警察戦隊ポリスレンジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。47話になります。

よろしくお願いします。


47話 悪女の予言

アバン

 

銀河警察の整備室で戦っているポリスレンジャー。

 

銀河警察が爆発を起こす。

 

快晴の声「俺達の基地がザンゴグの侵入によって墜落してしまった」

 

新しい施設にポリスマシンが整備されている。

 

快晴の声「ポリスマシンはなとか無事だった」

 

ジエンが高笑いしている。

 

快晴の声「ジエン、次は何をするつもりだ」

 

市街地

 

雷光とブスケッツがパトロールしている。

 

ブスケッツ「なあ、雷光。今日もザンゴグの反応もなしだな」

 

雷光「そうだな。一度基地に戻るか」

 

ブスケッツ「ああ」

 

そう話しているとブスケッツはある女性に気づく。

 

その女性は玉に力を集中させている。

 

女性「見えます見えます。貴方は今日、奥さんに叱られますぞ」

 

男性「ええ?どういう事なんだ?俺なんかしたか?」

 

ブスケッツ「すみません。そんなのが当たるんですか?」

 

雷光「おい、お前。そんな言い方」

 

女性「だったら貴方を占ってあげましょうか?」

 

女性は玉に力を集中させている。

 

ブスケッツは真剣な顔をしている。

 

女性「見えました。見えました。貴方達はこの後事故に遭いますよ」

 

ブスケッツ「デタラメを」

 

女性「デタラメかどうかは貴方達で確かめるといいですよ」

 

ブスケッツ「そうさせてもらう。すまない。雷光」

 

雷光「ああ」

 

雷光とブスケッツはパトカーに乗る。

 

道路を走行しているパトカー。

 

パトカー・車内

 

ブスケッツ「なあ、雷光。あの女の予言信じるか?」

 

雷光「急にどうした?別に俺は信じてはいないぞ?」

 

ブスケッツ「だよな。さっきの女性、この後俺ら事故に遭遇するって」

 

雷光「どういう事なんだろうな」

 

そんな話をしていると逆走してくる車がやってきた。

 

雷光はなんとか避けきるが逆走してきた車が横転する。

 

道路

 

雷光とブスケッツは車から降りて逆走してきた車に乗っていた運転手を助ける。

 

雷光「どうして逆走なんて」

 

男性「まさか自分が逆走をしてしまうなんて」

 

ブスケッツ「あの女の予言、当たったと言ってもいいな」

 

銀河警察の施設・メインルーム

 

雪美「予言を当てる女性?」

 

ブスケッツ「ああ。あの時出会った男性もヘソクリがバレて説教されたのが当たって」

 

快晴「どうせ偶然とかじゃないのか?」

 

ブスケッツ「それがそうでもないんだ。いきなり一攫千金したり運命の出会いがあったりとか」

 

曇「リーダーはどう見ていますか?」

 

雪美「別になんか悪い意味でやっているわけじゃないだろう。警戒しすぎじゃないのか?」

 

ブスケッツ「そうか・・」

 

雷光「まあ。あの予言を聞くのはこれくらいだからいいだろう」

 

ザンゴグの基地

 

ジエン「ジェスパー、作戦はいい感じか?」

 

ジェスパー「はい。少しずつですか。ポリスレンジャーには今の所気づかれていません。この調子で行こうと思っています」

 

ジエン「油断はするな。ハイドロだって倒されたくらいだ」

 

ジェスパー「お気遣いの言葉ありがとうございます」

 

ジェスパーは先程の予言をした女性(女性は以下、ジェスパーと表記)に変身する。

 

にやけるジェスパー。

 

公園

 

玉に力を集中させているジェスパー。

 

パトロールしている快晴と曇がやってくる。

 

快晴「ブスケッツが言っていた預言者か?」

 

ジェスパーは快晴に気づいて逃げていく。

 

快晴「あの・・」

 

曇「行ってしまうなんて」

 

その時、突然高層ビルが倒壊した。

 

快晴「どうなっているんだ?」

 

現場に向かう快晴と曇。

 

倒壊したビル付近

 

快晴と曇がやってくる。

 

曇「岡本、来ていたのか」

 

岡本「東、まさか現場で出会うなんてな」

 

曇「このビルが壊れた原因とかわかるか?」

 

岡本「いいや。今はな。しかしこのビルが壊れると予言した人がいるって話している人がいてな」

 

快晴「このビルが壊れると?どうなっているんだ」

 

曇「もしかしてあの女の人ってザンゴグかな?」

 

快晴「さっきの女を追いかけた方がいいですね」

 

銀河警察の施設・メインルーム

 

雪美「分かった。こっちも追いかけてみる」

 

ブスケッツ「だから只者じゃないって言ったんだよ」

 

雪美「悪かった。ブスケッツ、私と来てくれ」

 

ブスケッツ「ああ」

 

教会近くの道

 

教会の近くに止まるパトカー。

 

パトカーからは快晴と曇が降りてくる。

 

快晴「なんかこの付近で聞いたそうですね」

 

曇「そうみたいだね。リーダーとブスケッツも来るからここを見張っておこう」

 

快晴は教会に入っていく人々に気づく。

 

快晴「どうしたんだ?あの人達」

 

快晴は教会に向かう。

 

曇「ちょっと待ってよ」

 

教会の窓から覗いている快晴と曇。

 

そこではたくさんの人がジェスパーに礼拝しているようにしている。

 

ジェスパー「皆さん、私の予言ではこの世界はもうすぐ滅びるであろう」

 

ざわついている人々。

 

ジェスパー「しかしご安心ください。私の言う通りにしていれば必ず助かります」

 

男性1「どうすればいいんだ?俺はまだやり残した事がたくさんある」

 

女性1「私だってまだ学生です」

 

女性2「この子の事も助けたいんです」

 

ジェスパー「皆さん。助かりますよ。私と共にお祈りしましょう」

 

快晴と曇はこの光景を見ていた。

 

快晴「なんだよこれ」

 

曇「ブスケッツが言っていた女の人だ」

 

快晴「許せん」

 

曇「北斗、兎に角もっと調べる必要がある」

 

教会に入っていく快晴と曇。

 

教会・3階

 

快晴と曇が登って来ると同じ服を着た人達が行き来している。

 

快晴「どうなっているんだ?」

 

人々が快晴と曇を抑えて連れていく。

 

同・礼拝堂

 

礼拝堂に連れてこられる快晴と曇。

 

ジェスパーが立っている。

 

ジェスパー「どうなさりましたか?侵入者ですか」

 

快晴「お前、ザンゴグだろう」

 

 

ジェスパー「そうね。こんな早くに気づかれちゃうなんて。でもまさかポリスレンジャーを2人を連れてこれるとは。これはいい収穫」

 

曇「作戦は失敗しているんじゃないのか?」

 

ジェスパーは正体を明かす。

 

ジェスパー「作戦が失敗?まだ進行しているわよ」

 

指を鳴らすと人々が集まって来る。

 

快晴「これでは戦いにくいですね」

 

曇「操られているわけだからね」

 

ジェスパー「八方塞がりね」

 

雪美とブスケッツが硝子を破壊して入って来る。

 

雪美「大丈夫か?二人とも」

 

ブスケッツ「俺の目は間違っていなかった。ミステイクだな。お前」

 

ジェスパー「獲物が自らやって来てくれるとはね」

 

ジェスパーは眼を紫色に光らせて波動を繰り出す。

 

吹き飛ばされる雪美とブスケッツ。

 

雪美「エスパーか。かなり厄介だな」

 

ブスケッツ「俺が行く」

 

ブスケッツはポリスソニックを取り出してジェスパーに向かって行く。

 

ジェスパー「愚かね」

 

ジェスパーはもう一度目を光らせるがブスケッツはスライディングをして右側に回って放つ。

 

ジェスパーはダメージを受ける。

 

ブスケッツ「お前の念力は見破った。眼を合わせなければいいんだ」

 

ジェスパー「そんな事を知ったところで何か意味があるのかしら。私、念力だけが武器だと思ったの?」

 

ジェスパーは剣を取り出して来る。

 

ブスケッツ「そんなものまであるとはな」

 

ジェスパー「私、遠距離だけ出来るわけじゃないのよね」

 

ジェスパーが剣を振り回して来るがブスケッツは避けて変身する。

 

バイオレットはポリスカリバーに持ち替える。

 

バイオレットとジェスパーの剣がぶつかる。

 

雪美は人々を退かして快晴と曇を救出する。

 

曇「リーダー」

 

雪美「お前ら、大丈夫か」

 

快晴「はい。それより上の階も怪しいんですよ」

 

雪美「西垣と雨美に行ってもらった」

 

同・3階の部屋

 

雷光と雨美が信者の人達を止めている。

 

雷光「皆さん、あの人が言っている事はデタラメです」

 

雨美「例えそうだとしても私達が止めてみせます」

 

人々は騒いでいる。

 

同・礼拝堂

 

快晴「ジェスパー。絶対に許さん」

 

曇「行こう」

 

快晴・曇「警察変身」

 

快晴と曇が変身する。

 

雪美「私も!警察変身」

 

雪美も変身する。

 

ギジェンが邪魔しに来る。

 

レッドはサイレンスピアにしてギジェンを斬りつける。

 

ピンクはギジェンに行く手を塞がれるがグリーンがミキサーブラスターを放つ。

 

ギジェンは動けないで踠いている。

 

グリーン「リーダー、ブスケッツを」

 

ピンク「ああ。ありがとう」

 

ピンクはサイレンブレードを取り出してバイオレットに加勢する。

 

バイオレット「結構やるぞ」

 

ピンク「それもそうだろうな。あいつはジエンの片腕だからな」

 

ジェスパー「お褒めの言葉ありがとう。でもその言葉を言った所で助からないけど」

 

ジェスパーは高くジャンプして急降下して斬りつけてく。ネコ科の動物が襲いかかってくるエフェクトが入る。

 

バイオレットはなんとか止めるが力押しされてしまう。

 

ピンク「大丈夫か」

 

バイオレット「なんとかな」

 

バイオレットはジェスパーに踏みつけられてポリスカリバーを拾う事ができない。

 

ジェスパー「ざまあないわね。何か思う事はあるかしら」

 

バイオレット「お前って近くで見ると綺麗だよな」

 

ジェスパー「そんな話をしたかったのかしら。正義の味方でもあろう人があくの女幹部に媚を売るのかしら?」

 

バイオレット「お前が結構なおしゃべりさんで助かったよ」

 

ジェスパー「どういう事だ?」

 

レッドがポリスブラスターを投げつける。

 

バイオレットに届いてキャッチする。

 

バイオレットポリスブラスターを放つ。

 

ダメージを負うジェスパー。

 

ジェスパー「お前。私に喋らせる為に」

 

バイオレット「結構どうしようか自分でも考えてしまった」

 

ジェスパー「許さないわ」

 

バイオレット「許してもらいたいだなんて思わないな。お前にやられるよりかはマシだ」

 

バイオレットはポリスカリバーを拾ってジェスパーを斬りつける。

 

レッドはバイオレットと合流してポリスブラスターを返してもらう。

 

バイオレット「助かったぜ。快晴」

 

レッド「ブスケッツ!一気に決めようぜ」

 

レッドとバイオレットはアルティメットチップをセットしてアルティメットテクターを装着する。

 

ジェスパー「それをした所で」

 

ジェスパーは剣を振り下ろす。

 

レッドはティラノの顎を動かしてジェスパーの攻撃を受け止める。

 

ジェスパー「こいつ」

 

バイオレットは爪の部分をポリスソニックにはめて放つ。

 

ジェスパーは念力で止めようとするが失敗してしまう。

 

ジェスパー「止めれないだと?」

 

バイオレット「当たり前だ。お前が考えているよりも威力あるんだよ」

 

ジェスパーは膝をついてしまう。

 

ジェスパー「でも私の予言を無視していいのかしら」

 

バイオレット「どういう事だ」

 

ジェスパー「言ったでしょ?もうこの世界は滅ぶって」

 

レッド「お前、そんなのデタラメだ」

 

ジェスパー「そうかしら?」

 

鈍い音がする。

 

レッドは窓から覗くとジエンが降り立っている。

 

ジエン「私が来たからにはこの世界も終わりだ」

 

バイオレット「ジエンだと?」

 

レッド「あいつは俺がやります」

 

レッドは窓から飛び出していく。

 

バイオレット「しかし、ジェスパー、お前は終わりだ」

 

ジェスパー「そうかしら?」

 

ジェスパーは玉に呪文を唱え始めると巨大化する。

 

バイオレット「そんなのありかよ」

 

同・3階

 

巨大化したジェスパーから逃げ出す人々。

 

雷光「あいつ。ブスケッツ」

 

バイオレットの声「あいつは俺らで止めるぞ」

 

雷光「雨美、お前は北斗に加勢してくれ」

 

雨美「はい」

 

雷光・雨美「警察変身」

 

雷光と雨美は変身する。

 

ブルー「ポリスエクスプレス」

 

市街地

 

教会から出てくるバイオレット。

 

バイオレット「ポリスジャンボ、ポリスコプター」

 

ポリスエクスプレス、ポリスジャンボ、ポリスコプターがやってくる。

 

後ろからポリスクレーンとポリスダンプがやってくる。

 

コックピット・ポリスエクスプレス

 

ブルー「警察合体だ」

 

市街地

 

スカイポリスサンダーが完成する。

 

ジェスパー「来たわね」

 

レッドとホワイトがジエンに斬りかかるが薙刀を手にしたジエンに止められてしまう。

 

ジエン「それで俺を倒せるとでも思っているのか?」

 

レッドとホワイトは弾かれてしまう。

 

レッド「お前がジェスパーの言っていた世界を滅ぼすやつか」

 

ジエン「他に誰がいるって言うんだ?」

 

ホワイト「そんな事させるわけないでしょ?」

 

ジエン「そんな足掻きがいかに無駄か教えてやろう」

 

スカイポリスサンダーはジェスパーの念力攻撃を飛んで避ける。

 

スカイポリスサンダーは雷を纏ってジェスパーに突進してくる。

 

ジェスパーはまた念力でスカイポリスサンダーを止める。

 

コックピット・ポリスサンダー

 

バイオレット「この念力厄介だな」

 

ブルー「だがお前。俺らだけに気を取られていていいのか?」

 

市街地

 

ジェスパー「どう言う事?」

 

ポリスフォーミュラがジェスパーに激突して転ばす。

 

ジェスパー「小癪な」

 

コックピット・ポリスフォーミュラ

 

グリーン「僕に気づかないとはね」

 

ハンドルを回すグリーン。

 

市街地

 

フォーミュラはビームを繰り出す。

 

ダメージを負うジェスパー。

 

スカイポリスサンダーはジェスパーに近づいてパンチを連打する。

 

右腕のクレーンで思いっきり殴る。

 

ブルー・バイオレットの声「ボルテック・トルネード」

 

スカイポリスサンダーは必殺技を繰り出すとジェスパーは倒される。

 

ジェスパー「これでいいのよ。貴方達は遂行してくれた」

 

コックピット・スカイポリスサンダー

 

バイオレット「なんだと?」

 

ブルー「北斗らの所に行くぞ」

 

市街地

 

レッドとホワイトがジエンの鎖に捕まって投げ飛ばされる。

 

ピンクとグリーンも既に倒れている。

 

ブルーとバイオレットが駆けつける。

 

ブルー「大丈夫か?」

 

ジエン「ジェスパーが倒されたか」

 

バイオレット「これでお前だけだ」

 

ジエン「だがそれでいいんだよ」

 

ジエンが楔を2つ取り出す。

 

レッド「なんだよ。それ」

 

ジエン「これか?これは私がこの世界を滅ぼすための楔さ」

 

グリーン「楔?」

 

ジエン「そうだ」

 

赤い楔を見せつける。

 

ジエン「陽炎丸」

 

青い楔を見せつける。

 

ジエン「ハイドロ」

 

紫色の楔がジエンの所にやって来る。

 

ジエン「そしてジェスパー」

 

ホワイト「もしかして陽炎丸にわざと倒されたのって」

 

ジエン「そうだ。あいつは裏切ると分かっていた。あの時奴に刺される対策をしておいたのだよ。そしてお前らを利用したまでだ。あいつも最後まで馬鹿な奴だ」

 

ピンク「もはや仲間を駒としか思っていないな」

 

ジエン「当たり前だろ。犯罪で仲間とか考えているとでも思ったのか?捕まったら最後、生き残らなければ意味がない」

 

ホワイト「なんて酷い」

 

バイオレット「お前だけは絶対に許さない」

 

ジエン「そんなボロボロな状態で私に勝てるのか?」

 

バイオレット「やってやるさ」

 

レッドも立ち上がる。

 

レッド「俺達は絶対にお前を許さない」

 

ジエン「見ているがいい。3つの楔が揃う時、世界が破滅すると」

 

ジエンは3つの楔を高く掲げると浮かび上がる。

 

3つの楔は光輝いて空を黒く包んで行く。

 

雷のような音がする。

 

ジエン「ついにこの時がやって来た。

 

地球全体が黒い雲に包まれて行く。

 

世界中の人達が怖がっている。

 

ピンク「止めろ」

 

ジエン「そうはいかない。この世界なんぞ、滅んでしまえばいい」

 

レッドとバイオレットがジエンを抑える。

 

レッド「お前、どうして犯罪をする?」

 

バイオレット「この世界を滅ぼす理由はなんだ?」

 

ジエン「全てをリセットするためだよ」

 

驚くレッドとバイオレット。

 

 

 

次回、ポリスレンジャー!

 

ジエンがついに動き出す?

 

楔のようなものが3つある。

 

快晴「これがあいつの狙いだったのか」

 

ジエン「この世界を終わらせてやろう」

 

48話「破滅へのカウントダウン」

 




ありがとうございました。

次回もお楽しみに。
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