22話になります。よろしくお願いします。
アバン
快晴が休みを過ごしている。
快晴の声「俺の休みの時だった」
タブレーとジエンが現れる。
タブレーと戦っているポリスレンジャー。
ジエンがタブレーのパッドを見ている。
ジエン「そういうことだったか」
ジエンはポリスレッドの方を見る。
ジエン「教えてやろう。お前がなぜ白紙のチェンジライセンスで変身出来るのかを。それはポリスチェンジャーとチェンジライセンスを作ったのはお前の両親だからだ」
快晴は唖然とする。
雨が強く降っている。
銀河警察・メインルーム
雨美「あいつの親御さんがポリスチェンジャーとチェンジライセンスを開発した?」
橘「そうなんだ。そしてポリスマシンは北斗のお母さんがメインで作っていたんだ」
雪美「そんなの初めて聞きました」
曇「そもそもポリスチェンジャーとチェンジライセンスは認められた人しか使えないはずです」
雷光「そうかもしれないが今はその解明よりダブレーを倒す事だ。あいつにまたやられたんだぞ?」
雪美「そうだ。お前らだって悔しいはずだろ?二度も負けただなんて」
曇「そうですね。北斗が一番辛いはずですよね?」
雷光「そうだな。まだ小さかったのに警察からあそこまで罵倒された過去を思い出さされた上にきっと今も俺ら攻められるんじゃないかって思っているに違いない」
雪美「そうだな。でもあいつは私達を裏切ったりしない」
橘「そしてこれは私の推測なんだが。ジエンの目的は」
雨美「北斗を仲間にひきずり込もうとしている」
橘「その通りだ。警察の敵とされればあいつは仲間を欲すると思っている」
雪美「北斗を絶対に渡してはならない」
雨美「そう言えば北斗は?」
橘「家から出てきていない。引きこもったままだ。私が話しかけてもダメだった」
雨美「私が行きます」
雷光「雨美?」
雨美「北斗がああなったのは私に責任があります。私がいつまでもあいつを認めなかったから」
雪美「それは我々だって同じだ。あいつは最初長官から変身道具を取って変身したからな」
雷光「俺らだって認めてなかったのは同じだ」
曇「だから僕らで力を合わせて北斗がここに戻って来れるようにしませんか?」
雨美「そうですね。でもいきなり大勢で行くのもあれですし。私に行かせてもらえないでしょうか?」
雪美「わかった。だが無茶はさせるなよ?」
雨美「はい」
ザンゴグの基地
ジエンとタブレーが戻って来る。
ヴァルカ「流石です。ジエン様。まさかポリスレッドの心をあそこまで」
ジエン「人間とは脆いものだ。仲間意識が都合のいい時だけ高く、それ以外だと低い。信頼なんて砕きやすい」
タブレー「陽炎丸、ヴァルカ。お前らが二人ともいながらこんな人間に負けるなんて情けないな」
ヴァルカ「なんだと?」
陽炎丸「テメェ」
エミール「やめなさい。ジエン様、次の作戦はあるのですか?」
ジエン「あいつの心境を待つだけだ。まあすぐに奴はこの手に」
地球・快晴の家・玄関
雨美が北斗の家にやって来る。
雨美「あいつの熱意。私も本当は尊敬していた」
インターホンを押す雨美。
雨美「北斗?いる?」
快晴の声「なんだよ。雨美かよ」
雨美「私は別に北斗が裏切るような奴じゃないって思っているよ」
快晴の声「帰れよ。そんな話聞きたいわけじゃないんだよ」
雨美「わかった」
ため息をする雨美。
雨美「北斗・・」
快晴の家・北斗の部屋
快晴は両親との写真を見ている。
研究所前・回想
警察が火災に見舞われている研究所に入っていく。
小さい頃の快晴がいる。
快晴「お父さん、お母さん!」
快晴は警察に止められる。
ジエンが様子を見ている。
高笑いしているジエンに気づく快晴。
快晴の家・快晴の部屋・回想開け
ため息をつく快晴。
快晴は警察から睨まれているように感じている。
快晴「俺は・・どうしてこんなことに」
銀河警察・メインルーム
雪美「まあそれもそうだろうな。何日かそっとしておくほうがいいかもしれないな」
雨美「私は放っておけないです。北斗は私の目標でもあるんです。あいつを超えるのが私のしたい事です」
雨美はメインルームを出て行く。
曇「雨美、北斗の事結構認めているじゃないですか」
雪美「ああ。それは言える。雨美。北斗と一緒になって変わったと思うぞ。あんな思いをしたのはあいつも初めてだろうな」
警告音が鳴る。
雪美「タブレーか。行くぞ」
曇「はい」
廃工場
廃工場で暴れているタブレー。
タブレー「出てこい。ポリスレンジャー。決着をつけてやる」
雷光がバイクでやって来る。
雷光「パトロール中でよかったよ。警察変身」
雷光はブルーに変身する。
ブルーはサイレンブレードでタブレーに斬りかかる。
タブレーは盾を取り出して防ぐ。
タブレーはブルーを払いのける。
ブルーは負け時ともう一度攻撃をする。
タブレーは受け止めてマウス部分で殴りかかる。
曇「そうはいかない」
曇はタブレーの攻撃を受け止める。
雪美と雨美はポリスブラスターで攻撃をする。
タブレー「レッドはいないようだな」
雨美「あいつは絶対に来る。お前なんかにビビるような奴じゃないんだよ」
快晴の家・快晴の部屋
快晴はため息をついている。
雨美の声「あいつは絶対に来る」
快晴は雨美の声が聞こえたような気がしている。
まるで雨美の声が聞こえたかのように。
快晴「雨美?」
廃工場
4人「警察変身」
4人は変身してタブレーに挑む。
タブレーは4人の動きを読んでいる。
ピンクとホワイトの蹴りを避けて更にグリーンのポリスブラスターでの攻撃をもかわしてしまう。
ブルーは後ろからタブレーを押さえつける。
タブレー「どういうつもりだ?」
ブルー「いまだ」
ピンクはポリスブラスターでタブレーにダメージを与える。
タブレー「それで俺を倒せるとでも思っているのか」
快晴の家・快晴の部屋
快晴「俺は・・警察の敵・・」
雪美の声「そんな事一度も思っていないぞ」
快晴は思い出している。
銀河警察・メインルーム・回想
投げ飛ばされる快晴。
雪美「まだまだ甘いな」
快晴「まだまだ」
雪美「お前ってやつは」
快晴「ここで負けを認めたらきっと後悔する。時間までやってやるんだよ」
雪美「長官はきっとそこを気に入ったんだろうな」
快晴「どういう事ですか?」
雪美「警察に大切な事は最後まで諦めない事なんだ。守れるはずの命にしない為にも。だからお前みたいに何度も立ち上がれる奴が必要だったんだ」
居酒屋
雷光に酒を注いでいる快晴。
快晴「西垣さん!」
雷光「ああ。別に気を使わなくってもいいからな」
雷光は酒を飲む。
快晴「仕事終わりにありがとうございます」
雷光「いいんだよ。どうだ?ポリスレンジャーとしては」
快晴「たくさんの方から感謝をもらえてこれからも頑張りたいって思える仕事です。これからもみんなを守っていきたいと思います」
雷光「その熱き気持ち、リーダーや東らも羨ましいと思っているんだよな。その気持ちって長くは続きにくいからさ。これからもザンゴグから地球や人々を守り抜こうな」
雷光が快晴にお酒を注ぐ。
快晴「はい!」
快晴の家・快晴の部屋・回想開け
快晴「みんな、俺を恨むような事ないよな?あいつの。ジエンのやつの言いがかり・・」
雨美の声「お前、私に負けたくないんじゃなかったの?」
快晴「雨美?」
銀河警察・トレーニングルーム。回想
剣道で一本取られてしまう快晴。
雨美が防具を脱いでいる。
快晴「また負けた」
雨美「たく。お前はまっすぐすぎるんだよ。攻撃が単調だ」
快晴「なんだよ。俺だって勝機を伺っているんだよ」
雨美「どうやっても無理よ」
快晴「いいや。俺は絶対に勝つ。ザンゴグだって」
雨美「お前ってやつは。羨ましいもんだよ」
快晴「どうした?急に」
雨美「だってお前のそのまっすぐな性格。そして諦めない精神。警察にはなくてはならない。でも誰でもあるわけじゃない。私だってお前の事は少しは尊敬しているんだからね。少しは私を見習いなさいよ」
快晴「何自信過剰になっているんだよ」
雨美「お前な」
快晴を見てクスッと笑う雨美。
地球・荒野
バイクの練習をしている快晴。
雷光が見ている。
雷光「北斗、態勢が悪いぞ。それじゃあカーブしきれないぞ」
快晴「はい」
快晴は再びバイクに乗って走り出す。
雷光「北斗、お前の燃え尽きない闘志。俺だって大切な人を失った。だから誰にもそんな思いはさせたくない。お前と出会って改めて思う事が出来た」
快晴はカーブに差し掛かる。
雷光「北斗、お前は本物の警察官だ」
快晴はカーブを曲がるのを成功させる。
快晴「よし!」
快晴の家・快晴の部屋・回想開け
快晴は立ち上がる。
快晴「俺が嫉妬されているからなんだ。警察だったら俺を追い抜いてみろってんだ。羨ましがらずにさ」
快晴は家を出る。
市街地
走っている快晴。
快晴「みんな俺を警察として、仲間として認めてくれている。俺だってここでクヨクヨしてはいけない」
廃工場
タブレーによって投げ飛ばされるグリーン。
ホワイト「東さん」
タブレー「これでどうだ?」
タブレーは電撃波を放つ。
痺れて倒れてしまう4人。
タブレー「終わりにしてやる」
快晴「待てよ」
快晴がポリスブラスターを放って言う。
快晴「俺を忘れていないか」
タブレー「お前なんか偽警官だろうが」
快晴「いいや。俺は偽物なんかじゃない。今ここで証明してみせる」
快晴はポリスチェンジャーとチェンジライセンスを手にする。
チェンジライセンスが光って快晴のライセンスとなる。
音「北斗快晴、アクセス!」
快晴「警察変身」
快晴はレッドに変身する。
ホワイト「来たのね!北斗」
レッド「当たり前だ。みんな俺のことを仲間だと思ってくれている。俺が何者であっても」
ブルー「当たり前だ」
レッド「俺が相手だ」
レッドはクレーンランスを取り出す。
タブレー「その武器だって見ているんだよ」
レッド「そうみたいだな。だがデータは薄いはずだ」
タブレー「なんだと?」
レッドはクレーンランスをそのまま突き出してくる。
タブレーは盾で防ぐが盾に傷が入る。
タブレー「馬鹿な」
レッド「少し過信しすぎたようだな。お前の盾は既にボロついている。手入れくらいしたらどうだ?」
タブレー「偉そうなやつだ」
レッド「偉そうなのはどっちだ?」
レッドはクレーンランスとサイレンブレードを二刀流にする。
タブレー「おいおいおい。データにないぞ。そんなのありかよ」
レッド「出来るからいいんだよ」
レッドはサイレンブレードで切りつけた後にクレーンランスで突き刺す。
レッド「これだ!」
レッドはサイレンブレードの取っ手にクレーンランスをつける。
レッド「どうだ?薙刀見たいだろ?」
タブレー「それは見たことない」
レッド「今まで隠していたがお前みたいなやつが出たからには使うしかないな」
レッドは薙刀型となった武器でタブレーを斬りつける。
連続斬りを食らってしまうタブレー。
ホワイト「いつの間にあんなことを?」
レッド「この武器はクレーンブレーカーだ」
レッドはクレーンブレーカーを構える。
レッドはブンブンとクレーンブレーカーを振り回すと竜巻が起こる。
タブレーは風に翻弄されている。
レッド「トルネードスラッシュ」
風に乗りながら刃がタブレーを襲う。
タブレー「データにないことには弱いんだよな」
タブレーは爆発する。
ザンゴグの基地
ジエン「作戦失敗したか。もう一息だったのに。エミール」
エミール「わかりました」
エミールは銃を地球に向ける。
地球・廃工場
ビームが降り注ぐとタブレーは巨大化する。
レッド「ポリスマシン」
ポリスマシンがやってくる。
5人は乗り込む。
5人の声「警察合体」
ポリスレンジャーロボが完成する。
タブレー「これでも喰らえ!」
タブレーはマウス部分からビームを繰り出す。
ポリスレンジャーロボはポリスマグナムで防ぐ。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
レッド「一気に呼びますかポリスクレーン」
ピンク「たく。お前が指示出すのかよ。まあいいか。ポリスダンプ」
ホワイト「ポリスローラー」
廃工場
ポリスクレーン、ダンプ、ローラーがやって来る。
タブレー「こいつらか!」
コックピット・クレーン
レッド「これだ!全て警察武装」
廃工場
ポリスクレーンが右手に、ポリスダンプが左手に装備され、ポリスローラーが左足に装備される。
タブレー「全部合体するだなんて聞いてないぞ」
ポリスレンジャーロボはリフティングをしている。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
ホワイト「まずはローラーシュート!」
廃工場
ポリスレンジャーロボはリフティングをした後、そのままシュートをする。
食らうタブレー。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
ピンク「次はストーンクラッシャー」
廃工場
ポリスレンジャーロボは岩を周りに集めてパンチを食らわせる。
コックピット・ポリスレンジャーロボ
レッド「これでトドメだ。ジャッジメントスピア」
廃工場
ポリスレンジャーロボはクレーンの部分を突き出して発射する。
貫かれるタブレー。
タブレー「まさかデータを超えてしまうとは」
爆死するタブレー。
銀河警察・メインルーム
快晴「皆様、この度はご迷惑をおかけしました」
雪美「無断欠勤は良くなかったな。戻ってきてくれたこと。感謝している」
雷光「お前は俺らの仲間だ。既にな」
曇「そうそう。雨美だってそう思っているよね?」
雨美「別に」
快晴「そうか。戻ってきてくれて嬉しいか」
雨美は顔を赤くする。
雨美「やめてよ。そんなんじゃないから」
雪美「やれやれ。仲がいいのか?」
地球・高層ビル・屋上・夜
ヴァルカが屋上から街を眺めている。
ヴァルカ「今度こそ全てを破壊してやる」
続
次回、ポリスレンジャー!
ヴァルカが出てくる。
ブルー「ヴァルカ!お前」
ヴァルカ「今度こそ終わりにしてやる」
グレートヴァルカに乗り込むヴァルカ。
グレートヴァルカがヒートアップする。
ポリスレンジャーロボがやられている。
23話「進撃のヴァルカ」
ヴァルカ「これでお前らも終わりだ」
ありがとうございました。
次回もお楽しみに。