錬金術師魔入ります!   作:ikkun

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使い魔召喚!

入間「学校行きたくない・・・」

 

入間は憂鬱な顔をしてそう呟いた・・・

 

トレジャー「おぉ・・・登校2日からすでに登校拒否になるとは・・・」

 

入間「だって!入学式はあんなのことになったしそのうえ・・・」

 

アスモデウス「入間様!おはようございます!」

 

そう、主席といるなんて目立つことこの上ない。目立ちたくない入間にとってこれほどの苦行なないだろう・・・

 

トレジャー「大丈夫?入間君、なんだったらワープとかできるけど・・・」

 

トレジャーは入間のためにワープテラの空間転移でアスモデウスをどこかへ飛ばそうとする。

 

アスモデウス「貴様・・・!入間様と私を引き離す気か!」

 

トレジャー「入間君は地味に生きるのが望みなんだ。お前みたいな派手なのが一緒だと敵わないんだ。先に仲良くなった俺が気にかけるのは当然のことだろ?」

 

アスモデウス「それだったら貴様だってそんな特殊な能力持った生き物を沢山引き連れてたら目立つだろうが!入間様のために燃やしてやる!」

 

入間「二人とも喧嘩しないでよー!!?」

 

早速喧嘩になっている二人をなだめながら入間は今回の行事の集合場所へと行く。

 

入間「使い魔召喚?」

 

アスモデウス「はい、悪魔学校の伝統行事です。召喚した使い魔の質で生徒の位階(らんく)を図ります。そしてその位階を上げていくことが成績につながるんですよ。」

 

トレジャー「仲間が増えそうでワクワクするな。ホッパー1」

 

ホッパー1「ホッパー!」

 

入間「やっぱり可愛い声だよね。その子。使い魔も優しい感じならいいな・・・」

 

アスモデウス「使い魔は性格や家系によって変わりますからね!早速行きましょう!」

 

3人はそうして集合場所へと行くとそこには・・・

 

エイコ「あ、入間さんにトレジャーさん!あと・・・ひっ!」

 

そこには入学式の日に助けたエイコもいたのだ・・・

 

トレジャー「おぉ、入学式の!その後は大丈夫だった?」

 

エイコ「う、うん・・・傷も無かったし・・・」

 

アスモデウス「?何故顔が青いんだ?具合でも悪いのか?」

 

入間「アズ君・・・切りかかったの覚えてないんだ・・・」

 

入間とトレジャーは事情を説明する・・・

 

アスモデウス「本当にすまなかった!!」

 

エイコ「い、いえそんな頭を下げるほどでは・・・」

 

アスモデウスは申し訳なさそうに頭をさげエイコはおどおどとしてしまう・・・

 

入間「こ、この話はもうおしまいにしよう!それより凄い会場だね。」

 

アスモデウス「これでクラスも分かれますし担当官も有名ですからね。」

 

エイコ「とんでもなく怖い人なんだよ・・・」

 

すると扉が開かれて目つきの悪い黒髪の男が入ってくる。

 

カルエゴ「粛に。監督官のナベリウス=カルエゴである。この行事は常に私が担当だ。何故か?私が常に厳粛であるからだ。貴様らが使えないゴミかはたまた多少は使えるゴミかを判断する。例えば、祖父の威光を借りて栄えある場で下品な呪文を唱え、その日のうちに乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら、即処分対象である。」

 

カルエゴは入間の近づいて言うが・・・トレジャーは手を上げる。

 

トレジャー「申し訳ありませんがそれは貴方たちにも問題があったのでは?」

 

入間「トレジャー君!?」

 

カルエゴ「何?」

 

トレジャー「確かに乱闘騒ぎを起こしたのは生徒の責任です。しかし騒ぎが起こってからすぐに駆け付けられなかった教師側の問題も隠せません。挙句の果てに一般の生徒まで巻き込まれるところだったんですからそちらこそ厳粛に見回り体勢を見直す必要があるのでは?」

 

エイコ「トレジャー君・・・」

 

カルエゴ「・・・揚げ足取りが好きなようだな。」

 

トレジャー「不正は見逃せない性質なので。」

 

カルエゴ「・・・とにかく、出来の悪いものは即刻退学処分とするのでそのつもりで。」

 

そうしてカルエゴは可愛い使い魔召喚講座の説明セットを出して手順を説明した後羊皮紙を配った。

 

生徒「危険はないんですか?」

 

カルエゴ「使い魔の召喚は隷属可能な種族を呼び出し使役する。もし使い魔が主人に歯向かえばしつけが下る。それほどまでの血の契約なのだ。心してかかるように。」

 

そうして生徒たちは召喚を始めていく・・・

 

アスモデウス「敵意丸出しですねあの男・・・しかしお前もそれに意見するとは中々やるな!」

 

トレジャー「事実を言ったまでだからね。入間君が積極的に起こしたわけじゃないんだし堂々としてればいいんだよ。」

 

入間「あ、ありがとうトレジャー君。」

 

エイコ「凄い度胸ですよ・・・あ、私の番になったので行ってきますね!」

 

エイコは羊皮紙を持って魔方陣の中に立ち現れたのは煙を纏った狐だった・・・

 

入間「すでに召喚してる人もだけどエイコさんのも凄いね!」

 

エイコ「そ、そんな・・・きっと3人にはかないませんよ・・・」

 

生徒「おぉおお!」

 

エイコの発言の通りアスモデウスが召喚したのは巨大な羽のついた白蛇・・・ゴルゴンスネークと呼ばれる種族だった。

 

入間「アズ君もカッコいいよ!!」

 

アスモデウス「ありがたいお言葉!」

 

トレジャー「やっぱ13冠は大きさが違うね・・・俺も行くか。」

 

トレジャーが魔方陣に立って召喚すると魔方陣が虹色の輝いて反応する!

 

カルエゴ「な、なんだ!?」

 

トレジャー「家系能力が反応してる・・・?」

 

そうして出てきたのは・・・

 

ニジゴン「ゴンゴーン!!君が僕のご主人様ゴン?」

 

なんと青色の恐竜の生命体だった・・・

 

トレジャー「話せるなんて珍しいドラゴンだね・・・よし、名前はニジゴンだ!」

 

カルエゴ「ありえん・・・!こんな種族いるのか・・・?」

 

これにはカルエゴも驚いたようだ・・・

 

エイコ「トレジャー君凄い!」

 

アスモデウス「喋るとは摩訶不思議な・・・だが入間様がこれから召喚するのに比べたら私もトレジャーも些事というもの!」

 

入間「それはどうだろうか・・・」

 

入間は期待で押しつぶされそうになりながら魔方陣に立つことになった・・・

 

入間(というか僕魔力とかないんだけど使い魔とか出せるかな・・・そうか退学!そうすれば祝!生還!)

 

そんな笑顔な入間にカルエゴはサリバンを苛立ちつつも召喚を見守る・・・

 

しかし召喚とは悪魔が魔獣を使役する儀式、または人間が悪魔を使役する儀式だ。そして羊皮紙には印が入っており入間は人間である。その答えは・・・

 

カルエゴ「何ッ!?」

 

入間「え!?」

 

魔方陣が光り輝いたかと思うと出かかっているのはなんとカルエゴだった・・・

 

入間・カルエゴ「はぁあああ!?」

 

二人は同時に驚く。

 

カルエゴ「こ、これは一体どうなってるんだ!?」

 

入間「ぼ、僕にもさっぱり・・・とにかく止めます!」

 

入間はカルエゴの下半身に飛びついて引っ張るが・・・

 

カルエゴ「ぐわぁああ!ちぎれる!!」

 

入間の体重がかかって体が悲鳴をあげる・・・

 

カルエゴ「バカ者!こういう時は押すものだ!」

 

入間「す、すみません!」

 

入間は足を押し込んで出そうとする。

 

カルエゴ「ち、違う!足ではなくこちらに来て押さないと・・・!」

 

カルエゴは魔方陣側から出てしまった・・・

 

どおおお!

 

煙が晴れてみてみると・・・

 

エイコ「か、かわいぃい!」

 

女子生徒「きゃぁあ~!!」

 

そう、カルエゴはなんとモフモフなマスコットのような姿になってしまったのだ・・・

 

カルエゴ「ぬおぉお!やめろ!モフモフするな!!」

 

エイコを筆頭に女子生徒がモフモフしていると・・・

 

アスモデウス「感服しました!!」

 

突然アスモデウスが叫ぶ。

 

トレジャー「いやー俺も驚いたよ…まさかカルエゴ先生を使い魔にするなんて・・・」

 

アスモデウス「やはり内心ではカルエゴ卿の態度にお怒りだったのですね!素晴らしい見せしめです!」

 

入間「違う違う!!これは事故というか・・・」

 

カルエゴ「ふ、ふざけるな貴様!すぐに契約を解除しろ!」

 

カルエゴは教師ということも忘れて襲い掛かろうとするが・・・

 

バリリりリ!!

 

カルエゴ「ぐわぁあああ!!」

 

入間「先生ー!!」

 

そんなこんなで入間とカルエゴはサリバンに元に行ったががっつり一年契約のため解除できず入間のランクは測定不能。悪魔を使い魔にした悪魔として悪名は轟くのだった・・・




エイコの使い魔はアニメ版で出てきたのを参考にしてます。
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