錬金術師魔入ります!   作:ikkun

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少し怒涛の展開になりますがご容赦を。


後夜祭と賞、そして励ましの料理。

いよいよ後夜祭がはじまり結果の表彰が始まった。プレゼンターはアメリが担当する。

 

アメリ「では早々に表彰に移ろう!努力賞、サキュバス師団。」

 

サキュバス師団は前夜祭・本祭ともに華やかさで大いに盛り上げた。商品として豪華師団室が贈呈された。

 

アメリ「凄いで賞!魔術開発師団!」

 

2位の賞は生徒との交流を通じ魔術発展に貢献したとして団費増額と希望商品の贈呈が送られた。

 

ここまでは生徒たちも予想してたらしいが・・・次の1位は意外な師団がとったそれは・・・

 

アメリ「特賞は・・・放送師団!サプライズやトラブルに迅速に対処した。その忍耐力は勝算に値する!」

 

いつもは裏方に放送師団だった・・・これはこれで意外だったが・・・

 

生徒「てっきりあの師団かと思ってたよ!」

 

生徒「花火な!」

 

入間「・・・」

 

トレジャー「ちぇ、先生たちが水差さなきゃ・・・」

 

アスモデウス「仕方ないだろう、キリオ先輩があんなことをすれば・・・」

 

それでも約束したのだから賞は取りたかった・・・そう思っていると檀上にカルエゴが現れた。

 

カルエゴ「粛に。本来ならここで閉会だが報告がある。学校中から得た圧倒的な支持を無視するのは方針に背くということで討議した結果ある師団が新たに設けられた賞を受賞することとなった。

 

その名はトリッキーで賞、商品は代表者一名の位階を1昇格だ。

 

カルエゴ「こんな賞をとるバカ共を皆であざ笑ってやろう。上がってこい。魔具研究師団!」

 

最後に代表である入間が檀上へと上がり位階を2から3へと上げてもらった・・・

 

カルエゴ「この評価は危険に慣れ過ぎている危険への戒めだ。」

 

そうして閉会となったが・・・

 

サリバン「入間君凄いよ~!堂々としててあんなに目立つの嫌がってたのに!」

 

入間「え・・・あ・・・今目立ってる?」

 

トレジャー「まぁ。これ以上ないほど・・・でも不可抗力じゃない?」

 

入間「そ、そうだよね!あははは!」

 

そうして現実逃避しながら激動の師団披露は幕を閉じたのだった・・・

 

ー数日後ー

しばらくして落ち着いたころ入間を覗いた4人はある計画を立てていた・・・

 

アスモデウス「いいか、この件は入間様には極秘だ!」

 

クララ「ラジャー!」

 

エイコ「緊張します・・・」

 

トレジャー「3人とも・・・手料理にかける気合じゃないでしょ・・・」

 

まるで戦場に行くかのような気迫の3人にトレジャーは少し呆れてしまう。そうあれから入間はアメリの父であるアンリに人間の処遇を聞かせてもらったりキリオの件で少しぼーっとしてるところがあり4人はそれを励まそうとしていたのだ・・・

 

アスモデウス「食材は用意したが・・・なにがいいだろうか。」

 

トレジャー「お母さんの料理なら覚えてるけどそれじゃいつもの食堂の味の劣化版になるしな・・・」

 

クララ「ならマミーの直伝レシピ!手料理ならこれでしょ!」

 

エイコ「なになに!」

 

クララ「まっふるもふのパチパチ番長。」

 

アスモデウス「なんだそれは!?」

 

クララが用意したレシピは全くわからなかった・・・

 

トレジャー「えっと・・・まっふるを斬る・・・」

 

エイコ「絵からしてから揚げっぽいけど・・・」

 

アスモデウス「だがまっふるだぞ・・・わかった!クッキーみたいなものだろう。つまりチョコを切ればいいんだ!」

 

しかし・・・

 

クララ「アズアズ、から揚げにチョコかけるの?」

 

トレジャー「から揚げだった・・・」

 

普通に絵で見た通りだった・・・

 

アスモデウス「ホントにキングオブアホだな!」

 

エイコ「ちょっと言い過ぎじゃ・・・」

 

クララ「アズアズだってヘンテコな服きてるよね。毎回同じだしー胸とかぐるぐるしてるしー・・・」

 

トレジャー「多分高級品だよ!?」

 

エイコとトレジャーが止めるも二人とも譲らずに喧嘩になってしまった・・・

そうして一番おいしいものを作ったら優勝ということになった・・・

 

トレジャー「どうしてこんなことに・・・料理は皆が笑顔と出会えるもののはず・・・」

 

エイコ「まぁ、私たちも料理を作りましょう。決着がつけば仲直りしますよ。」

 

二人もそれぞれ料理を作ってお披露目となった。

 

入間「4人ともありがとう!こんなに沢山・・・」

 

エイコ「私はベタにサンドイッチです・・・量も少ないですけど・・・」

 

入間「そんなことないよ!沢山種類があって飽きがこない!」

 

トレジャー「俺はデザートかな。シンプルにパフェにしてみた。」

 

入間「沢山のフルーツにチョコにアイス・・・嬉しいよ!」

 

二人の料理は好評、残りは喧嘩中の二人・・・

 

クララ「私のは好きな物煮込み鍋!」

 

アスモデウス「私は魚です!」

 

二人とも愛と苦手なものを克服して調理したという苦労の塊だ。

 

入間「どっちも美味しいよ・・・」

 

クララ「どっちか選んで!」

 

アスモデウス「こら!無理やり詰め込むな!」

 

すると料理が入間の口に同時に入った。

 

入間「!二つ一緒に食べるとすっごく美味しいよ!僕これが一番好きだなぁ・・・でも4人ともありがとう!!」

 

トレジャー「良かったじゃん二人とも。」

 

エイコ「実質2人の優勝ですね!」

 

クララ「そうだね・・・」

 

アスモデウス「引き分けだな・・・」

 

料理を通して少し絆が深まった4人であった・・・

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