沢山の絶望をあなたに 作:エレオノーレ・フォン・ゼートゥーア
「ハイヴ攻略用の、
国際統合軍のハイヴ攻略を前提とした新型戦術機の開発、それに名乗りを上げたのが彼女だった。
従来の一号戦術機は遊撃戦における野戦や防衛戦における待ち伏せ及び強襲を前提とした設計だ、無論アタッチメントを追加する事でバイヴ突入を含む様々な任務に適合する事はできるが、それでも設計段階からの方向性を変える事はできない。
故に今回開発するのは、バイヴ突入や上陸作戦含む特殊・特異環境にての戦闘を専門とした戦術機である、その為に合衆国製のA-6のライセンス生産の許諾を得てもらった。
駆動系はHSST(駆逐艦)に搭載されていた循環型核融合発電機を用いての超伝導推進式エンジンの小型化に成功した代物を、機体フレームは一号戦術機のそれを素体に諸々盛り付けて改造。
主腕にはA-6に搭載されている近接戦用スパイクと、国連統合軍規格である120mm1門と36mm2門を主兵装として装備。
加えて突撃砲を運用可能とする副腕を、もしくは合衆国にて開発されたS-11弾等を射出可能とする擲弾発射機等を4つ搭載できる様にする。
...そして必要ならばこれから未来にて生産されるだろう電磁投射砲や、我らが重戦車のレールガンを両肩部に搭載できる様にする。
A-6の機動性や戦術機の画一性・防御性能等々の諸問題点を解決し、海底及び宇宙空間そして月面含む低重力環境下にて戦闘を行える予定だ。
...ただし生産及び維持費用は通常の1号の3倍と、まあ中々にいい値段だが原作武御雷やF-22Aより性能は上だからセーフ。
それでも一号が更なる量産化に伴い値段が下がれば、この戦闘攻撃機の価格も下がる事から選択肢としては悪くはないだろう。
...一号特殊戦術歩行戦闘攻撃機、略して特一号戦術機だな、これまたダサいな何処いった私のネーミングセンス、最初からなかったんだよなぁ。
「先行量産型12機の生産を許可します、まあいつも通り各国への生産許可も行われるでしょうね。」
よしきた、通常型3機副腕型3機S-11搭載可能型3機レールガン搭載型3機を納品しよう。
...日や西欧含む西側諸国も欲しがったから、国連軍に内緒で設計図と実機を1機づつ送り込んでおく。
いい仕事をしたね、これまた発展途上の製品だから何とも言えないけど。
コレが120機とハイヴ突入用戦術機が360機あれば、レベル5のハイヴでも余裕で攻略できるだろうな、まあそれだけ用意するのが何よりも難しそうなんだけどね。