ということで、6話スタートです!
12月29日、色々と加筆しました。
無機質ないつものドアの音が俺の耳に反響する。
「おっじゃましま〜す!」
どうするどうするどうする待って本当にどうするんだ...いや、落ち着け俺。こういう時こそ落ち着くんだ。そうそう、素数を数えて、1、2、3、4、5、いやこれ普通に数字言ってるだけだ。とりあえず落ち着「わっ!?...え、奏太君?」
なにこの状況。今日あったクラスメイトに秘蔵のエロ本見られちゃった。あはは。ワラエナイ。
...落ち着け落ち着け。ごまかせる大丈夫俺ならできる、お母さんによく言われたじゃないか、あんたはやればできる子だって、そうそう、人間本気になればエロ本ぐらいごまかせる大丈夫、さあ、一世一代大勝負、私の本気を見せてやろ「マジスンマセンでした。エロ本隠し持ってました本当にごめんなさい」
やっぱり、誠心誠意を見せるのが一番だよね♪
...ん、妹紅の様子が...いや、音楽流れて進化したりはしないよ?ポケ◯ンじゃないんだから、むしろ、妹紅は進化する余地もなくもう、腐り切ってるよ。
「...さぁ、みんな!奏太君が参考書を用意してくれてるみたいだし!早く勉強しよ!」おいちょっと待てそこの腐女子、なにナチュラルにエロ本を参考書と解釈してるんだ。
「そ、奏太...」あ、魔魅...鬼の形相してるんだけどこの子。ダメだこれ、殴られるな、いや、殺されるな。あーあ、人生、いろいろあったなぁ、いろいろ...あれ?あったか?なんかあっただろうか。いや、ないな。なにこれ、走馬灯なのに思い出といえるものが全く思い出せないんだけど。一つ思い出せるのがアニメの最終回見て感動して泣いたことしか覚えてない、やばい、これは死ぬわけにはいかん。
「ちょ、ちょっと待ってくれ魔魅、これはそういうわけじゃ「やっぱり巨乳じゃなきゃダメなの!?奏太!私の奥ゆかしい胸じゃダメなの!?」おいそこの中二、そこは純情っぽく、きゃあああ!とか言っとけよ、なんで話し膨らますんだよ。胸は膨らまないくせに、話膨らませ...はい、すみませんでした。これはないですね。自分でも引きました。
「......」
...空凛が黙り込んでる。てか、黙ってガン見するのやめてくれませんか。恥ずか死しちゃう。...ま、まあ、そういうの苦手そうだもんなぁ...怒られるぐらいは覚悟しておこう。
「な、なんでこんなの置いてあるの奏太君!?は、はしたないよ!」
...は?
「あ...え、えと、その、...ゴホン............奏太殿、さすがにこれはよろしくないかと思うのだが「いやこっからよくごまかそうと思ったなおい。その精神力には感服するぞ。」
え、なに、びびった。待って、軽く恋に落ちるとこだった。だって江戸から江戸なくなったらただのメインヒロインやん。あ、そういえば最近思うけど、ギャルゲーってメインヒロインよりサブヒロインの方が可愛いこと多いよね。図書室にいつもいる文学少女とか、委員長とか、なんでなんだろう。まあ、そんなことはどうでもいいか。ところでなんの話だったかな...
「空凛さん...もしかして、素はその口調なんですか...?」
そう、それだ。
「空凛...主はもしや...?」
「ん、魔魅、わかったのか?」
「...我と...同類!?「ちょっと待てそれはないだろ。」
江戸と中二の融合...それだけは避けなくては。と、空凛がゆっくりと口を開いた。
「え...えーと...話してもよろしいでしょうか?少々長くなるのですが...。」
ふむ...まあ気になってるところだし...
「ああ、まだ幸い午後に入ったばかりだしな...飯も、兄貴に作ってもらっとくから、それまで、話、聞くよ。」
うちの学校は入学式が普通と比べて遅いのに、下校時間は他と比べて早い。なにあそこ、精神と時の部屋か何か?
「そうですね。気になりますし♪」
「ありがとうございます、奏太殿、妹紅殿...そう、あれは、暑い夏の「まって我なんも言ってない。我空気扱いしないで」...そう、あれは、暑い夏の「何事もなかったかのようにスルーしないで!」............「わ、我も少々気になるところではある。聞こうではないか。」...そう、あれは、暑い夏の日のこと...」
な、なんだったんだ、今の茶番は、なんか一気に疲れた。
「あの日、私はこの街で生まれ「ちょっと待て!誕生から!?」
さすがにそこまで長いとは思ってなかった。江戸、恐るべし。こ、これは話を逸らさなければ、なんだか、完全に話が長引いて勉強できなくなりそう...ん...妹紅がこちらを見ている。いや、ドラ◯エじゃないから、仲間にしないから。なるほど、妹紅も俺と同じことを考えているようだ...。
「(妹紅、任せたぞ!)」
「(はい!ようは、これ以上にインパクトのある話で、空凛さんの話を逸らせばいいんですね!)」
よしよし、これで俺の勉強時間が取れ「そういえば、そこのエロ本どうします?「妹紅!?何いきなり爆弾投下してるの!?」エロホンノコトワスレテタ。それNGワード、ほら、みんな忘れかけてたのに。確かにインパクトあるけど。むしろありすぎて困るぐらいだけど。そのインパクトがもろに俺の精神に攻撃を加えてくるんだよ。
「そういえば...私はまだ中身を見ておりません...。」いや、なんで見る前提で話してるんだこいつ。
「む...それなら我と見るか?なかなか参考になるぞ「おいそこの中二、何勝手に見てんだ」
やばい、これはまずい。むしろさっきよりもまずい。
「ほう...では、みんなでエロ本鑑賞でもしますか?まあ、奏太君にはできればホモの道に進んで欲しいのですが、奏太君がこれを好きというなら仕方がないです!」
はぁ...もう...どうにでもなぁれ♪←狂った。
「あ、そういえば、奏太」
「ん、なんだ?魔魅」
エロ本見られてるのに落ち着いてる俺。なんだこれ。慣れって怖い。
「我、迷いの子羊、この封印されし小屋に停泊することになった。よろしく。」
封印されし小屋って...うちのことかよ...どんだけうちは中二病にあふれ...ん、ちょっと待て。
「魔魅、結論から言うと?」
「奏太の家に泊まることになった、以上。」
......
「はああああああ!?」
6話、もうどうにでもなぁれ♪ 完
あとがき
はい、あれですね、そうなんです、お泊まりイベント書きたくて仕方ないんです。しょうがないじゃない、人間だもの。
これからは、2週間に1回ほどのペースで出すことになると思いますが、よろしくお願いします!