もう少しバサシに寄り添うべきでは?
今日もバサシを虐めるか!
「お前ら〜!ゴルシちゃんだぞ〜!」
「今日のニュースを教えていくぜ!」
「今日、シリウスとルドルフとタキオンとカフェがバサシを保健室に運んだらしいぜ〜」
「保健室の先生は超びびったらしいぜ!ゴルシちゃんもちょっとびびっちゃうかもな!」
「次のニュースは〜おっ!オルフェ今日ワガママタイムじゃねぇかよ!これじゃあいけねぇ!さっさと会いに行かねぇと!」
( ´∀`)「バサシに行くぜ!」
「知ってる天井だ。」
「あっ、バサシさん起きたんですね。」
「ここは、、まぁ保健室ですよね。」
「何でそんなに慣れてるような言い方何ですか。」
「まぁ、常連みたいな感じなので、、」
バサシは不服ですがと付け足す。
「ただいまカフェ!おや?バサシ君はもう起きていたのかい?」
「バサシ君は血と吐瀉物を吐きながら、足を抑えて痛みを叫んでいたんだよ。」
「タキオンさん。バサシさんに無茶をさせないように言いましたよね。」
「それとこれじゃ話は別だろう?!」
「冗談ですよ。」
「た、タチが悪いですよ。そもそも無茶は僕が悪いんですよ!」
バサシは病弱ではないが自分に対して無茶をしているせいで保健室の常連である。
保健室の常連と言う不名誉な実績はバサシ以外にもいるにはいるが病弱なウマ娘が多く、バサシの様な理由は案外少ないものである。
「バサシさんは何故、走るのですか?」
何故走るか。それはウマ娘の信念と言えるぐらいに大事な物だろう。
例えるなら、アグネスタキオンはウマ娘の限界・可能性を見る為に、
マンハッタンカフェはお友達に追いつく為に、
だがバサシはどうか。バサシが来た理由は母からの言葉であり、不合格する気であった。それからのレースは正当防衛みたいなものであり、生存本能に寄り添っての行動である為、枯れ果てた闘争本能は一切機能していない。バサシに信念みたいな大層な物は持ち合わせていないのだ。
「僕は僕である為に走ります。」
だがバサシは気付けば言葉を発していた。
「僕が自分の為に、、僕の為に動いてくれた方達にちゃんと顔向けできる様に、自分の為に生きて死ぬ。」
「それって、幸せだと思いません?」
それがマケタラバサシと言う自分主義でも他人も見てしまう彼女の信念と言う名の生き様であった。
「そうですか。それと珈琲を淹れておいたんですよ。冷めているかもしれませんがよろしければ、、、どうぞ。」
「では、私達は一足先に私の実験室に戻らせていただくよ。君のデータを分析しなければならないからねぇ!」
バサシは1人になった。懐かしくも寂しい。気を紛らす為か珈琲に手を伸ばす。
飲んでみたら珈琲特有の苦味、だが珈琲の旨みとうまく共存している。
冷めていても、美味い事がわかる。プロが淹れたかのような絶品であった。
だが、口には少しあわないような気がした。
o(^-^)o
保健室のドアを閉め、旧理科室へと向かう。
「いや〜アクシデントはあったが大変魅力的なデータだねぇ!まさかあのシリウスシンボリにもハンデありとは言え勝ててしまうとはねぇ。」
「シリウスさんの前では言わないでくださいね。きっと面倒になりますから。」
「善処はするねぇ!」
『繝舌し繧キ蜷帙?縺ゥ縺?☆繧具シ』
「大丈夫。いつかバサシさんが言ってくれますよ。」
『縺セ縺輔°2莠コ繧ゅ>繧九→縺ッ縺ュ』
「悪いものではないのでまだ様子見ですよ。」
「おや?お友達君がそこに居るのかい?」
「紙落としますよ。」
「話を逸らさないでほしいねぇ!」
d( ̄  ̄)《時を刻むぜ!》
僕復活!いや〜死を覚悟したよね!
さて、何処に行こうかな〜旧理科室はタキオンさんが作業してるだろうし、、少しコンビニに寄ってから寮に戻ろうかな。
うん?前からすごい量のウマ娘達が来るなぁ。先頭のあの子の貫禄がすごいな〜コンビニいくかぁ〜
「そこのお前。」
「エッ、僕?」
「貴様以外に誰が居るのだ。」
「な、何か御用でしょうか?」
バサシはコミュ障である。圧が掛かれば簡単に雑魚になる。
ましては絶対王政の日であるオルフェーブルなんて以ての外である。
「何か興じてみろ。」
要約しよう。面白い事をやれと言う事である。普通に難題である。
「逝きます!」
適応力◯
運勢✖️
ここまで読んだ君たちならわかるだろう。キツツキである。
キツツキは一直線にバサシに突っ込んでいった。
「グッハァ!」
バサシ戦闘不能である。
「存外楽しめたぞ。大義である。」
オルフェ大満足である。
(*⁰▿⁰*)《時を刻むぜ!》
星空が見えるような雲一切ない夜。
バサシはコンビニで買った珈琲を机に置いた。
コンビニで一番安いブラックコーヒーであった。
珈琲を手に持ち、決して良くはない匂いを嗅ぎ、顔を顰める。
そしてそれを口に入れた。
暖かく苦い。その苦さは暴力的に存在を主張する。
美味くはない。安物な珈琲であった。
『お父さん、それは?』
『こいつか?これは珈琲だよ。』
『飲んでいい?』
『ああ、いいぞ。』
『にっがい!』
『ハッハッハ!バサシには少し早かったな!』
『珈琲ってこんなに苦い物なの?』
『いや、高いやつならもっと飲みやすいだろうな。』
『何で安い物なの?』
『やっぱ、安くてもお母さんと飲んだやつだから懐かしいんだろうな。それとやっぱ、高いものより、、』
「安いやつが舌にあう、、だったかな?今ならわかる気がするなぁ。」
マケタラバサシ:珈琲派
マンハッタンカフェ:珈琲派
アグネスタキオン:紅茶派