転生したら古龍の王だった件。   作:インビジブルです男

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この世界に転生した僕、坂口翼は冥灯龍としてファンタジーな世界に転生し、同じ転生者であるスライムの悟さんに出会い、洞窟を探索していると、巨大なドラゴンに出会った。


第2話:新たな出会い、そして日の目

新たな出会い、そして日の目

 

僕と悟さんは巨大なドラゴンの前に立ち竦んでいた。

 

悟(どどどどどうする翼くん!?)

翼(取り敢えず話しかけてみる!同じドラゴンだし僕なら何とかなるかもしれない...)

翼「あの...あなたは一体?」

 

僕は目の前の強大なドラゴンに不快感を与えないよう、できるだけ平然に話しかけた。

 

ヴェルドラ【我はこの世にたった4体しか存在しない竜種の一体、『暴風竜ヴェルドラ』である!!!そう堅くなるな、少し話し相手が欲しいだけ故こっちに来い。】

 

翼「えっ?あっ...はい。」

 

僕は言われた通り悟さんを抱えてゆっくり、慎重に近づいた。目の前には絶対に逆らえないであろう強大な存在(ヴェルドラ)がいるんだ。逆らわない方が身のためだろう。

 

ヴェルドラ【では、まず我から質問がある。本来なら知性を持たないはずの低位のスライムに、この世界に我を含めて4体しか居ないはずの我と同じ気配を纏うものが居るな。スライムはユニークだとして、お主は...?】

 

翼・悟「「ユニーク?」」

 

ヴェルドラ【強いスキルや能力を持つものの事だ。しかし、スライムはともかくお主は新しく誕生した竜種か?】

 

翼「竜種...というものが何かはあんまり分からないですけど...

古龍種という分類をされているので多分あっていると思います。」

 

翼(悟さん、僕たちがここまで来た経緯を前世から話した方がいいと思う。)

 

悟(そうだな。あとは俺に任せとけ!)

 

翼(じゃあ頼みます!)

 

そうして悟さんは僕たちが転生した事をはなした。

 

ヴェルドラ【なるほど、『転生者』か。お主ら非常に稀な生まれ方をしたな。】

 

悟「と、言いますと?」

 

ヴェルドラ【我が知る限り、たまに異世界から来るものが居る。そのものは『異世界人』というが、異世界から転生する者は初めてだ。本来なら、魂が耐えきれなくなるからな。】

 

翼(つまり、この世界には僕たちの他に日本人がいるかもしれない。ということだね。)

 

悟(ああ、この洞窟。出たら探してみるか。)

 

翼(そうしよう。)

 

悟「分かりました、ではその『異世界人』という者達に会ってみようと思います。」

 

ヴェルドラ【なんだ...もう行ってしまうのか?】

 

翼(なんかドラゴンがしょんぼりしてる!?)

 

悟(どうやらかなり長い時間1人で過ごしていたようだな。もう少しこの世界について聞いてみるのもいいかしれない。)

 

翼(そうだね。それがいいと思う。)

 

翼「やっぱり、あなたの話を聞いてみたいです。」

 

ヴェルドラ【そうか!ゆっくりしていくといい!】

 

僕達はこの洞窟から出ると言うと明らかにテンションが低くなっあヴェルドラさんが可哀想に思えたから、もう少し話の相手になってみることにした。

 

翼「ではこちらからも質問してもいいですか?」

 

ヴェルドラ【ああいいとも!なんでも聞くといい!】

 

翼「ヴェルドラさんは何故こんな洞窟の奥地に?」

 

僕が質問の許可を求めると、すごいあっさり承諾してくれたので、悟さんが僕達が気になっていたことを聞いてくれた。

 

ヴェルドラ【それはだな、300年程前にうっかり街をひとつ灰にしちゃってな】

 

翼「えぇ...」(困惑)

 

悟「結構凄いことをしますね...」(汗)

 

ヴェルドラ【その時人間の『勇者』が現れて、ちょびっと嘗めていたのは確かだが、途中で本気をだしたが負けてしまい、この『無限牢獄』に封印されたわけだ。】

 

悟「ヴェルドラさんの周りにあるこれですか?」

 

ヴェルドラ【ああそうだ。】

 

悟「........よっと。」

 

悟さんが『無限牢獄』に触れてみた。どうやら彼のユニークスキルで解読を試みたものの失敗したようだ。

 

翼(どうする?悟さん。僕的にはこの話を聞いたからには助けてあげたい。)

 

悟(だが、『大賢者』でも無理だ。...ってマジか!?)

 

翼(どうしたの悟さん?)

 

悟(助ける方法があるらしいんだけど...)

 

僕はそれを聞いて最初は大丈夫か心配になったが、悟さんに『大賢者』を信じて欲しいと言われ、了承した。

 

悟「あのさ、俺たちこれから外に出るんだけどその期間ヴェルドラさんをその『無限牢獄』から出す方法があるぞ。」

 

ヴェルドラ【おお!その方法はなんだ!?】

 

悟「俺の胃袋に入ってくれ。」

 

ヴェルドラ【.............】

 

その方法とはヴェルドラさんが悟さんの胃袋にいる間、内部から『無限牢獄』の情報を送り、内側と外側の両方から『無限牢獄』を解除するという方法だった。

 

悟「という方法があるんだが、どうだ?」

 

ヴェルドラ【フ...フハハハハハハハ!】

 

突然ヴェルドラさんが大笑いをしてあまりの大声に僕は耳を塞いだ。

 

ヴェルドラ【いいだろう!そうしてくれ!】

 

悟「い、いいんですか?」

 

ヴェルドラ【ああ、此処でお主らが再び帰ってくるのを待つより、そうした方がずっといい。】

 

悟「よし!じゃあ早速...」

ヴェルドラ【ちょっと待て】

 

ヴェルドラさんの了承を貰い、悟さんが捕食しようとした時、ヴェルドラさんが静止をかけた。

 

翼「どうしたんですか?」

 

ヴェルドラ【その前に、互いに名を与えよう。そうすれば名持ち(ネームド)になり、より上位の力を得ることができる。】

 

翼:「えなにそれ、課金アイテムの宣伝的な?」

悟「まあいいんじゃないか!響きも悪くないし!それに代償をかけずに強くなれるんだからいいじゃないか!」

翼「それもそうだね。じゃあヴェルドラさん、こっちから名付けるけどいいよね?」

 

ヴェルドラ【ああ、構わん。】

 

翼「では少々お待ちを〜」

 

僕たちはヴェルドラさんの名前を考えるために、脳内会話で会議をした。

 

悟(何かいい案はあるかい?翼くん。)

 

翼(僕は既に決めてあるよー!)

 

悟(そうか!じゃあ一斉に言うぞ!)

 

翼・悟((テンペスト!!!))

 

悟(あれ?)

 

翼(まさか同じとは思わなかったよ。流石は悟さんと言ったところかな?)

 

悟(じゃあ決まりだな。)

 

翼(だね。)

 

まさか同じ名前を考えていたとは。悟さんに脳内を読まれたのかと思うくらいの偶然だね。

 

悟「名前、決まったぞ。」

 

ヴェルドラ【おお!どんな名前だ?】

 

翼「[テンペスト]だよー」

 

ヴェルドラ【.......[テンペスト]!!実にいい!今日から我は暴風竜ヴェルドラ=テンペスト!!!】

 

一瞬黙ったから気に入らないと思ったけど、どうやらお気に召したようだ。しかし、ヴェルドラさんは興奮すると声がでかくなるようで僕は再度耳を塞いだ。

 

ヴェルドラ【それでは今度は我の番だ。スライムよ。お主には[リムル]の名を与えよう。そして、そこのお主、古龍種とか言ったな?ならお主の名は[リュージュ]だ。これからお前たちはリムル=テンペスト、リュージュ=テンペストと名乗るがいい。】

 

リュージュ「ありがとう!ヴェルドラさん!」

 

先導者『告、エクストラスキル『古龍威圧』『劫炎』『地脈吸収』を獲得。』

 

リュージュ(なんだ今の?まあ後回しにしとこう。)

 

リムル「じゃあ気を取り直して行くぞ。ヴェルドラ。」

 

ヴェルドラ【うむ、任せたぞ。それとリュージュよ。】

 

リュージュ「うん?どしたんヴェルドラさん。」

 

ヴェルドラ【次会う時はさん付けではなく呼び捨てで頼む。友にそのように接されるのはあまりな。】

 

リュージュ「わかったよヴェルドラ。」

 

ヴェルドラ【うむ。では、また会うその日までさらばだ!】

 

そう言ってヴェルドラはリムルさん、そして僕にあくその日まで捕食された。

 

リュージュ「それじゃあ外に出よう。リムルさん。」

 

リムル「さんはいいよ、リュージュ。」

 

リュージュ「わかったよリムル。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく、洞窟の外を目指す間、僕達は様々なモンスターに襲われたが、全て返り討ちにし、リムルはモンスターのスキルを色々覚えた。

 

先導者『告。条件を満たしたことにより、エクストラスキル『肉質硬化』を獲得しました。』

 

...明らかに防御系のスキルだな。今まで攻撃と妨害系スキルしかなかったからかなり助かるところ。

そしてついに...

 

リムル「おっ扉だ。」

 

リュージュ「どうやら出口ぽいね。」

 

僕が扉に近づこうとすると、扉が開いたので急いでリムルを抱えて物陰に隠れる。

 

???「ふぅ、やっと開きやしたぜ。かぎあなまで錆びついちまってんだから。」

 

???2「まぁ仕方ないさ。300年も手入れせず、誰も入った事ないんだろ?」

 

???3「いきなり襲われたりしないですよね?まぁ、いざとなったらエスケープで逃げますけど。」

 

扉から入ってきたのは男性2人、女性1人の3人組だった。

 

リムル(あの3人『冒険者』か?)

 

リュージュ(多分そうだろうね。てか僕あの3人組がなんて言ってるのか分かるんだけど!?)

 

リムル(それは俺もだけど確かになぜ?)

 

先導者『解。意志が込められている音波は『魔力感知』の応用で理解可能な言葉に変換でき、逆に思念を乗せて発声が可能です。尚、思念が強すぎると音量が大きくなるので注意を。』

 

リムル(良かったー...俺英語ダメだったんだよなぁ)

 

リュージュ(この世界で話されるのが英語とは限らないけど、確かにこれでこの世界でコミュニケーションができるね。)

 

そんな会話をしていると、3人組の姿が消えた。

 

リムル(おお!あいつらのスキルか?)

 

リュージュ(探索に使えそうだなぁ...オオナズチみたいな感じで使えないかなぁ。)

 

3人組が洞窟の奥へ進んでいくと、僕達は彼らの反対方向へ向い、念願の洞窟からの脱出がかなった。

 

リムル「おお!久しぶりの陽の光だ!」

 

リュージュ「目がぁ、目がぁ〜〜あ゛あ゛あ゛ぁ゛~~~」

 

リムル「お、おい!大丈夫か!?リュージュ!」

 

リュージュ「だ...大丈夫...洞窟の暗さに慣れててめっちゃ眩しいだけ...致命傷で済んだ...」

 

リムル「ダメじゃねぇか...まあリュージュ、早速森に入ろうぜ!」

 

リュージュ「そうだねリムル!ヴェルドラへの土産話も必要だし!」

 

こうして僕達は森に入り、辺りを見渡しながら歩いていると、緑の肌をした人型の魔物の群れに遭遇した。

 

リュージュ(リムル、彼らってゲームでよく見る...)

 

リムル(ああ、ゴブリンだ。でもあいつら俺たちを警戒しているだけで襲ってくる気配がないな。)

 

ゴブリンリーダー?「あっあの」

 

リムルとリュージュ「「うん?」」

 

 

僕達が脳内で会話をしている途中でバンダナを巻いたゴブリンが話しかけてきた。僕達にはこれから一体どんな出来事が起こるのかなんて知る由もなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?今回はゴブリンとの遭遇まででしたー!
そういえば投稿主はネトフリで転スラを見ているんですが、4期がいつネトフリで配信されるのか結構楽しみです。去年の10月にダンまちのシーズン5でしょうか?それが配信されたのが3月頃なのでまあまあまあまあ気長に待とうと思います。もし気に入って頂けたらお気に入り登録、感想と評価の方よろしくお願い致しますね!

追記:ヒロイン投票は4/17の21:30まででお願い致します!

翼のヒロインの種族は何にする?ハーレムはありにする?(尚、ハーレムアリにすると原作キャラから出てくるかも)

  • オーガでハーレムあり
  • オーガでハーレムなし
  • 悪魔でハーレムあり
  • 悪魔でハーレムなし
  • 牙狼族でハーレムあり
  • 牙狼族でハーレムなし
  • 人間でハーレムあり
  • 人間でハーレムなし
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