられるものがある。

トランスチームガンとかネビュラスチームガンとか中々良いフォルムをしてるからもう少し変身音入れて欲しかったと当時ながら思っていたなと思い出にふけりつつ、持ち手にあるトリガーを引く。

 

ラビット!

 

システムは同じ武器系のトランスチームシステムを流用している。

その為、音声も当然似通っている所もあるし、

ハザードレベルに達しているも必要ないというお手軽仕様だ。

これの劣化版の設計図を提供するとして警察等が使えるようにするにはハザードレベルが邪魔だからな。

あとフルボトル問題、まぁこっちはロストボトルを新たに作って渡す予定だが…

 

『ミストマッチ…』

 

ラビット!ラビット!ラビット!─ファイヤー!』

 

その武器から吹き出した煙が俺の身体を包み込み、

そして煙が晴れた後、自分の姿は変わっている事が分かるだろう。

 

ナイトローグとマッドローグと同じ様に兎が正面を向いた様な複眼をしてて、

全体的なフォルムは2体の疑似ライダーとかなり似通ってる。複眼は銀色であり、敵役として出ていたならジャンプローグとかそういう名前で出てきそうな程悪役っぽい見た目になっている。

 

創破「んでここから更に…」

 

タンク!

 

『ベストマッチ!』

 

創破「蒸血」

 

もう1つの装填スロットに今度はタンクフルボトルを装填し、再度トリガーを引く事で再度煙が武器から噴出し、

自身の姿をまた変化させた。

 

見た目は完全にビルドと同じく戦車に兎が突っ込んだような複眼へと代わり、所々に疑似ライダーの装甲パーツが残っているが、基礎、基本的なアーマー部分はラビットタンクフォームと遜色ないレベルのものに変わる。

 

見た目的な話でいくとレジェンドライダーで例えたとして、

01(ゼロワン)から001(ゼロゼロワン)

ドライブから超デッドヒートドライブといった例の様に仮面ライダービルドの特徴はあるが不完全、弱体化フォームさを出してる。

因みに完全な趣味だ。

ちゃんと装甲も機能するし、見た目装備という訳じゃないけど。

 

起動確認完了。変身可能な事が確認出来たので今度は試しで戦って見る事にする。

 

近くに置いてたタブレットを操作し、幾つかのスマッシュの画像の中から適当なスマッシュの画像を選択する。

すると目の前の何も無かった空間からつま先から足首とスマッシュが形成されていく。

 

これはハザードレベルを上げる7つのベストマッチにて内海がやっていたあれをそのまま出来るようにした感じ、

なので当然目の前で生成、作られたスマッシュは当然偽物である。

 

タブレットを操作し、戦闘モードを起動。

30秒程タイマーを設け、スタートボタンを押して遠くに放り投げる。

あれくらいの勢いなら割れたりしない様に改良してある為、

安心してフリスビーに使えるぞ。

 

そんな事を考えていたら目の前のスマッシュが動き始め、

それを身を少し捻って回避し、警棒を構える。

まるでボールを打つ前のバットの構え方だ。

スマッシュもやる気なようで姿勢を低くして構えを取る。

 

さぁ、実践開始といこうか(実験を始めようか)

 

─────

 

 




その後の結果報告。
仮想スマッシュとの戦闘でデータを採取した俺は最後に幾つかの機能をオミット、スペックダウンしたトランスチームガン、並びにトランスチームロッド(警棒)の設計図とロストボトルの製作を行い。無事劣化版の設計図とロストボトル計12本を国に提供するに至った。
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