錬金術師魔入ります!   作:ikkun

23 / 30
魔術練習と黒い靄

コンサートからしばらくたった日、入間たちは魔術基礎の授業をしていた。教師はモラクス・モモノキという女性教師だ。

 

モモノキ「では今日は変化の術を学びます。この瓶の中にいる蛙に向かって呪文を唱えてください。では・・・入間君やってみて、呪文はチェルーシルです。」

 

入間「はい!」

 

入間は最小の小悪魔モードで唱える。

 

入間「チェルーシル。」

 

すると蛙は変色して黒色に変わった。

 

モモノキ「綺麗な黒です。このように変化魔術は・・・」

 

アスモデウス「お見事です。入間様!」

 

トレジャー「指輪の魔力も使ってるから上達早いのかな?」

 

入間「ありがとう・・・」(本当は指輪頼りとは言えないけど・・・)

 

そうして授業を終えて一同は食堂に向かうことにした。

 

エイコ「あれ?トレジャー君今日は使い魔を出してるんだ。」

 

トレジャー「うん、ニジゴンも料理が食べたいって言うからさ。」

 

ニジゴン「一緒に食事、楽しみゴーン!」

 

クララ「じゃあ食堂まで競争ね!」

 

アスモデウス「こら!入間様の鞄を持って行くな!」

 

そうしてエイコとアスモデウス、クララが行ってしまい追いかけようとしたときだった。

 

ニジゴン「入間!指輪から何か出てるゴン!」

 

入間「え?ってあれはあの時の!?」

 

トレジャー「魔力吸い取る黒い靄!もしかしてさっきので!?」

 

入間「けど魔力入れてもらったばっか・・・でも理事長のところに・・・」

 

黒い靄「あ、別に腹は減ってないよ?」

 

トレジャー「え?」

 

ニジゴン「喋ったゴン!」

 

入間「え?本当だ・・・」

 

黒い靄「え?あ、本当だ喋ってる!」

 

全員「今更!?」

 

黒い靄すら驚いてるのに一同は突っ込むが騒ぎになるとまずいということで準備室へとやってきた・・・

 

黒い靄「俺ちんは悪食の指輪の化身かな・・・なんで喋れるようになったのかは知らん。」

 

入間「僕にもなにがなんだか・・・トレジャー君はわかる?」

 

トレジャー「調べてるけど悪食の指輪にそんな機能ないよ・・・」

 

歴史書でも見たことのない事例にトレジャーは戸惑う・・・

 

ニジゴン「でもお話相手が増えて嬉しいゴン!」

 

黒い靄「おー!フレンドリーな奴だな。よろしく。ってそうか、俺ちんの叫びがきっと形になったんだ!ご主人は魔力の使い方がなってない!」

 

入間「えぇ!?」

 

トレジャー「あぁ・・・確かに一気食いさせたり急に放出させたりしたもんね・・・」

 

黒い靄「その通り!もっと優しくして!そんな乱暴な使い方じゃ魔力使わせないよ?」

 

入間「どうすれば・・・」

 

トレジャー「だったら自分でも魔術を上達させるしかないね!魔術って言うのはいわば欲を具現化させるもの。つまりイメージが大事なんだ!」

 

トレジャーは笑顔でコツを教える。

 

黒い靄「そう!じゃあいっちょ俺ちんの変化をかけてみな!」

 

ニジゴン「靄さんかっこよくなるゴン?」

 

黒い靄「そうそう、おめめぱっちりでくびれがあって足の長い俺ちん!はい、イメージ!」

 

入間「は、はい。イメージ・・・イメージ・・・!チェルーシル!!」

 

ぼふっ!

 

そうして出来上がったのは一つ目でタキシードを着たゆるキャラだった・・・

 

トレジャー「なんかきもいゆるキャラになった・・・」

 

ニジゴン「オイラは可愛いと思うゴン!」

 

化身「そうか~そりゃ照れるなって素直か!シンプルイズベストか!」

 

入間「すみません!」

 

化身「ようし!だったら今度は自分にかけてみな!」

 

入間「じゃあ服を・・・」

 

入間は術をかけて制服の色を白に変える。

 

トレジャー「やっぱり色はイメージしやすいから簡単だね!」

 

化身「無難な・・・じゃあ次は服の形だ。見たことあるものならなお良し。」

 

そうして行われるのはファッションショー、トレジャーはエイコのためにも写真を撮る。

 

トレジャー「いいよいいよ!最高!」

 

化身「じゃあ今度は絶対着ないような服だ!」

 

入間「絶対着ない服・・・着ない服・・・」

 

トレジャー「だったらこれじゃない?」

 

トレジャーはライブの写真を見せる。

 

入間「うわー!!今見せないでよ!?」

 

化身「ほう・・・これは中々・・・」

 

ニジゴン「可愛いゴーン!」

 

すると入間はアクドル風の衣装へとチェンジしてしまった・・・・

 

入間「もう、二人にからかわれるから見せないでよ・・・」

 

トレジャー「ごめんごめん・・・」

 

トレジャーが謝っていると・・・

 

アメリ「誰だ!空き部屋を無断で使用するな!」

 

するとアメリが入ってきてしまった・・・

 

アメリ「な・・・あ・・・」

 

アメリが驚きのあまりショックを受ける。

 

トレジャー「会長すみません!」

 

ドゴッ!!

 

アメリ「ぐはっ!!?」

 

トレジャーはガッチャートルネードみねうちでアメリを気絶させた!

 

入間「ちょ、ちょっとなにやってるの!?」

 

トレジャー「この人話なんて聞かないし思い込みも強いから絶対誤解されるよ。」

 

入間「確かによく誤解されるけど化身さんが出て来て喋ってくれれば・・・っていない!?」

 

ニジゴン「化身さんなら指輪に隠れちゃったゴン!」

 

入間「えぇええ!?っていうかアメリさんどうするの!?」

 

トレジャー「大丈夫、この消しゴムのモンスター、ケスゾーを使えば文字だけでなく魔具のデータなども消せる。記憶な脳内のデータ・・・つまり応用すれば殴るまでからこの部屋に入るまでの記憶をまるごと消せるのさ。」

 

ケスゾー「ケスケス!」

 

そうしてトレジャーはケスゾーをアメリの頭の中に侵入させて記憶を消し去った。

 

トレジャー「そうして後は違い場所に行けばいいだけ!」

 

入間「あ、アメリさんごめんなさーい!!」

 

入間とトレジャー、ニジゴンは図書館へとやってきた・・・

 

入間「危なかった・・・」

 

化身「いっそ趣味ですってことにしちゃえばよかったのに。」

 

入間「悪食さん!どうして隠れたんですか!」

 

化身「だって俺ちんっていわば未知の物体なわけでしょ?実験とかされそうで怖いなと思って。」

 

トレジャー「確かに・・・最悪入間の手を吹き飛ばしてでもって人が本当に現れるかも・・・」

 

入間「えぇ!?」

 

トレジャーはカルエゴがやろうとしてたことを思い出して化身に同意する。

 

化身「まぁ、俺ちんみたいな前例があるならやってもいいぞ!。」

 

入間「本当ですか!?」

 

化身「ああ、安全ってわかれば女優張りに派手に登場するぜ。」

 

トレジャー「俺も魔具研究師団、そして歴史好きとしては調べたいし協力させてよ!」

 

ニジゴン「オイラも悪食さんのこともっと知りたいゴン!」

 

ということで入間たちは指輪のことを調べることになるのだった・・・

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。