転生したら古龍の王だった件。   作:インビジブルです男

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こんばんはー!
今回でシズさん編を終わらそうと思いますわ。
シズさん、どうしても生かしたいのでとある古龍を宿します(?)
ちなみに、今回長いです。
本編↓↓↓



第11話:人生

人生

 

エレン達の泊まっている建物の中にて。

 

エレン「シズさん、一緒にブルムンドに戻りません?」

 

シズ「えっ?」

 

エレン「ここでさよならなんて寂しいです...」

 

シズ「あなた達は、良い冒険者だよ。一緒に冒険出来たら、どれほど楽しいだろうと思う。」

 

エレン「だったら!」

 

エレンがそう言って振り向くと、シズさんは首を横に振った。

 

シズ「ここまで旅ができて、やっぱり仲間っていいと思えた。最後の旅が、あなた達とで本当に良かったと思ってる。」

 

エレン「シズさん...最後って...」

 

シズ「もううん10年も生きててね、見た目ほど若くないから。」

 

エレン「は?あっ、な...なんだ冗談かぁ...驚かさないでよ!もう〜」

 

そしてシズさん達は外に出る。

 

リグル「おっ、来た来た。」

 

エレン「お待たせー」

 

ギド「待ちくたびれたでやんすよ。」

 

カバル「ったく...女は支度がおせぇよなぁ」

 

今の時代そんなこと言っていいのか...と思ったけどそういえばここ異世界なんだった。すっかり忘れてたわ。

カバルさん達がそういうと、シズさんは急に立ち止まる。

 

エレン「うん?」

 

リュージュ「(不吉な予感がする...何かこう...内側から湧き出てくるような。妙に空気が変わった。)」

 

シズ「うっ....」

 

そう僕が思うと、しずさんは突如として苦しみだした。

 

リムル「ん?」

 

リグルド「どうかしましたかな?」

 

リュージュ「(この感覚はっ!?)」「バルク!ナズチ!クシャ!そしてアウガとルナ!君たちは住人を避難させてほしい!マガラ!テオ!カーナ!君たちは僕の方へ!嫌な予感がする!警戒を!」

 

6人と2匹「「「「「はっ!!!」」」」」

 

リムル「(リュージュ!何か分かったのか!?)」

 

リュージュ「(いや...何も分からない...でも嫌な予感がするんだ。)」

 

シズ「うっ!そんな....もう...!?」

 

ギド「シズさん!?」

 

カバル「おいっ、どうした?」

 

シズ「ああっ...!」

 

シズさんは膝からガクンと倒れてしまった。

 

エレン「シズさん!!」

 

シズ「ぐっ......あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!

 

シズさんは苦しそうに叫ぶと、仮面にヒビが入り、ヒビから眩い光が漏れ出す。

次の瞬間、シズさんは火柱に包まれ、その火柱から出る煙は空を覆い、一気に暗くする。

 

リムル「ん?」

 

リュージュ「半龍化!武器種、双剣!」

 

ボォォォォォン!

 

僕がそういうと、黒いゼノラージに黒いムフェト双剣が現れると、僕は臨戦態勢に入る。

シズさんの方を見ると、浮いており、次の瞬間には爆発が起き、再び炎に包まれ、中からは涙を流したシズさんが現れ、次の瞬間には褐色肌の魔人、イフリートが現れた。

 

リムル「おっと!...あ...おい!大丈夫か?」

 

リュージュ「大丈夫、五体満足だよ。」

 

カバル「なんだよこれ!危険手当上乗せしてもらうぜ!」

 

ギド「だから!それはヒューズの旦那に言うでやんすよ!」

 

エレン「シズさん!シズさ〜ん!!!」

 

カバル「シズ...シズエ・イザワ!?」

 

エレン「え?」

 

ギド「シズエ・イザワって...」

 

カバル「爆炎の支配者か!?」

 

エレン「そ...それって、50年くらい前に活躍したって言う...ギルドの英雄よね?シズさんが...?」

 

ギド「爆炎の...」

 

カバル「くっ...もう引退してんじゃなかったのか!?」

 

彼らの話を聞くに、シズさんは相当の実力者であることが分かる。もうね。絶対強いもん。気配とかダンチだもん。

するとイフリートが雄叫びを上げた。

 

リュージュ「マガラ!テオ!カーナ!戦闘が始まり次第弱点を探して!何とかしてイフリートとシズさんを分離するんだ!」

 

ギド「無理でやんす...あっしらはここで死ぬんでやんす...」

 

マガラ「死ぬ...?死ぬだと?...我が主の御前で弱音を吐くな!私だって見えない相手と戦うのは何時だって恐ろしいとも...だがな...私は主の前で戦闘する時は絶対に弱音を吐かぬと決めているのだ。」

 

ギド「...分かりやしたよ!こうなったら死ぬ気で戦ってやりやす!」

 

カバル「ああ、あの人がなんで殺意をむき出しにしてんのか知らねえが...」

 

ギド「俺たちの仲間でやすよ!」

 

エレン「ほっとけないわ!」

 

マガラ「そうだ!それでいい!」

 

テオ「...」コクッコクッ

 

リムル「(いいヤツらじゃないか」

 

いい感じの雰囲気になって士気が爆上げされたところで、眠気が覚めたネヴェーラが走ってきた。

 

ネヴェーラ「何があった!ってイフリート!?何故ここに...」

 

リュージュ「ネヴェーラ!実は...」

 

僕はネヴェーラに経緯を話した。

 

ネヴェーラ「...なるほどな。...よっしゃ!私も参加しようじゃないか!」

 

リュージュ「ありがとう!助かるよ!」

 

カバル「ははっ、まさか過去の英雄と戦える日が来ようとはね...」

 

ギド「人生、何が起きるか分かりやせんね。」

 

リムル「行くぞ!」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

リムル「おい!お前の目的はなんだ!」

 

リムルがそうイフリートに問うと、イフリートは左手を上げて火球を出し、それをリムルに投げてきた。

 

ボォォォォォン!

 

そしてそれはリムルの前で爆発する。

 

リムル「『水刄』!」

 

リムルがそう言って水の刃をイフリート目掛けて放つが、それはイフリートの目の前で蒸発。少量かつ高音及び常温の水では効果がないらしい。

 

リムル「(まっ、そりゃそうだよな)」

 

リュージュ「(相手は炎...僕の攻撃も龍属性単体でないと当たらないかも。となると...テオの爆発もあまり効果に期待はできない。となれば...)」

 

リムル「(リュージュ?なにか思いついたのか?)」

 

リュージュ「(確証は正直ない。あいつ多分火と水以外の属性なら効くかも。)」

 

リムル「(おお!マジか!)」

 

そう僕らが脳内会話をしていると、右方向から声が聞こえた。

 

エレン「アイシクルランス!」

 

エレンがそう言って放った氷の弾丸はサラマンダーの一体を貫き、ダメージを与えた。

 

リムル「おい!大丈夫なのか!?」

 

エレン「任せてくださいよ!こっちだってね!命かけて冒険者やってるんです!」

 

カバル「おいおい、勘弁してくれよ。リーダーは俺だっての。まっ、しょうがねえ...1匹は俺たちが受け持った!」

 

ギド「一蓮托生ってやつでさあ!」

 

リムル「じゃあ任せる。だが無理はするなよ!」

 

リュージュ「(これなら...)」「テオ!君は住民の護衛に参加して欲しい!奴には炎と水以外の属性しか効かない!」

 

テオ「承知しました!」

 

そう言ってテオは半龍化して、みんなの元に飛んで行った。

 

リュージュ「ネヴェーラ、攻撃の属性は何だい?」

 

ネヴェーラ「お前から貰った依代のお陰で龍属性が使える。まかせておきな!」

 

リュージュ「そりゃ頼りになるよ!リムル!ランガと連携してサラマンダーを殲滅して!マガラも手伝わせる!多分イフリートは精神生命体、依代が無いとまともに動けないはず。僕とネヴェーラ、カーナが攻撃して弱点を探すから色々解決策とか分かったらイフリートを喰ってほしい!頼んだよ!」

 

リムル「了解!任せとけ!ランガ!マガラ!」

 

ランガ、マガラ「「はっ!」」

 

ランガが威勢よく返事をすると、リムルの影から飛び出る。

 

リュージュ「ネヴェーラ!カーナ!行くよ!」

 

ネヴェーラ「ああ!」

 

カーナ「承知です!」

 

そう言って僕たちは半龍化、ネヴェーラは悪魔の翼を展開してイフリート相手に空中戦をしかけた。完全龍化も考えたけど、正直被害の方がデカくなりそう。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ちょっとすると、サラマンダーは片付き、残りは僕、リムル、ネヴェーラ、カーナ、そして肝心のイフリートのみになった。エレン達はサラマンダーの一体の自爆によりランガとマガラによって撤退させられた。

 

するとサラマンダーが分身を始め、降下して来た。

 

カーナ「なんですか!?これ...熱すぎます...」

 

リュージュ「カーナ!?あっ...カーナ...少し離脱してほしい。それ以上は危険だよ。」

 

カーナ「しかし...!」

 

リュージュ「いいから!...君は自分の心配をして欲しい。君の弱点は炎でしょ?」

 

カーナ「...承知しました。ご武運を!」

 

カーナはそういうと、半龍化で飛ぶが、よろけながら去っていった。

 

リュージュ「分身を蹴散らす!伏せて!」

 

ネヴェーラ、リムル「「っ!」」

 

僕がそう言うと、リムルとネヴェーラは伏せた...リムルは伏せたというか...もっと液状になったというか....まあいいか。

 

リュージュ「龍光雷撃(ルーツ=ボルト)!」

 

僕がそういうと、イフリートの分身複数体目掛けて龍属性の雷撃がほとばしる。これはミラルーツの攻撃を参考にした技で、威力も高め。

そしてその技を食らったイフリートは文字通り跡形もなく消えた。

すると本体のイフリートが露に。

 

リムル「(よっしゃ!)」

 

リムルが喜んだのも束の間、僕らの下に魔法陣が現れる。

 

リュージュ「(これはっ!?)」

 

嫌な予感がし、僕は咄嗟に翼を広げて、ネヴェーラとリムルを包むように守る。

 

するとその魔法陣から馬鹿みたいなデカさの火柱が上がる。

 

リムル「(ぐわあああ!ああ...もっとやりようがあった気がする...敵の思惑通り罠に嵌るなんて最悪だぁぁぁぁ!封印とか言わないで、黒稲妻をぶち込んでおけば...せっかくスライムに転生したのに...ここまでかぁ〜!)」

 

リュージュ「(まだだ...!僕たちには多分熱変動耐性があるはず...!よってこいつの攻撃は...恐らく効かない!)」

 

リムル「(おお!炎が無効化できるのであれば...楽勝モードだ!結果オーライ...いや、これも全て...計画通り!)」

 

リュージュ「(んなわけないでしょ。想定外だったでしょ...)」

 

リムル「(てへぺろ(´>ω∂`))」

 

脳内会話していると、リムルがイフリート目掛けて糸を放った。

そして僕が翼を少しバサッと羽ばたくと、炎は消える。

 

ネヴェーラ「お前のその翼何にでも使えるな。流石だリュージュ!」

 

リュージュ「そうでしょそうでしょ!」

 

リムル「お前ら、イチャつくなら別の時間でやってくれ...悲しくなる。」

 

2人「「別にイチャついてないよ!(ねぇよ!)」」

 

その会話を聞いたイフリートは振り返り、顰めっ面を見せる。

 

リムル「今、なにかしたのか?」

 

こいつやばァ...ついさっきまでガチ焦りしてたのに手のひらくるっくるじゃん...手首ネジキレるぞ...

 

糸に縛られたイフリートは炎に包まれ、糸を燃やそうとするが上手くいかない。

 

イフリート「ぐっ...うう...」

 

リムル「俺もお前のことを舐めていたが...お前も俺たちのことをなめすぎだったな。」

 

その言葉を聞いたイフリートは僕たちに炎を吐くが、それも効かない。というか、僕の方がもっと火力高い炎が出せる気がする。

 

リュージュ「リムル、いいよ。やっちゃって!」

 

リムル「OK!」

 

リムルがそういうと、イフリートは食われた。

まあ胃袋にはヴェルドラも居るんだしまあなんとかなるでしょ。抵抗できないできない。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

翌日。シズさんはイフリートと分離され、建物のひとつの中に横になっていた。

ちなみにネヴェーラはずっと寝てる。

 

シズ「スライムさん、そしてリュージュくん。」

 

リムル、リュージュ「「ん?」」

 

シズ「ありがとう。」

 

リムル「え?」

 

シズ「私はまた...大切な人を殺してしまうところだった。...この手で。」

 

リュージュ「...僕らはやるべき事をやった迄です。感謝されるほどの事はしてません...」

 

シズ「スライムさん、リュージュさん。聞いてくれるかな?」

 

リムル「あまり喋らない方が...」

 

シズ「私という人がいたって覚えていて欲しい。」

 

リムル「わかった。」

 

シズさんは朦朧としながらも、何があったか語ってくれた。

召喚され、イフリートを憑依刺せられたこと。

友達を殺めてしまったこと。

そして...自分を救ってくれた勇者のことを話してくれた。

話を聞く限り、とてもいい人そうだった。その人とは旅をし続けて、色々なことを教わったらしい。仮面はその勇者から貰い、誰かを助けて、戦ってをずっとしてたらしい。そうして彼女はいつしか爆炎の支配者と呼ばれるようになった。でも、彼女は姿を消した。シズさんを残して。きっとまた会えるからと言い残して。それからシズさんは強くなろうと決心したらしい。困っている人を助けようと。そこから数十年頑張り、いつしか英雄と呼ばれるように。でも、時の経過と共にイフリートの制御も怪しくなって、引退して指導者になった。異世界から来た子達の指導をしてたらしい。リムルの言ってたゲームのセリフを教えてくれたのもそのうちの1人だったらしい。シズさんの元を去った子もいたけど、ギルドの最高責任者にまでなった子もいるらしい。でも、寿命が短くなってきたのか、イフリートの制御は不安定に。そうしてエレン達と合流して今に至るって訳らしい。

シズ「ねぇ...スライムさん達...名前はなんて言うの?」

 

リムル「え?俺はリムルって...」

 

シズ「本当の..名前。」

 

リムル「俺は悟...三上 悟。」

 

リュージュ「僕は翼...坂口 翼。」

 

シズ「私は静江...井沢 静江。」

 

そうやって本当の名前を伝え合うと、僕の脳にとある提案が浮かぶ。

 

リュージュ「...シズさん...僕からひとつ...提案があるんだ。」

 

シズ「何...?」

 

リュージュ「僕の手下に古龍って奴らが居るのは...覚えてるよね?」

 

シズ「あの綺麗な子達のこと...?」

 

リュージュ「そうだよ。あの子たち、元々僕が召喚ていうか...創ったような子なんだ。その子以外にも色々な子がいるから...その内の1人を宿そうと思うんだ。勿論...反抗とかしない優しい子。自由に漂ったりするようなね。」

 

シズ「じゃあ...お願い。」

 

勿論、この方法は先導者さんに保証もしてもらってる。可能ではあるはずだ。

 

リュージュ「『古龍召喚』...嵐龍アマツマガツチ。」

 

そう言うと、シズさんに光が当たり、それが収まると、頭装備がないアマツ装備を装着したシズさんが現れた。

 

先導者『告。シズエ=イザワに嵐龍、アマツマガツチの憑依に成功。力が全盛期以上までに上がり、若返りました。尚、憑依させたのは能力だけであり、バックアップが存在するため、アマツマガツチ自体は召喚可能です。』

 

死ぬほど有能で笑っちゃうよね。

 

シズ「これは...?」

 

リュージュ「嵐龍アマツマガツチの能力だけを憑依させたんだよ。イフリートに自我を乗っ取られるみたいなケースは無くなる。」

 

シズ「ありがとうね。リュージュくん。」

 

リュージュ「あっそうだシズさん!多分イフリートの能力と僕の能力の影響で多分分身作れるからさ。それリムルにあげてくれないかな?リムル、ヒトの姿があったほうが便利でしょ?」

 

リムル「いやいやいや!大丈夫だから!...いやでも街に行くとなったらそっちの方がいいか...」

 

シズ「わかった。『強化分身』」

 

そうシズさんが言うと、分身が出てくるが、リムルが一瞬でそれを取り込み、次の瞬間にはリムルは幼いシズさんみたいな姿になってた。水色の髪に金の目を持つ。すると、外から声が聞こえてきた。

 

ネヴェーラ「ふぁ〜...おはようリグルド。今からシズの見舞い?私も行くぜ。」

 

リグルド「おや、これはネヴェーラ様にカバル殿達。皆さんお揃いで。皆さんもお見舞いですかな?」

 

カバル「ええ、リグルドさんもっすか。」

 

リグルド「はい、シズ殿の着替えをお持ちしたところです。リムル様、リュージュ様、失礼します。」

 

そう言うとリグルド達が入ってくる。

ネヴェーラに加えて、エレン達もいるみたい。

ランガもいるわ。入ってきた皆はすぐ驚いた。

 

ランガ「我が主...!」

 

エレン達「「「え?」」」

 

リグルド「リムル様...そのお姿は?」

 

エレン一行「「「えええええええええ!?」」」

 

リュージュ「あっ...リムル裸....」

 

シズ「見ないでぇぇぇ!」

 

リムル「うおっ!?」

 

リムルはアマツマガツチの半龍化を解除していないシズさんに布団を投げられて倒れる。そりゃそうだよ。実質しずさんの裸みたいなもんだよ?サービスシーンじゃあるまいし。

 

ギド「本当にリムルの旦那でやんすか?」

 

リグルド「間違えありません!」

 

ランガ「見縊るな!姿形が変わったくらいで分からないと思うか!」

 

カバル「ああ...なんかその...ちっさいシズさんみたいっつーか...」

 

リュージュ「そこまで疑うなら見てみればいいじゃろ。」

 

リムル「そうだそうだ。ホレ。」

 

そうリムルが言うと、スライムの姿に戻る。

 

カバル「ほえ〜...」

ギド「見事なものでやすね...」

 

カバルとギドが驚く中、エレンはシズさんに駆け寄り、抱きついた。

 

エレン「良かったよ〜!シズさんが助かって!」

 

シズ「うん。リュージュ君のおかげで、助かったよ。」

 

シズさんは、泣くエレンを宥めていた。

やっぱり、この三人は、良い人達だと確信出来る,

その日は、夕方になってしまったので、エレン達は村に泊まった。

その翌日。

 

カバル「色々と世話になったな。じゃあ、そろそろお暇するわ。」

 

リュージュ「国に帰るのかい?」

 

カバル「ああ、ギルマスにこの森の調査報告とシズさんのことも、報告しないといけないからな。悪い様には言わない。」

 

エレン「リムルさん達のことも、伝えておくね。」

 

ギド「旦那達も何かあったら頼るといいでやすよ」

 

リュージュ「うん、頼りにしてるよ。」

 

シズ「皆、元気でね。」

 

エレン「シズさんも。」

 

カバル「リュージュの旦那。シズさんを助けてくれて、ありがとうございます。」

 

リュージュ「気にしないで。やるべきことをしたまでだから。」

 

カバル達は、そう言って、立ち去ろうとするが、何かを思い出したのか、立ち止まる。

 

カバル「あっ………と、最後にもう一つ。シズさんに、話があります。」

 

シズ「どうしたの?」

 

すると、三人は頭を下げる。

 

3人「「「シズさん!ありがとうございました!」」」

 

シズ「三人とも………。」

 

カバル「俺、あなた達に心配されない様なリーダーになります!」

 

ギド「あなた達と冒険できた事、一生の宝にしやす!」

 

そして、エレンは、シズさんを抱きしめる。

 

エレン「ありがとう………。シズさんの事、お姉ちゃんみたいって、思ってました。」

 

シズ「三人も、元気でやってね。それと、いつでも会いに来て良いよ。」

 

やっぱり、三人は良い人たちだ。

この三人がシズさんの仲間で、本当に良かった。

すると、リムルが声をかける。

 

リムル「ところで、お前らの装備、ボロッボロだな。」

 

「「「ひどっ!」」」

 

 リムルがそう言うと、三人は装備を隠す様にして、僕は笑い、シズさんは苦笑した。

そうして、俺たちはカイジン達が作った試作品の防具を渡す。

 

カバル「おおっ!憧れのスケイルメイル!」

 

エレン「スゴい!なにコレ!?軽い上に頑丈、ていうかめっちゃキレイ!」

 

ギド「いっ、良いんでやすか、あっしにはもったいない代物で!?牙狼の毛皮まで使用されってやっせ!?」

 

リムル「餞別だよ。ウチの職人の力作さ。」

 

ギド「職人?」

 

リュージュ「おーい。」

 

 俺が呼ぶと、カイジン達が出てくる。

 

カイジン「まっ、力作つっても、試作品だけどな。」

 

ガルム「着心地はどうだい?」

 

ドルド「細工は隆々ってね。」

 

ミルド「うん、うん。」

 

リムル、リュージュ「「喋れよ!」」

 

 ミルドが喋らないのは、相変わらずみたいだな。

 気を取り直した俺は、彼らを紹介する事に。

 

リュージュ「紹介するよ。右から、カイジンさん、ガルムさん、ドルドさんにミルドさんだよ。」

 

カバル「カイジン!?マジで!?」

 

エレン「腕利きで超有名な鍛治職人の!?」

 

ギド「ガルムにドルド、ミルドってあのドワーフ三兄弟!?」

 

カバル「ありがとうございます!これ、家宝にします!」

 

エレン「嬉しいです!」

 

ギド「夢の様でやんす!」

 

そんな風に、三人は喜んでいた。

やっぱり、カイジンは相当有名な鍛治職人なのだな。

三人は、今までのことを吹き飛ばす大はしゃぎした後、帰って行った。

 

リュージュ「あれ...?そういえばマガラは...?」

 

ランガ「マガラ殿は何か苦しみながら何処かに飛んでいってしまいました。しかも完全龍化?という状態で...」

 

リュージュ「まさか!?」

 

僕は知らなかった。マガラがとてつもない苦しみに襲われていることを。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

スキル解説

 

龍光雷撃(ルーツ=ボルト)

 

ミラルーツの攻撃のひとつを模したスキル。複数の龍属性エネルギーを落とし、敵を抹消する。分身相手、複数相手に使うとすごいみんな消える。




いかがでしたか?
シズさん編何とか完結しました...次はオークディザスターですねー。
てか普通に助けて欲しいんですけど、マガラの渾沌化とシャガル化の時期を何時にしようか本当に困ってるんで誰かリクエストとかくれると助かります。怪異克服のリュージュ覚醒魔王化までには間に合わせたい。

オーガで誰かリュージュとくっつける?

  • ダメよ!ダメダメ!
  • いいわよ。シオンをくっつけましょう。
  • いいわよ。シュナをくっつけましょう。
  • オリキャラ...
  • 全部やったれ!(?)
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