母上、名前に悪意がありません?   作:鬼仮面

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天啓が降りてしまった。
ここでコメディ成分を分泌する!


マケタラバサシ参上!

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

私も今日小学校を卒業する間近になり受験をする事になりました。

母上はウマ娘である私を思い、中央トレセン学園に受験に行くべきだと言ってくれました。

 

堅っ苦しいのは終わり!

いやじゃ、いやじゃトレセンなど行きとうない!

確かにウマ娘たるもの強い人と走りたかったしトレセンは行くべきだと思いますよ?

でも、僕は絶対行きたくないのだ!

 

何故かと言うと僕の名前が全てを物語っている。

ウマ娘の名前には何か理由があると言う話が少なからず存在している。

母上が言うには『貴方の名前を決めようとしたら天啓みたいなのが降りた。』らしいのですが。

いや母上がつけた名前にケチつける訳じゃないんですけど、、

 

それでもマケタラバサシは違くない⁈

いや、ほんまに。

天啓と言ってもおかしいと思わなかったんですか?

 

多分、僕の名前の何処がおかしいんだ?と言う方がいるかもしれません。

なのでこの僕が、教えてあげますよ!

 

マケタラバサシのマケタラはおそらく負けたらと変換できるんですよ。

負けたらどうなるかと言う動詞(?)はマケタラバサシのバサシの部分です。

バサシのサシは刺しと変換できると思います。そしてバの部分はバ場・バ身のバだと思われる。

つまり完全に変換すると僕の名前は、

負けたらバ刺しになる。

つまり僕は負けたら刺されるのである。

負けたら僕は年齢規制しなければならない事になってしまう。

 

流石の僕のウマ娘の本能は枯れ果ててしまった。

それ以上に僕の生存本能が闘争本能をぶっ飛ばしてしまった。

 

僕にとって中央トレセンはデスゲーム会場と同義である。

わざわざ自分から避けられる死に突っ込んでいく能無しではない!

だが母上が中央トレセンに入学試験に行かせる気満々である。

こんな名前をつけた母上だが僕も親不孝者になる気はない。

 

だから本気で不合格になる!

聞いた話によれば試験は学力テスト・レース・面接らしい。

レースは手を抜いたら刺されるので学力と面接でやらかしまくるしかない!

完璧な作戦だ健闘を祈るよ!未来の僕!

 

 

✌︎('ω')✌︎ 《時を刻むぜ!》

 

 

ゴルシちゃんは思った。親子丼とカツ丼を合わせた物をマックイーンに食べさせればどのくらいスイーツ禁止になるのだろうか。

 

さて、今日ゴルシちゃんがいただくのはそこのトレセンに不合格になりたそうなそこのお前。

 

 

(^ω^)《バサシに視点を移すぜ!》

 

 

助けて母上。変な奴にからまれました。

校門に着いて作戦を思い出してたらヤバい奴が近づいて来たんです。

どうしたらいいのかわかりません。助けて!

 

瞬間、バサシに電流はしる。

変な奴にからまれて遅刻してしまえば楽に不合格なれるのでは?

テンション上がって来た!僕のパーフェクトコミュニケーションを魅せてやる!

 

「そこのあんた。ゴルシちゃんの牛丼を食べな。」

ゴルシはバサシにお茶漬けを差し出す。

「ではお言葉に甘えて、いただきます。」

「ゴルシちゃんの名前はゴールドシップ。あんたの名前は?」

「マケタラバサシです。」

まるでドラマのワンシーンの様な雰囲気になった時。

 

瞬間、突然飛んで来たキツツキがバサシにブッ刺さった。そして熱々のお茶漬けはバサシの全身を濡らした。

 

「ア"ア"ッ」

バサシは保健室送りになった。

 

 

(*´∀`*)《時を刻むぜ》

 

 

幸い2時間で完治したぜ。コールドヒップさんいい人だったなぁ。散々な目に遭ったけど。流石に僕を哀れだと思ったのか特別にテストを受けさせて貰える事になった。

僕の遅刻作戦は大失敗に終わった。だが策はまだあるから僕は焦らないのだ。

 

(*^▽^*)《時を刻むぜ》

 

レースは死ぬ気で勝ちました。僕も本気になればこんな物だな!

だがまさか、バサシ流走法の一の流を使うとは思わなかった。

一の流が何かって?クラウチングスタートって言う技だよ。

短距離に特化したスタートの仕方で、速いけど疲れやすいやり方だね!

 

それをさらに特化させた技を僕はゴキブリダッシュと名付けた!

ゴキブリを参考に改良を重ねた初速からあり得ない速度を叩き出す奥義だね!

何とウマ娘の平均最高速度を超える速さで走れる優れ物!

だけどこれを使うとレース後に必ず吐くんだよね。

まぁ、勝てたからヨシ!

 

次はテストだけど僕には策がある!

秘技・回答ズラシ!

回答をわざとずらすことで努力したけど無理だったと偽装し不合格になる完璧な作戦!

これで僕も勝ち組じゃい!

 

 

(≧∀≦)《時を刻むぜ!》

 

 

シンボリルドルフは戦慄していた。

類を見ない走り方をしたマケタラバサシにだ。

独特な姿勢からのあのスタートダッシュは目を見張るものであった。

だがこの答案はなんだ?

あまりにも酷い点数にルドルフは衝撃を受けていた。

まるで合格に満たない点数である。

だが、ここでルドルフは気付いた。

答案が綺麗にずれている事に。

ルドルフは早速この事を理事長に伝えにいく事にした。

全てはウマ娘の幸福の為に。

 

(´∀`*)《一方その頃!》

 

僕の作戦は完璧に決まった!マークシート方式で助かったぜ。

あとは面接だが碌な事をしなければ僕の勝ちだ。

僕の不合格は揺るがない!

 

(^o^)《いざ!面接!》

 

このドアの先が面接室。

ここでふざけきれば間違いなく勝つる!

step1 2回ノックする

これはトイレの空室確認と言う意味!つまり、礼儀がなって奴だと言うアピールをする!

コン、コン。

「歓迎!入りたまえ!」

ガチャ。

「失礼します。」

「確認!君がマケタラバサシであっているな!」

「はい。」

「この学園の理事長をしている、秋川やよいと言う!」

「よろしくお願いします。」

step2 許可を貰わずに座る

単純に不敬だね!

「質問!君はこのトレセン学園に何をしに来た?」

step3 真面目に質問に答えない

不敬だね!

「走りに来ました」

「継続!続けたまえ。」

「走って。金を貰う。それだけです。」

「疑問!稼いだ金はどうする?」

「勿論。両親に親孝行をするに決まっています!」

バサシは親バカならぬ子バカであった

 

(^◇^)《時を刻むぜ!》

 

合格通知が届いた。何でや。




マケタラバサシ: 合格した。脚質は差しと逃げ

ゴールドシップ:素質がありそうな奴を見つけた。

シンボリルドルフ:信念に基づく事をした

ゴキブリダッシュ:バサシ流走法の一の流。速い。
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