警察戦隊ポリスレンジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。

16話になります。

よろしくお願いします。


16話 自転車教室

市街地

 

自転車を漕いでいる人々。

 

雨美は様子を見ている。

 

雨美「変わりましたね。自転車のマナー結構厳しくなりました」

 

雷光「そうだな。ヘルメットとか一時停止をしないといけない。本来は常にしないといけないからな」

 

雨美「自転車も結構危ない乗り物ですからね」

 

雷光「次行くぞ」

 

雨美「そうですね」

 

男の子「銀河警察のお兄さんとお姉ちゃん!」

 

自転車に乗ってやって来る。

 

男の子が敬礼をする。

 

雨美は敬礼を返す。

 

雨美「ヘルメットもしっかりしていて偉いね。これからも交通安全を守っていってね!」

 

男の子「うん」

 

そう言って去って行く男の子。

 

手を振っている雨美。

 

雨美「ごめんなさい。次行きましょう」

 

雷光「そうだな」

 

雷光はパトカーに乗る。

 

銀河警察・メインルーム

 

快晴「雨美のやつ、自転車のよく通る場所最近行きますよね?」

 

雪美「あいつは昔、自転車の練習かなり苦労したからな。怖がっていて」

 

快晴「それ初耳です」

 

曇「あの雨美がそんな」

 

雪美「教えるのも苦労はしたよ。よく転んでいた。かなり痛そうで何回泣いていたか」

 

快晴「でも転んだらそうなりますよね」

 

公園

 

公園で自転車を見かける雷光と雨美。

 

雨美「ここでもよくサイクリングが行われているんですよね」

 

自転車から転んでしまう少年。

 

雨美がすぐさま駆けつける。

 

雨美「大丈夫?」

 

少年「ありがとうございます」

 

少年2「雅人(少年は以下、雅人と表記)、お前まだ自転車乗れないのか?」

 

少年3「中学生にもなってみっともないな」

 

そう言って去って行く少年2と3。

 

悔しがる雅人。

 

雨美「なんなの?あの子達。感じ悪すぎる」

 

雅人「それもそのはずだよ。自転車乗れないとか恥ずかしすぎるんだよ」

 

雨美「よくここで練習しているの?」

 

雅人「俺の家狭いから。ここじゃないとできないんだよ」

 

雅人は再び漕ぎ始めるが転んでしまう。

 

雨美「バランス感覚からみたいね。わかった。お姉さんが教えてあげる」

 

雅人「いらないよ。悪いよ」

 

雨美「いいのよ。雅人君だって、乗れるようになりたいでしょ?自転車乗れるようになったら世界が変わるよ」

 

雷光「これ。どうなるんだろう」

 

ザンゴグの基地

 

陽炎丸の前に人間型で体が黒くて鉢巻をしている怪人がいる。

 

陽炎丸「自転車の暴走が得意なべダル。今日は町中の自転車をおかしくしてしまえ」

 

べダル「分かりました」

 

べダルは自転車に乗って出動する。

 

ジエン「陽炎丸、どうやら作戦を開始したようだな」

 

陽炎丸「ええ。ヴァルカが休息中、俺がやらせてもらいます」

 

ジエン「期待しているぞ」

 

公園

 

自転車を練習している雅人。

 

見守っている雨美。

 

転んでしまう雅人。

 

雨美「大丈夫?」

 

雅人「まだまだ行きますよ」

 

自転車に乗る雅人。

 

快晴「ここにいたのか」

 

雨美「北斗?」

 

雪美「たく。お前ってやつは」

 

雨美「リーダー!東さんまで」

 

曇「リーダーから聞いたよ。雨美もかなり苦労して乗れるようになったんだって?」

 

雷光「彼を見ていると自分と重なってしまうんだよな?」

 

雨美「そうなんですよ。私も小学生の頃、乗れなくってみんなに馬鹿にされた事がありました。それがたまらなく恥ずかしくて」

 

雪美「私も練習を見てあげたものだ」

 

雨美「覚えているよ。こんな感じの公園だったかな」

 

回想

 

自転車の練習をしている雨美(小学生)。

 

見守っている雪美(二十歳前後)。

 

転んでしまう雨美。

 

雪美「大丈夫?」

 

雨美は起き上がるが同級生から笑われている。

 

泣いている雨美。

 

雨美「絶対に乗れるようになってみせるから。雨美、絶対に強くなってみせるから」

 

雪美「よし、まだまだ練習だ」

 

雨美は頷く。

 

回想開け

 

雨美「結構恥ずかしいけどそんな思い出あったな」

 

雅人「そうだったんですね。僕も乗れるように頑張らないと」

 

雅人は乗ってみると少しずつ漕げるようになっている。

 

雷光「おいおい。乗れているじゃないか?」

 

曇「確かに。これはすごい」

 

少しバランスを崩しそうになって止まる雅人。

 

雨美「いい感じじゃない。じゃあゆっくりでいいからこのコースやってみる?」

 

雅人「そうするよ」

 

雅人は漕ぎ始める。

 

快晴「調子いいな」

 

雨美「当然でしょ?私が教えたんだから」

 

ゆっくりだがコースを走っている雅人。

 

その時、自転車に乗っている人がべダルが乗っている自転車に絡まれる。

 

べダルは自分がしているのと同じ鉢巻を人々に付ける。

 

べダル「こいつでお前らも暴走族だ」

 

鉢巻をつけられた人々は目つきが悪くなり自転車を思いっきり走らせる。

 

雅人はUターンして逃げる。

 

べダル「待て!貴様!」

 

雅人は5人の所に戻ってくる。

 

雷光「どうした!そんな慌てて」

 

そう言っていると悲鳴が聞こえる。

 

べダルの後ろを洗脳された人々がついて行くように走っている。

 

雨美「ザンゴグ?よくもみんなを」

 

5人「警察変身!」

 

5人は変身する。

 

雅人「話には聞いていたけど。やっぱり皆さん」

 

ホワイト「雅人君は安全な所に逃げて」

 

雅人は言われた通り行く。

 

べダル「ギジェン、お前らもやってしまえ」

 

ギジェンは自転車に乗って攻撃してくる。

 

グリーン「なんですか?これ」

 

ピンク「怯むな。だが洗脳された人々は傷つけるな」

 

ブルー「そうだな。かなり難しいぞ」

 

グリーンは一般人に絡まれている。

 

グリーン「ちょっとどいてください」

 

レッドも一般人に動きを止められている。

 

レッド「放してください。あいつは危険です。何皆様に危害を加えようとしているんですか?」

 

ホワイトは一般人を放させてレッドを救出する。

 

レッド「すまない。雨美」

 

ホワイト「べダル。絶対に許さないんだから」

 

べダル「このままやられるわけにはいかない。みんな撤退だ」

 

べダルは自転車に乗って逃げて行く。

 

一般人も後について行く。

 

ホワイト「逃げたか」

 

雅人「なんだよ。あいつら」

 

ホワイト「安心して。雅人君。あいつらは絶対に私達が止めてみせるから」

 

雅人「お姉ちゃん」

 

ホワイトは雅人の肩を優しく叩く。

 

銀河警察・メインルーム

 

雷光「あいつに鉢巻を付けられるとみんなあいつの手下になってしまうようだ」

 

快晴「あの鉢巻を外させればいいんだな」

 

雪美「そんな簡単なものじゃないぞ。何人いると思っている?」

 

曇「あいつは更に増やしているかもしれません」

 

雷光「あいつかなり自転車乗りこなしているから車で追いかけるのは難しそうだ。狭い所に逃げられたら最悪だ」

 

雨美「あいつだけは許せない。自転車をあんな乱暴に乗るだなんて」

 

橘「みんな」

 

快晴「長官」

 

橘「ああ。自転車に乗って悪さをするやつか。かなり厄介な相手だが頼むぞ」

 

快晴「もちろんですよ」

 

雨美「私パトロール行きますね」

 

橘「北斗、お前一緒に行ってやれ」

 

快晴「わかりました」

 

快晴と雨美は出動する。

 

 

公園

 

雅人が練習しているのを見つける雨美。

 

雨美「雅人君!結構乗れるようになっているじゃない」

 

雅人「うん。お姉ちゃんのおかげで」

 

雨美「雅人君が頑張ったからだよ。これで同級生の子とサイクリング出来るね」

 

雅人「そうだね」

 

そう言っていると同級生の子が雅人にぶつかってくる。

 

雅人「何するんだよ」

 

同級生の2人は雅人を取り押さえる。

 

雨美「ちょっと何しているの?辞めてあげて」

 

雨美は先程の鉢巻を見つける。

 

雨美「あれは鉢巻?」

 

雨美は同級生の鉢巻を取り外すと正気に戻る。

 

少年2「あれ?俺達どうしていたんだ?」

 

少年3「雅人、お前乗れるようになったのか?」

 

雅人「ああ。この通りね」

 

自転車に乗れるのを見せる雅人。

 

少年3「これから3人でサイクリングしないか?楽しいぞ」

 

雅人「勿論行くよ」

 

少年2「決まりだな」

 

べダル「そうはいかないよ。自転車は思いっきり走らせるのがいい使い方よ」

 

雨美「自転車をそうやって使うなんて許せない」

 

雨美はチェンジライセンスとポリスチェンジャーを取り出す。

 

雨美「自転車ってのは歩くよりも遠くに行ける優れた乗り物。そして楽しむもの。それを暴走行為に使うなんて許せない。警察変身」

 

雨美は変身する。

 

べダル「調子に乗るなよ」

 

べダルは自転車に乗る。

 

走り出すべダル。

 

ホワイト「あいつめ」

 

レッド「雨美!」

 

4人が駆けつける。

 

ホワイト「みんな」

 

ピンク「雨美、あいつに追いついてこい」

 

ピンクは自転車を渡す。

 

ホワイト「わかりました。任せてください」

 

ホワイトは自転車に乗るとべダルを追って走って行く。

 

ブルー「まあ、俺達を歓迎してくれるようだな」

 

ブルーは見渡すとギジェンに囲まれている。

 

グリーン「じゃあ僕らは相手するとしようか」

 

グリーンはポリスブラスターを取り出してギジェンを一人倒す。

 

ギジェンが一斉に襲いかかる。

 

レッド「かかってこい」

 

レッドはサイレンブレードでギジェンを斬りつける。

 

同・サイクリングコース

 

ホワイトはべダルに追いつく。

 

べダル「追いついてくるとはな」

 

ホワイト「だから言ったでしょ?私はお前を倒すって」

 

べダル「生意気だ」

 

べダルは思いっきり漕ぎ出す。

 

ホワイト「こっちだって」

 

ホワイトも更に強く漕ぎ出す。

 

ほとんど互角である両者。

 

べダル「なぜあいつにこんな力が」

 

ホワイト「雅人君と約束したのよ。私が守るって。だから絶対に約束は守るんだから」

 

ホワイトはポリスブラスターを取り出してべダルに向かって放つ。

 

べダル「あの野郎。今度はこうだ」

 

べダルの自転車からビームが出てくる。

 

反応してかわすホワイト。

 

ホワイト「こんなのはどう?」

 

ホワイトは自転車毎ジャンプさせる。

 

べダル「そんなバカな」

 

ホワイトはべダルの真上に来る。

 

ホワイトはタイヤをべダルにぶつける。

 

べダルは自転車から落とされる。

 

ホワイトは着地して自転車から降りる。

 

ホワイト「どうかしら?」

 

べダル「こんなことが」

 

4人が合流する。

 

ホワイト「それじゃあトドメと行きますか」

 

ブルー「そうだな」

 

5人はポリスブラスターを取り出す。

 

ホワイト「ファイヤー」

 

5人は必殺技を繰り出すとべダルに炸裂する。

 

べダル「うあああ」

 

爆発するべダル。

 

ザンゴグの基地

 

陽炎丸「倒されるとは情けない」

 

ジエン「エミール。やってあげなさい」

 

エミール「わかりました」

 

エミールは地球に向けて銃を発射させる。

 

地球・公園

 

ビームを浴びたべダルは巨大化する。

 

グリーン「自転車まで巨大化しているよ」

 

レッド「なんだよあれ」

 

ホワイト「本当にしつこい奴ね。ポリスマシン、発進」

 

ポリスマシンが発進する。

 

乗り込む5人。

 

コックピット・ホワイト

 

ホワイト「一気に決めるわよ。警察合体」

 

公園

 

ポリスレンジャーロボが完成する。

 

5人の声「完成、ポリスレンジャーロボ」

 

べダル「これでもくらえ」

 

べダルは自転車でポリスレンジャーロボを跳ねる。

 

ポリスレンジャーロボは3回やられる。

 

べダルは4回目をくらわせようとするが受け止めるポリスレンジャーロボ。

 

べダルは力強くこいで押し勝つ。

 

コックピット・ポリスレンジャーロボ

 

揺れるコックピット

 

レッド「あいつまだあんな力を」

 

ピンク「力には力だな。ポリスダンプ、頼む」

 

公園

 

ポリスダンプがやって来る。

 

ポリスダンプに気づくべダル。

 

べダルを押し倒すポリスダンプ。

 

ピンクがポリスダンプに乗り換える。

 

コックピット・ポリスダンプ

 

ピンク「力勝負と行くか」

 

公園

 

ポリスダンプはべダルと衝突する。

 

べダルは思いっきり漕ぎ始める。

 

ポリスダンプも負け時と押している。

 

ポリスダンプが勝つ。

 

べダル「バカな」

 

コックピット・ポリスレンジャーロボ

 

ホワイト「それじゃあやりますか。警察武装」

 

公園

 

ポリスレンジャーロボの左腕にポリスダンプが装着される。

 

ポリスダンプの部分でパンチを放つ。

 

自転車から横転するべダル。

 

べダル「このやろう」

 

ポリスレンジャーロボは突っ込んできたべダルを連続パンチする。

 

倒れるべダル。

 

コックピット・ポリスレンジャーロボ

 

ホワイト「これで終わりにしてあげる」

 

公園

 

ポリスレンジャーロボはダンプの部分にエネルギーを集中させて岩が集まっている。

 

5人の声「ストーンクラッシャー」

 

岩が拳に集まりエネルギーを溜めたパンチを放つ。

 

まともに食らって倒されるべダル。

 

べダル「みんなは自転車でも交通ルールを守ろうね」

 

コックピット・ポリスレンジャーロボ

 

ピンク「やったな。雨美」

 

ホワイト「はい」

 

深呼吸をして落ち着くホワイト。

 

市街地

 

自転車に乗っている人を誘導している雨美。

 

快晴「あいつあれからよく見回るようになったな」

 

雷光「なにせ」

 

雅人が自転車でやって来る。

 

雨美「雅人君」

 

雅人「お姉ちゃんのおかげで乗れるようになりました。これからまたサイクリングに行きます」

 

雨美「そうなんだね。雅人君。自転車乗る時も交通ルールはきっちり守ってね」

 

雅人「はい」

 

そう言って雅人は友達の方に向かって行く。

 

曇「これで良かったですね」

 

雪美「ああ。雨美のやつもかなり嬉しそうだからな」

 

雨美は笑顔で次の自転車の人を誘導する。

 

 

 

次回、ポリスレンジャー!

 

ポリスレンジャーの夏休みスタート?

 

雪美がぬいぐるみを見つける。

 

雪美「これ、限定ものなんだよな!癒される」

 

快晴「ぬいぐるみを買った人が消えていく?」

 

曇「どうなっているんだろう」

 

雪美「お前の仕業だったのか」

 

17話 ぬいぐるみ ドール?

 

雪美「ゆいぐるみは正義だ!」




ありがとうございました。

次回もお楽しみに。
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