錬金術師魔入ります!   作:ikkun

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師団どこに入るか

入間「ご、ごめんな・・・」

 

入間は男子生徒の首根っこを掴んだことを誤る。しかし・・・

 

男子「・・・・」

 

入間「死んでる!!」

 

トレジャー「入間君、大丈夫~?3人とも先輩たちに囲まれてて俺だけなんとかって・・・どういう状況!?入間君まさかついに・・・」

 

入間「違う違う!!」

 

男子「びっくりしたぁ・・・死んだかと思ったわぁ・・・」

 

入間・トレジャー「生きてた!!」

 

そう。彼は気絶してただけだった・・・

 

男子「僕体弱いんよ。大丈夫、吐血なんてしょっちゅう・・・ってあー!悪食の指輪や!ってことは僕の首輪に反応したんやな。これもそれを同じ金属でできてるから。」

 

トレジャー「ってことは先輩もいつも魔力を貯めてるってことですか?」

 

男子「そうなんよ、魔力弱いから・・・ってぐちゃぐちゃや・・・」

 

入間「すみません、僕のせいで・・・」

 

通行人「邪魔だなぁ・・・」

 

散らばったものを見て通行人が顔をしかめる。

 

通行人「とっとどかせよな!」

 

通行人「その人上級生じゃ・・・ってなんだ2かよ!!驚かせやがって!」

 

通行人はあざ笑って去っていった。

 

入間「上級生なのに・・・」

 

男子「でもいつかは魔力のない悪魔でも使うと活躍できる魔具を作りたいんや。」

 

トレジャー「素敵ですね!それでもっと色んな人が出会えるなんて!名前はなんていうんですか!」

 

キリオ「あぁ、アミィ・キリオって言うんや。もしよかったら見学に来てや。」

 

そう言ってキリオは去っていった・・・

そうして始まった師団見学は3日間1年生はその間に位階昇級に関わる選択をするのだ。

 

アスモデウス「どの師団を見ますか?私たちは入間様にお供します!」

 

入間「う、うん。じゃあ・・・」

 

まず来たのはスージー先生が顧問の魔植物師団だった・・・

 

ストラス「いらっしゃ~い。我が師団ではあらゆる魔植物の育成研究に励んで、商品開発なども行っているの~」

 

入間「癒されるなぁ・・・クララも楽し・・・」

 

トレジャー「入間君!クララ食魔植物に食べられかけてる!!」

 

クララ「ゴンドラみた~い!!」

 

エイコ「流石、森育ちって言ってただけあってアグレッシブ・・・」

 

アスモデウス「森育ちなのに危険な植物がわからんのか!」

 

クララがウツボカズラのような魔植物に入ってしまい見学終了。次は図書師団だ。

 

トレジャー「うわぁ~!!古今東西の蔵書がこんなに・・・!!」

 

アスモデウス「お前、歴史とか料理の本大好きだもんな・・・」

 

エイコ「ここでなら珍しいカメラや写真の書物とか読めるかな・・・」

 

師団員「えぇ、珍しい本の噂を聞いたら生徒自身で買いに行ったり翻訳したりしてるんです。」

 

入間「2人とも入りたそうだし、僕も落ち着いてていい雰囲気だと・・・」

 

師団員「大変だ!こいつ本の呪いで想像を絶するアホに・・・!」

 

師団員「だから離れて読めとあれほど・・・」

 

なかなかにデンジャラスな師団だったので保留。

そんな中サブノックは魔王師団という武闘派そうな師団に入ろうとしたら文献を読みふけって考察するという文系師団だったがサブノックも知らない文献があって本人の肌にもあっていたのでここへの入団を決めたそうだ・・・

 

トレジャー「意外だったな・・・アイツなら運動系師団で大活躍だろうに・・・」

 

アスモデウス「まぁ、本人の肌にあったのならそれでいいだろう・・・」

 

他にも黒魔術師団やサキュバス師団などへもいったがどれも決定とはならなかった・・・

 

アスモデウス「休憩しますか?」

 

入間「いやその前に試したいことが・・・」

 

そう言って入間が来たのは処刑玉砲師団だった・・・

 

団員「試験での活躍は聞いてるよ!さ、こっちへ!」

 

そういって1球投げるように促す。実は指輪の調整をしてもらったので試してみることにしたのだ・・・

 

入間「リ・べーラ!!」

 

入間は増強の魔術で思いっきり投げる!

 

団員「ぬん!」

 

団員「入間君、今のが本気かな?」

 

入間「はい。」

 

団員「期待したたよりは惜しい感じだったがいい球だったよ!興味があったら入団してくれ!」

 

入間はトレジャーと一緒にジュースを買いに行く。

 

入間「付き合ってくれてありがとね。」

 

トレジャー「いやいや、俺も喉乾いてたし。それにしても引く手あまただったね!色んな人と出会えたけど師団入団はその人との縁を濃くすることだから楽しみだね!」

 

入間「そ、そうだね。」(縁か・・・指輪の魔力に期待してくれてるだけだし縁というには違う気がするな・・・)

 

そのときだった

 

ドォオオー!!

 

トレジャー「爆発音!?」

 

キリオ「あぁ~!失敗や!げほげほ・・・」

 

入間「キリオ先輩・・・」

 

倒れていたキリオを二人は師団室に寝かせる。

 

キリオ「堪忍なぁ・・・調整に失敗してしもて・・・」

 

トレジャー「あの爆発で生きてるって意外と頑丈だと思いますよ・・・」

 

入間「確かに・・・」

 

爆発でも寝込むだけですんでるキリオに二人は呆れてしまう。

 

キリオ「知ってると思うけど魔具は魔力をエネルギーとして動かす道具や。使ってみるか?」

 

キリオは用意した人形と弾を二人に渡す。

 

トレジャー「キリオ先輩だとまた吐血しますからね・・・よ!」

 

トレジャーはクロスウィザードによる魔力制御も合わせて使うことで人形を躍らせたり弾を光らせたりする。

 

入間「凄い!」

 

キリオ「中でも特に力を入れてるのはこの魔力増強魔具ガブ子ちゃんや!」

 

そうして出したのは発電機のような機械だった・・・

 

トレジャー「先輩・・・ネーミングセンスが壊滅的すぎます。」

 

キリオ「えぇ~そうやろか・・・でも性能は折り紙付きで魔力を増強するものなんや。けど扱いが難しくてな・・・」

 

入間「じゃあこのバラバラのパーツは・・・」

 

キリオ「動力部やな、本当はハート型になるはずなんやけど・・・タビーの回転とアンカーの熱量が上手く接続できへんくて・・・ってこんなこと言っても・・・」

 

トレジャー「先輩、入間君もう組み立ててます。」

 

キリオ「嘘やーん・・・まじで綺麗にできてるわ!どうや・・・げほ!!」

 

入間「先輩!?」

 

トレジャー「でも本当に手先器用なんだね。」

 

入間は幼いころのサバイバル生活で家電をジャンク品から直すことなんてしょっちゅうだったのでこれくらい朝飯前なのである・・・

 

キリオ「でもこれでもっとすごいの見せれそうや。さっきの弾を組み合わせれば・・・」

 

キリオが動力部と弾をセットすると魔力による発光は起こる!

 

トレジャー「凄い!」

 

入間「綺麗ですね!」

 

キリオ「ガブ子ちゃんは凄い装置でな・・・魔力が弱くても魔具の力を最大限引き出せんねん。上下がはっきりしてる魔界でも僕にできることなら弱い悪魔でも使える魔具を使ってこの上下がなくなったらえぇなぁって思うねん・・・」

 

入間「・・・・あの、もし僕に魔力がなくても師団に入れてくれますか?」

 

トレジャー「入間君?」

 

トレジャーは入間の質問に疑問を持つ。

 

キリオ「お揃いやなぁ・・・魔力が少なくても入間君ほど器用な子なら大歓迎やわ!うちに必要なのは魔力やなくて技術やから。」

 

トレジャー「・・・キリオ先輩、ここの師団って確か1人だけでしたよね。複数人来ても歓迎ですか?」

 

キリオ「そりゃ人数が多ければできることも多くなって歓迎するけど・・・」

 

トレジャー「なら決まりだね。」

 

入間「でも、無理して入らなくても・・・」

 

トレジャー「俺は入間との縁を深めたいと思ってるしアスモデウスもクララもエイコも同じだと思うよ。」

 

3人と合流して聞いてみると・・・

 

エイコ「もちろん!新しいカメラとか作ってみたいです!」

 

アスモデウス「入間様が先輩の意思に共感したのなら!」

 

クララ「入間ちともっと遊びたい!」

 

そうして5人は魔具研究師団に入ることとなった・・・

 

キリオ「新入団員が5人も・・・ごはっ!」

 

入間「せんぱーい!!」

 

トレジャー「だから最初に聞いたのに・・・困った人だ。」

 

キリオは喜びの吐血をして入間たちの師団見学は終了となった・・・ちなみに生徒会に入ると思っていたアメリへの説得の方が大変だった・・・

 

 

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