皇帝の小剣   作:橡樹一

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 今回でひとまずの区切りとなります。
 短い話の詰め合わせになりますが、楽しんでいただければ幸いです。


統一と戴冠、そして

 胸部装甲を粉砕し、プロパトルへと突き刺さった戦斧へと力が込められる。耳障りな音と共に、刃がゆっくりと引き抜かれた。ポッカリと開いた傷口からは心音に合わせて血が噴流れ出し、一目で致命傷であるとわかる。

 力なく横たわるプロパトルを一瞥し、タラニスは戦斧を振り上げた。

 

「今楽にしてやる。

 いろいろ言ったが、左腕をくれてやるに相応しい戦士だったぜ」

 

 敬意と共に戦斧が振るわれ、タラニスへ迫るボルト弾が弾かれた。

 その後も放たれるボルト弾をすべて防ぎ、タラニスは余裕を見せつけるような動きで弾道の先を見た。

 

「そっちにもそこそこ数がいたと思ったが、ずいぶんとお早い到着だな?」

「隊長から離れてもらおうか」

 

 タラニスの視線の先には、小剣部隊を率いるレゴーの姿があった。全員が油断なく武器を構え、タラニスとその足下に倒れるプロパトルを見ている。防がれた場合の跳弾を恐れ発砲こそ躊躇っているが、いざとなれば容赦なく引き金は引かれるだろうことは容易に想像できる。

 

「制圧を終えたカストーデスも集まってきている。勝ち目はないぞ!」

「おお、もうそんなにもやられたのか。ちと遊びすぎたかな。

 野郎共、生きてるか!?」

 

 そのような状況にもかかわらず、タラニスは気安い調子で声を張り上げる。それに応え、数人のサンダーウォリアーが彼の側へ駆け寄ってきた。

 例外なく血に塗れているが、動作からほとんど負傷していないことはわかる。

 

「ずいぶん減ったな。ジェイナーも逝ったのか」

「流石に多勢に無勢ですよ。

 ここから近衛が来るってんなら、まあ潮時でしょうな」

 

 軽い口調とは裏腹に、タラニス以下数人は武器を構えた。この場で死ぬような殊勝な考えなどをするわけがなく、包囲を突破し行方をくらますつもりなのだ。

 それを可能とするだけの実力を彼らは伴っており、故にレゴーたちは緊張で張り詰めている。タラニスにとっても小剣部隊は楽な相手ではなく、いかに隙を突くかに思考を回している。

 故に、突如放たれたボルト弾が不意打ちとして決まった。

 

「貴様、まだ息があったか!」

 

 タラニスの配下が驚愕に叫ぶが、それも当然のことだろう。死体同然に倒れ伏していたプロパトルは、サンダーウォリアーとしても異常な生命力で命を保っていた。聴力で状況を計り、タラニスが決定的な隙を晒すまで息をひそめていたのだ。

 

「残念だ。お前が万全なら、俺は死んでただろうな」

 

 しかし、その不意打ちにも対応するからこそタラニスは最強足りえる。装甲に覆われていない、左腕の断面を狙った射撃。音速を超えるボルト弾を回避することは不可能だと判断したタラニスは、半ば残っていた左二の腕で致死の弾丸を受け止めたのだ。

 弾頭を横から叩くように受け止められたそれは貫通力を発揮することなく断面へとめり込み、残っていた二の腕を巻き込む形で炸裂した。左腕どころか左肩の一部すらもを失ったタラニスは、しかし獰猛な笑みを浮かべている。

 

「素晴らしい。やはりお前は左腕を捧げるに足る戦士だ。

 その首を落とせないのは心残りだな」

 

 そう言い残し、タラニスは踵を返し駆け出した。それに次いで配下も走り出すと、唯一スペースマリーンが布陣していた部分へと襲い掛かる。左腕から血を流しながらも戦う戦士を筆頭とするサンダーウォリアーたちは、鎧に紛れすぐに見えなくなった。

 包囲した都合上誤射を恐れ射撃を控えていたレゴーは、タラニスを見失う前から倒れ込むプロパトルへ駆け寄っていた。近づけば、すでに脈が弱まり胸部の傷口から流れ出る血は止まりかけている。

 専門的な医学の知識が無くともわかる。すでに手遅れだ。

 

「隊長、しっかりしてください。すぐに医療班が来ます!」

 

 そんな現実を受け入れられず、レゴーは縋りつくようにプロパトルへ話しかける。普段の様子からは想像もできない程に緩慢な動きで、プロパトルの視線がレゴーへ向けられた。

 

「間に……合わんだろう……。

 遺書は、執務机の引き出しに……。次の隊長は……レゴーに……」

 

 すでにプロパトルは、自分に話しかけている相手の判別もできていない。かろうじて絞り出された声に、レゴーは滂沱の涙を禁じ得なかった。小剣部隊の隊員たちも、自らが隊長と仰いだ男の最期に啜り泣きを漏らしている。

 声を出さずに涙を流すレゴーの元へ医療班が到着したのは数分後。その場でプロパトルのバイタル停止が確認され、緊急措置のためにその肉体は搬送されることになった。

 

 

 

 謁見の間で、将軍とマルカドールは横たわるプロパトルの遺体と向き合っていた。生体反応は消失し、蘇生の可能性は万に一つもない。

 

「サイキック感覚で肉体が捉えられるようになっている。生前との差異は、死亡状態か否か以外にないと結果が出ている」

「魂がここまで肉体に強く影響を与えていると仮定すると、クローン実験に成功例が一切存在しなかったことにも納得がいきます」

「サーボスカルにするには、功績が勝ちすぎているな。

 改造し対”歪み”に運用しようにも特性が消えていては意味が無い。ままならんものよ」

 

 堅く目を閉じていた将軍が目を開き、マルカドールと意見を交換する。

 一見すると普段となにも変わらない様子だが、側に仕えて長いマルカドールには将軍が心を揺らしていることが感じ取れていた。眼前の遺体がその原因であることは明白だろう。

 

「下手人はどうした?」

「捜索中ですが、成果は期待できそうにありませんな。

 ウラルトゥ王国を下し統一こそ成せましたが、それによる難民の増加、治安の悪化、行政の混乱に対応せざるをえません。左腕を失った大男が率いる集団程度、隠れ潜むに苦労はしないでしょう」

「必ず見つけ出せ。貴重な戦力を損なった代償を、なんとしても支払わせるのだ」

「小剣、及び短剣部隊より常設の捜索班を設立いたします。自らの長を殺されたのですから、働きには期待が持てるでしょう」

 

 マルカドールの案に頷いて肯定を示すと、将軍はどこか遠くを見るように視線を動かした。

 

「……甘いとは知っていたが、よもや被害を減らすためタラニスに自分から戦いを挑むとはな。そうでもしなければ、傷一つ負わず粛清を終えたはずだ」

「カストーデスに優先討伐対象であると布告はしていたのですが、彼らよりも先に交戦するとは読めませんでした。

 ヴァルドルから、今回の不手際の責任を取り近衛大将の職を辞すると」

「認めぬ。今僅かにでも戦力を減らすわけにはいかぬ。より一層腕を磨くよう伝えよ」

「かしこまりました。

 ……閣下、プロパトルからの遺書を預かっております」

「遺書だと?」

 

 見れば、マルカドールがローブから封書を取り出していた。押された封蝋には、プロパトルに与えられた紋章が押されている。

 

「死に際の遺言により、小剣部隊隊長代理となったレゴーからの提出です。戦場に出る前の習いとして、粛清開始前にしたためていたようで。

 開封いたします」

 

 マルカドールの手の中で、封書がひとりでに開かれた。折りたたまれた紙が滑り出し、自然と書面を広げる。 

 

「読み上げます。

 このような形での任務報告となること、深くお詫び申し上げます……」

 

 まず綴られていたのは、自らの帰還を成せなかった悔恨とこのような形で将軍の手札を減らしてしまったことへの謝罪だった。次いで小剣部隊の人事をどう言い残していたかであり、遺書と言うよりも報告書に近い。

 

「最後に、いくつか諫言をさせていただきたいと申し上げます。不愉快であれば、これより後は破棄していただければ幸いです。

 ……いかがいたしましょうか?」

「読むのだ。あの男が私のなにを咎めたかったのか、興味がある」

 

 一礼し、マルカドールは視線を滑らせ口を開いた

 

「わかりました。

 閣下の選択は常に人類のためを考えておられます。最も効率よく、最も犠牲少ない道を選ばれていることは非才浅学の身にも感じ取れました。

 しかし、それだけではいずれ致命的な不和に足下を掬われるでしょう」

 

 将軍の視線が動き、マルカドールの手元を見つめる。しかしマルカドールは、その視線を受けても読み上げを止めはしなかった。将軍が前言を撤回することはないと理解しているのだ。

 

「人は感情の生き物です。効率のみを重視し感情を廃せば、人心は必ず離れます。

 此度のサンダーウォリアー粛正も、状況から考えれば最優であったでしょう。私如きに代替案の提示はできず、リソースを考えればこれ以外に道はほとんど無いと言えます。

 しかし、この上ない非道です。自ら造り出し、運用し、不要となれば抹殺する。これを知られれば、深い内情を知る者からも反感や恐怖を覚える者が少なからず出るでしょう。

 どうかこのような作戦は今回限りとし、情を踏まえた行動をとっていただければ必ずや閣下は望む未来を掴むことができるはずです」

 

 沈黙が、場を支配した。

 マルカドールは内心でプロパトルへの評価を上方修正する。このような思想を文章にするだけでも、かなりのリスクと言える。場合によっては、激高した将軍に軍歴を抹殺されいなかったことにもされかねないのだ。

 にもかかわらず、彼は遺書という形で提出までしたのだ。ひとえに将軍への忠誠心が成せる行為であり、これ以上ない献身ともいえる。

 

「……なるほどな。たしかに私や腹心たちは感情の機微に疎い。それが積もれば他の者との致命的な齟齬が生まれる可能性は十分にある。

 得難い忠言だ。改善せねばならんな」

 

 苦い顔を見せる将軍へ、マルカドールは内心で深く同意した。彼らパーペチュアルは永い時を生きるため、次第に精神が人のソレから離れていく。プロパトルの諫言は、それを一時的にかもしれないが引き戻すきっかけとなった。

 

「まずは二十番……いや、たしかアルファリウス、そしてオメゴンと名付けたのだったな。双子の様子を見に行くか。

 遺伝子上とはいえ、父が息子の顔を見るのはごく普通のことだ」

「お供いたしましょうか?」

「いや、一人で行こう。わざわざ供を引き連れるようなことではない」

「さようでございますか。

 それでは、お気を付けて」

 

 礼をするマルカドールを後に、将軍は秘密区画へと姿を消した。あの様子では、自分の内情の変化に戸惑っているのだろうと印章の侍者はあたりをつける。

 

「これは、お戻りになられたらお伝えすればよかろう」

 

 そう言って将軍の腹心は手元に視線を落とす。紙面には、伝えそこなった最後の一言が記されていた。

 

「私が真にパーペチュアルならば、復活した後必ず閣下の元へ馳せ参じます。叶うのであれば、再びの仕官をお許しいただければ望外の栄誉であります、か。

 面白い。われらとしても貴様のような得難い戦力、逃すつもりは毛頭ないわ」

 

 深い笑みを浮かべ、マルカドールはローブへと封書を仕舞いこむ。将軍が戻るまで、彼はしばしの沈黙を楽しむこととなった。

 

 

 

 煌びやかに飾り付けられた大広間に、多くの権力者が集まっていた。将軍の支配する勢力、いや、今やテラを支配する唯一の勢力において重要な者達だ。万が一この場の人間が数人でも死ねば、将軍の勢力を小さくない混乱が襲うだろう。

 それ故、警備は厳重だ。広間が存在する将軍の居城から数キロは完全な立ち入り禁止区域となっており、多数の軍が巡回している。広間の壁際には、多数のカストーデスが一定間隔で立っているのだ。

 生半可な要塞を超える防衛力を持つ室内で、権力者たちは談笑を続けていた。もちろんただの交流ではなく、笑顔の裏ではコネクションの構築や勢力争いが繰り広げられている。

 荒廃した世界の一角とは思えない空間へ、一人の男が足を踏み入れた。使い込まれたローブに身を包み、手には木製の杖を握っている。

 一見すればこの場に相応しくないみすぼらしい男としか思えないが、この場に呼ばれた者達は磨かれた審美眼でその可能性をすぐさま否定した。ローブは最上の布地で贅沢な透かし模様があしらわれており、手にする杖も細やかな装飾が細部に至るまでほどこされているのだ。この場の者であっても、容易には手に入れられないであろうそれを男は気負うことなく身につけている。

 そしてその男を知る者が一歩進み出た。物流面において並ぶ者のない権力を手にする初老の男は、緊張から手に汗を握り表情は引きつっている。

 

「マルカドール閣下、この場にお呼びいただいたこと光栄の極みでございます」

「レルイ殿か。貴殿の働きを将軍閣下はお喜びであったぞ」

「身に余る御言葉でございます」

 

 口の中が乾いていく感覚を味わいながら、レルイは深々と頭を下げた。男の名が呼ばれ、謁見の経験が無い者は初めて目にする将軍の腹心に目を向ける。

 浴びせられる多数の視線をものともせず、マルカドールが軽く杖を上げる。サイキックの波動が幻視の術に作用し、壁だったはずの場所に巨大な扉が現れた。

 

「式典の準備が整いました。お名前をお呼びいたしますので、順にこちらへいらしてください」

 

 側仕えが声を上げ、人名を順に呼び始める。

 

「モア様、入室をお願いします」

 

 呼ばれた男が怯えながらも扉の前に立つと、ゆっくりと扉が開いた。

 

「武装職人代表、モア様のご入室!」

 

 室内に控えていた伝令が声を張り上げると、室内で整列していた鎧姿の戦士たちが一斉に立ち上がった。

 入り口付近には、色とりどりの機動装甲服を身につけたスペースマリーンの指揮官たちが集められている。その奥には、少数ながらも強い存在感を放つ小剣部隊の面々が。そして最も玉座に近い場所には、カストーデスの上級戦士たちが割り当てられていた。

 並ぶ者のない戦力が一分の隙も無く整列している対面へ、モアは恐る恐る歩を進める。そして自らの名が刻まれた椅子へとたどり着くと、それを見計らって次の名が呼ばれた。

 

「農業総括者、ムラフ様のご入室!」

 

 そして順番に入室は進み、集められた者達が全員入室すると扉は音も無く閉じられた。

 戦士たちと向かい合うように並べられた来賓たちは、その配置から意図を読み取った。即ち、万一の裏切りが発覚した場合の対処だ。向かい合う戦士たちから射撃された場合、礼服を身につけるだけの来賓たちは抵抗の余地なく鏖殺されるだろう。

 それを悟れぬ者はこの場にいないが、それを理由に取り乱す者もまたいない。裏切っていない以上、自らを狙って弾丸が発射されることはない。そして流れ弾に怯える程度の胆力であれば、今この場に呼ばれる立場にまで成り上がることは不可能なのだから。

 衣擦れ音もない広間に、足音が響く。将軍の腹心であるマルカドールが、玉座の横に現れたのだ。

 

「将軍閣下の御成りである」

 

 その一言に、室内にいたマルカドールを除く全員が跪いた。重厚な歩行音が響き、圧倒的な存在感が室内を満たす。

 

「諸君、顔をあげよ」

 

 声に従い、跪いていた面々が視線を上げる。黄金の鎧を身に纏い、玉座に座した将軍が集まった者たちを睥睨していた。

 

「今日、この場に集まってくれたことを嬉しく思う。貴公らの尽力により、このテラを統一するための戦争に勝利することができた。

 テラの人類は統一され、我が統治は余すところなくこの惑星を覆っている」

 

 将軍の言葉に、来賓から小さくないざわめきが漏れる。彼らの知識では、惑星という言葉を理解できないのだ。大地と海が世界のすべてであり、空はただ広がる空間という認識しか持っていない。

 

「今ここに、人類の帝国樹立を宣言する。

 そして空の果てに広がった人類の再統合、大征戦の開始を命ずる。人類を、果てる事なき繁栄へ我らの手で導くのだ」

 

 来賓でも僅かな知識ある者達、そして将軍……いや、今や人類の帝国を統べる皇帝となった男が率いる指揮官たちは、目標の難度を理解する。

 かつて人類は、億を超える惑星を自らの居住惑星へ改造した。銀河を吹き荒れる“歪み“の嵐により分断された諸惑星へは、辿り着くことすら難しいだろう。惑星を支配する者達が併合を受け入れる可能性も低く、長旅と激戦が予想される。

 しかし、知識ある者達と指揮官たちの目に諦めの色はない。

 知識ある者達は統一のための行動にどれだけの経済効果があり、統一後の権力を握ればどれほどの生活ができるのかを瞬時に計算する。

 指揮官たちはいかに困難な闘いが待ち受けているのかと心を躍らせ、その先に掴む栄光を微塵も疑っていない。

 

「科学者に命じてまずは火星へ向かう船を作らせている。多くの物資が、人手が必要となるだろう」

 

 そう言うと、皇帝は立ち上がった。

 

「今この場にいる者へ、帝国貴族の位を授ける。

 貴公らの働きに期待する」

 

 そう言い残し、皇帝は広間を後にした。残された者達が抱いた熱狂が冷めるまで、しばらくの時間を要することになる。

 

 

 

 木造の家が僅かに並ぶ寒村に、静かな夜が訪れている。灯り一つ無いその集落は、付近の城塞都市へ食料を売って生計を立てるどこにでもあるような農村だ。

 そんな村にある一つの建物で、一人の赤子が目を開いていた。今日取り上げられたばかりであり、すぐ傍では母親がぐっすりと眠っている。

 

(……さて、これはどういうことなのだ?)

 

 赤子になったプロパトルは、そう心の中で呟きながら体を動かすことしかできなかった。




 ウォーハンマー40K用語解説

 あいうえお順

 ・アルファリウス、オメゴン
 20番目に製造されたプライマークであり、唯一双子として生まれた存在。
 魂が繋がっており、互いが互いの影武者として行動している。
 本来の歴史では来歴が謎に包まれているのだが、当作品では歪みの神による干渉を逃れテラにて秘密裏に養育されている。

 ・大征戦 だいせいせん
 グレートクルセイドとも呼ばれる、皇帝が実行した一大軍事行動。
 スペースマリーンを始めとした軍事力を背景に、技術の時代を最後に寸断され銀河中に散らばった人類種の再統合と銀河征服を目標としている。
 征服した星から資源と兵力を供給させ続けたため、征服速度は加速度的に速まっていった。

 ・貴族 きぞく
 人類の帝国発足までに貢献した者達に与えられた、特権階級の総称。
 多くの権利が与えられる反面、相応の働きが求められるため無能には決して務まらない。
 原作の貴族階級についての資料を集められなかったため、上記の設定は独自のものであることに注意。

 ・サーボスカル
 帝国で普及している、頭蓋骨を外部フレームに使用し半重力装置を組み込んだ補助ドローンの一種。
 外見とは裏腹に非常に多機能であり、個人が所有する半自動デバイスとしてはかなり便利な品と言える。
 現代の倫理から見れば悍ましくも思える存在ではあるのだが、帝国ではこれに加工されることは死後も奉仕を続けるという栄誉とされている。

 ・人類の帝国 じんるいのていこく
 人類を主要構成員とする、皇帝が樹立した国家。
 人類至上主義に加え倫理と理性こそ至上との考えを国是とし、皇帝を頂点とする絶対君主制を敷いている。
 人類は他種族と比較して肉体的に貧弱といえるが、スペースマリーンを始めとする改造兵士を主戦力とすることによって肉体的な格差を埋めることに成功している。


 大征戦編は資料集めの目星がつかないため未定となっております。
 再会することがありましたら、そのときはよろしくお願いします。
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