Fate/Re-start-フェイト リスタート-【完結】   作:おるか人

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希望の第三十六話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第四次聖杯戦争終結より三年後―――イタリア南部のとある街。

 人里から少し離れた山岳地帯に、一人の神父の姿があった。

 

 彼の者は黒い僧衣に身を包み―――その部分だけ整地されているのだろう―――まっさらに開けた大地に佇んでいる。

 いや、ただ佇んでいるわけではない。断続的に繰り出される脚さばきは、見えない何かを絡めとらんと、蛇のように鮮やかな動きを見せる。中国拳法に通じる者ならば、これが八極拳における“梱鎖歩”と呼ばれる歩法である事に気付くだろう。

 

「フッ、――――フ、――――」

 

 呼吸にも全く乱れがない。恐らくはかなりの腕前であると容易に想像がつく。

 武術に無知な人間でも目を見張るような所作は―――しかし、どうしようもない違和感に溢れている。

 何故なら『彼』は、神父にしてはやけに背が低く、若いと言うより幼い顔つきをしている。いや、そもそも神父服で拳法とはどういう組み合わせなのか、という根本的にアレな問題があるからなのだが……『彼』は至って真剣であった。とりあえず、此処が人目の無い場所である事が幸いである。

 そんな『彼』の許に近づいていく男が一人。

 麓から上がってきたらしい男は、『彼』とは対照的な長身で、見るからに鍛えられ引き締まった体格の精悍な青年であった。きっと常識人に違いない。

 嗚呼、ついにツッコミが入るのか。『なんでそんな格好してんの?』とか『神父が拳法やっていいの?』とか、常識的なツッコミを入れてくれるのか。謎が明かされるのか。

 と、思いきや。

 

「―――食事の時間だ。汗を流して来い」

 

 男は『彼』の知り合いだったらしい。故にこの光景に驚くでも訝しむでもなく、無表情のままに用件だけを告げる。もちろんツッコミはない。

 

「分かりました」

 

 『彼』は男の要請を聞くと、その場で僧衣を脱いで裸身を外気に晒していく。

 広場の近くには清流がある。そこで身を清めるつもりなのだろう。

 しかし、脱ぎ捨てるような事はせず、脱いだ順に一枚一枚畳んでいくのは行儀が良いが……行為自体はなんとも男らしく、思い切ったものである。

 果たして十数秒後……下着まで畳み終えた『彼』は生まれたままの姿になって川岸へと歩いて行くが―――そこで驚愕の事実が判明する。『彼』の身体には男にあるべきモノがなく、その体躯はしなやかな筋肉に包まれつつも、ところどころ柔らかな曲線を描いているではないか。

 

 そう、―――神父服で八極拳の修練に勤しんでいた『彼』は少年ではなく、少女だったのである。

 

 つまり先ほどの光景は『神父が八極拳をしてる』だけでなく……『女の子が神父服を着て八極拳をしてる』という、本当に全くこれっぽっちも理解不能な摩訶不思議極まりない光景だったのだッ……!

 しかも、常識的に矛盾極まるそれらに輪をかけてなお不可解なのは……『彼』改め『彼女』の外見である。

 年齢は十歳前後、髪と瞳は揃いの紫色、将来性を強く感じさせる可憐な容姿を飾るのは、思い出の詰まった赤色のリボン。……この三年間で大きく成長しているとはいえ、かつての面影を色濃く残す『彼女』の正体は、一目で明らか。

 何故、彼女が此処にいるのか……。

 

「―――ふぅっ」

 

 一通り汗を流し、犬のように全身を震わせて水気を切っていく少女。

 予め用意しておいた簡素な着替えを羽織り、汗を吸った僧衣を片手に、男の待つ広場へと帰ってきた。この間、約二分。カラスの行水にも程があろうものだ。それとも、後にしっかりと洗い直すのだろうか。

 さておき。身を清め終えた少女は、改めて男と向かい合う。

 

 

 

 

 

「お待たせしました、()()()()

「それほどでもない。―――では行くぞ、()()()

 

 

 

 

 

 男―――言峰綺礼と、少女―――間桐桜は二人肩を並べて山を下っていく。

 親しげでもなく、憎々しげでもなく、互いに互いがどうでもよさそうな顔をして。

 

 

 

* * * * *

 

 

 

「チッ、―――落石か滑落に遭えば良かったのにお帰りなさい、二人とも」

 

 山の麓にある小さな木造の一軒家。帰宅早々、台所に立つ少女から、綺礼と桜に投げかけられた言葉がそれだった。

 少女の向かい、テーブルに座っていた男が「ブフゥッ!?」と、口に含んでいた水を吹き出す。

 

「ちょっ、駄目だよカレンちゃん。いつも言ってるでしょ。女の子がそんな言葉、」

「ロリコン童貞ストーカー誘拐犯は黙ってて下さい耳が腐ります」

「酷い!?」

 

 そして、罵倒は流れるような勢いでテーブルの男へと向けられる。

 

「ど、童て……ゴニョゴニョ……はいい。ストーカーも仕方ない。誘拐犯も……ギリギリ間違っていない。けど、ロリコンは止めてくれ! 違うから! それだけは本当に違うから―――げぼぁっ!?」

 

 興奮のあまり、吐血。

 台所の少女は、先ほど吹き出された水と共にそれを汚らわしげに見つめながら「食事前にテーブルを汚さないでください。この常識知らず」と、今度は至極真っ当な文句を投げた。

 

「ううっ…………」

 

 男が涙ながらにゴシゴシと布巾で血と水を拭き取っていく。十も二十も年下の少女に全く歯が立たないその姿……嫁姑問題と言うには、男の方があまりにも情けない。

 そんなコントのような光景を、綺礼と桜は玄関からどうでも良さげ―――いや、綺礼の方は若干口端が三日月型に吊り上がっている―――に見つめている。

 

「……ああ。()()()、茶番は終わりかね?」

 

 綺礼の呼びかけに、台所の少女……カレンの目がスッ―――と細まった。それは明らかに『不快』を示すもの。外敵を見る目であった。

 

「気安く名前で呼ばないでくださいませんか? 失格神父」

「では、言峰と―――」

「私の姓名はオルテンシアです」

「それはおかしいな。引き取った時にしっかりと籍を移したはずだが」

「それは……貴方が子供の無知をいい事に勝手をしたからです。貴方のようなダニ神父と同じ名前を名乗るなんて、冗談にしても質が悪い。ああ……いま、あの時の私がここにいたなら、首根を掴んでイタリアの市中を引き摺り回した後、世の不条理についてこんこんと説いて差し上げるのに」

「事実は変えられんよ、言峰カレン? それが、いまのお前の真実なのだから」

「…………………………………………すこぶる不愉快ですが、反論できませんね。ええ、認めましょう。確かにいまの私は言峰カレン。……まあ、近い未来……法律上の保護者に『もしもの不幸』があれば、話は別なのでしょうが」

「フ、―――そうだな。未来は誰にも予想などつかんのだから……何が起こっても、何も起こらなくても不思議ではないな」

「ふふふ………………」

「フフフ………………」

「仲良いなあ、お前ら!」

 

 二人の視殺戦を見て思わず叫んだのは、未だにテーブルをゴシゴシと拭き続ける男。

 

()()()()()()……」

 

 綺礼の隣をすり抜け、桜が家に入ってくる。 

 

「あ、桜ちゃん……おかえり。そうだ、桜ちゃんも二人を止め―――」

「テーブルはしっかり拭いてね。この間みたいに染みを残したら……怒るから」

 

 それだけ言うと、桜は雁夜の懇願をスルーしてスタスタと手洗いへ歩いて行く。

 

「桜ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!?」

 

 間桐雁夜、魂の絶叫。

 嗚呼。自分に懐いてくれていたかつての純真な桜は何処へ。年齢的に、まだ反抗期には早いだろう……!

 

「五月蠅いぞ、間桐雁夜」

「五月蠅いわ、間桐雁夜」

「息ピッタリとか! ホントに仲良いよなお前ら! くっそ……臓硯だ。全ては臓硯の所為だ……あと時臣と外道親子(コイツら)の所為だ……。バーサーカーめ、助けてくれたのはいいけど、桜ちゃんに余計な呪いを残していきやがって…………どうするんだよ、これ……!」

 

 ドンヨリと負のオーラを漂わせつつ、しつこい血液汚れと悪戦苦闘。

 綺礼とカレンは二人して雁夜をイジめる事で愉悦を得、頼みの桜は立派な神父になるための鍛錬に夢中で、雁夜の事はわりと二の次三の次。病弱で余命僅かというパーソナリティがあるにも関わらず、言峰家における間桐雁夜のヒエラルキーは、最下層を二段底ブチ抜いた先まで落ち込んでいる。どうしてこうなった。

 やはり、全ての過ちは言峰親子に出会ってしまった事か。『神父さんになりたい』と性別度外視な望みを抱く桜。絶望に沈んでいた少女がせっかく抱いた願いを無下にできず、『伝手もなく信用できる魔術師を探し回るよりは、聖堂教会に渡りをつける方がまだ上手くいくかもしれない』と思い切ってしまった自分。その全てが間違っていたのだ。

 ああ。もしもあそこで『女の子は神父さんにはなれないよ。せめてシスターさんを目指そうね?』と正しく諭せていたならば……『神父になりたいなどと願う少女は君かね?』とかって、外道神父に目をつけられることも無かったかもしれないのに……!

 

「―――げぼぉっ!?」

 

 また吐血。今度はストレスか? 胃に穴が空いたのか?

 

「ぐぐぐ……まだだ。まだ俺は死ぬわけには……こんなナチュラルボーンバイオレンスどもに桜ちゃんを任せたままで死ねるか……! 耐えろ、耐えるんだ間桐雁夜……時臣を憎む一心で耐え抜いた蟲蔵の一年を思い出せぇぇぇぇぇぇぇ……………………ッッ!!」

 

 人生一番の山場は乗り越えたはずなのに、何故かいつまでも気を抜けない。

 間桐雁夜は、歪んだ運命の世界の中、有り得ざる幸福と不幸を抱いて生きてゆく。

 きっと、彼の人生はそれほど長くない。けれど―――せめて、その終わりが納得のいくものでありますように。

 

 

 

* * * * *

 

 

 

 胃を抑えながらゴシゴシとテーブルの拭き掃除を続ける雁夜を、綺礼はやっぱりニヤニヤと楽しげに見つめる。

 

 叶えようもない願いに無邪気な夢を抱き、無駄な努力を続ける娘。

 ボロボロの身体で娘の行く末に不安を抱き続ける父親。

 

 遠坂凜にも匹敵する逸材……いや、突けばいつでも崩れるだけこちらの方が面白味がある。

 

「まだだな。この二人にも、時臣師のような絶妙のタイミングがいつか訪れる……それまでは、積み上げる事を楽しみにしておこうか……」

 

 衛宮切嗣に勝利し、全てを出し尽くした自分。

 泥に触れた事で“この世全ての悪(アンリマユ)”という存在……自分の命に対する解答を目にし、喜んだのもつかの間の事。敗者となったはずの切嗣の手によって即座に、かつ永遠にそれを奪われた。あの時ばかりは、虚脱感のままに令呪を渡してしまった事を後悔したものだ。

 泥から苦も無く吐き出され、もはや自分の人生に答えを出すことはできぬと。己の余生は虚無そのものになるかと思っていたが……なかなかどうして、捨てたものではない。

 

「……あら。何か言ったかしら、サイコ神父?」

 

 キョトンとした表情で己を見上げてくる幼い娘。

 綺礼に似通った性質を持ち、かつての妻と同じく綺礼を正確に理解している少女。

 置き去り同然にしたこの娘を探そうと思ったのは、他にやる事もなかったからだが……それをきっかけに、綺礼の人生には新しい楽しみが生まれた。

 

 予感がある。―――きっと、言峰カレン……いやカレン・オルテンシアは、いつか言峰綺礼に牙を剥く。

 

 妻とは違う方法で、妻と同じように……惜しみない■を向けてくれるだろう。

 ならば自分はその時を待とう。その結果、どんな結末が導かれるのか……それを楽しみに生きていこう。

 

「いいや、何も」

 

 そう言って破綻者は、純粋な笑顔を浮かべた。

 まるで普通の人のように―――…。

 

 

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 

 

■間桐雁夜

 

 第四次聖杯戦争から生還。

 

 自身を救い出したバーサーカーに憧れ『神父になりたい』と願った桜の望みを叶えるため、聖堂教会関連で“魔”を迎撃できるよう教育してくれる場所を探し回る。その途中で実娘の行方を捜していた言峰綺礼と知り合い、利害の一致から桜の鍛錬を任せる事に。

 

 一時期は安心感から死に瀕していたが、数日で言峰の本性を悟り―――『こんな奴に桜を任せて死ねるか!』という一心で延命を続け、遂には容体の安定まで漕ぎ着ける。結果として当初予想していた寿命より遥かに長生きする事になったが、桜の将来を慮っては胃にストレスを感じてしまい、哀れな事に綺礼にとっての全自動愉悦発生装置として過ごす日々を送る。

 

 第四次聖杯戦争終結より十年後、厳しい鍛錬の末に綺礼から苦々しく“卒業”を言い渡され、聖堂教会で独り立ちした桜を見届けた後に死亡。

 

 その死に顔は「本当に良かった」と、安堵に満ち溢れたものであったという。

 

 

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 

 

■間桐桜

 

 第四次聖杯戦争から生還。

 

 恐怖の象徴であった間桐臓硯を苦も無く滅し、絶望しかなかった未来を切り開いてくれたバーサーカーに強烈な敬意を抱き、神父を志す。

 

 奇妙な縁から言峰綺礼に弟子入りし、愉悦混じりの殺人的な鍛錬を受ける事になるが、強い目的意識と不屈のガッツでもってこれを克服。その実力から聖堂教会に“天才の再来”として迎えられ、聖痕が現れたカレン共々、十代で代行者に任命されるに至る。

 

 雁夜の死後、平時は周囲に優しい聖母のような女性として、任務時には(勝手に)神父服を着用し、黒鍵を片手に異端を狩り尽くしていく信仰の鬼として評判を集める。

 

 もちろん、聖堂教会に神父として正式に認められることは終生無かったが、本人の強い希望から公的な場以外では『間桐神父』の名で通り、主な敵対者である怪物や魔術協会からは、その服装から“女声神父(ソプラノプリ―スト)”と呼ばれ恐れられたという。

 

 

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 

 

■言峰綺礼

 

 第四次聖杯戦争から生還。

 

 一度は聖杯の泥に呑まれた事で、聖杯を汚染するものの正体が“この世全ての悪(アンリマユ)”という、己の望みを叶え得る存在である事に気付くも、切嗣とセイバーによる“約束された勝利の剣(エクスカリバー)”の一撃であっさりとその展望を砕かれてしまった。

 

 その後、破綻者の精神でもって無事に泥の中から生還。失意の中で聖堂教会に聖杯戦争の経緯を『初日で時臣と共にやられ、事の終わりまで眠っていた』と報告した事で、罰として長期の謹慎処分を受ける。

 

 やる事を無くしてしまったのがきっかけで、置き去り同然にしていた実娘の存在を思い出し、無聊の慰めとばかりに一年をかけて捜索。ようやく見つけた実娘・カレンが予想を遥かに超えて自身に似通っていた事から『世界中の人間を探せば、自分と同じ本質を持つ者が見つかるのではないか?』『その人物に自身の存在価値を問いかければ、解答は得られるのではないか?』と新しい希望を抱くに至る。

 

 桜の卒業、雁夜の死後は、件の希望を胸に世界へと旅立つ。仮に、世界の何処にも“同類”が見つからなかったとしても、その時は娘を■し、娘に■されればいい。―――そんな救いを抱く綺礼は、もはや迷い人ではなかった。

 

 

 

 

 

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、舞台は再び日本・冬木市へ。

 

 悲劇の後、人々はどう生きたのか?

 多くを失った者たちは立ち上がる事ができたのか?

 何も得ず、何も成し遂げることができなかった男の行く末は?

 

 その解答を以って、この物語を終幕としよう――――――。

 

 

 

 

 

TO BE CONTINUED・・・




‐ お知らせ ‐

 今話で最終回にすると言ってましたが・・・スイマセン、ウソになってしまいました。

 というのも、綺礼と雁夜のエピローグだけで5000字を超えてしまったので、これに切嗣と遠坂家と藤ねえを足すと絶対に10000字を超えてしまう・・・それじゃ長い! と思ったからです。

 というわけで、次話こそが正真正銘の最終回となります。



‐作中捕捉‐
Q 聖杯戦争後の綺礼について。綺礼は時臣の件を遠坂家にどう説明したのか?
A そもそも説明してません。

 本編では長くなりそうなので省きましたが、第四次聖杯戦争による冬木市への被害がトンでもない事になったため、三年の間に協会と教会で『誰がどう責任をとればいいのか』などの喧々諤々の責任押し付け合い論争が巻き起こったりしてました(もちろん、人的被害ではなく神秘の漏洩とかに関する問題ですが)。

 綺礼は監督役の父と結託して不正を行っていたという後ろ暗い過去がある・・・つまり聖堂教会にとっての弱みそのものなので、表向きには第四次聖杯戦争において死亡した事にされてます。本編中にあった『罰として謹慎』云々とは、つまり『ほとぼりが冷めるまで隠れとけ』って事ですね。それでやる事なくなってヒマになった綺礼は、ヒマ潰しにカレンの行方を捜す事にしたというわけです。

 綺礼個人としては遠坂家に(というか凜に)『時臣死んじゃったわー。ゴメンねー? テヘ☆』と愉悦混じりに報告したかったのですが、それをすると当然、協会に自身の生存がバレてしまうため、教会の指令に従い、渋々とコッソリ裏ルートで帰国したわけです。

 よって、遠坂家では『綺礼は時臣共々聖杯戦争で死んだ』と思われてます。
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