17話になります。よろしくお願いします。
市街地・夜
カップルが歩いている。
男性「万里子、今日はたくさん食べたな」
万里子「充(男性は以下、充と表記)、今日はいい店紹介してくれてありがとう」
充「駅まで送ってやるよ」
万里子「ありがとう」
駅前まで来るとぬいぐるみを売っている男性店員がいる。
店員「さあさあ。このぬいぐるみ安いよ」
店員が充と万里子にぬいぐるみを見せる。
そのぬいぐるみはどこにでもありそうな熊のぬいぐるみである。
充「ぬいぐるみか」
万里子「ぬいぐるみ好きなんだよね。これ買おうかな」
充「万里子がいいと思うのならいいんじゃないかな」
万里子「すみません。これ1つください」
店員「毎度あり」
お金を払って去って行く充と万里子。
万里子「この熊結構可愛い」
充「いい買い物がまた1つ出来たな」
万里子「ええ。充のおかげよ」
万里子はぬいぐるみを抱きしめる。
充「さあって。改札だぞ!今日はここで」
充が振り向くと万里子がいなくなっている。
充「あれ?万里子?どこに行ったんだよ。おい。万里子。万里子!」
ぬいぐるみが落ちている。
ザンゴグの基地
エミール「次は私がやろうかしら」
陽炎丸「なんでお前みたいなやつが」
ジエン「陽炎丸、エミールも中々の腕を持っているぞ。お前みたいなやつとか言っていると痛い目見るぞ」
陽炎丸「申し訳ありません」
ジエン「で?どうしているんだ?」
エミール「既に動いております」
銀河警察・メインルーム
書類を書いている雪美。
曇「お疲れ様です」
雪美「ああ。明日はすまないな」
雷光「何言っているんですか?明日は折角のお休みなんですから。ゆっくりしていてください」
雪美「西垣、明日から少しだけ、代理でお前がリーダーだな」
雷光「そうなりますね。任せてください」
雪美「ああ」
快晴「雨美は出勤でいいのか?」
雨美「ええ。明日はリーダー一人にしておきたいので」
快晴「どう言う事なんだ?」
雨美「それは言えないかな」
快晴は首を傾げる。
地球・市街地
パトロールしている雷光と曇。
曇「西垣さん。いや。リーダー!」
雷光「呼び辛いだろ?西垣さんでいいんだよ」
曇「では西垣さん。今日は変わった所は今はないですね」
雷光「そうだな。だが油断はするなよ」
曇「そうですね」
遊園地
遊園地にやって来る雪美。
そこはぬいぐるみ遊園地と書いてある。
興奮している雪美。
雪美「今日は休んでここ限定のぬいぐるみを手に入れるんだ」
気を引き締める雪美。
遊園地に入って行く雪美。
銀河警察・メインルーム
快晴「所で雨美、リーダーは一人にしてあげたいってどう言う事なんだ?」
雨美「無駄話はいいから監視を続けて」
快晴「分かったよ」
橘「どうだ?あの市内の様子は」
快晴「異常なしです」
雨美「今の所はです」
そう言っていると通信が入る。
雨美「こちら雨美」
雷光の声「こちら西垣だ。ある男性から話があるそうだ」
橘「念の為だ。北斗、雨美。行ってくれないか?」
快晴「了解」
地球・市街地
充「だから。万里子がいなくなったんですよ。突然」
曇「落ち着いてください」
快晴「現場に到着しました」
雨美「どうなされましたか?」
曇「なんか証拠にもなく彼女さんが消えてしまったみたいで」
雷光「それで何かデート中に変わった事はないですか?」
充「ああ。それが消える前に万里子はぬいぐるみを買ったんですよ」
充は熊のぬいぐるみを見せる。
曇「これは普通のぬいぐるみですよね?」
雷光「これを買った後なのですね」
充「はい」
男性2「ちょっと。銀河警察の方ですか?内の娘も突然消えたんです。ぬいぐるみを買ってきた後に」
女性「私の子もなんですよ」
雷光「どうなっているんだ?まさかザンゴグのやつらか?」
快晴「調べる必要がありそうですね」
ぬいぐるみ遊園地
ぬいぐるみの見た目のキャラクターと写真を撮っている雪美。
限定のぬいぐるみを手に入れる雪美。
雪美「少し買いすぎたかな?だがやっぱりぬいぐるみは可愛いよな」
そこに熊のぬいぐるみを売っている売店を発見する。
雪美「この遊園地にあんなものがあったか?」
店員「いらっしゃい」
雪美「この熊のぬいぐるみください」
店員「毎度あり」
雪美は熊のぬいぐるみを買った。
銀河警察・メインルーム
快晴「今日だけで30件近くぬいぐるみを買った後に消えたと言っている人がいたな」
雨美「それもなぜか場所はバラバラ。移動しながら販売しているのかしら」
雷光「あの店員の行方をまず追う必要がありそうだな。作戦は明日実行する。今日はみんな上がっていいぞ」
快晴「お疲れ様でした」
雨美「すみません。こんな早い時間なのに」
雷光「心配するな。戦う事になるかもしれないからしっかり休んでおきな」
地球・雪美の家・雪美の部屋
雪美の部屋にはぬいぐるみがたくさん置いてある。
雪美が部屋に入って来る。
雪美「ただいま!みんな」
雪美はベッドにいるぬいぐるみ達をスリスリしている。
その時、インターホンが鳴る。
雪美「どうしたのかしら。こんな時間に」
対応する雪美。
同・玄関・夜
雪美は玄関を開けると雨美が立っている。
雪美「雨美」
雨美「あがっていいかな?」
雪美「どうぞ」
同・雪美の部屋
雪美の部屋に入る雪美と雨美。
雨美「やっぱりぬいぐるみ買っていたんだ」
雪美「そうなんだよ。やっぱり可愛いだろ?」
雨美「みんなに黙るのかなり苦労したんだから」
雪美「すまないな」
雨美「聞いてはいたけど小さい頃から本当にぬいぐるみ好きなんだね」
雪美「いいじゃないか。かなり癒されるぞ」
雨美「その熊のぬいぐるみって」
雪美「ああ。遊園地に売店であったんだよ」
雨美「あれって・・」
雪美「どうかしたか?」
雨美「いいや。そうだ。手を洗って来るね」
雪美「ああ」
雨美が部屋を出るのを見ている雪美。
雪美「この熊のぬいぐるみ。いいな」
雪美の家・リビング・回想
32年前。
ここは雪美が小さい頃に住んでいた家。季節はクリスマスである。
幼稚園の頃の雪美がクリスマスプレゼントを開けると先程と似た熊のぬいぐるみが入っていた。
抱きしめる雪美。
雪美の家・雪美の部屋・回想開け
雪美は思い出していると思わずぬいぐるみを抱きしめてほっぺをすりすりさせる。
雪美「癒される」
雨美が戻って来ると雪美はいなくなっている。
雨美「雪美姉さん?」
そこには熊のぬいぐるみが落ちているだけ。
洞窟
雪美は目を開けると牢屋みたいな場所にいる。
雪美「ここはどこなんだ?」
そこには攫われた人々がいる。
万里子「貴方まで?」
雪美「貴方は?」
万里子「私も気がついたらここにいたんですよ」
雪美「あのぬいぐるみ買ったのですか?」
万里子「実はそうなんですよ」
雪美「これは・・」
怪人「また一人捕まってくれたようじゃな」
その怪人は老人で職人さんのようにエプロンをしている。
雪美「お前はぬいぐるみをばらまいて人々を誘拐していきたショーン(怪人は以下、ショーンと表記)」
ショーン「気がついた所でもう遅い。お前らは私の作るぬいぐるみの材料になるのじゃからな」
雪美「なんだと?」
銀河警察・メインルーム
雨美は熊のぬいぐるみを持って来る。
快晴「そのぬいぐるみって」
雨美「リーダーが昨日買ったものになります」
橘「雪美がか。それで」
雨美「行方がわからなくなりました」
雷光「しかしどうしてリーダーがそのぬいぐるみを」
雨美「実はリーダーはぬいぐるみ好きなんですよ」
曇「初耳だな」
橘「それで」
雨美「このぬいぐるみに何かをするとどこかに飛ばされるのではないのでしょうか?」
橘「しかしそのなんかしらの方法とは」
雷光「ぬいぐるみと言えば・・か」
快晴「こうやって抱きしめてみるとか?」
快晴はぬいぐるみを抱きしめると突然消える。
雨美「ちょっと北斗?」
橘「成る程。ぬいぐるみを抱きしめる事でどこかに誘拐しているのか」
雷光「場所させ分かれば」
洞窟
快晴が到着する。
快晴「こんな所に飛ばされたのか?」
雪美「北斗じゃないか?」
快晴「リーダー?やっぱり」
雪美「これってどうなっているの?」
快晴「はい。リーダーって熊のぬいぐるみを買ったんですよね?」
雪美「そうだけど?何か」
快晴「ここにいる人達はみんなリーダーの様に熊のぬいぐるみを買って抱きしめたらここに連れてこられたんですよ」
雪美「そうだったのか。私とした事が」
快晴「自分の好きなものなので誰だって気が緩んでしまいますよ」
快晴はポリスブラスターで牢屋を破壊する。
快晴「逃げてください」
逃げようとするがショーンが立ち塞がる。
ショーン「そうはいかんぞ」
快晴はポリスチェンジャーを操作する。
ショーン「無駄な事を」
快晴「それはどうかな」
ショーンは針の形をした武器を取り出して快晴に向かって刺す様に攻撃をする。
快晴はかわす。
雪美は蹴りを入れる。
快晴「リーダー」
雪美「情けない所を見せてしまったな。この借りは絶対に返す」
快晴「俺もやりますよ。警察変身」
快晴は変身する。
レッドは雪美が攻撃を避けた後、ショーンを抑え込む。
レッド「リーダー。まずは誘拐された人達を」
雪美「ああ。皆さんこっちです」
雪美の指示で逃げて行く人々。
レッドはショーンの針で刺されてダウンする。
レッドはすぐに立ち上がってポリスブラスターを放つ。
ダメージを負うショーン。
ショーン「若造どもが」
雪美「避難完了だ」
レッド「ありがとうございます」
雪美「私だってやらせてもらう」
雪美はカバンからポリスチェンジャーとチェンジライセンスを取り出す。
レッド「リーダー!」
雪美「こんな事もあろうかとカバンに入れておいたんだ。チェンジライセンスセット」
音「チェンジライセンス、アクセス!」
雪美「警察変身」
雪美は変身する。
ピンク「行くわよ」
ピンクはサイレンブレードで攻撃をする。
針で受け止めるショーン。
ショーン「私の武器をなめるんじゃないぞ」
ショーンは何度か突く様な攻撃を繰り出す。
防いでいるが途中で攻撃を食らってしまうピンク。
レッド「大丈夫ですか?」
ピンク「平気だ」
ショーン「次は・・」
そう言っているとブルー、ホワイト、グリーンも駆けつける。
ショーン「どうしてこの場所が?」
ホワイト「ありがとう北斗。位置を教えてくれて」
レッド「そういうわけだ」
ショーン「さっきの操作も」
レッド「気づくのが遅かったな」
ピンク「ありがとうな。みんな」
ブルー「それじゃあ5人で行きましょう」
ピンク「ああ。行くぞ」
4人「はい」
ブルーとグリーンはポリスブラスターを放つ。
全て食らうショーン。
ホワイトはブルーとグリーンの間を抜けてサイレンブレードを手にする。
ショーンは針からビームを繰り出すがスライディングして避けるホワイト。
スライディングしたまま斬りつける。
レッドがショーンを中心に円を描く様に走っている。
ショーンはあちらこちらを見てレッドを追いかける。
レッド「ここだぞ」
レッドはショーンの真後ろに来てポリスブラスターを放つ。
ダメージを負うショーン。
レッド「リーダー」
ピンクはレッドの肩を利用してジャンプする。
ピンクはサイレンブレードにエネルギーを集中させて斬りつける。
ショーンは食らってしまう。
倒れるショーン。
ピンクの周りに集まる4人。
ブルー「やりましたね」
その時、ビームが降りてくる。
ショーンはビームを浴びて巨大化する。
ピンク「ポリスマシン、発進」
ポリスマシンがやってくる。
ポリスダンプもやってくる。
ピンクはポリスダンプに乗り込む。
コックピット・ポリスダンプ
ピンク「警察合体」
洞窟付近の森林
ポリスレンジャーロボが左腕にポリスダンプを装備して合体完了する。
ショーン「これでもどうだ」
ショーンは針を突き出すがダンプの部分で防いで針を破壊する。
ショーン「バカな」
ポリスレンジャーロボはダンプの部分でパンチを連打する。
岩を周りに集めて最大パワーでパンチを繰り出す。
吹き飛ばされるショーン。
構えるポリスレンジャーロボ。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
ピンク「ぬいぐるみを悪用するなんて許せない」
洞窟付近の森林
5人の声「ストーンクラッシャー」
ポリスレンジャーロボは必殺技を繰り出す。
まともに食らって倒されるショーン。
ショーン「みんなはぬいぐるみを大切に扱ってね」
銀河警察・メインルーム
恥ずかしがる顔をする雪美。
雪美「みんな、この事は忘れてくれ。焼肉でも寿司でも奢るから」
曇「別にいいじゃないですか。リーダーもかなり可愛い一面があるじゃないですか」
雷光「恥ずかしがる事ないと思いますよ。好きなものに全力になれるのはいい事です」
快晴「俺もそう思いますよ」
雨美「これは当分こうなるかな?」
雪美「お願い!!」
雷光「次の休みは俺か・・」
続
次回、ポリスレンジャー!
雷光がテントを立てる。
快晴「キャンプ?」
雷光「自然も中々いいぞ?」
怪人が人々を襲う。
狼の遠吠え。
雷光「キャンプを邪魔するな」
18話「キャンプで事件」
ありがとうございました。
次回もお楽しみに。