設定と案さえ出せば、勝手にイメージを小説にしてくれる。
執筆がサクサク進むから、サク。
「それって、チャットGPTでは?」
「(・ω・)bグッ」
「いやサムズアップやめろし」
勝手にサムズアップしてくれるロボット、『サム』の誕生である。
「…前方、艦影…?」
夜の海よりどうもご機嫌よう、平和を愛する地球連邦国民の皆様。
いつも心にビスト財団、連邦最大の産廃ことアナンケでござます。
えーね、今緊急で動画回してんですけどもー、はい。
なんか魚群レーダー(艦載レーダー)に感がね、あったんですよぉ。
ってことでね、早速挨拶に行こうかなと。
そんでもってもしよければ、陸地まで案内してくれればと…
別に疲れてきたとか、そういう訳ではない。
人間の体をしているとはいえ、元は戦艦であるわけだし、そもそも熱核融合炉なので燃料要らずなのだが…
でも、疲れないからといって精神は別である。難しいことではない。この広大な海に独りぼっちのアナンケは人生(艦生)で初めて、寂しさを覚えていた。
『ーーー!』
『ーーー?』
訂正、別に独りぼっちという訳ではなかった。
肩や武装の上に乗った、握り拳代の大きさのソレら(本人たち曰く、妖精らしい)が、機械の上を忙しなく移動していく。
『ーーー!』
「そうですねぇ、確かに万が一に備え戦闘配置についておいた方がいいかもです。」
基本、妖精たちは声を出さない。が、なぜか何言ってるかは分かるのだ。ん?こいつらニュータイプか?じゃあジオニストだ(判定ガバガバ)
連邦地上軍の軍服を着た妖精の一匹(この子が先任士官らしい)が、ピシッと可愛い敬礼をしながら、機械の中に入っていく。
話し相手(?)は確かにいるものの、やはりアナンケは戦艦。しかも艦隊間の連携を重視して設計された旧世紀時代の彼女の特性からか、やはり僚艦…というか、船と群れていたいもの。
誰か来るから、気合い入れて整備する。
これって、“普段学校友達なんて家に呼ばない陰キャが、友達が家に来るからって張り切って家や部屋を片付けちゃって、なんならちょっと飾り付けちゃったりする痛いアレ”に似てんなぁ、なんていう指摘は、この場ではなかった模様であった。
逃げなきゃ
逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ!
「ハァ…ハァ…ハァ…ナンデッ!」
なんでこんな事に?
その言葉をグッと呑みこむ。
そんな事、今はどうだっていい。
ー死にたくないー
その生物としての本能だけが、“ボロボロ”の彼女を動かし続ける唯一の原動力だった。
「噂通リナラ、コノ海を越エレバッ…タスカッ…?!」
彼女は、元々はなんの変哲もないただの一隻の深海棲艦であった。
“人類を駆逐せよ”
暗く冷たい海の底から産まれてきたばかりの彼女に思い浮かんだのは、なんとなく人類が嫌いだという感情と、この言葉だった。
同胞たちに合流してからもそれは変わらず、かといって逆らう必要もないように思えて、本能のままに人類を──そして、それに従う艦娘たちを沈めていった。
彼女は、いわゆる姫級や鬼級でもなければ、特段怨みの強い艦ではなかった。要は、ただの量産型である。ただ、長いものに巻かれるというスタンスから、他の量産艦より少しだけ長生きであったが、それだけだった。
だが、ある時その関係に小さな歪みが生まれた。
初めは、なんてことはない。
ある時襲った艦娘の艦隊が敗北し、沈むその間際になって、同胞に向かって命乞いしだしたのだ。
別に命乞いに立ち会うのは、これが初めてではなかった。
だが彼女は、命乞いという行為に若干の不快感を感じていた。
“さっきまでは揚々とコチラと命のやり取りをしていた奴が、自分の番になった途端喚き散らすのなんて、それはズルくないか”
負けて死ぬ間際、こうも喚き散らかされては、どうにも後味が悪い。
そうして自分の感情が乱されることに、彼女はイライラしていた。
結局、その艦娘は無様に殺された。
辺りを鳴き声で騒がしくしていたのが一切静かになり、やはり後味が悪い。その事に、イライラする。
このイライラは、誰かと共有すれば少しは紛れるだろうか。
同じく一部始終を見ていた上位種に、少し愚痴った。
「マッタク、コウモ命乞イサレレバ気分が悪イ」
自分は確か、そう言ったんだったか。
あんまり覚えていない。
なぜなら
「ソウネェ…確カニ…」
「モットモット汚ク惨メニ命乞イシナガラッ絶望ノ中デ沈ンデイッテイッテ欲シイワネェ」
「……へ」
分からなくなった。
そこにいるソレが、何を言ってるのか。
認識が歪む。認識が戻される。
いや、ソレだけじゃない。
笑ってる。
周りの笑っている同胞だったソレらが。
笑ってる。
分からなくなった。
ただ、自分とソレらとで決定的に何かが違う、そうはっきりと理解でき、
「ネェ…」
ソレの手が、自分に伸びる。
「アナタモ、ソウ思ワナイ…?」
体が無意識に後ずさる。
「…ネェ…アナタ」
ソレと目が合う。
「モシカシテェ…」
思考が、ゆっくりになって、何も考えられなくなる。
だめだ、何か返事しなきゃ。
ハイ、とか、ソウダネ、だとか。
だって、じゃないと…
「モウ“声”ガ聞コエなくナッちゃッタノ?」
「……………ァ」
““人類を駆逐せよ””
瞬間、辺りの空気が凍る。
シンと静かになり、何も聞こえなくなった。
聞こえなかった。
いつからだろうか、あの“声”が聞こえなくなっていたのは。
いや、待て…待て待て待て…声…?…声なんて…そ、そんな…もの…は、初めから……ッ
「アハッ 壊ワレチャッタネッ」
UC艦これ世界
「レビルテメェ、座乗艦が沈んだ時が死に場だろォウ!?
しかも浮気してんじゃねぇか!?フェェェェべぇぇぇぇえええ!!!!!」
艦隊目掛けて飛んできたソーラ・レイをソーラ・システムで跳ね返し、往復で二度念入りに焼かれるレビル氏と、ソーラ・システムを展開した犯人タイタン氏の図。