13話になります。
銀河警察・訓練室
柔道の訓練をしている雷光と雪美。
快晴と曇が組手をしている。
曇が快晴を投げ飛ばすがバランスを崩してしまう。
一緒に倒れる快晴と曇。
雨美「大丈夫ですか?」
曇「なんとかね」
快晴「いててて」
快晴が脇腹を抱えている。
雪美「北斗。お前大丈夫なのか?一度病院で見てもらうか?」
曇「いてて」
雷光「東、お前までか」
曇「どうやら足を挫いてしまったようで」
雪美「お前ら、病院で見てもらったほうがいいんじゃないか?」
快晴・曇「はい」
市街地
市街地を歩いている快晴と曇。
曇「ごめんね。さっきは」
快晴「大丈夫ですよ。東さんこそ、あんまり無理しないでください。俺が支えますから」
曇「なんか悪いね。銀河警察の医療機関は戦闘の時だけだからさ」
快晴「とにかく早く治して復帰しましょう」
曇「そうだね」
快晴「所で行きつけの病院とかあるんですか?」
曇「実はないんだよね。病院行くのとか子供の頃以来だからさ」
快晴「そうなんですか?自分もなんですよ」
曇「本来なら怒られているね。こんなんじゃ」
快晴「全くですよね。てかこれどこで見てもらえばいいのですかね?」
曇「整形外科とかになるのかな?」
悩んでいる快晴と曇。
銀河警察・メインルーム
橘「なるほどな。それで2人は休んでいるわけだ」
雪美「しっかり治してもらわないとです」
雷光「3人だけだが頑張らないとな」
雨美「そうですね」
橘「まあ2人には時々中間報告してもらうように伝えてはある」
雨美「ちゃんと行っていますかね?特に北斗は」
雷光「まああの2人だと怪しいな」
地球・市街地
快晴と曇が歩いていると男性からティッシュを渡される。
快晴「どんな怪我や症状も治せるベーグル総合病院?」
曇「ちょっと。僕らの怪我も治せるって書いているよ」
快晴「行ってみますか?」
曇「それがいい」
ベーグル総合病院
総合病院に入る快晴と曇。
スタッフ「こちらが受付になります」
快晴「あの商店街で配っていたこれで知ったのですが」
スタッフ「ありがとうございます。こちらは初めてですのでこの用紙に必要事項の記入をお願いします」
快晴と曇は筆記用具を手にとって記入する。
快晴「こんなので良いですか?」
スタッフ「ありがとうございます。それでは出番が来るまでしばらくお待ちください」
快晴「分かりました」
曇「よかったよ。僕らあまり病院とか詳しくないから。一時はどうなるかと思ったよ」
快晴「そうですね。これで一安心です」
銀河警察・メインルーム
橘が電話に出ている。
橘「わかった。そこでみてもらうことになりそうだな」
雨美「心配して損した」
雪美「別にいいじゃないか」
雷光「しっかり治してこいよな」
地球・ベーグル総合病院
快晴「もうそろそろ俺の出番がきそうですね」
曇「そうだね。どんな先生なんだろう」
先生「では北斗快晴様!」
快晴「俺の出番だ」
快晴は診察室に入る。
同・診察室
診察室で検査をされている。
快晴「よろしくお願いします」
先生「それでは北斗様!どこが痛いとかありますか?」
快晴「僕、脇腹をやってしまいまして」
脇腹を診察している先生。
先生「これはいけませんね。薬が必要となります」
快晴「そんなにですか?」
先生「ああ。薬さえあればよくなります」
快晴「分かりました。では薬の手配があるわけですね」
先生「ああ。出しておくから。気をつけるんだよ」
同・待合室
快晴が戻って来る。
曇「診察終わったの?」
快晴「ああ」
先生「次は東曇さん!」
曇「はい!」
曇が診察室に入る。
スタッフ「それでは北斗快晴様!」
快晴は受付にくる。
スタッフ「処方がありますので検査と処方を合わせて500万となります」
快晴「500万?とても払えないですよ」
スタッフ「それは違反となりますね」
男性「ちょっと待てよ。俺なんで検査だけで2000万とかどうなっているんだ」
女性「私なんて1500万よ?おかしくないの?」
スタッフ「それでは皆様泥棒と同じですよ」
快晴「ちょっと待て!どういうつもりだ。幾ら何でもやりすぎですよ」
曇も診察室から出て来る。
曇「因みに僕はいくらになりますか?」
スタッフ「5000万程でしょうね」
曇「そんな!どうなっているんだ?」
銀河警察・メインルーム
橘が電話に出る。
橘「橘だ!北斗か!ああ。おかしな病院?高額な医療費を支給して来るだと?どういうことだ?ザンゴグの仕業だと思う?」
雪美「確か医療を利用して高額なお金を巻き上げるザンゴグが。いた! 不正医療を繰り返して指名手配されているドクタルだ」
雨美「なんでそんなところに入っちゃうのよ」
雷光「俺達も現場に行く必要があるな」
雪美「雨美、私とパトカーに」
雷光「俺は白バイに乗りますか」
地球・ベーグル総合病院
快晴と曇は押されている。
曇「皆様落ち着いてください」
快晴「これではパニックが広がってしまう」
先生「ちょっとお客様。困りますね。うちで暴れないでいただきたい」
快晴「黙れ!お前ザンゴグだろ?」
先生「バレては仕方ありません」
先生は変装を解いて怪人ドクタルとなる。
快晴「やはりな!」
ドクタル「ああ。俺はドクタル。名前の通りドクターをやっている」
曇「デタラメな検査に莫大な医療費。ろくに検査もしていないのにそんな事をいうな。犯罪者め」
快晴「お前が診察した人はみんな病んでいるんだぞ。それがドクターのやる事なのか?」
ドクタル「お前らこそ。治したいと思わないのか?」
快晴「黙れ!そんなやり方がいい訳ないだろ」
ドクタル「だったらお支払いできない人にはいなくなってもらいましょう」
曇「もはやお医者さんなんかじゃない。殺人鬼だ」
快晴と曇は変身アイテムを取り出すが痛い部分が疼く。
ドクタル「馬鹿め。怪我人が勝てるわけないだろ」
快晴「こんな時に」
曇「でもここで倒れるわけにはいかない」
その時、ピンク、ブルー、ホワイトが駆けつける。
ホワイト「北斗、東さん。大丈夫ですか?」
曇「来てくれたんですね」
ピンク「リーダーとして当然だろ?」
ブルー「その体では戦えないだろ?ここは俺達に任せろ」
快晴「ありがとうございます」
快晴と曇はその場を去る。
ドクタル「では先にお前らかた片付けてやる。ギジェン!」
ギジェンが襲いかかって来る。
ピンクとブルーとホワイトは外に出て行く。
広場
広場にやって来るピンクとブルーとホワイト。
ホワイトはギジェンが殴りかかって来るのを連続バク転で華麗にかわす。
ホワイトはポリスブラスターを放つ。
3人のギジェンが食らって倒れる。
ホワイトは後ろから来たギジェンを蹴り飛ばすと正面からきたギジェンを射撃する。
ブルーは2人のギジェンから挟み撃ちを食らう。
ブルー「俺にそんな小細工が効くとでも思っているのか?」
2人のギジェンが剣で攻撃をするがジャンプしてかわす。
ブルーはダブルキックを浴びせて2人のギジェンを蹴散らす。
ブルーはその後ギジェンの群れを見つけて真後ろにある柱を利用して連続飛び蹴りを浴びせる。
着地してポリスブラスターを取り出して次にきたギジェンの群れを射撃する。
ピンクはドクタルと交戦している。
ピンク「お前のせいでどれほどの人が苦しんでいると思っているんだ」
ピンクはサイレンブレードを使って斬りかかる。
ダメージを受けるドクタル。
ドクタル「そんな事知るか。お前らは医者に感謝の気持ちがないのか?」
ピンク「お前を医者とは誰も思っていない」
ピンクはエネルギーを貯めて斬りつける。
倒れこむドクタル。
ピンクは次の攻撃をしようとした時陽炎丸に止められてしまう。
陽炎丸「叩き潰してやるぜ」
ピンク「陽炎丸!なぜ」
陽炎丸「情けないな。ドクタル。お前がこんな奴らに押されているなんてな」
ドクトル「陽炎丸!テメェ!」
陽炎丸に斬られてしまうドクタル。
ドクタル「馬鹿な。何を」
陽炎丸「使えない仲間など必要ない」
陽炎丸は更に斬りつけるとドクタルは倒されてしまう。
ブルー「仲間を倒しただと?」
ホワイト「どういう経緯なの?」
陽炎丸「ジエン様のいう通りにしたまでだ。ドクタルは使い物にならない。使えないやつなど必要ないだろ?」
ブルー「なんて勝手な」
ピンク「陽炎丸、あんたは絶対に許さない!」
ピンク、ブルー、ホワイトはサイレンブレードを取り出して攻撃を開始する。
ザンゴグの基地
ヴァルカ「陽炎丸の野郎、もうドクタル倒してしまたのかよ」
ジエン「あいつは判断が早すぎるからな。まあ奴のいい所でもある」
エミール「しかし恐ろしい奴です」
広場
陽炎丸はホワイトの攻撃を防いで薙刀で攻撃する。
斬られてしまうホワイト。
ブルーはジャンプして切りつけに来るがこれも防がれて蹴り飛ばされてしまう。
薙刀を振り回す陽炎丸。
ピンク「二人とも大丈夫か?」
ブルー「平気ですよ。この程度なら」
ホワイト「私だってまだまだ」
陽炎丸「おっと。ここで今日はお開きの時間がきてしまったか。命拾いしたな」
そう言って去って行く陽炎丸。
銀河警察・メインルーム
橘「お前達何をしているんだ?病院をしっかり探すんだ。治療しないでどうするんだ?」
快晴「申し訳ありません」
曇「あまり病院をわかっていないあまりに」
雪美「仕方ない。河原整形外科に行くとしようか」
雨美「私達の家の近くでよくお世話になっているんですよ」
快晴「申し訳ありません。リーダー」
地球・河原整形外科
診察してもらっている快晴。
河原「少し強く打ってしまっただけだね。少しの間安静にしていればよくなるよ」
快晴「ありがとうございます」
河原「東君の方も2週間程様子を見ようか。少し君は長くなりそうだ」
曇「そうですか。わかりました」
河川敷
河川敷を歩いている快晴、雪美、雨美、曇。
快晴「今日はありがとうございました。紹介までしてもらって」
雪美「本当に。どれだけ病院を知らないんだよと思ったよ」
曇「怪我とかあまりしなかったので」
雨美「だからってどこを見て選ぶかは大事ですからね。東さんは少し通う事になってしまいましたね」
曇「情けないことだ」
雪美「そんな事はいいからさっさと直せ」
曇「分かりました」
曇は少し落ち込んでいる。
心配する快晴。
公園・夜
曇がブランコに乗っている。
快晴が缶コーヒーを持って来る。
快晴「一杯いかがですか?」
曇「後輩におごらせるなんて悪いよ。お金払うからね」
曇はお金を快晴に払う。
快晴「すみません」
曇「これくらいさせてよ。それより良かったね。君の怪我は大した事なくって」
快晴「運が良かっただけです。東さんも早く良くなるといいですね」
曇「そうだね。明日から休んじゃうけど」
快晴「東さんの分まで頑張りますので」
曇「ありがたいよ。北斗は本当に熱血的で折れない心が羨ましい」
快晴「そんな。俺だって心が折れる事だってありますよ。あの陽炎丸が相手だとそうなります」
曇「そうなの?」
快晴「ここで話すのもあれですし俺の家いいですよ?」
快晴の家・快晴の部屋
快晴の部屋に入る曇。
曇「きちんと掃除されているね。偉いよ」
快晴「先ほどの話ですけど実は俺陽炎丸結構びびっているんです。勝てないかもしれないっていつも思うんですよ」
曇「あいつかなり強いもんね」
快晴「剣の使い方は俺より断然上ですし俺らが束になってかかっても全然ですもの」
曇「あの薙刀。かなり厄介だよね」
快晴「そうですね」
曇「僕もさ。最初は怖かったよ。なんせ異星人と戦うんだもの」
快晴「東さんそんなことを」
曇「相手は僕らの常識を超えた異星人だよ?怖いに決まっているじゃないか」
快晴「そうですね。でも俺達はこの世界を守る義務があります」
曇「早く治して復帰しないとだよ」
快晴「そうですね。5人で戦った方がいいですからね」
ザンゴグの基地
陽炎丸「ジエン様、あいつは結局使い物になりませんでしたね」
ジエン「まあそうでもないさ。少しばかり稼いでくれたからな。こいつらはヴァルカ。お前が使いな」
ヴァルカ「よろしいのですか?」
ジエン「これくらいあれば秘策があるんだろ?」
ヴァルカ「その通りですぜ。陽炎丸。悪いが次は俺が動くぜ」
陽炎丸「まあいいだろう」
ジエン「期待しているぞ。ヴァルカ」
ヴァルカは喜んでいる。
何が何だかわからないエミール。
地球・河原整形外科
数週間後
河原「だいぶ良くなってきているよ。軽い運動なら行けそうですね」
曇「そうですか。ありがとうございます。これで少しずつ良くなっていけるといいな」
銀河警察・メインルーム
雪美「北斗、東、よく復帰してくれた。でもこれからはしっかり病院を頼るんだぞ」
快晴・曇「はい」
橘は警告音を聞いて対応する。
快晴「奴らが現れたか」
続
次回、ポリスレンジャー!
ポリスレンジャーロボが苦戦している。
ヴァルカ「どうだ?この力は」
グリーン「これがあいつの力」
ピンク「こんなものを」
レッド「負けてたまるか!」
14話「ヴァルカの作戦」
ありがとうございました。
次回もお楽しみに。