錬金術師魔入ります!   作:ikkun

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前座のキラキラ

入間が行ってしまってからトレジャーはものすごく落ち込んでいた・・・

 

トレジャー「はぁあ・・・話したかったな・・・」

 

アスモデウス「ライブにVIP席でこれたというのにまだ言ってるのか・・・」

 

エイコ「まあまあ、ここまで来たら欲しくもなりますよ。私だって入間君と1日デート券とかアメリさんと一日鍛錬券とか懸賞であったらお小遣いの限りその懸賞のある雑誌を買いますね。」

 

アスモデウス「まぁ、私も入間様を独占できるなら欲しい気持ちはわかるが・・・」

 

すこし危ない同情を見せる二人だったが・・・アナウンスで突然呼ばれる。

 

アナウンス「会場にお越しのアスモデウス君、トレジャー君、ウァラクさんにエイコさん。入間様がお呼びです。至急控室に・・・」

 

トレジャー「どうしたんだろう・・・もしかして入間君が気をきかせて俺達も会えるように・・・!」

 

アスモデウス「そんなわけなかろう!きっと事件に巻き込まれたのだ!はせ参じねば!」

 

クララ「レッツゴー!!」

 

そうして行ってみるとそこには何故かクロムの衣装を着たケロリと入間、大騒ぎしているマネージャーたちの姿があった・・・

 

トレジャー「え?なんでクロケルさんがクロムさんの衣装を・・・?倒れてえ?」

 

入間「実は・・・」

 

そこでようやくトレジャーたちはくろむの正体を知った・・・

 

トレジャー「まさか・・・クラスメートだったなんて・・・」

 

エイコ「それで入間さんが意図せずに目立っているから悔しさと怒りでオーバーヒートしたと・・・」

 

クララ「ケロリン顔真っか!」

 

事情を聞いた4人は大体把握する。

 

入間「だから前座でなにかやって中止は阻止したいと思ってて・・・」

 

マネージャー「気持ちは嬉しいけど無理だって言ってるでしょ!」

 

アスモデウス「要はくろむが復活するまでストレスを発散できればいいのでしょう?何か方法があるのでは?」

 

マネージャー「ダメよ・・・!お客はくろむを見に来てるの!!可愛くて華やかで学生という特殊なステータスのアイドルを!若くて多少の素人カンがあっても許せるパフォーマーがいれば別だけど・・・」

 

クララ「なら作る?」

 

そう言ってクララが出したのはフリフリのアイドル衣装・・・

 

エイコ「小物なら私に任せてください!手芸にもハマってて色々作ってるんです!」

 

エイコは人形(当然入間の)を作る副産物で出来た小物を持って迫ってくる。

 

トレジャー「ま、待って!俺の変身にはパフォーマンスに使えるのもあるからそれでサポートを・・・」

 

アスモデウス「逃げるなど許されんぞ貴様・・・!」

 

入間「死なばもろとも!」

 

トレジャー「えぇええ!?」

 

そうして3人は強制的に衣装チェンジ・・・は恥ずかしかったので自主的に着る・・・ちなみに控室で着替えたがアスモデウスはなぜか女性ものを完璧に着こなしていた・・・

 

トレジャー「アズ・・・なんでそんなに着慣れてるの・・・」

 

入間「・・・」

 

アスモデウス「ち、違う!母の着るのを手伝ってただけだ!」

 

アスモデウスの闇を少し見た気がした二人だが女性陣の衣装チェンジも終わり早速ステージに登板した!

 

観客「どんだけ待たせるんだ!!」

 

観客「こっちはイライラしてるんだ!くろむちゃんを出せー!!」

 

観客たちの苛立ちはマックスだったが・・・

 

アナウンス「皆さま。お待たせして申し訳ありません!これより前座のショーを行います!」

 

入間「わ、我ら・・・」

 

全員「イルミと愉快な仲間たち!」

 

全員で可愛くポージングした5人は早速パフォーマンスを開始する!

 

トレジャー「パフォーマンスと行ったらこれでしょ!」

 

トレジャーが出したのがガッツショベルとドッキリマジ―ンのケミーカード。

 

ガッツショベル! ドッキリマジ―ン!

 

ガッチャーンコ!ドッキリショベル!

 

ガッチャードドッキリショベルフォームへと変身したトレジャーは・・・

 

ガッチャード「それ!」

 

ぽぽぽぽ!ばちばちばち!

 

風船や火花を自在に、カラフルに散らしてド派手な演出を行う。アスモデウスは得意の火炎に色を付けて自在に舞わせ、入間はそれをダンスのように躱し、エイコとクララは出した楽器で演奏する。

 

観客「すげぇ!全部避けてる!」

 

観客「前衛的だし、ド派手な演出だ!しかもカッコいいし!」

 

そして・・・

 

ケロリ「凄い・・・私のために・・・」

 

復活したケロリも5人のパフォーマンスに心打たれる。

 

ケロリ「そっか・・・入間君。目立ちたくないって言ってたけど誰かのために目立っちゃうんだ・・・そんな悪魔聞いたことないわよ・・・」

 

そうして観客の歓声を聞いたケロリは急いでくろむの衣装へと変わって氷の道を作って降りたった!

 

ケロリ「いつまで私のステージで暴れるつもり?」

 

ガッチャード「うおぉお!くろむちゃーん!!」

 

ガッチャードは風船を破裂させたり、シャボン玉を割って盛り上げる。

 

入間「くろむさ・・・」

 

ケロリ「ありがとう。本当に・・・」

 

入間「じゃあ僕は・・・」

 

ケロリ「待ちなさい。ここはプロの舞台。最後まで責任持ってください。」

 

ガッチャード「勿論どこまでもー!!」

 

エイコ「夢の共演・・・付き合わない選択しはないね。」

 

アスモデウス「入間様が行くのならどこまでも!」

 

クララ「盛り上がっていくよー!!」

 

そうして超大盛り上がりとなった5人は伝説となった・・・

 

トレジャー「大成功して良かったー!サインもありがとう!!」

 

ケロリ「応援してくれるのは嬉しいですけど声!大きいです!」

 

トレジャー「あ、ごめん。」

 

ケロリ「とにかく、入間さんよりも目立つつもりですから。推し変覚悟しといてくださいね。」

 

トレジャー「何言ってるの!新聞では一緒に乗ってるんだから箱推しで行くよー!!」

 

ケロリ「・・・」

 

ケロリがまた嫉妬を入間に向けるのは別の話・・・

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