転生したら古龍の王だった件。   作:インビジブルです男

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こんばんは!
100お気に入りありがとうございます!!!!
ホント励みになりますわ...
ゼノブレイドクロスと学校と色々スケジュールがすごくて投稿遅れました...申し訳ない...
アンケートありがとうございました!何とかしてシズさんの時期に古龍達をぶち込みます。。最初は通常個体...シャガルマガラはゴアの状態で登場させようと思います!オークディザスター後にシャガルマガラになる感じで。
本編↓↓↓
カイジンさん達とエルフさん達の人のお店で打ち上げをしていると、ベスターとかいうドワルゴンの大臣が酷い仕打ちをしてきて、それに怒ったカイジンさんがベスターを殴り飛ばし、僕達は王宮に連行された。


第8話:裁判

裁判

 

僕は檻の中で吊るされたゴブタを見ていた。可哀想に...これまでずっと忘れていたよ。

話は変わるけど、カイジンさん曰く、ベスターは元々カイジンさんの部下だったらしい。庶民の出であるカイジンさんが上司であることに侯爵家出身のベスターはカイジンさんを目の敵にしていたそうな。それで功を焦ったベスターは当時進めていた『魔装兵計画』が失敗。しかし、ベスターは軍の上層部に偽の証言を告げ、全ての責任をカイジンさんに擦り付けて軍をやめさせたそうだ。これはひどい。

ドワーフ三兄弟も元々は軍の出身だが、カイジンさんを庇ってみんな軍を追放されたらしい。慕われてるなぁ...などと僕は思った。そこまで話していると、僕は唐突に眠くなり、深い眠りについてしまった。

 

ーーーーーーーー

 

目を開けるとそこは何も無かった。真っ暗な空間。光何てものは何処にもない。すると遠くから足音が聞こえた気がした。すると...

 

???「よっ。初めましてだな。」

 

話しかけられてびっくりした。これ本当に夢?妙にリアルな気がする。

 

リュージュ「はっ...初めまして。あのぉ...ここって?」

 

???「ここは私の精神世界さ。あんたはここに私が招いた客人って訳。って言っても、客人なんて滅多に呼ばないから質素な場所だけどな。」

 

リュージュ「はあ...」

 

グリ「私は原初の灰(グリ)。悪魔って種族さ。」

 

リュージュ「なるほど...それで何故僕を招いたんですか?」

 

グリ「単純さ。私があんたの事を気に入っているからさ。こうして話す場を何としても設けたかったわけ。強いしイケメンじゃん。」

 

リュージュ「お世辞がお上手なようで。そういえば名乗り忘れてました。僕は...」

 

グリ「いや知ってるさ。リュージュ=テンペストだろ?」

 

リュージュ「!?なんで知って...」

 

グリ「私があんたの魔素量に気づかないわけないじゃないか。あのヴェルドラだっけか?あいつに名付けをしてもらった辺りからあんたの事を見ていた。」

 

リュージュ「へぇ...そんなことできるんですね。」

 

グリ「凄いだろう?」

 

そうやって姿も見えない彼女...グリさんとの会話は弾み、長い時間が経過した。

 

グリ「おっと、時間が来たようだな。楽しかったぜ。」

 

リュージュ「時間...?」

 

グリ「まあ、またすぐ会えるだろうよ。近いうちにさ。また会ったその時にはこういう形じゃなくて、姿を現して話したいもんだ。それじゃまたな。」

 

そう彼女が言うと、周りの暗闇が消えた。

 

ーーーーーーーーー

 

リムル「...ジュ!リュージュ!」

 

リュージュ「うぅん...リムル?あれ、僕どんくらい寝てた?」

 

僕は伸びをすると、横にはリムルがいて、カイジンさん達は寝てた。

 

リムル「大丈夫か?丸2日寝るとは...相当疲れてたんだな。」

 

リュージュ「ふ...2日!?そんな寝てた?!」

 

先導者『告。条件「原初の悪魔と接触する」、「古龍種の獲得」、「悪魔召喚の獲得」により、スキル「古龍召喚」、「牙竜召喚」、その他該当スキルを獲得。』

 

リュージュ「スキルがたくさん...」

 

リムル「?なんだお前?寝ぼけてるのか?」

 

リュージュ「いや、ごめん。独り言。」

 

リムル「そうか。今日は代理人と打ち合わせをしたくらいしかしてない。ちなみに、明日が裁判だからよろしく。」

 

リュージュ「りょーかい」

「(そういえば、先導者さん。竜召喚系スキルの説明ってできるかい?)」

 

先導者『解。『古龍召喚』等のスキルは、(マスター)の血と魔素によってマスターの知っている、認知しているモンスターを作成可能というスキルです。マスターの脳内記憶を元に魔素消費量を演算したところ、禁忌が8割、古龍種が6~7割、古龍級モンスターが5割、その他大型モンスター4割、中小型モンスターが2割です。ちなみに、禁忌モンスターの中でも祖龍(ミラボレアス)を作成しようとすると、魔素の9割を消費します。尚、古龍種の中でも天廻龍、黒蝕竜(シャガルマガラ、ゴア・マガラ)は幼体含め4形態存在し、黒蝕竜として召喚されたあと、渾沌に呻くゴア・マガラ、シャガルマガラ、傀異克服シャガルマガラが存在します。この世界での傀異克服とは、(マスター)の血に限りなく近づいた1部の古龍がなれる状態とします。その他古龍種は『歴戦王』という個体に進化します。尚、最初の召喚だと1体分の魔素消費で6体の召喚が可能です』

 

リュージュ「(なるほどね。んじゃぁ、この世界にキュリアって存在できるの?)」

 

先導者『是。可能ではあります。が、存在した場合、この世界に疫病が撒き散らされ、いずれ何かしらの種族が絶滅するかと思われます。キュリア召喚は推奨しません。そのため、傀異克服、血気烈蝕状態などの発動条件などを改変させて頂きました。』

 

リュージュ「(有能...)」

 

僕はそう思うと天井を見つめた。とりあえず、明日の裁判に向けて寝ることにした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

いよいよ裁判が始まる。僕はこの世界で初めて「危機感」を感じていた。

グリさんの時とは違う...もっと怖い「それ」を目の当たりにした僕は少し震えていた。最悪、僕は完全龍化してみんなを連れて逃げようと思った。でも、それは無駄になると理解した。

なぜなら、ドワルゴンの現国王、ガゼル・ドワルゴンが僕に集中して殺気を飛ばしているから。先導者さん曰く、この殺気は『英雄覇気』というエクストラスキルらしい。

 

僕はカイジンさんから聞いた話からベスターがどう出るのかだいたい予想はできていた。それは自分達の弁護人の発言だ。

 

弁護人「____と、このように店で寛いでおられたベスター大臣に因縁をつけ、カイジン達は複数人で暴行を加えたのです」

 

汚職っていざ近くで見ると気持ち悪いもんだなぁと思った。オ゛エ゛エ゛エ゛!(??????) まあ十中八九買収されてるなぁと思った。ベスターもなんか1発しか殴ってないのに重症のフリしてるし...しかも勝ち誇った笑みを浮かべてる。この国の裁判での発言権を持っているのは伯爵位以上の貴族のみで、外から来た人達があまりにも不利。旅人さん可哀想...

 

リュージュ「あの、すみませんガゼル王」

 

貴族「貴様!有罪に...」

 

リュージュ「ちょっと静かにしてて欲しい。僕はガゼル王に言いたいことがあるんだ。君の話なんて聞いちゃいない。」

 

貴様「ヒッ!?」

 

僕は咎めようとした貴族さんを調整して弱くした『古龍威圧』で黙らせて、ガゼル王に聞く。

 

リュージュ「ガゼル王、貴方はベスター殿が虚偽の申告をし、買収を行っていること、原因は彼にあること...全てわかっているのでしょう?」

 

ガゼル「ッ!」

 

ガゼル王の表情が揺らいだ。

目がそれを語っている。この王は全てを理解した上で、ベスターの悪事を放置していた。いいや、自白して、悔い改めるのを待っている親のような目をしていた。王様として素晴らしい人だと思う。

 

ガゼル「......ふっ、お前はどうやらかなり鋭いようだな。」

 

リュージュ「お褒めに預かり光栄です。先程の非礼をお詫び致します。しかし、この国の法律は旅の者には少々不利なので、少し改変することを推奨します。」

 

ガゼル「.....考えておこう、カイジンよ、久しいな。息災か?」

 

カイジン「はっ!王におかれましても、ご健勝そうで何よりでございます!」

 

ガゼル王の問にカイジンさんは膝をつき答えた。

 

ガゼル「よい、それよりも戻ってくる気はあるか?」

 

この言葉にベスターと弁護人の顔色は目に見えて悪くなって怯えていた。

 

カイジン「恐れながら王よ、私は既に主を選びました、王の命令であれど、主を裏切ることは出来ません」

 

カイジンさんのこの言葉に兵士は槍を構えようとしたけれど、僕は会話を途絶えさせるのはダメだと感じ、弱めの『古龍威圧』で動きを封じた。多分ガゼル王にはバレてる。そしてガゼル王は目をつぶった。

 

ガゼル「...で、あるか。.........判決を言い渡す!カイジン及びその仲間は国外追放とする!今宵日付が変わって以降、この国に滞在することを許さん!以上だ、余の前から消えるがいい!」

 

その言葉にカイジンさんは1滴涙を流し、ガゼル王は寂しそうな表情をみんなに気付かれないようにしていたけど、僕とリムルは薄々感じ取った...と思う。

 

ーーーーーーーーーー

 

僕とリムルが退出して、裁判所はガゼル王とその側近、ベスターだけになった。

 

ガゼル「ベスターよ」

 

ベスター「...っ」

 

ガゼル「これを見よ」

 

ガゼルは側近の手にあるものをベスターに見せた。それはリムルがドワーフ三兄弟の治療に使った回復薬と僕が門で撃退した冒険者達の装備だったものだった。

 

ベスター「ま、まさか完全回復薬(フルポーション)!?そんな...我らの技術を持ってしても上位回復薬(ハイポーション)までしか作れないというのにどうやって.....!これは!?」

 

ベスターがリムルの作った回復薬を見たあと、冒険者達の装備と武器を見ると言葉を失った。

 

ガゼル「やはり気づいたか、ベスター...お前が察した通りそれは『魔鉱石』で作られた装備だ。」

 

その装備は拳1つ分の大きさに溶けた部分と、灰と化したものがあった。魔鉱石で作られた装備っていうのは頑丈で、使用者によって左右されるが最低でも中級魔法で破壊可能なはずが、溶けている上に1部は灰になっている。更には武器の状態もベスターは信じれずにいた。

 

ガゼル「そしてこの武器も『魔鉱石』によって作られた武器だ」

 

その武器もまた刃先から刃の中心にかけての部分が熔けた上にそれ以外は炭化していた。普通の武器でも砕けたりするのは分かる。でもこれはそれを凌駕する強度をもつ。そんな武器が溶けたり炭化していたのだ。

回復薬のこと、魔鉱石で作られた装備と武器をどうやってここまでの状態にしたのか知りたい目をしていた。

 

ガゼル「惜しいものだ、そのような目ができる臣を失うことになるとは」

 

ガゼル王は残念そうにベスターに言い放った。

 

ベスター「王よ!お待ちください!私は...」

 

ガゼル「その回復薬をもたらしたのはあのスライムであり、装備を破壊したのはあの人間に見える何かだ。」

 

ベスター「!!」

 

ベスターの発言を遮ったガゼル王の言葉にベスターは恐怖し、震えた。これをした彼らに自分はあんなことをしようとしたのかと...万が一酒がかかってたらという想像をしたベスターは更に震えた。

 

ベスター「お前の行いが、あの魔物達との繋がりを絶った。ベスターよ、何か言いたいことはあるか?」

 

ガゼル王は静かに言うとベスターに問いつめた。

ベスターはなぜ自分が王問い詰められているのか考えるとようやく理解した。自分が道を踏み外したことに、あまりに愚かだったことに、そしてそれに気付くのが非常に遅かったと悟った。そんなベスターは膝を着いた。

 

ベスター「何も....何もございません...王よ」

 

ガゼル「...そうか。今後王宮への立ち入りを禁止する。二度と余の前に姿を見せるな。」

 

ガゼル王は振り返り、ベスターへの判決を言い渡すと最後に...

 

ガゼル「だがベスターよ!これまでの働き、大儀であった!」

 

ベスターに対してこれまでの働きを評価すると、ベスターの涙はしばらく止まらなくなった。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

王宮の庭にガゼルがいた。

 

ガゼル「暗部よ、あのスライムと竜の気配を持つ者の動向を監視せよ。」

 

暗部「はっ!」

 

ガゼルは柱の影に隠れていた暗部に私が惚れた男(リュージュ)とその友達であるリムルの動向を監視するように命じた。

 

あの空間で私とリュージュは会話をした。その結果、私は更にアイツ(リュージュ)を気に入った。アイツほど鼓動が早く感じるヤツは今まで居なかった。

 

ガゼル「決して気取られるなよ」

 

暗部「この命に代えましても」

 

暗部はそう言って風となって消えた。

 

ガゼル「あんな化け物がこの世に解き放たれていたとは...あのスライムは暴風竜ヴェルドラ如く、そしてあの男...竜の気配を確かに感じるのにヴェルドラの物と明らかに違う...どういうことだ...?」

 

ガゼル王はそんなことを言うが私は知っている。

 

アイツが新種である古龍種であることを。アイツとアイツが生み出せる魔物は竜とは似て非なるもの。やっぱりあいつはいい。召喚される時が楽しみだぜ。

 

...私が誰かって?時期にわかるさ。もうあってるしな。

 

 

 

 




今日もありがとうございました!
今回はドワルゴン編終了までです!
もし良ければ感想やお気に入り、リクエストなどくださいね!

古龍達の登場時期

  • オークディザスターあたり
  • カリュブディスあたり
  • 学園のあたり
  • ファルムス戦争あたり
  • ヒロインと同時
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