黒歌が正式に八幡の眷属になった次の日冥界では大騒ぎになっていた。
理由は黒歌の元主の領地でいつの間にかに潰れた廃ビルから31人ものの死体が出てきて、その死体の一つが元主の眷属だったからだ。
更にはその元主が重体で病院に運ばれ、黒歌と死体で発見されたやつ以外の眷属の消息がわからないのだ。
そして冥界の各メディアに早朝に元主の不正や八百長など今までしてきた犯罪を記した書類が届いたのだ。
そういった事で大騒ぎになっていた。
事件の詳細を知る八幡はいつも通りに学校に通っていた。
それから数日後八幡は冥界に呼び出されていくと、事情聴取された。
内容はあの日八幡と黒歌があの場所にいたことが目撃された事である。そして黒歌が正式に八幡の眷属になった日であることを調べられていた。更には黒歌の元主達が八幡達の殺害依頼をしていた事がきかされた。
そして交渉が上手くいかなかったからその腹いせにしたんだろ?と言われ、八幡はその日その場所で黒歌をトレードしたことは認めたが、それ以外の事に関してはしらを切った。
実際八幡と黒歌が暴れたという魔力の痕跡が全く見つからなかったから上手くごまかせた。しかも黒歌が強い事はわかっているが、八幡からは上級悪魔の中でも低ランククラスもしくは中級悪魔の高ランククラスぐらいの魔力しか検知出来なかったから八幡の言っていることが本当なのかも知れないということになった。
ということで八幡は帰された。だが、帰り道八幡は監視がついている事に気づいた。
だから八幡はやむを得ず呼び出された場所に抗議に言った。そこで仕事の事を言いそれに関しては監視されると依頼者のプライバシーに関わる事を伝えた。相手側は渋っていたが、八幡はそいつらに前に依頼した内容を他の誰かに知られて良いのか?と脅ししぶしぶ了承させた。だが、交換条件として人間界の高校についてでとある高校へ黒歌や他の眷属たちと通うということだったので八幡は了承した。
それから数日後母親から話があると言われた。
内容は追い出された実家から連絡があったらしい。
そして兄が仕事中に死んでしまって跡継ぎがいないらしい。なんでも比企谷家は名家で代々男が当主をしていたらしい。だが、今実家には兄しか男がおらずしかも、兄には息子がおらず娘しかおらずどうするかと言う話になったそうだ。
そこで八幡の母親に白羽の矢が向いたのだ。そして母親に連絡が来たそうだ。だが、この話は八幡が断れば
それで終わりらしい。なので一週間の考える時間を与えられた。
八幡自身のメリットは人間界での地位やツテができることだ。デメリットは悪魔としての仕事やこれから先しなくてはいけない事が増えて来るので忙しくなることだ。でも眷属を増やすなら引き受けたほうが探し安いのだ。そして眷属が増えれば役割分担すれば問題がないので八幡は引き受けることにした。
引き受けてからの次の週末にさっそく実家にいくことになった。
そしてつくといろんな話をきかされた。
内容は仕事 は何でも屋『よろず屋』と言って世界中に支店がありその本店であることだ。基本的に仕事はもの探しから殺人、泥棒などありとあらゆること全てで報酬はお金で、こちらが提示した金額がようい出来なかったら引き受けない。これは八幡が悪魔の仕事でしている何でも屋『ノブレスオブリージュ』との違いはそれに同等する物品でもいいと言うことだ。あと名家からの仕事だけは当主が行うらしい。でも被ったりした場合は先に受けた方をして、でも急を要する時などは誰かにしてもらっても良いらしい。
他には礼儀作法などの事を聞かれたが悪魔で親父の跡継ぎとして当主をしているので問題なくできた。
それと比企谷家に伝わる技などがあると言われた。
だからさっそく技を伝えると言われ道場に連れていかれた。そして更には教える事を全て覚え終わるまでこの家から出さないと言われた。
なので八幡は母親に言って学校を二学期になるまで家庭の事情として休む事にした。八幡は中学三年で受験だが、幸い悪魔側から指定の学校の通えるから対して
問題はなかった。
比企谷家に伝わる技は仙術だったので黒歌を呼びついでに黒歌の知っている仙術を教えて貰った。
そして半月ぐらいがたった頃には八幡は仙術をマスターし教わる事が無くなり、当主としての試験をクリアーすればようやく当主になれると言うところまできた。
当主の試験は依頼をこなすと言うことだった。しかも名家の依頼で一人でこなせと言うことだった。
次の日から依頼に取り掛かった。そして一週間でこなした。本来ならもっと速く終わるはずだったがいろいろ問題が発生しそれに対処していたのだ。でも眷属候補も見つかったので良いこともあったのだ。
これでようやく当主になった。
そして当主として一族に正式に紹介された。その後大婆様と呼ばれるひとから先代の当主の娘つまり従姉妹と結婚し子供を作って次の当主にしろと言われた。
八幡は何を言っているのかわからず理由を聞くと、八幡は悪魔のハーフなので寿命が長いからずっと当主になることになるからそれでは世間体があるからある程度したら当主を変える必要があるらしい。
でも八幡はその娘の気持ちを考えろと反論したがその娘は八幡がこっちにきてから技の練習の時などで様子を見ていて、八幡なら良いとのことだった。それでも八幡はいろいろと反論したがしばらく一緒に生活してそれで決めると言うことになった。
そしてその晩八幡の部屋にその娘がやってきた。
「どうもはじめまして比企谷如月(きさら)と申します。こらからよろしくお願いいたします」
「えーっと、とりあえず俺はこの度当主になった比企谷八幡だ。こちらこそよろしくな。でも良いのか?あんな提案を受け入れて?」
「はい。八幡様がこちらに入らしてからずっと様子を見ていたので。そ、それにまるでお、王子様だな~って思いましてですね。はい。一目惚れ致しました」
「は?まじで?それと八幡様は止めてくれ。これから一緒にいるなら様ずけだけは止めてくれい。あ、そうだ歳を聞いていいか?」
「…はい。一目惚れです。それでは八幡さんとお呼びします。年齢は14歳で中学3年でございます。それと私のことは如月とお呼び下さい」
「…了解。き、如月、同い年なんだから出来れば敬語も止めてほしいんだが」
「わかりました」
そしてこるからのことを相談してその日は寝る事になった。