警察戦隊ポリスレンジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。42話になります。

よろしくお願いします。


42話 ソラの怒り

ザンゴグの基地

 

陽炎丸が窓から地球を見ている。

 

陽炎丸「ついに俺の天下だ。俺の天下だぜ」

 

陽炎丸が薄っすらと笑う。

 

陽炎丸「ずっとこの時を待っていたんだ。ジエンが自ら出撃して追い詰められるのをな」

 

怪人が入って来る。

 

陽炎丸「トカゲンチャク(怪人は以下、トカゲンチャクと表記)じゃないか」

 

トカゲンチャク「来てやったぜ?陽炎丸よ」

 

トカゲンチャクは顔はトカゲで両腕に接着剤の口がついている。色はクリムゾン。

 

陽炎丸「お前結構偉そうだな。俺がここのボスなんだぞ」

 

トカゲンチャク「なんだよそれ。兎に角俺は行かせてもらうぜ」

 

出撃するトカゲンチャク。

 

地球・公園

 

公園を歩いているブスケッツ、カナ、ソラ。

 

ソラ「なんで私達この人と?」

 

カナ「別にいいじゃない。ソラだって話すと楽しいわよ」

 

ブスケッツ「カナ、そう言ってもらえると嬉しいよ。この散歩コース結構いいでしょ?」

 

カナ「そうですね。緑が綺麗で。景色もいいですね」

 

ソラは途中の野球場で野球をしている少年らを見ている。

 

ソラ「あれが野球ってやつか」

 

ブスケッツ「知っているのか?」

 

ソラ「まあな。少し調べてはいるんだよ」

 

カナ「ソラったら野球の試合をテレビで夢中になって見ていたんですよ」

 

ソラ「姉貴、それ言うなよ」

 

ブスケッツ「ソラ、君ベースボール好きなのか?今度キャッチボールとかやってみないか?」

 

ソラ「考えておくよ」

 

ブスケッツは少しホッとする。嫌われていないと確信したからだ。

 

その時、悲鳴が聞こえる。

 

ブスケッツは反応する。

 

トカゲンチャクが子供達に向かって接着剤をつける。

 

子供達は食らってしまい、壁にくっついて離れない。

 

大人に向かっても同様のことをする。

 

トカゲンチャク「これで全員を固めてやる」

 

ブスケッツ「ザンゴグ、そこまでだ」

 

ブスケッツ、カナ、ソラがやって来る。

 

トカゲンチャク「ポリスレンジャー、こんな所にまで」

 

ブスケッツ「ここでお前を止める」

 

ブスケッツはポリスソニックを手に取る。

 

ブスケッツはチェンジライセンスをポリスソニックに入れる。

 

ブスケッツ「警察変身」

 

ブスケッツは変身する。

 

トカゲンチャク「お前もこうしてやる」

 

トカゲンチャクは接着剤を発射させる。

 

バイオレットは全て避ける。

 

ポリスソニックを発射するバイオレット。

 

ダメージを負うトカゲンチャク。

 

トカゲンチャク「ちょこまかと」

 

ソラ「あいつって陽炎丸の手下なんだよな。だったら」

 

ソラはクナイらしき武器を取り出す。

 

カナ「よしなさい。そんな事しても」

 

ソラ「陽炎丸は私達の事を何とも思っていないんだぞ?」

 

カナ「だからって」

 

ソラ「ヒナの事何とも思わないのかよ」

 

ソラは飛び出して来る。

 

トカゲンチャク「お前の相手はこいつらだ」

 

ギジェンが出て来る。

 

ギジェンに囲まれるソラ。

 

バイオレット「どうして?」

 

5人がバイオレットの所に集まる。

 

ソラ「舐められては困るな。私を」

 

ソラは最初に来たギジェンをクナイで斬りつけると次に来たギジェンの攻撃を蹴りで返り討ちにする。

 

囲まれている所から前にバク宙して脱出する。

 

ギジェンは振り返るとソラは手裏剣を投げる。

 

ギジェンは怯む事なく襲って来るがソラは刀を出して斬りつける。

 

バイオレット「ワーオ!前から思っていたが中々の戦闘力だ。忍者スタイルの戦い方だな」

 

レッド「忍者って言ったら忍者村行った時の炎丸らを思い出すぜ」

 

ソラ「あの極悪人と一緒にしないで」

 

ブルー「あいつらを知っているのか?」

 

カナがクナイでギジェンを斬りつける。

 

カナ「勿論です。彼らは忍者の力を悪用していたのですから」

 

ソラ「私らも殺されそうになったくらいだ」

 

グリーン「そうだったのか」

 

トカゲンチャク「よそ見しているんじゃねぇぞ」

 

トカゲンチャクは突進をして来る。

 

何とかかわす6人。

 

ジャンプしてかわすカナとソラ。

 

ソラはトカゲンチャクに回し蹴りを連発する。

 

トカゲンチャクは倒れこむがすぐに立ち上がる。

 

ソラはトカゲンチャクを刀で斬りつける。

 

トカゲンチャク「中々やるじゃないか」

 

ソラ「あんたなんかにやられてたまるかよ」

 

レッド「おいおい。妹さんかなり強いですね」

 

カナ「ソラは3人の中で一番身体能力高いんですよ」

 

ソラは飛び上がってクナイを投げつける。

 

全て刺さってしまうトカゲンチャク。

 

トカゲンチャク「あの野郎」

 

ソラは構える。

 

トカゲンチャクは地面に向かって接着剤を発射する。

 

ソラは後退するがタイミングを合わせて発射して来るトカゲンチャク。

 

バイオレット「危ねぇ」

 

バイオレットは庇おうとするが逆にバイオレットの右手とソラの左手がくっついてしまう。

 

グリーン「ブスケッツ!」

 

バイオレット「まじか。離れないぞ」

 

ソラ「余計な事するなよ」

 

ソラに引っ張られるバイオレット。

 

バイオレット「ちょっとソラ」

 

ソラ「これじゃあ戦えないじゃないか」

 

カナ「一旦引いた方がいいですね」

 

レッド「そうですね」

 

レッドはポリスブラスターをトカゲンチャクの地面に放つ。

 

トカゲンチャクが気づいた時にはいなくなっている。

 

トカゲンチャク「逃げたか。だがあの接着剤は中々取れないぜ」

 

去って行くトカゲンチャク。

 

銀河警察・メインルーム

 

ブスケッツとソラは手を離そうとするが離れない。

 

雷光「かなりがっちりついているんだな」

 

ソラに頭を叩かれるブスケッツ。

 

カナ「ちょっとソラ」

 

ソラ「あんたが邪魔しなければ避けれたものを」

 

ブスケッツ「それは・・」

 

雪美「言い争っても仕方ない。ブスケッツは一度待機していた方がいいな」

 

カナ「妹が無礼を」

 

ブスケッツ「いいよ別に。すまないね。ソラ」

 

ソラ「それで離れる方法はないの?」

 

曇「あいつから聞き出すしかないよね」

 

雨美「今度出てきたらやるしかないですね」

 

雷光「ああ。だがあいつが素直に話すわけはない」

 

ブスケッツはソラの顔を伺う。

 

ソラ「なんだよ」

 

ブスケッツ「ああ。別に。本当に」

 

ソラ「もういいよ。兎に角離れるようにすればいいんだろ?」

 

同・訓練室

 

ブスケッツ「トレーニングをしたい?」

 

ソラ「そうだ。万が一出動しないといけなくなったらな」

 

ブスケッツ「そうだけど」

 

ソラ「あんたが私に合わせれば負けることはまずない」

 

ブスケッツ「そうなのか?」

 

ソラ「戦闘経験がある私が言うんだから間違いない」

 

ソラはいきなりジャンプをするがブスケッツが遅れてしまう。

 

ソラも落ちてしまう。

 

ソラ「ちょっと何しているんだよ」

 

ブスケッツ「いきなり困るぜ。飛ぶだなんて」

 

ソラ「お前が私に合わせないからだろうが。これじゃあどうしろっていうんだよ」

 

練習を見ている快晴とカナ。

 

カナ「妹がご迷惑を」

 

快晴「ブスケッツ、これは振り回されるな」

 

快晴はパトロールに向かう。

 

ソラが走ろうとするがブスケッツが動かない為引き寄せられて頭がぶつかってしまう。

 

ソラ「だから何で動かないんだよ」

 

ブスケッツ「むちゃくちゃだ。息を合わせないと無理がある」

 

ソラ「たく情けないな」

 

ソラは呆れている。

 

地球・市街地

 

快晴と雷光がパトロールしている。

 

そこには壁に接着された人がいる。

 

快晴「ひどい」

 

雷光「あいつ」

 

雷光のポリスチェンジャーが鳴る。

 

雷光「俺だ」

 

曇の声「こちら東、トカゲンチャクを発見」

 

雷光「わかった。急行する」

 

快晴も素早くパトカーに乗る。

 

廃工場

 

ピンクとホワイトがトカゲンチャクに頭突きされてしまう。

 

グリーンはポリスブラスターを放つが接着剤を繰り出されて防がれてしまう。

 

快晴と雷光の乗っているパトカーがやってきて降りた瞬間に変身する。

 

レッドはサイレンスピアを突き出すがトカゲンチャクは受け止めてしまう。

 

ブルーはジャンプキックを仕掛けて後退させる。

 

レッド「クレーンツラスト」

 

トカゲンチャク「そうはいかない」

 

トカゲンチャクは接着剤を飛ばして来る。

 

レッドは接着剤を付けられて地面から離れない。

 

レッド「マジかよ。これ」

 

ホワイト「嵌っちゃったの」

 

ブルー「気をつけないとな」

 

トカゲンチャク「お前らも同じ目に合わせてやる」

 

トカゲンチャクは接着剤をぶちまけるが全て避けられてしまう。

 

しかし地面に接着剤が飛び散って囲まれてしまう。

 

グリーン「どうしましょう。こんなに飛び散ってしまいましたよ?」

 

ピンク「下手したら私達も北斗みたいになっってしまうわけか」

 

銀河警察・訓練室

 

ソラに少しずつ合わせれるようになったブスケッツ。

 

そこに橘がやって来る。

 

橘「ブスケッツ、みんながピンチだ。行ってくれないか?」

 

ソラ「こんな事もあろうと思ったぜ。行くぞ」

 

ブスケッツ「ああ」

 

廃工場

 

どんどん足場を奪われているポリスレンジャー。

 

トカゲンチャク「お前らもこれで終わりだ」

 

ブスケッツの声「待つんだ!」

 

トカゲンチャクは振り向くとブスケッツとソラがポリスジャンボから降りて来る。

 

ピンク「ブスケッツ、何をしているんだ?お前は待機命令だったはずだ」

 

ブスケッツ「ピンチだって聞いてね。出動許可をされたよ」

 

ブルー「本当なのか?」

 

橘から通信が入る。

 

ピンクが対応する。

 

橘の声「本当だ。結構部が悪いようだからな」

 

ピンク「確かにこれでは動けないですからね」

 

ソラ「あんたは私が叩きのめしてあげる」

 

ブスケッツ「俺達じゃないのか?」

 

ソラ「どうでもいいわ。覚悟しないさい」

 

トカゲンチャク「子供は黙っていろ」

 

トカゲンチャクは接着剤を放つがジャンプして避けられてしまう。

 

ブルー「ブスケッツ、お前!」

 

ブスケッツ「だいぶ彼女の動きに慣れてきてね」

 

ブスケッツは着地するとポリスソニックを取り出す。

 

ポリスソニックを放つブスケッツ。

 

食らってしまうトカゲンチャク。

 

ブスケッツ「ソラ、頼みがあるんだがいいか?」

 

ソラ「なんだよ」

 

ブスケッツ「チェンジライセンスをこのポリスソニックに入れてもらえないか?」

 

ソラ「まあ、振り回したから少しはあんたのお願いも聞かないとな」

 

ソラはチェンジライセンスをブスケッツのポケットから出してポリスソニックに入れる。

 

ブスケッツ「警察変身!」

 

ブスケッツが変身する。

 

ソラ「これでいいのか?」

 

バイオレット「ああ。最後に同じポケットにアルティメットチップがあるからそれも挿入してくれないか?」

 

ソラ「わかった」

 

ソラはアルティメットチップを取り出してポリスソニックに付けるとアルティメットテクターが装着される。

 

バイオレット「アルティメットポリスバイオレット」

 

ソラ「とっとと倒すぞ」

 

バイオレット「ああ」

 

トカゲンチャクは接着剤を放って来るがバイオレットとソラは息を合わせてジャンプをする。

 

ソラは爪の部分をポリスソニックを入れてあげる。

 

バイオレット「サンキュー」

 

ソラ「早くしろよ」

 

バイオレット「ああ」

 

バイオレットはポリスソニックを放つ。

 

そうするとティラノサウルスが爪でひっかくエフェクトが出てきてトカゲンチャクにダメージを与える。

 

トカゲンチャク「馬鹿な」

 

ソラはその後にクナイを投げて来る。

 

トカゲンチャクに何本か刺さる。

 

ソラ「食らったようだな」

 

トカゲンチャクは動きが鈍る。

 

バイオレット「あれは?」

 

ソラ「毒を仕込んであるんだよ。とっとと倒れてしまえ」

 

ソラはジャンプする。

 

バイオレットもジャンプする。

 

ソラ「ちゃんと合わせれるようになったじゃないか」

 

バイオレット「当然だよ。君に何度も振り回されたからね」

 

バイオレットは右腕の爪の武器でトカゲンチャクを引っ掻きまくって腕の接着剤の入り口を破壊する。

 

トカゲンチャク「これでは攻撃が」

 

ソラ「どうやら自慢の武器は封じられたらしいな」

 

ソラは手裏剣を投げると全て当たる。

 

バイオレット「トドメはこれで行くか」

 

バイオレットは爪の部分をポリスソニックに入れてエネルギーをチャージする。

 

バイオレット「アルティメットショットだ」

 

バイオレットは必殺技を放つ。

 

まともに食らって倒されるトカゲンチャク。

 

トカゲンチャクはビームを浴びて巨大化する。

 

ピンク「北斗が動けない」

 

バイオレット「俺に任せろ」

 

ブルー「俺も行くぜ」

 

バイオレット「ポリスコプター、ポリスジャンボ」

 

ブルー「ポリスエクスプレス」

 

呼ばれたマシンがやって来る。

 

ピンク「西垣、クレーンとダンプも使うんだ」

 

ブルー「ありがとうございます」

 

ブルーはポリスエクスプレスに、バイオレットはポリスジャンボに乗り込む。

 

コックピット・ポリスジャンボ

 

バイオレット「よし!」

 

ソラ「ちょっと待てよ。私まで乗っているんだけど」

 

バイオレット「少しだけ付き合ってもらうよ。警察合体」

 

廃工場

 

ポリスサンダーとポリスエアラーが完成する。

 

ポリスサンダーとポリスエアラーは同時にトカゲンチャクにパンチをする。

 

トカゲンチャクはどっちも食らってしまう。

 

次に蹴りを入れてダメージを与える。

 

トカゲンチャクはすぐに立ち上がる。

 

トカゲンチャク「お前らもこうしてやろう」

 

トカゲンチャクは接着剤を発射するとポリスサンダーとポリスエアラーの腕がくっついてしまう。

 

コックピット・ポリスサンダー

 

ブルー「こっちにはこれがある。警察合体」

 

廃工場

 

ポリスエアラーは分離した事によって接着剤が落ちてしまう。

 

トカゲンチャク「馬鹿な」

 

スカイポリスサンダーが完成する。

 

スカイポリスサンダーは飛び上がる。

 

コックピット・スカイポリスサンダー

 

ブルー「ブスケッツ、行くぞ」

 

バイオレット「ああ」

 

ソラ「合体出来るなんて知らないぞ」

 

廃工場

 

スカイポリスサンダーは飛び上がって回転しながら両腕で持っている剣でトカゲンチャクを切り裂く。

 

スカイポリスサンダーは振り向くと雷を纏ってトカゲンチャクに突進する。

 

トカゲンチャクはまともに食らってしまう。

 

また振り返るスカイポリスサンダー。

 

コックピット・スカイポリスサンダー

 

バイオレット「トドメと行こうじゃないか」

 

ブルー「そうだな」

 

ソラ「完全に私を無視しているよね?」

 

廃工場

 

ブルー・バイオレットの声「スカイサンダーブラスト」

 

スカイポリスサンダーは必殺技を決める。

 

トカゲンチャク「俺の負けだ」

 

爆発するトカゲンチャク。

 

コックピット・スカイポリスサンダー

 

バイオレット「倒したぜ」

 

バイオレットとソラの手が離れる。

 

ソラ「やった。これで自由だ」

 

バイオレットもホッとしている。

 

噴水のある公園・夕

 

快晴「酷い目にあった」

 

ブスケッツ「それは俺もだよ」

 

ソラ「全くだ。なんでこんなやつなんかと」

 

ブスケッツ「その言い方・・」

 

雷光「なんだかんだ。いい関係だったじゃないか」

 

ソラ「なんでだよ」

 

カナ「いいコンビネーションだったよ。ソラ。ブスケッツさんもありがとうございます」

 

ブスケッツ「いいって事だ」

 

笑っている6人とカナ。

 

恥ずかしがるソラ。

 

ソラ「忘れてくれよ」

 

 

 

 

次回、ポリスレンジャー!

 

怪人の鋏攻撃を食らってしまうホワイトとピンクとカナとソラ。

 

雨美「うるせえんだよ。姉だから何が違うんだよ」

 

雪美「お前こそ生意気だな」

 

快晴「これどうなっているんだ?」

 

カナ「これくらいで私達は負けませんから」

 

43話「姉妹の絆」

 




ありがとうございました。

次回もお楽しみに!
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