沢山の絶望をあなたに 作:エレオノーレ・フォン・ゼートゥーア
...光線級出てこねぇじゃん!!
何だったんだろう私の五年間、あと一ヶ月でBETAの着陸ユニットがカシュガルに落着するのに、感慨無量である。
現在ギルバート諸島周辺の埋立作業中である、大量のタンカーを用いて日米豪の山々から切り崩した土砂等を用いて、コンクリートで補強しての突貫工事だ。
どうやろかこの計画、我ながら大馬鹿だと思う、採算性が度外視され過ぎてる。
軌道エレベーターのワイヤーを地上から宇宙まで駆逐艦に牽引してもらった、それを島の赤道上に固定しておく。
拡大中の港湾施設から電動式のエレベーターを用いて各軌道用の物資を可能な限りピストン輸送していく、輸送ユニットは駆逐艦を用いて地上に下ろし、それをただひたすらに繰り返していく。
そんで一応一ヶ月でモノにはなった、ここから駆逐艦の収容場所を構築し、3Dプリンター含む製造ユニットを稼働させる事で能率的な基地としての運用が可能になる筈だ。
マスドライバーから宇宙に揚げられる物資も一部利用され、駆逐艦程度であれば建造可能な設備が既に構築されている。
国連や合衆国が総力を挙げて構築していたマスドライバーが、私の参入と同時に一ヶ月程度で実用段階に入ってしまった現実は、第三者委員会によってこれまで行われていた合衆国及び国連のスケジュール管理に問題があると提議されるレベルにまで発展したらしいがどうでもいい。
そんでそのまま私に様々な権限の付与がなされる事になった、正確には国連の准将官級権限に加えて対BETA戦略研究部への参加許可及び提言、そして許可された予算の運用許可である。
つまり国連に参加して意見を出して軍隊を指揮し、彼らが目的に沿って組んだ予算を私が運用する義務を与えられたのだ、どうしようやりたくない。
てな訳で一つブラフを、戦略核兵器含むNBC兵器群の運用の許可を求めてみる。
まあ了承されたら頭を抱えるしかないけどね、頼むから決裂してくれ。
どうせ無理だろうから、コッチはコッチで順当に地上でBETAを根絶する兵器を開発しようと思う。
てな訳で新型戦術機と、それに付随する新型兵装の開発だ。
重金属雲下での大容量データリンク
多機能高性能レーダーの搭載
耐熱対弾・多機能複合装甲
高高度での運用を可能とする高い機動性及び運動性
オペレーション・バイ・ライトの実装
スーパーカーボンを用いたブレードエッジ装甲・収納式ブレードや爆発反応装甲含む追加装備の充実
AIを用いての戦術機操縦の補佐及び代行
既存の人型戦術兵器での運用が不可能であった各種通常兵器の運用
とまあこんなところだろうか、大体は私が何を考えているか分かるだろう。
不知火レベルの運動性とF-22レベルの機動性、そして武御雷並みの近接格闘戦付与能力やJRSS等の搭載を可能とし、AIにXM3の真似事をさせて衛士の補助もさせる。
...最後に戦術機専用弾薬を使用しないで済ませる新型兵装の導入、多分これが一番難易度高いな。
安牌だが1号戦術機という名称にさせてもらおう。
この世界における0号初期型が0世代でF-4と0号中期が第一世代で0号後期型が第二から第二.五世代戦術機にあたる、そして今作ろうとしている1号戦術機が原作の第3世代戦術機相当の機体になる筈だ。
その主兵装がこれだ!!
S1突撃砲
128mm1門12発
48mm機関砲1門2400発
因みに何故我が国の銃火器砲火器の口径が大きいのかというと、我が国の弾薬を諸外国の兵器規格では運用できない状態にしつつ、
長刀やブレードエッジ装甲等は日本が勝手に開発するだろうしね、合衆国含む西側にも色々なアタッチメントを開発してもらおう、まあ東側には爆発反応装甲かなぁ。
これがあれば正面、しかも遠距離から要塞級を無力化する事ができる、突撃砲で遠距離から狙い撃つ事が可能なのだ、ハイヴ攻略作戦にて戦車砲の代替品足りうる。
そして48mm機関砲の威力なら戦車級や要撃級を変な場所にさえ当たらなければ1発で撃破する事ができる、マブラヴ原作に登場した57mm中隊支援砲の任務の代替も可能であり、それが一つの腕で運用できるとなれば制圧力は比較にならないだろう。
さあこれを外国にバラ撒こうと思い汎豪州共同体政府に持っていったが、まさかの差し止めである。
曰くあまりにも性能が高過ぎるらしい、国内にて需要を満たした後にダウングレードさせてならば輸出を許可するらしい。
...どうしてそうなるのよ、このままだとただのカカシじゃねぇか。
ワシはF-22じゃなくてF-23を作りたいのよ、どうせ合衆国はF-22Aを生産するしステルスを兼ね備えたウェイトに優れる戦術機でステルスを含む通常兵器を充実させたい。
対人類と対BETAの二正面戦争楽しみだねぇ(ニチャァ)
...国連規格のケースレス弾?
そんなものないですよ、この世界では一から十まで豪州製でございます。