部屋に入ろうとするが・・・
トレジャー「ここにもバリアか・・・最大出力で破壊を・・・」
トレジャーがまた変身しようとするが・・・
がちゃ。
入間「バリアが解けた・・・」
トレジャー「ずこー!!?」
キリオ「や、歓迎するで二人とも。」
そこには髪型や雰囲気の変わったキリオがいた・・・
入間「その格好・・・それにあのバリアはなんですか?」
キリオ「ちょっと気合入れようと思って。あれをサプライズって言われたのには笑ったわぁ・・・」
トレジャー「それで・・・なんで花火をガブ子さんに入れてるんですか?明らかにエネルギー過多だと思いますけど。」
トレジャーの言う通りガブ子には花火が乗っておりエネルギーがあふれ出していた・・・
キリオ「爆発させるんよ。学校を壊すために。」
この密閉空間でエネルギー過多の花火が爆発したらただじゃすまないだろう・・・
入間「なんでそんなことを・・・!」
キリオ「二人には話したろ。僕が生まれたときの話。」
アミィ家は鉄の防壁と恐れられる有数な名家。当然魔力量も一族そろって指折りだったがキリオだけが少ない子として生まれ、悪童の園と呼ばれる強制教育初等学校に送られて失望される日々を送っていた。そんな中でも笑いかけてくれる女の子がいたが一緒にからかわれて大事な宝ものを落としてしまったそうだ・・・
キリオ「この弱肉強食の魔界で理不尽な力に屈する彼女を見て・・・僕は実感した。あの顔が頭から離れへんのや。彼女の絶望した表情が浮かぶたび思うねん。あぁ、もっかいみたいなぁって・・・!」
入間「え・・・」
トレジャー「なるほど・・・普段のおっとりした雰囲気で隠されてましたけどまさかここまで綺麗な元祖返りだったとは思いませんでしたよ。」
キリオ「それ兄さんにも言われたなぁ・・・誰かの絶望が生きがい。だから魔界を混沌にすればもっと見れると思ったから兄さんと一緒に位階を壊す。まず最初に位階の象徴であるバビルスを潰す。花火の爆発なら派手やし綺麗やわ。親たちは我が子の凄惨な姿に絶望に落ちる。」
キリオはドンドンと愉悦に満ちた表情になる。
キリオ「大丈夫や・・・恨んでくれていいし殴ってもかまわんだから・・・」
絶望の表情を・・・そう思ったが入間の表情は何かを決断した顔だった・・・
入間「よし、決めた!トレジャー君。協力して!」
トレジャー「え・・・そりゃもちろんなんだけど・・・怒らないの?」
キリオ「そうや!君の大事なもんはなくなる!君の作ったもので!なんで絶望せえへんの!?」
入間「だって怒っても絶望してもいいことないじゃないですか。生まれてから沢山修羅場を経験して身に染みてるんです。絶望しても状況は変わらないしお腹も膨れない。だから怒る前に行動しないとね。」
その瞬間二人は理解した。絶望させたい男と絶望になれてる男。天敵同士だということに!
トレジャー「あはははは!やっぱりとんでもない出会いをしてしまったみたいですね。キリオ先輩!お互いに!」
トレジャーはそう言ってエックスガッチャリバーをドライバーに装着してレベルナンバー10、UFOXのカードを取り出す!
マーベラスオカルト!
ガッチャーンコ!エックス!UFOXスーパー!
そうしてスーパーガッチャードUFOXフォームへと変身した。
ガッチャード「だったら外で一気に爆発させてやる!」
ガッチャードはそう言ってUFOXの転送能力で飛ばそうとするが・・・
ガン!!
なんと学校を覆うバリアで転送が止まってしまった・・・
ガッチャード「なっ・・・!」
キリオ「悪いが君の能力も織り込み済みや。結界に妨害魔術を付与できる魔具や。」
キリオはそう言ってブレスレッドを見せる。
入間「なら!リ・べーラ!」
入間が魔神モードで龍型の魔力を放出するが・・・
ばちちち・・・
トレジャー「これでもまだ・・・」
外殻のバリアは破れない・・・
キリオ「せやから無理やていうたんや!サリバン並みの魔力がなければ破られへんわ!」
それを聞いた瞬間にはもう入間は腹をくくっていた・・・
入間「パンドルーラ!」
指輪の全魔力を開放した!すると龍のエネルギーの勢いが増し結界をぶち破って爆発は綺麗な花火となった。
ガッチャード「やばい!火の子払わないと!」
ガッチャードも飛び出してリクシオンのカードを入れる。
アニマルチャンプ!ガッチャーンコ!リクシオンスーパー!
バリリり!!
電撃で火の子を打ち消すが・・・
ひゅうぅう・・・
ガッチャード「しまったー!!つい窓から・・・おい入間君!しっかりして!」
ガッチャードは入間を抱えながら窓から落ちている。二人とも無我夢中で飛び出ていて入間は魔力を大量に出してその衝撃の反動を支えた疲れからか気絶していた・・・
すると・・・
トン・・・
ガッチャード「あれ・・・?」
なんと見えない床があり見てみると悔しそうな顔をしているキリオ先輩の顔があった・・・
そして・・・
サリバン「おーい!入間君にトレジャー君!大丈夫かーい!」
トレジャー「サリバン様!」
大急ぎで学校に戻ってきたサリバンが二人を見つけてくれた・・・そうして前夜祭のドタバタは終息するのだった・・・