転生したら古龍の王だった件。   作:インビジブルです男

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宴が終わった翌日、再び広場にみんなが集まっていたが、ホブゴブリンの何人かは顔色が悪くなっていた。


第5話:ドワーフ王国へ!

ドワーフ王国へ!

 

リムル「(リュージュ、お前何してんだよ!皆倒れてるじゃねえか!)」

 

リュージュ「(いやぁ...ごめんごめん!お酒を飲む機会がなかったから飲んだこと無かったけど、僕のアルコールへの抵抗力が高いことが分かっちゃって!それでみんなと飲み比べしてたらこんなになっちゃった!)」

 

リムル「(こんなになっちゃた!じゃねぇよ!お前これで皆作業できなくなったらどうするんだ!)」

 

いつの間にかみんな倒れててビックリするよね。

朝が来たなぁって思うまで飲んでたら皆泡吹いて気絶してるんだもん。

そう思うと、リムルが髭?を出現させた。

 

リュージュ「(てかリムル、それ何?)」

 

リムル「(ふっふっふ、リュージュ君、君なら気付いているはずだが..君もいるかね?)」

 

リュージュ「(あー!あれか!うんうん!やるやる!)」

 

リムルから髭を貰い、口につけた。

 

ワイワイガヤガヤキャッキャッ...........シーン....

 

 

リュージュ、リムル「「はい、皆さんが静かになるまで5分かかりました!」」

 

皆「「「「「「.....?」」」」」」

 

リムル「(何!?俺の持ちネタが通じないだと!?)」

 

リュージュ「(知ってないかぁ...悲しいなぁ...)」ポイッ

 

リムル「(まあいいか)」ポイッ 「皆!これからのルールを発表する!」

 

リュージュ「一つ!仲間同士で争わない!2つ!進化して強くなったからと言って他種族を見下さない!3つ!人間を襲わない!でもあっちから襲ってきたら全然反撃していいからね。」

 

リムル「最低この3つを守ってもらう。何か質問は?」

 

リグル「宜しいですか?」

 

リムル「どうぞ、リグル」

 

リグル「何故人間を襲ってはいけないのですか?」

 

リグルド「こっこら!リムル様とリュージュ様が決めたことを!」

 

リュージュ「大丈夫だよリグルド。リグルの質問は正しい。」

 

リグルの質問にリグルドが威嚇するが、僕はそれを止めた。それはリグルが僕らの話を聞いていた証拠。いい子なんだなぁと思った。

 

リムル「簡単な理由だ!俺たちが人間を好いているからだ!以上!」

 

リグル「成程!理解しました!」

 

リムル「(軽っ!!!)」

 

リュージュ「ええっと、それだけじゃなくて、人間は1人では生きていけない。集団で生活するから襲われたら彼らもきっと抵抗する。数で襲われたら敵わないでしょ?量より質とは言うけど、その質が中途半端に上回ってるだけでは量で簡単に押されるからね。だからリムルの言う通り、こちらからの手出しは禁止、仲良くする方が得だからね。」

 

リムル「リグルド!」

 

リグルド「はっ」

 

リムル「お前をゴブリン:ロードに任命する。村を上手く治めるように!」

 

リムルにゴブリン・ロードに任命されたリグルドは表情が喜びで固まり、嬉し涙を流しながら膝をついた。

 

リグルド「ははぁ!身命を賭してその任を引受させていただきます!」

 

リムル「うむ、任せたぞ」「(俺は口だけの長でいいか)」

 

リュージュ「(何言ってるんだい?覚悟を決めてた僕を置いて1人でサボるなんてのは許さないよ?)」

 

リムル「(うわぁぁぁあ!やめろおおお!)」

 

リュージュ「(頼りにしてるよ♬)」

 

リムル「(うわぁぁぁぁぁぁあ!)」

ーーーーーーーーーーー

その後、リグルドに任せて家の再築に取り掛かったはいいものの、

 

リュージュ「うーん.....家...?まだ遠い気がする...」

 

リグルド「お恥ずかしい話です.....」

 

再築された物はまだ家と呼ぶには遠い物で、今までのものと変わりが分からないほどだった。悲しい...

 

リュージュ「いやしょうがないよ。リグルドの采配が悪い訳では無い専門の知識がないからこうなっても仕方ない。」

 

リグルドは申し訳なさそうに頭を下げた。僕はリグルドを励ました。本当にしょうがないからね。

 

リムル「(俺は生前ゼネコン勤務だったから良し悪しは分かるが、さすがに指導できるほどの技術は持ってないな)」

 

リュージュ「(僕も観光会社勤務だから建築関連技術は皆無だなぁ....)」「リグルド、この手の専門家に心当たりない?」

 

リグルド「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜........あっ!今まで何度か取引したものがあり、その者達なら存じてるやもしれません!」

 

リュージュ「その取り引き相手って?」

 

リグルド「ドワーフ族です。」

 

リムル「(ドワーフ!!)」

 

リグルドが答えた取引相手にリムルは興奮していた。

 

リュージュ「(なんだっけその種族?)」

 

リムル「(ゲームとかに出てくる小さいおっさんみたいな奴だよ!)」

 

リュージュ「(あー!あれか!職人的な!)」

 

リムル「(そうそう!)」

 

僕が聞くとリムルは興奮しながら答えた。

 

リュージュ「じゃあ決まりだね!リムル!」

 

リムル「ああ!俺達が直接交渉に行く!リグルド、準備を任せていいか?」

 

リグルド「昼までに全て終わらしましょう!」

 

その後、準備を昼までに終えた僕たちは、以前ドワーフ王国に行ったことのあるゴブタとリグルの他数名を連れて、嵐牙狼族に乗りドワーフ王国に向かった。

ーーーーーーーー

僕はアウガの背に乗り、ドワーフ王国に移動していた。アウガやランガのスピードは速く、振り落とされる危険性があるため、僕はリムルに『粘糸』で固定してもらった。ゴブタの方を見てみると顔が凄いことに。このスピードだ。あんな顔になるのも納得がいく。

あまりの速さに最初はすごくキツかったけど、慣れてきてそのうち先導者さんの思念会話の能力でリムルに休憩をするように頼み、川辺で休憩をとった。

 

リムル「リグル、君の兄の名前って誰につけて貰ったんだ?」

 

リグル「はい!兄はゲルミュッドという魔人に名前を貰いました。」

 

魚を取りに行ったリムル立ちを待つ間、僕はリグルの兄の名付けを行った人の事を聞くと、リグルは僕の方を真っ直ぐ見て答えた。するとそこに魚釣りから帰ってきたリムルたちが帰ってきた。

 

リュージュ「それは僕も聞いたよ。なんか魔王軍の幹部で数日滞在して、お兄さんに見所があるとか言って名付けたんだよね?」

 

リグル「お帰りなさいませリムル様!はい、その時、兄は我々程の変化はありませんでした。」

 

リュージュ「(名付け親によって変化の大きさに変動があるのかな?)」

 

リムル「(そうらしいな。ちょっとランガに用があるから少し離れるぞ)」

 

リュージュ「(僕もアウガとルナと話してくるよ。)」

 

そう言って僕はアウガとルナの所に向かった。

 

リュージュ「アウガ、ルナ、少しいいかな?」

 

アウガ、ルナ「「勿論です!我が主!」」

 

リュージュ「僕聞こんか悩んだんだけど聞きたい。君たちはリーダーを殺した僕とリムルが主で不満はないのかい?」

 

僕はこれまで彼らのことが気になってた。格下と思っていた相手に負けて、自分たちの尊敬する、或いは信頼していたリーダーを殺されてルナとアウガたちは僕たちのことが憎くないのかと。

 

ルナ「...リュージュ様が仰りたいことは分かります。ですが、貴方様方は敗れた我々に配下になる機会を与え、それだけでなく、我々は悲願の進化を遂げました。中でも我々は竜の名を冠した種族に進化でき、我々に貴方様方に恩を感じています。仇なすつもりなどありません!」

 

リュージュ「本当?....それを聞いて安心したよ。」

 

アウガ「俺は毎週散歩に連れてってくれるリュージュ様が大好きです!!!一生ついて行きます!!!!!」

 

リュージュ「うん!本当だったら毎日連れていきたいんだけどね...よし!ご飯にしよう!皆待ってる!」

 

こうして僕たちはご飯を食べるためにリムルの所に戻った。

 

ーーーーーーーーーー

 

夜になって、森で休憩をとっていた僕たちはリグルが仕留めてくれた鹿の魔物の肉を食べていた。

 

リュージュ「そういえばゴブタ、ドワーフ王国ってどんなところなんだい?」

 

ゴブタ「はいっす、正式には『武装国家ドワルゴン』ってところで、中には魔物も入ることができるんっす。」

 

リュージュ「へー、いい国なんだね。差別とか少なそう。」

 

ゴブタ「エルフや人間も多い事で有名っす」

 

リムル「(エルフっ!!)」

 

リュージュ「(エルフかぁ...)」

 

リグル「しかもその国は千年無敗の国でもあるんです!」

 

リムル「(千年!敵にしたくない相手だな。)」

 

リュージュ「(そうだね...千年間敗れてない国と戦争なんてしたらどうなるか...想像しただけでも鳥肌が...)」

 

リムル「(同感だ。てか順調すぎて嫌な予感がするんだけど?)」

 

リュージュ「(怖いこと言わないでよ!)」

 

ゴブタとリグルの話を聞いた僕たちはドワルゴンのすごさを知り驚いた。

そして僕はリムルが不安な事を言い出して怖くなった。

 

ーーーーーーーーー

 

ドワルゴンに到着すると、僕たちはゴブタだけを連れていくことにした。理由は大型の魔物を連れていくと怖がられるから。リグル達はしょんぼりとした顔で、アウガなんかは泣きながら了承してくれた。可愛かった。

 

リュージュ「随分と厳しめのチェックだね。」

 

ゴブタ「はいっす、でも中に入ったあとは自由に動けるっすけどね。」

 

リュージュ「ふーん...」

 

チンピラA「おいおい、魔物がこんなところにいるぜ?」

 

なんだこの人たち?僕たちのことかな?いやそうに違いない。ゴブタは怯えながら後ろを向くと、リムルも後ろを向いた。

 

チンピラB「まだ中に入ってないからここなら殺してもいいんじゃねぇの?」

 

リュージュ「(はぁ...なんでこういう時に嫌な予感は当たっちゃうんだ...)」

 

リムル「(ドンマイ、リュージュ君。)」

 

絡んできた人間の2人は多分冒険者で、三流の悪役のセリフを吐いていたが、僕たちは脳内会話でらそれを聞き流していた。

 

チンピラA「てゆうか、喋るスライムって高く売れるよな。おい兄ちゃん、そのスライム俺らに売ってくれる?」

 

リュージュ「はぁ?売るわけないじゃん。馬鹿なの?脳みそついてる?」

 

チンピラ共の言葉に僕は怒った。リムルは僕の尊敬する先輩であり、それを売れなんて言われては怒らないはずがない。

 

リュージュ「ゴブタくん」

 

ゴブタ「はっはいっす!!」

 

リュージュ「リムルを少し頼むよ。」

 

ゴブタ「りょ、了解っす!」

 

リュージュ「あと、後ろを向いた上で耳を塞ぎ、何も感じないで欲しい。」

 

ゴブタ「はっはいいいいいい!」

 

リムル「おっ、おいリュージュ、やり過ぎるなよ!」

 

リュージュ「分かってる。分かってますとも。」

 

リムルは僕が今から何をするのか分かったのか、やり過ぎないように注意した。優しいなぁ...この人は。

 

リュージュ「あのさぁ、格下冒険者くん。」

 

チンピラA「なっなんだよ?」

 

リュージュ「君たちのような猿程度の知能しか持ち合わせていないゴミみたいな連中に用はない。とっとと僕の視界から消えてくれないかなぁ?一緒の空気を吸ってると考えるだけで吐き気がするんだよね。もしそれが嫌なら1度死んでみてくれない?」

 

チンピラA「テメェ!人が下手に出れば調子に乗るな!」

 

ガキンッ!ボッ...!

 

チンピラA「はっ?」

 

チンピラ達(ゴミ)は確かに僕を切ったと思っていたが、それは大きな間違いだった。『肉質硬化』を発動した手に刃が止められ、その上見るだけでも恐ろしい炎が刃に引火し、それが自分に迫っていたからだ。

 

チンピラA「うおっ!?!」

 

チンピラB「ふざけるな!テメェ魔物か?」

 

リュージュ「さぁね。格下に教える価値なんてないよ。ところで、後ろの3人はまだ来ないの?」

 

僕はそういうと後ろにいた冒険者3人が戦闘態勢でこちらに来た。僕に襲いかかったチンピラは勝ち誇った笑みを浮かべた。

 

チンピラA「へっ!いくらテメェが強くても冒険者5人じゃこっちが有利だ!」

 

リュージュ「ふーん?今度はこっちから行くよ。精々楽しませてね!」

 

僕はそう言うと、僕は地面を蹴り、穴ができた所にもう一度力を入れる。すると、地面は青白い光を放ち、爆発する。

 

チンピラB「なんなんだ...これ!?」

 

リュージュ「余所見してる場合なのかい?」

 

バァン!ズドォン!ゴキッ!メキッ!ぼぉぉん!

 

冒険者は何が起きたか全く分からず、地面に叩きつけられており、そのうち1人は手足が曲がってはいけない方向に曲がっていた。

 

リムル「おいリュージュ!?一体何をした?」

 

リュージュ「うん?へへっ、内緒!」

 

リムル「お前なぁ...」

 

???「コラー!お前ら何をやってる!」

 

リュージュ「あっ!やばい!」

 

リムルに何が起きたか聞かれ、僕はそう答えると、騒ぎを聞きつけた兵士がこちらに来て、僕たちは檻に入れられた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

スキル解説

「劫炎」

リオレウス希少種、リオレイア希少種の形態変化的なやつを再現したエクストラスキル。使用すると、首部分と目、口が炎のオレンジ色に光だし、右目からは火力の高い火のエフェクトがでる。

火属性の攻撃力が1.75倍以上に強くなり、思考加速が施され、身体能力にもバフがかかる。ちなみに、リュージュが扱う冥砲なんかは火属性、龍属性のエネルギーなので、リュージュが使う攻撃には大体適応される。

デバフには肉質柔化があるが、正直リュージュの肉質は硬い上に、肉質硬化があるため対して気にはならない。

 

 

 




本日も読んでくれてありがとうございました!
今回はドワルゴン入国前までです。
アンケート、シズさんら辺本当に人気ですな。早めに登場させたいのでしょうか?
悪魔召喚をどういう感じに使用できるようになるか考え中なんですが、感想などで意見をくれたらとても嬉しいです!
面白かったら感想や評価の程、よろしくお願いいたします!

メインヒロインの登場はいつ?

  • シズさんあたり
  • オークロード、ディザスターあたり
  • カリュブディスあたり
  • 学園あたり
  • ファルムス戦争辺り
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