原典においては戦場に立たなかった彼女の真名をは一体…?
《????side》
その時は唐突にやって来た。オデュッセイア海洋高校によるブリタニア砲撃が行われようとした。
しかしその作戦は―――失敗した。
"私"がこのブリタニアにいる限り、奇襲など成功しないのだから。
「ドレイク大将、敵空母のエンジン破損を確認。巡洋艦二隻の撃沈、準弩級戦艦一隻の大破も確認できた。高速戦艦四隻は無傷と思われる。敵本艦は確認できず、奇襲作戦には不参加と見た方がいいだろう。周囲の艦影に注意しながら戦闘続行だ」
インカムの通信越しに先制砲(?)撃結果を戦場に伝え、返事が来る前に通話を切る。今、私がいる場所は故国の名を冠した町「トロイ」にある私の執務室。私の能力があればわざわざ戦場に立つ必要などないからだ。
「さて、海上はドレイク大将に任せておけば問題ないでしょ。長城の前の方では…ヴァルキューレによる降伏勧告の準備か。人選は…公安局長の尾刃カンナかな?こちらがするはずもないというのに毎回よくやる」
ブリタニアを囲む長城の向こう側にいる連邦生徒会の軍を見やる。
「傭兵などは…ヘルメット団が四つ、どれも中規模で雑兵。居ても居なくても変わらない。スケバンは目算でおよそ2000人。数だけ多い烏合の衆。暴走族は200人くらいかな。バイクの機動力なんて意味がない。他には…」
これから
「アビドス廃校対策委員会…アビドスといえばアレキサンドライトみたいな砂漠地帯、それも砂嵐で荒廃していたはず。高額給料に釣られたか…要注意だな。確か"暁のホルス"だったか?小鳥遊ホシノ。キヴォトス有数の実力者。
アビドスのことを考え、思考を早くする…が、別にこれと言って策を考えるまでもない。数の暴力と確かな練度があれば簡単に勝てる相手だ。
「っと。ミレニアムサイエンススクールも居るな。えぇと…ゲーム開発部だったか?『名もなき神々の王女』を有するから注意していたが…こちらも報酬に釣られたクチだろう。C&Cの姿もあるな…ってフルメンバーじゃないか。
そう呟きながらも私は嗤う。
「ま、その程度で
インカムを長城にいる
「ブリタニア近海で戦闘が勃発した。敵はオデュッセイア海洋高等学校。連邦生徒会からの無通告攻撃の予兆があったため応戦した」
少し貯めて言い放つ
「最低限のマナーすら守れない侵略者に慈悲など要らぬ。降伏勧告の途中で攻撃を開始。タイミングは信長に任せよう。お姉さんに三段打を見せてくれよ?」
『ちょっ!わし!?』
信長の驚きが聞こえるが気にしない。リロードなどのことを考えれば今でも三段打は有効な戦略。城の上からの一方的な射撃なら止むことのない弾幕は十分驚異になる。
「さあ、開戦の時間だよ」
疎ましかったと『魂』が言うこの千里眼もブリタニアを守るためなら使おう、ウチの弟にゾッコンなあのクソ神の力だが躊躇などない。
「私は亡国トロイアの姫、カサンドラ」
私の瞳が黄金色に輝く。
「もう二度と、失わない」
海戦は雰囲気で書いてます。オデュッセイアの戦艦も適当に選んだ。その手のものに詳しい人には申し訳ない…時間ないけど艦これやってみるべきか?
サラッとノッブも出て来ましたね。まぁぐだぐだ鯖だし扱いは雑です。沖田さんには惚れてしまってますが(帝都で脳を焼かれた)
それはそれとして、新キャラはトロイアの王女カサンドラでした!
アポロンより授かりし未来視の力…即ち千里眼を持つ彼女は、兄であるヘクトールと似たような性質です。違う点は「オジサン」ではなく「お姉さん」を自称してますね。ほら…ホシおじとかヘクトール本人とかとキャラ被るから…
それと千里眼は拡大解釈により現在を見ることもできます。千里眼だけならソロモン+マーリンとかいうバグ。
しかし性格は無邪気なパリス君にも似ていますね。アポロン嫌いってところは違うけど。
トロイアで受けたアポロンの呪いは存在しないため、二度と自分の地を失わないために千里眼と頭脳を使う必勝の軍師…それが本作におけるカサンドラです。
なお戦略などならライネス師匠など上もいますし千里眼は戦闘・戦争以外では基本封印しているため丁度いいバランス。
ちなみに軍師自体は割と居るのでカサンドラ自身は幹部ではありません。
頼れるお姉さんの活躍をどうかお楽しみに。
次回はアビドス、ヴァルキューレ、ミレニアム、ブリタニア…誰目線にしようか
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