母上、名前に悪意がありません?   作:鬼仮面

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バサシのカッコいいとこ見てみた〜い!
コメディは控えめ。

初めてのレース描写!察して。


マケタラバサシガチレース?!

初手からキツツキがバサシに飛んでくる!

 

「グッ。」

 

m(_ _)m《初手からすみません。》

 

前回、バサシがアグネスタキオンに弟子入り(モルモット)になった。

改めて言おう。バサシの運はマイナスに振り切っている。前世、三女神に何をしたと言いたいぐらいには悪い。

その運のせいでライスシャワーのやる気を下げていた。確定やる気減少イベントである。

表面上は走り方が独特なウマ娘くらいだが実態はただの死にかけウマ娘である。こんな名前の時点でお察しだが。

 

そんなバサシだがまたまた窮地に立たされていた。

 

「ハッ!会長様は随分とコイツに熱心だな!」

「シリウス。彼女が嫌がっているだろう?」

「タキオンさん!僕を助けて!殺される!」

「無理だねぇ!」

 

バサシはまたカオスを作っていた。

 

(*⁰▿⁰*)《時を戻すぜ!》

 

「バサシ君。一周して来てもらえないかい?」

「はい!」

「タキオンさん。バサシさんに無茶をさせてはいけませんよ。」

「そんな事はしないと約束しようじゃないか!ただ、限界までやらせるだけさ!」

「カフェさん大丈夫です!僕はいつでも死ぬので!」

「貴方はもう少し自分を大切にしてください!」

 

バサシはやっと出来たトレセンの友人と一緒にグラウンドにいた。

バサシの基礎的なステータスを確認しに来ていたのだ。

バサシ、トレセンにてやっと友情トレーニング発生である。

 

「タキオンさん、どうですか?」

「ふ〜ん、体力以外は平均的だねぇ。」

「体力は鍛えていたんで!」

「具体的にはどんな風にやってたんですか?」

「ジョギングは毎日してましたし、時折登山に行きます!」

「貴方も登山が好きなのですね。」

「確かに山は肺が強くなるねぇ。」

 

バサシの趣味は意外にもアウトドアなので体力は意外とあるのだ。

この体力のお陰でキツツキコンボを食らってもすぐに回復できるのだ。

 

「さて、君の体力はよくわかった。では君の妙な技を見せて貰おうかねぇ。」

「私も少し気になりますね、、、貴方もそう思いますか。」

「集中!」

 

バッ!

 

バサシ流走法一の流、ゴキブリダッシュ

スタートダッシュの完成系、初速から最高速を超えるバサシにしか出来ない妙技である。

 

「確かに速いですね。噂になるのもわかる気がします。」

「素晴らしい!初速からこの速度が出来るなんて信じられないねぇ!どうやったらそうなるか知りたい!私は素晴らしい逸材を手に入れたねぇ!」

「タキオンさん、興奮しすぎです。」

「おっと、すまない。こんなもの見せられたら興奮せざるを得なかったねぇ。」

「どうでしたか、、、」

 

「オエッ!オロロロロ!」

 

「大丈夫ですか?!」

「静止の状態からあの速度になるから負荷が酷いんだねぇ。」

 

 

「へぇ、面白いじゃねぇか。」

「ウップ、誰ですか?」

「私はシリウスシンボリ、アンタの話は聞いてる。そいつに飼われてるらしいじゃないか。」

「飼ってるのではなく彼女は私の大切なモルモットだねぇ、私達に何か用かなシリウスシンボリ君?」

「簡単だ。私の子犬(パピー)にならないかと言う話だ。」

「何言ってるかわからないよ!助けてよ?!」

 

「何処にいるかと思えばここにいたか、シリウス。」

シンボリルドルフ参戦!

 

もはや大乱闘スマッシュブラザーズならぬ、大乱闘ウマウマシスターズである。

こうして地獄と言う名のカオスが生まれた訳だ。

 

「私達はウマ娘なのだからやる事はわかっている事だろう?」

「ハッ!おもしれぇ、いいぜ乗ってやるよ。」

「不承不承。荒事にはしたくなかったが仕方ないか。」

 

とんでもないドリームマッチである。

 

「カフェさん。」

「何ですか、バサシさん。」

「逝って来ます。」

「バサシさん?!」

「逝って来ます。カフェさん。」

バサシ。覚悟完了!

 

「退いてください、タキオンさん。」

「バサシ君、これは我々の戦いだよ。口を挟むべきでは、、」

「私の話ですよね?安心してください。タキオンさんの代わりに私が走るので。」

「それならいいんだが、、」

 

「ハッ!意外と根性あるじゃねぇか!嫌いじゃないぜ?」

「いつでも命掛かっているから根性はありますよ。」

「それとも、僕に日和っているんですか?」

「皇帝?開拓者?かかってこいよ、生き様魅せてやる。」

 

バサシは覚悟を決めた!

コミュ力が上がった!

やる気があがった!

名前暗記能力が上がった!

 

「シリウスさん、ルドルフさん、」

「何だ。」

「どうかしたかい?」

「ハンデって、、いただけます?」

台無しだよ、バサシ。

 

 

(((o(*゚▽゚*)o))) 《レースだ!》

 

 

「よーい、ドン!」

バサシ流走法一の流!ゴキブリダッシュ!

 

「バサシさんのスタートダッシュですね。」

「バサシ君は逃げだからねぇ、あれは大きな武器だよ。」

 

バサシがシリウスとルドルフを突き飛ばし、突き進んでいく。

ハンデのおかげでなかなかなリードである。

 

「集中!」

バサシ流走法ニの流!バジリスクダッシュ!

 

「あれは、、ピッチ走法ですかね。それにしても速いですね。」

「恐ろしいぐらいの初速をあれで制御してるねぇ。今、バサシ君の速度はどんなウマ娘よりも速いよ。」

 

バジリスクダッシュ。世界には水上を走るトカゲがいる。右足を出したら左足と水に沈む前に足を出すことで走っている。

それを模倣したのがバジリスクダッシュである!

極端なピッチ走法、それがバジリスクダッシュの真相である。

 

だが、シリウスが伸びてくる!

「バサシ!なかなかやるじゃねぇか!だが、私には勝てねぇ!」

ちなみにルドルフはトレーナーが出張でおらずやる気が絶不調である。

 

「バサシさんが抜かれてしましました!」

「あれほどの大逃げ、流石に持たなかったねぇ。」

 

 

僕の生き様を魅せてやるよ(僕を舐めるなよ)

バサシ流走法三の流

 

命のチップ(ラストスパート!)

 

三の流は簡単だが論理を捨てている、バサシの奥の手である。

それは思いっきり舌を噛むのだ。

痛みによりバサシの生存本能を叩き出し、火事場の馬鹿力を人為的に出す。いわば根性論とも言えるやり方であった。

 

「ガァァァァ!」

あいつ、まだ伸びてくるのか?!

あんな大逃げでバテた筈、

シリウスは一つだけの心当たりを思い出す

 

あいつ、汗をかいていたか?

 

バサシは確かに逃げウマである。だがバサシは差しの適性もある。

一回だけ、使える騙しの手。バサシは今確かに切った!

 

これが僕の生き様だぁぁ!(これが僕の全力だぁぁ!)

 

バサシは差し切った!




バサシ:逃げではなく差しとして走っていた。逃げてると思わせるブラフをまいていた。

アグネスタキオン:新たな可能性を見た。

マンハッタンカフェ:ただの被害者。

シリウスシンボリ:騙された。

シンボリルドルフ:トレーナーが帰って来たら、ルナルナするつもり。
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