Fate/Re-start-フェイト リスタート-【完結】   作:おるか人

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第四次聖杯戦争 ~ 二日目 ~                     
胎動の第二話


【聖杯戦争 二日目】

 

 衛宮切嗣は、冬木市新都のビジネスホテルの一室にて渋面を作っていた。

 彼の視線の先には、テレビが一台ある。……そこに映し出されている映像が、渋面の理由であった。

 

『――地に這う虫ケラ風情が、誰の許しを得て面を上げる?――』

 

 映像の出演者は二人。

 遠坂邸の屋根の上、尊大な態度を示す黄金の英霊。遠坂時臣が召喚したと思われるサーヴァント。

 もう一方は、遠坂邸の中庭から黄金の英霊を睨む和服の英霊。言峰綺礼が召喚したと思われるサーヴァント。

 遠坂のサーヴァントの攻撃をきっかけに視線を交わす両者。

 そして、

 

『――貴様は我を――』

 

 ブツン、と。

 突然に映像が途切れた。……それきり、もうテレビには何も映らない。

 

「……ハァ」

 

 ため息を吐いたのは切嗣だった。いま、この部屋には切嗣を含め、妻のアイリスフィール、サーヴァントのセイバー、助手の久宇舞弥……計四人の人間がいるが、その誰もが大小の差異あれど、残らず苦渋の表情を浮かべていた。

 この映像は、昨夜――遠坂邸を見張らせていた切嗣の使い魔によって記録されたものだ。

 

「……舞弥、どう見る?」

「……侵入者側は、恐らくアサシンですね。映像越しでも度々見失いそうになる。しかもその手際の良さから見て、予め遠坂邸の結界の構造を熟知している者――言峰綺礼のサーヴァントと思われます。迎撃した遠坂のサーヴァントは、遠距離攻撃の威力を鑑みるにアーチャーかと。これ以上は、情報が少なすぎて、どうにも……」

「そうか……」

 

 舞弥の回答は、切嗣の予測と寸分違わぬものであった。

 情報が少なすぎる――まで同感である。魔術による視覚共有だけでなく、魔術師にとって盲点とも言える科学的な技術まで持ち込んだにも関わらず、この映像には、肝心な部分――アーチャーとアサシンの対決とその顛末――が記録されていない。

 理由は単純。時臣、或いは綺礼のどちらかに使い魔を殺されたのだろう。その時、映像機器も破損したに違いない。

 使い魔は下手人に回収されたようだが、ビデオカメラが破損した際に飛び散ったのか……記録媒体が現場に残されていたのは不幸中の幸いだった。おかげで魔術・科学の両面から情報を分析することができる。ただでさえ少ない情報だ。これは他の陣営には望めない、切嗣だけのアドバンテージになるだろう。

 

「とりあえず皆、分かった事があれば何か発言してくれ」

 

 そう言うと、切嗣は再び映像の再生を始めた。

 アサシン(仮)が遠坂邸に侵入し、結界をすりぬけていく姿。

 結界の要石にたどり着いたところで、アーチャー(仮)による奇襲。

 睨み合う両者、そして途切れる映像。

 ただこれだけの情報を、時にスローで再生し、時に細部まで拡大し……僅かな情報まで掴み取っていく。

 

「切嗣」

 

 最初に発言したのはセイバーだった。

 切嗣は心底嫌そうにセイバーをねめつけ、あからさまに舌打ちをし、ゴミ箱に向かって唾を吐きかけたあとに「何だ、金食い虫」と返答した。

「いくらなんでも酷くないですか!?」……と叫びたいセイバーではあったが、存在ごと無視されるよりはマシだ、マシだ……と自己暗示をかけることで何とか自我を保った。

 それに、現代の衣装や特注のバイクなど、必要なものとはいえ、多くの金を使わせてしまっているのは事実だ(実際のところ、経費は全てアインツベルン持ちであり、切嗣はびた一文支払っていないのだが)。

 

「こ、この映像には食い違い――矛盾があると思います」

「どういう事だ?」

「切嗣の使い魔を殺した相手は、『アーチャーとアサシンの戦いを見られては困る者』……つまりそれぞれのサーヴァントのマスターしかあり得ません。これではおかしい。そうまでして正体を秘匿したいというのなら、何故予め使い魔を排除しておかなかったのでしょう?」

「……つまり、使い魔を殺したのがアーチャー側でもアサシン側でも、タイミングがおかしいと?」

「はい。最初は示威行為の一環かと思いましたが、そのわりに肝心の戦闘場面を一切見せていません。これではただ、アサシンの姿とアーチャーの攻撃方法を私たちに教えただけだ。敵側に見返りがない」

「なるほど。御三家の一角に限って、暗殺者のクラスに限って、監視に気付かないわけがない。かといって、見せる事に意義があったわけでもない。全てが中途半端……か。僕は元々、遠坂時臣と言峰綺礼の同盟を疑っていたから、やはりその関係で何かがあったのかもしれないな。くそ、ますますあの後の展開が見れなかった事が悔やまれるよ」

「あの後……そうだ、切嗣。マスターに、サーヴァントの脱落を知る手段はないのですか? アーチャーかアサシンのどちらかが敗退していれば、そこから……」

「正確に内訳が把握できるのは、監督役だけだ。マスターには知る術がない」

 

 正確に――というのは、いつ、どのクラスのサーヴァントが敗退したか? という意味だ。アインツベルンの関係者は、それとは別に、曖昧ながらもサーヴァントの敗退を知る手段がある。

 

「ただ、アイリは『聖杯の護り手』だ。聖杯の満ち具合で、サーヴァントが何体脱落したかを大まかに知ることは出来る。――そうだね、アイリ?」

「ええ……」

 

 夫の言葉に応えるアイリスフィールだが、その声はやや精彩を欠いており、顔色も悪い。……明らかな体調不良が見て取れる。

 

「恐らく、昨夜のうちに三騎のサーヴァントが脱落しているわ」

「なっ……!?」

 

 セイバーは驚愕した。三騎ということは、仮にあの映像の後にアサシンとアーチャーが相討ちになっていたにしても、まだ数が合わない。昨夜のうちに少なくとも、もう一ヶ所……冬木で戦端が開かれていたという事になる。しかもそちらは完全なノーマークだ。

 そして、セイバーは驚いたのが自分だけという現実にさらに打ちのめされた。

 

(サーヴァントが三騎も脱落していたなんて、とんでもない情報ではないですか! 切嗣……何故、私に黙っていたのです……!)

 

 

 ―――A.面倒くさいから。

 

 

 セイバーの直感スキルが即座に正確かつ残酷な答えを導き出してしまった。セイバーは泣いた。

 そんなコミカルなセイバーとは反対に、切嗣としては頭を抱えたい思いだった。

 三騎の脱落。ライバルがたった一夜にして既に半数にまで減少したこの勢いは、切嗣にとって喜ばしいものだ。しかし切嗣の戦闘スタイルは、徹底した情報収集をこなし、敵の弱点を突くこと。だが残り四騎となれば敵の警戒も集中を増す。下手に手を出せば、残る二騎が揚々と漁夫の利を狙いに来るだろう。挟撃の形になれば、敗北の可能性は段違いに跳ね上がる。

 

 ――恒久的世界平和。

 

 切嗣が聖杯に託す願いのため、この冬木の戦いを人類最後の戦いにするために……切嗣は決して負けるわけにはいかない。

 勝利を絶対のものにするためにも、他陣営の現状は速やかに把握しなければならないというのに……。

 

(脱落した三騎とは、誰だ? 舞弥が行った調査の限りでは、ケイネスは昨夜、冬木ハイアットホテルから動いていない。間桐家にも動きなし……となると、アサシンとアーチャー以外に戦闘を行えるのは、正体のわからない外様のマスター二名……)

 

 現在明らかになっているマスターとサーヴァントの内訳は、こうだ。

 

 衛宮切嗣 + セイバー

 遠坂時臣 + アーチャー

 ケイネス・エルメロイ・アーチボルト + (?)

 間桐雁夜 + (?)

 言峰綺礼 + アサシン

 外様マスター + (?)

 外様マスター + (?)

 

(……改めて見ると、驚くほど情報が少ないな。これでもし、アイリの感知した三騎の脱落者にアーチャーとアサシンが含まれていたら……本当に何も分からなくなる)

 

 そして切嗣にとって大きな問題は、当初予定していた『最強のサーヴァントを最強のままに使い切る方法』……つまり、アイリスフィールによるマスター偽装作戦が、始まる前に頓挫した事である。

 切嗣も言ったように、アイリスフィールは『聖杯の護り手』である。それは聖杯を隠し持っているという意味ではなく、彼女の肉体そのものが聖杯なのだ。

 

 そもそも何故、アイリスフィールではなく切嗣がアインツベルンのマスターなのか?

 

 それは、一定量以上――正確に言えば、五騎のサーヴァント――の魂を取り込んだ時点で、アイリスフィールの肉体は『護り手』としての役目を終え、聖杯へと変じてしまうからである。

 既に英霊の魂を三つ取り込んだアイリスフィールは、肉体が聖杯へと変じ始めており、不要な身体機能が失われつつあるのだ。彼女の体調不良はそれが理由である。

 もしあと一騎でも英霊が倒れれば……アイリスフィールはまともに立ち上がる事さえできなくなるだろう。そんな状態で戦場にホイホイ出ていけば、格好の獲物である。

 

(……アイリはもう戦えない。アインツベルン城か、前もって押さえておいた隠れ家に避難させるべきだろう。安全性で言えばアインツベルン城一択だが……いざ最後まで戦い抜き、聖杯を降臨させるとなると、郊外の森は立地がまずい。聖杯戦争の都合上、籠城は意味を成さない……なら、敵に知られていない拠点の方が、安全かもしれないな)

 

 今の切嗣に必要なのは、敵の情報と、アイリスフィールを避難させるまでの目くらまし。

 

「――セイバー!」

 

 部屋の隅で三角座りで『の』の字を描いていたセイバーは、ぽかんとした表情を浮かべた。次いで、声をかけられたのが自分だと気付くや否や、全身に生気を漲らせた。

 

「は、――はい! 何でしょうか、マスター!?」

「一つ頼み事をしたいんだが――」

「お任せ下さい! ブリテン王、アルトリア・ペンドラゴンの名に懸けて、どんな任務でも見事に果たしてみせましょう!」

 

 切嗣は一瞬、セイバーがふっさりとした尻尾をぶんぶんと振り回している幻覚を見た。

 

(……いくらなんでもやりすぎたか?)

 

 ただ優しくするより、普段厳しい人が優しくするほうが、同じ優しさでも受け取り手が感じる感動が異なる。俗に映画版ジャイアン理論と呼ばれるそれは……どうやら、英霊にも当てはまるらしい。

 これからは、ほんの少しだけ――セイバーに優しくしてあげようかと思った切嗣であった。

 

 

* * * * *

 

 

 さて、読者諸君はご存知のことだろうが――切嗣らの予測は、七割方間違いである。

 正解しているのは、舞弥も言っていた遠坂邸の戦いにおける侵入者と迎撃者のクラスと、そのマスターに対する考察のみ。あとはほとんど間違いだ。

 昨夜敗退したサーヴァントはアーチャーことギルガメッシュただ一人。

 ただし彼は英霊の中でも特に強大な魂を持ち、その魂の容量は、単純計算で並のサーヴァント三騎分に匹敵する。

 魂の数ではなく、量でその内容を把握するアインツベルンのホムンクルス――その特性が仇となり、アイリスフィールは『一つの魂がこれだけ巨大なわけがない。ならば三騎のサーヴァントが脱落したのだ』と誤解してしまったのである。

 

 実際に残っている敵サーヴァントは五騎。

 しかし、切嗣が想定している敵の数は三騎。

 この認識の食い違いが、アインツベルン陣営に更なる苦難を呼び寄せる事になるのだが……それはまた、もう少し後の話である。

 

 

* * * * *

 

 

 冬木市の中でも最高級と名高い冬木ハイアットホテルのスイートルームにて。

 

「……ほう?」

 

 時計塔講師にして、稀代の天才魔術師――ケイネス・エルメロイ・アーチボルトは、やにわに発せられた『気配』を感じ取り、不敵な笑みを浮かべた。

 先ほどまでフカフカのソファを子供のように堪能していた傍らの少年が、己がマスターに問いかける。

 

「マスター、今の」

「ああ。――敵だな。こうまであからさまに挑発をかけてくるとは」

 

 ケイネスは地上三十二階の高さから、眼下を見下ろす。人が芥子粒か何かに思える高さだが、魔術師にとってはそう遠い距離ではない。魔力で強化された視力が、ケイネスに敵の姿を教えてくれた。

 黒いスーツに、絹のように滑らかな金髪の少女。一見、少年にも見紛う中性的な外見だが……その全身から発せられる存在感は、見た目で侮っていい相手ではないと素直に納得できる。

 

「どうやら、敵は尋常な決闘をお望みのようだな。遠坂のサーヴァントではないから……アインツベルンか、マキリか。どちらにしても楽しめそうだ」

「行くのね、ケイネス?」

 

 ケイネスが外出用のコートを羽織った時、彼の婚約者であるソラウ・ヌァザレ・ソフィアリが、その背中に声をかけた。

 

「ああ。君はここで待っていてくれ、ソラウ」

「分かったわ。……くれぐれも無茶をしないようにね」

「ソラウ……いかに君の言う事でも、これだけは譲れないよ」

「もう。あなたって、魔術のことになると、いつもそう……」

 

 肩を抱き合い、見つめ合う二人。婚約者同士という両者の間柄ではおかしくもない姿だが……『原作』を知る者が見ればびっくり仰天する光景であろう。なにせソラウがケイネスを見るまなざしには、明らかな情愛が顔を覗かせているのだから。

 ソラウはふぅ、と物憂げなため息を吐くと、同じくケイネスの傍で準備を整えていた少年へと水を向けた。

 

「仕方がないわね……ランサー!」

 

 名指しを受けた少年――ランサーは、決めポーズをとりつつ意気揚々と叫ぶ。

 

「大丈夫! 何を隠そうオレは護衛の達人!」

「ふふ、お願いね」

「行くぞ、ランサー」

「了解、マスター!」

 

 決闘へと赴く二人の男の姿を、ソラウは優しい瞳で見送った。

 

「待ってるわ。ケイネス、ランサー……いえ、カズキ……」

 

 

* * * * *

 

 

 ランサー陣営

 マスター   ケイネス・エルメロイ・アーチボルト

 サーヴァント ランサー

 真名     武藤(むとう)カズキ

 出典     武装錬金(ブソウレンキン)

 協力者    ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ

 備考     ケイネスとソラウは相思相愛

 

 

* * * * *

 

 

 ぐちゅ、ぐちゅ。

 熟れすぎたトマトに指を突っ込んで掻き回すような不快な音、不快な感触。

 人気の無い冬木市の外れ、錆び崩れた廃工場の中で――殺人鬼・雨生(うりゅう)龍之介(りゅうのすけ)は、『作品』の制作に取り掛かっていた。

 

「う~ん……何か違うんだよなぁ」

「ぁ……ぁあ」

「この皮はこっちで……肉は出した方が良いかな?」

「ぅぅ、ぁ」

「あ、キミはそっちの方が好み?」

「ぃぅ、ぇあ」

「じゃあここは……こう。よし、完成っ」

「ゃ…ぁ」

「あれ? でも、何だか……うん。これ、前にも作った気がする。マンネリってやつかなぁ」

 

 いざ出来上がった『作品』を見てみると、何故だか不満が残った。作る前は間違いなく、稀代の最高傑作だと思っていたのに……こうして完成してみると、どうにもデジャヴを感じてしまう。

 

「おっかしいなー、今までこんな事なかったのに」

 

 未知の感覚に頭をがしがしと掻き毟る龍之介であったが、背後に何者かの気配を感じて振り返った。

 

「帰ったわよ、雨生龍之介」

「あ、姉御! おかえりー」

 

 廃工場の入り口に立っていたのは、長い黒髪を携えた少女であった。

 少女の年齢は一見して十四歳前後の幼いものであり、とてもではないが二十代の龍之介より年上には思えない。

 それもそのはず、龍之介の言う『姉御』とは単に年上への敬称ではなく、『同じ分野の先達者』としての尊敬を込めた呼び名なのである。

 姉御と呼ばれた少女は、龍之介から、龍之介が作った『作品』へと視線を移すと「あら」と少しばかりの感嘆を示した。

 

「人間シェードランプは完成させたのね?」

 

 人間シェードランプ。……それはそのまま、読んで字の如くのモノだ。生きた人間を材料に、生きたままに作り上げる……龍之介曰くCOOLなアート。常人ならば一目で失神してもおかしくない狂気を前にして、しかし少女は些かも動じない。

 

「うん。でも、何か納得いかないんだよ。何だか新しいモノを作った気がしなくてさぁ」

「煮詰まってる時は、そんな気ばかりするものよ。スランプを脱するまでは、余計な事を考えずにひたすら作り続けるのが良いんじゃないかしら?」

「そっか……そうだよなぁ。納得いくまでトライ&エラー! よっし、そうと決まりゃあ新作にチャレンジだ!」

「その意気よ、雨生龍之介。……そうね、次は人間オルガンなんて良いんじゃないかしら? 人の悲鳴で音色を奏でるのよ」

「COOOOOOL! 何それ、超COOLだよ! すげぇオレ好み! やっぱ姉御はすっげぇや!」

「気に入ってくれたなら嬉しいわ」

 

 龍之介の熱狂を背に、少女は廃工場の奥へと歩を進める。

 ――かつん、こつん。

 

「アーチャーとアサシンの茶番。セイバーとランサーの決闘……ここまでは()()通り」

 

 少女は、冬木市中に設置した監視カメラの映像をチェックしつつ――さらに工場を奥へ、奥へ。

 

「ライダーとバーサーカーは対策済み……ふふっ」

 

 ――かつん。

 少女は、工場の最奥で足を止めた。

 そこには、爆弾があった。拳銃があった。弾薬があった。ミサイルがあった。燃料があった。人を傷つけるため、人を殺すための武器が兵器が所狭しと散乱していた。

 少女が武器に向かって一つ一つ手を伸ばす。……山のように積まれていた武器が、手品のように忽然と消え失せた。

 

「待ってて、まどか……やっと、やっとあなたを救える……」

 

 唯一、手元に残った一丁の拳銃を胸に――少女は陶然とした。

 

「そのためなら、私は……どんなことだって……ふふ、ふふふふっ……」

 

 暗闇にその身を溶け込ませながら、少女は哄笑する。

 

「まどか、まどか……ふふ、ふふふふふふっ、あははははははははっ……!」

 

 その表情は、無垢な童女のようでありながら――しかし、紛れもない狂気を孕んでいた。

 

 

* * * * *

 

 

 キャスター陣営

 マスター   雨生(うりゅう)龍之介(りゅうのすけ)

 サーヴァント キャスター

 真名     暁美(あけみ)ほむら

 出典     魔法少女まどか☆マギカ

 協力者    なし

 備考     児童誘拐が時間停止によって行われているので、監督役さえ事態を把握できない

 

 

* * * * *

 

 

TO BE CONTINUED・・・

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