20話になります。よろしくお願いします。
銀河警察・訓練室
柔道の訓練。雨美に投げ飛ばされる快晴。
快晴「おいおい。手加減してくれよ」
雨美「手加減したら絶対に後悔するよ」
曇「結構力入っているね」
雷光「優秀なのはいいと思うが?」
雪美「北斗の方が練習が足りない」
快晴「そんな・・」
同・メインルーム
快晴「ああ。やられたやられた。でも次は勝ってみせる」
雷光「あいつめ。そう言えば雨美はどうしたんですか?」
雪美「今新しいマシンの練習をしている」
雷光「新しいマシンですか」
雪美「ああ。なんせシュート技だからな。あいつは自分からやりたいと言っていたが」
橘「私が雨美専用のマシンにしたのさ」
快晴「シュートって、光線技ですか?」
雪美「サッカーの方だ。あいつサッカー好きだからな」
快晴「マジですか?」
地球・荒野
灰色でロードローラーのようなマシンを操作している雨美。ポリスローラーだ。
雨美「だいぶ慣れて来た。かなり練習したからね」
快晴の声「雨美!」
雨美「北斗?」
雨美はポリスローラーから降りる。
快晴「聞いたぜ。お前サッカー好きなんだっけ?」
雨美「リーダーから聞いたのか。そうだけど?」
快晴「俺も小さい頃やっていたんだけど1vs1とかやらないか?」
雨美「私に挑むの?いいじゃない。やってやろう」
快晴はサッカーボールを蹴り始める。
雨美は快晴にマークするように着く。
快晴はフェイントをかけて避けようとするが雨美は読んでいたかのようにボールを奪う。
雨美「お前とは鍛え方が違うんだよ」
快晴「結構やるな。そう言えば明日からお前休暇か。ゆっくりな」
雨美「ああ」
銀河警察・休憩室
休憩室の椅子に座る雨美。
雨美「仕事終わった!」
雨美はサッカーの試合のチケットを見ている。
雪美「試合、見に行くのか?」
雨美「はい。なんせピエール様が来られるのですもの」
快晴・曇「ピエール?」
雷光「今フランスで活躍しているヨハン・ピエールだ」
雨美「ピエール様です。西垣さん!」
雷光「様付けないとダメなのかよ」
雨美「当たり前です。この方がどんなストライカーか分かっているのですか?」
雷光「そこまではわからん」
雪美「まあ楽しんでくるがいいさ」
同・メインルーム
曇「しかし雨美はいつからサッカー好きなんですか?」
雪美「小さい頃からだ。あいつ男子に混じってよくサッカーしていたからな」
快晴「通りで上手いわけだ」
ザンゴグの基地
ヴァルカ「ようやく俺の出番が来たぜ。ソリッド。お前の出番だ」
ソリッドとは体が銀色で両肩に刃の様な突起がある。
ソリッド「俺の出番か」
ジエン「こいつは両肩の刃みたいなのでスポーツで問題になって追放されたやつだな」
ソリッド「許せないですぜ。意味がわからない。地球で叩きのめてやる」
ジエン「楽しみにしているぞ」
地球・大空スタジアム
スタジアム前にはお客さんがたくさんいる。
雨美がやってくる。
雨美「今日の15時にキックオフ。まだ全然間に合ったよ」
太陽を見ている雨美。
雨美「今日はピエール様が所属しているホワイト・ナイツがこの日本に来ているんだよな。日本の東京グリズリーズと戦うんだよな」
アナウンスがあって入場開始となる。
雨美もスタジアムに入って行く。
誰も気づいていない場所で様子を見ているソリッドとギジェン。
ソリッド「サッカーの試合か。こいつはいいな。選手を叩きのめしてやる」
敬礼するギジェン。
スタジアムではキックオフとなる。
ボールはピエールが持つ。
ピエールはドリブルを始める。
グリズリーズの選手がタックルをしてくるが華麗に避けるピエール。
雨美「いいですよ。ピエール様!そのまま一気に行っちゃってください」
ピエールはディフェンダー4人を抜いてシュートを決める。
ゴールの笛が鳴る。
雨美「やったぁ!ピエール様!!」
旗を思いっきり振っている雨美。
ピエールと一瞬目が合う雨美。
ピエールは手を振ってくれる。
雨美「ピエール様と目が合った!」
次のキックオフとなる。
ボールは日本がキープしている。
フォワードの選手がシュートに行くがゴールキーパーが防ぐ。
雨美「流石アラン。いいセービングだね」
アランはボールを蹴るとピエールにボールがいく。
ピエールは4人の選手に囲まれてしまう。
雨美「ピンチですね。ピエール様」
襲ってくる相手選手。
右サイドに別のフランスの選手が走ってくる。
ピエールはカーブをかけたパスを送る。
雨美「ピエール様からボールを奪おうとしてもいいパス出すんだよね」
ボールは右サイドのガブリエルに渡る。
ピエールはすぐに走り出す。
ガブリエルはピエールにパスを出すとダイレクトでシュートする。
ゴールが決まる。
笛が鳴る。
雨美「いいですよ!ピエール様!」
銀河警察・メインルーム
橘「みんな!ザンゴグが現れた。場所は・・」
雪美「大空市。雨美のいるスタジアムに近い市街地じゃないか」
快晴「向かいましょう」
市街地
ここは大空スタジアムの近くにある市街地。
ボールを人々に当てまくっているソリッド。
ソリッド「決まったぜ。次行こう」
快晴「待ち上がれ」
快晴はポリスブラスターをギジェンに向かって放つ。
雪美「ザンゴグ、これ以上の悪事は許さない」
雷光「ボールを蹴りまくってどうするつもりだ」
ソリッド「決まっているだろ?俺の力を見せるためだ。こうしてサッカーの上手さを見せているのさ。サッカー選手どもにな」
曇「そんなことの為に人々を」
ソリッド「俺は銀河スポーツ連盟から追放されてどれだけ辛い思いをしたと思っているんだ?」
ソリッドはボールを4人に向かって蹴ってくる。
爆発が起こるが変身して無事である。
レッド「そんなの。お前がズルばかりするからだろ?」
レッドはソリッドに接近する。
ソリッド「俺がサッカーだけのやつと思うか?」
ソリッドはラグビーのようなタックルをレッドに浴びせる。
レッドは飛ばされる。
グリーン「北斗!」
ピンクとブルーがサイレンブレードで攻撃をする。
ソリッドは斬りつけられるが直ぐに立ち上がって今度は野球ボールを持つ。
ピンク「来るぞ」
ソリッドはフォークボールを投げて来る。
ブルーはサイレンブレードを振るが途中で落ちていく。
地面に着地した瞬間爆発が起きてブルーは吹き飛ばされる。
ピンクに向かってカーブをかけた球を投げて来る。
かなり曲がったカーブに対応出来ずに攻撃を受けてしまうピンク。
グリーンもソリッドに向かって走る。
ソリッドは今度はテニスラケットを持ってサーブをする。
ボールに当たってダメージを負うグリーン。
レッド「あいつ球技ならなんでも来いかよ」
ブルー「だがあいつを止めてみせる」
ソリッド「止めれるとでも思っているのか?」
ソリッドはサッカーのシュートを繰り出す。
ブルーはなんとか避けるがボールはなんとスタジアムに当たってしまう。
大空スタジアム
スタジアムのスコアボードにソリッドが蹴ったボールが当たってしまう。
爆発が起きてスコアボードが壊れてしまう。
警報機が鳴っている。
警備員が避難誘導をしている。
雨美「どういうこと?ザンゴグ?」
ピエール達選手も控え室に向かう。
雨美もスタジアムから出ていく。
雨美はスタジアムから出て来るとギジェンが観戦しにきた人を襲っている。
雨美「ちょっと。退きなさいよ」
雨美はギジェンを攻撃して人々を助け出す。
雨美は攻撃を受けている4人を見つける。
雨美「大丈夫ですか?」
ブルー「あの野郎。球技の腕は確かなのかもしれないな」
ソリッドがサッカーのシュートを繰り出す。
雨美はホワイトに変身してシュートを打ち返そうとする。
ホワイトはタイミグよくシュートをするが力で押されている。
ホワイト「お前なんかに負けてたまるか」
なんと力尽くで打ち返す。
ダメージを受けるソリッド。
ソリッド「なんてやつだ」
ホワイト「お前の技なんか本物のサッカーじゃない。ズルだけしてきたとしか思えない」
心にグサッと突き刺さる言葉を食らうソリッド。
ソリッド「あの小娘め。覚えておけ。次はないからな」
去って行くソリッド。
変身を解除する5人。
快晴「すまない。助かった」
曇「よくあれ打ち返せたね」
雨美「私にはわかるんですよ。あれはプロの技じゃない。アマチュアの中のアマチュアだって」
雪美「しかしお前の休暇、台無しにしてしまったな」
雨美「大丈夫です。試合は再開するようなので」
雷光「そうなのか・・」
快晴「良かったじゃないか。楽しんで来いよ」
雨美「うん」
試合が再開する。
フランスが2点、日本が0点である。
日本のキックオフから始まる。
シュートをするがキーパーがセーブする。
雨美の声「分かる。あいつのシュートと今のシュートは明らかに違っていた。魂のこもっていないシュートだった。あんなやつのボールは私が何度でも止めてやるんだから」
ボールはピエールに渡る。
ピエールはシュートを放つ。
ゴールに突き刺さる。
アナウンス「ピエールハットトリック」
雨美「いいですよ!ピエール様。かっこいい!」
ここで丁度前半が終わってハーフタイムとなる。
雨美「サッカーは見るのもやるのもいいよね。こうやってぶつかり合うのが熱い」
地下の道路
ダメージを負って歩いているソリッド。
ヴァルカが目の前にいる。
ヴァルカ「お前苦戦しているようだな」
ソリッド「ヴァルカ。あの白い娘がかなり厄介でして」
ヴァルカ「言い訳なんていいんだよ。このまま帰る気ではいないよな?」
ソリッド「誰が帰るか。あんなにやられて」
ヴァルカ「そうだ。そうだ。復讐をしてこいよ。お前このままやられてていいのか?」
ソリッド「あそれはないですぜ。絶対に復讐してやるんだよ」
ヴァルカは頷いて去って行く。
大空スタジアム
スタジアム付近をパトロールしている4人。
雪美「あいつは必ずこの近くにいるはずだ」
快晴「勿論です」
後半戦が始まっている。
ピエールは日本チーム4人を軽々交わしてしまう。
雨美「ピエール様!素敵!そのままシュートまで持って行ってください」
快晴は偶然雨美を見つける。
快晴「雨美もなんだかんだ女の子な部分あるんだな」
快晴はそのまま静かに去って行く。
ピエールのシュートが決まる。
悔しがっている日本チーム。
雨美「やったぁ!」
そして試合が終了して5vs0でフランスの勝ちである。
雨美「すごい白熱した戦いだった。テレビで見るのもいいけどこうして見ると更に熱狂が違うよ」
スタジアム前、シャトルバスがやってくる。
雨美「シャトルバス・・ってことは?」
フランスのチームがバスに向かって歩いている。
観客の人は一斉にフランスチームに集まる。
雨美は一番前にいる。
ピエールが雨美の目の前を通る。
雨美「ピエール様!」
ピエールは雨美に気づいて手を振る。
雨美「これは本当に目が合った!」
そんな時に火花が雨美達を襲う。
逃げる人々。
ソリッド「お前がサッカー選手どもか」
ピエールは驚いている。
雨美「ピエール様!ここは逃げてください」
雨美はポリスチェンジャーとチェンジライセンスを取り出す。
雨美「警察変身!」
雨美は変身する。
驚くフランスチーム。
ホワイト「ピエール様には指一本触れさせない」
ホワイトはソリッドに向かって突っ込む。
ホワイトはサイレンブレードを手にしてスライディングしながら斬りつける。
ソリッド「中々の運動神経だな」
ホワイト「褒められるほどでもない」
ホワイトはソリッドに続けて斬りかかるが右の肩の刃で受け止める。
ソリッド「俺も二度は同じ手を食らうわけはない」
ソリッドはサッカーボールを蹴り飛ばす。
ダメージを受けるホワイト。
ピエールはホワイトに向かって手を伸ばす。
掴まれるホワイト。
投げ飛ばされる。
心配するフランスチームの方々。
ホワイト「大丈夫ですよ。皆さんは私が守る」
ホワイトは手足をほぐしている。
ソリッド「これでも喰らえ」
ソリッドはボールをシュートしてくる。
ホワイト「ここだ!」
ホワイトは蹴り返す。
ソリッドは蹴り返されたボールを食らってしまう。
ソリッド「馬鹿な」
ホワイト「お前の偽りのシュートなんて何度だって蹴り返してやるんだから」
ソリッド「今のはまぐれだ!」
ソリッドは再び蹴り返す。
ホワイトはトラップをしてボールを鎮める。
ソリッド「こんな事が。でもまだまだだ」
ソリッドは次はオーバーヘッドキックを放つ。
ホワイトは左足のアウトサイドでトラップをする。
ソリッド「俺のシュートを簡単に」
ホワイト「どうしたのかしら?これが全力のシュートなの?」
ホワイトはシュート仕返す。
まともに食らうソリッド。
ホワイト「これでどうだ!」
ホワイトは回転がかかったシュートを放つ。
まともに食らうソリッド。
ピンク「雨美!」
4人と合流する。
レッド「雨美!」
グリーン「一人で倒すなんて」
ソリッド「小娘が!」
ホワイト「小娘に負けた気分はどうかしら?」
ソリッドは倒れる。
ピエール達フランスチームはポリスレンジャーに感謝している。
ピエールと握手をするホワイト。
ブルー「応援ありがとうございます・・」
ホワイト「感激です!ピエール様!」
ザンゴグの基地
ジエン「ヴァルカ。ダメだったようだな」
ヴァルカは躊躇う。
ジエン「エミール。やってやりなさい」
エミール「わかりました」
エミールは銃を地球に目掛けて発射する。
地球・市街地
スタジアムで倒されたソリッドはビームを浴びると巨大化して市街地に向かう。
ホワイト「ポリスマシン!」
ポリスマシンがやって来る。
5人はマシンに乗り込む。
コックピット・ホワイト
ホワイト「警察合体」
市街地
ポリスレンジャーロボが完成する。
ポリスレンジャーロボとソリッドが格闘戦をする。
ポリスレンジャーロボは右手でパンチを繰り出す。
ダメージを受けるソリッド。
ソリッド「何倍にしても返してやる」
ソリッドはサッカーボールを出して蹴り出す。
まともに食らうポリスレンジャーロボ。
戻ってきたボールをリフティングするソリッド。
ソリッド「どうだ?」
ポリスレンジャーロボはポリスマグナムを取り出す。
ポリスレンジャーロボはポリスマグナムを発射する。
ソリッドはボールを蹴って攻撃を防ぐ。
ソリッドは肩を利用してタックルをして来る。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
揺れるコックピット。
グリーン「あの攻撃厄介だね」
レッド「だったらポリスクレーンだ!」
市街地
ポリスクレーンがポリスレンジャーロボの右手に合体する。
5人の声「ジャッジメントスピア!」
ポリスレンジャーロボは必殺技を繰り出す。
ソリッドはボールを蹴ってこれも防いでしまう。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
ブルー「ボールに貫通しても意味ないぞ」
ピンク「あいつ考えて来るな」
市街地
ソリッドはリフティングを5回してから再びボールを蹴る。
ポリスレンジャーロボはダメージを受ける。
ソリッドは跳ね返ったボールを蹴り返しまくる。
全て食らってしまうポリスレンジャーロボ。
膝をついてしまうポリスレンジャーロボ。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
グリーン「これって結構不味い感じ?」
ホワイト「こうなったらこっちだって!ポリスローラー!」
市街地
ポリスローラーがやって来る。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
ブルー「あれが雨美が練習していたポリスローラーか」
レッド「行けるのか?」
ホワイト「勿論!どれだけ練習したと思っているの?」
市街地
ホワイトはポリスローラーに乗り換える。
コックピット・ポリスローラー
ホワイト「さあって!キックオフよ!」
市街地
ポリスローラーは後ろのタイヤが外れるとまるでボールのように飛んで行く。
ソリッドに向かって一直線に向かって行く。
ソリッド「何をして来るのかと思えば」
ソリッドは蹴り返そうとするがタイヤはカーブを描いて当たる。
ソリッド「何だと?」
コックピット・ポリスローラー
ホワイト「ここから本領発揮よ!警察武装!」
市街地
ポリスローラーは後ろのタイヤを外して足の部分となりポリスレスキューと交代して左足にくっつく。
そして外れたタイヤは球となってポリスレンジャーロボの元にやって来る。
リフティングをしているポリスレンジャーロボ。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
グリーン「何なの?これ」
ホワイト「名付けてポリスレンジャーロボストライカーです」
市街地
ポリスレンジャーロボはリフティングを終えて球を左足の足元に置く。
ソリッド「そんな合体しても俺は驚かないぞ」
ソリッドはゴールキーパーの構えをする。
ポリスレンジャーロボは狙いをつけている。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
ホワイト「これで決める!ローラーシュート!」
市街地
ポリスレンジャーロボは左足で球を思いっきり蹴り飛ばす。
目にも見えない速さで回転している。
球は勢いよくソリッドに命中する。
ソリッド「スポーツする時はフェアプレーを心がけてね!」
そう言い残してソリッドは倒される。
大空スタジアム前
ピエールからボールにサインをもらう雨美。
雨美「ありがとうございます。大切にします」
笑顔で去って行くフランスチーム。
快晴「良かったな」
雨美「うん」
曇「それにしても雨美にあんな一面があるなんてね」
雨美「それは別に・・」
雷光「好きなものがあるのはいいことだ」
雪美「さあって。戻るぞ」
5人は歩き出す。
快晴だけ一度止まる。
快晴「次は俺が休暇だけどどうしようか」
続
次回、ポリスレンジャー!
快晴の休日が!?
快晴「俺ってなんで白紙のチェンジライセンスで変身出来るんだろ」
ジエン「私も興味がある」
ジエンは怪人と共に調べている。
快晴「なぜお前らが」
怪人と戦っているレッド。
21話「隠された事」
ジエン「教えてやろう。お前がなぜ白紙のチェンジライセンスで変身出来るのかを」
驚いている快晴。
ありがとうございました。
次回もお楽しみに。