「桜が咲き乱れるこの季節、本校は...」
校長の話が長々と続いている、かれこれ15分以上続けていないか?
前から思っていたのだが、校長というのは、やけに話を長くする割には、中身はそこまで詰まっていないようなことが多いと俺は思う。そのしつこさを生かして他の職業へと転職することをお勧めしたい。でないと、俺の膝のライフがゼロになってしまう。
七面倒な入学式も終わり、エス筋(エスパー筋肉)教師の先導の元教室に戻っていく。どうでもいいが、この教師の名前を知らない。まあ、どうせ名前知っても、名前で呼ぶことはないと思うが。
道中ハンカチを落とした生徒がいた。おおぅ?なんだぃ?誘ってんのかぃ?...予想以上にこの口調は気持ち悪い、却下。
「あ、あの、ハンカチ落としましたよ...?」
俺はハンカチを落としたであろう女子に声をかけてみた、ん...どっかで見たことあるような...とかいっとけばなんかフラグ立つかなぁとか思ってやってみるがそんなはずもない...。
「ん、あぁ、すまない...つい魔法防御壁の維持詠唱に集中してしま」「ああああああ!?え!?なんでおまえ!?え!?」
そこには、紛れも無い美少女が立っていた。
「....む、どうしたのだ...古来より私たちは一心同体。離れることなどないだろう...」
今起こったことをありのままに話す。中二病時代の友達、再会。フラグ、本当に立ってた。デモ、ウレシクナイ。
「お、おまえ...」
「ふっふっふっ、さぁ、我と一緒に角閃石の散りばめたる荒野を共に走ろうではないか...って、あれ?奏太?」
タッタッタッ...いやー、走るって気持ち良いなぁ。ほんと無心になって、何も考えずに逃げられ...過ごすことができるなぁ。ってか、角閃石って、ただの岩だろ。
「ちょ!奏太ぁ!ま、まってぇ!」
おいこらラブコメの神様、なんでこいついんの?これもう、完全に中二病友達とつるんで他の友達できなくなるフラグじゃん。あれなの?やっぱ、エス筋教師とホモるしかない運命なのか?ならば俺はなんとしてでも家から出ないようにせねば。いやぁ、後ろからなんか聞こえる気が....
ウン、キノセイダナ!
と、まあしらばっくれるのもやめにしましてっと...。
「んで、なんでお前がここにいるんだ?」
「はぁ、はぁ、はぁ、我と貴様は、幾千の戦いを経て、この地に「あ、そういうのいらないっす」「え、あ、うん。」
「我を誰だと...はぁ...おもってるんだ...。」
「俺の中二病の原因となった少女、玖堂 魔魅だろ?」
黒のツインテールがよく似合う、俺が唯一友達...ではないか。...過去に見覚えのある童顔女子。どっからどう見ても、魔魅にしかみえん。
「原因...まぁ、確かに我がそそのかしたようなものか。...ついカッとなってやってしまった、今は後悔してい「犯罪の動機みたいにいってんじゃねえ!」
こいつ...まだ中二病治ってなかったか。俺に関しては過去に中二病だったものの、すぐにそれは治り、ぼっちで時間が余っていたからか、この進学校に入学することができたが...
「お前、テストで字かけたか?」
「我の終焉の炎で焼き尽くされたいのか?」
「断固拒否、俺は焼肉は食べる派なんだ。」
「焼かれる派なんてものが存在しているわけないだろう...。」
んで...本題だ...
「おまえ、なんでわざわざこの高校に?勉強大っ嫌いだったろ?」
「む...?深淵の時を一緒にしたものといるのは当然のことだが...?」
...あー、つまり...俺がいるから来たと...。
素直に言えばかわいいのに...。もしくは容姿はいいのだから...
「黙ってりゃいいのになぁ...」
「奏太、さすがにそれは冗談きつい。素が出てしまうぞ、我。」
と、まあ、俺が中二病になった原因である、玖堂 魔魅。...こんな奴とまた三年間...
「まぁ、いいか...お前といると楽だしなぁ「何言ってるの!?漣くんはエスパー筋肉教師と結ばれるほかないでしょう!?」...びっくりした。いろんな意味で。
「それはないのでは?比木谷殿、漣殿は、男ですのでそのようなことはないかと...」
ん、加賀さんといたのか。
なるほど、この腐女子、比木谷さんというのか。覚えておこ「違うよ〜!空凛ちゃん!わたしは三木谷だよ?」おいそこの江戸、比木谷って呼びそうになったじゃねえか。
「む、すまぬ...以後気をつける...」
...これ、ほかの奴らから見たらさぁ...
右端・加賀
後ろ・三木谷
中心・俺
左隣・玖堂
...完全に変な野郎じゃん...なにここのジャンル、腐った江戸で魔道バトルってか?こういうのをなんというか知っているか?そう、カオスだ...。
...おれは、もう、こいつらと過ごすしか道はないんだろうか...
ラブコメの神様よ...確かにこいつら美人だよ、可愛いよ、でもね?最低限の性格をさ、なぁ?腐ってるのと江戸ってるのと、中二ってるのだぜ?
...まぁ...あのエス筋教師と過ごすよりはマシか...、と思っていなければ自分の中で踏ん切りが付く気がしなかったのでそういうことにしておこう。
3話、なぁ、ラブコメってなんだっけ...? 完
(あとがき)
はい...どーも...リュカです...。3話目でやっと大体のキャラが揃ったかな...あ、随時キャラは追加していきます...次の更新では、登場人物の簡単な説明などをしようかと思っています。それと、これからは、新キャラが出た場合、この、あとがきですることにします。それでは、みなさん、ご唱和ください。ラブコメなんてクソ食らえ!...(切実