誉れがホロウで死んだ兵士   作:Огонь

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Ver 2.0先行PVでケモミミ美少女がいっぱい出てきた事に興奮しすぎた結果、生まれた産物です。


ブラボー•ナイン エキシビション「無言の英霊」

ー全身を侵蝕されエーテル結晶まみれの人物を天井の無影灯が照らしていた。

「これが今度の実験体かね」

「はい。資料には面白い経歴が載っています。元は戦闘機パイロットでホロウとの戦いが始まって以降は戦車搭乗員として数々の戦いを経験したとか」

「成程、新兵器のパイロットとしての適正がありそうだな」

「侵蝕が酷く延命するだけ無駄と判断されこちらに回されたそうですよ」

「『死して屍拾う者なし』か…だがこの実験で生まれ変わるさ」

「生きていれば、ですが」

「まっ、そういうことだな。では始めよう」

 

ー3機の人型戦闘ユニットがエーテルをスラスターから撒き散らし、ターゲットへ向けて吶喊していた。

「フェーズ3へ移行」

ー超級エーテリアスによるエーテルビームの薙ぎ払いがミサイルを発射中の1機に直撃し一瞬で機体を蒸発させた。

「ブラボー•ファイブ、ビーコン消失」

ーブラボー•ファイブが最期に放ったミサイルがエーテリアスの壁に穴を空け、未だ健在の2機がその穴を通って目標へ接近し続けると突然地面から出現した大型エーテリアスが立ち塞がりエーテル結晶の散弾を至近距離から発射、1機の機体を完全に破壊し、もう1機の機体にもダメージを与えた。

「ブラボー•スリー、ビーコン消失」

ー最後に生き残った1機が大型エーテリアスにエーテルブレードを突き刺し、それによって生じた隙間へガトリングを差し込み銃身が熔け落ち始めても構わず大型エーテリアスが消滅し始めるまでコアへ弾丸を撃ち込んだ。

「頭部センサー破損、予備系統に切り替え。ジェネレータ損傷無し。左腕部破損、動作不能。右腕部損傷、動作速度32%に低下。脚部損傷無し。」

ー銃身が熔け落ちたガトリングをパージするとエーテルブレードを右手に持ち変え、設計上想定されていない負荷のかかる運用で破損した左腕をパージした。

「ターゲット情報更新、フェーズ4へ移行。」

ー刺し違えてでもターゲットを仕留めるため、ジェネレータに自爆覚悟の臨界運転をさせ始めた。

「ジェネレータ、リミッター解除。臨界運転を開始。残稼働時間3分。」

ージェネレータを蝕みながら産み出される大量のエーテルが機体をマッハ2近い速度まで急加速させ、後がないと気づいた超級エーテリアスがエーテルビームを乱射して産み出す弾幕を急旋回と急加速を駆使して強引に回避し肉薄する。

「残稼働時間2分」

ー限界を超えて集積されたエーテルで紫色に輝くエーテルブレードを超級エーテリアスのコアへ突き刺すとアサルトアーマーを起動、周辺の地形ごと超級エーテリアスを吹き飛ばした。

「ブラボー•ナイン、ビーコン消失。」

 

「ターゲットのホロウが収縮中! あと2分で崩壊する!」

「長官に報告、ミッション完了。」

「たった1つの捨て駒で原生ホロウを1つ滅ぼした。これが新時代の兵器か…」

 

「残稼働時間1分。通信モジュール破損、本部との連絡途絶。自機観測データにてホロウからの撤退ルートを算出。」

ー満身創痍といった有り様だが、まだ動く機体で最期の力を振り絞ってホロウを脱出した。が、そこでパイロット保護装置が作動し、コールドスリープ状態のまま途方もない年月が経った。

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