ちなみにオリオンの応援歌は
トライスターの名に懸けて 月まで打ち上げろ
(ゴーゴーレッツゴー オリオン!)
となっています。両チームとも野手の応援歌は全部作ったのでそのうち応援歌や入場曲、能力などを纏めます。少々お待ちを…
では引き続き(一応の)先生sideでお楽しみください
ただあなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌
ほら ほら ほら
響け恋の歌
オリオンの入場曲が球場に響き、セイアがプレイボールを宣告する。
『モモイ投手、初球、投げました』
『ここに来て初のボール球!それもアウトローの外に逃げるシュート…ビビってる!ピッチャービビってるよー!』
『オリオンさんは身長230cmでブリタニアでも屈指の体格の持ち主ですからね~』
『モモイ投手はデータによると143cm…身長差は90cmくらい差があるんだね~』
モモイとオリオンの身長差は外野席から見ても分かるレベルで大きい。
『二球目はアウトローの縦に落ちるスライダーですね』
『得意のストレートではなくまたも変化球!インコースのストレートで詰まらせることが得意なモモイ投手とは思えない!』
さっきは大きく見えたモモイの背中がいつも以上に小さく見える。
「ピッチャービビっんじゃねーよ!」
「代表だろ代表ー!」
スタンドからはヤジが飛ぶ。モモイに届いているかは分からないが、そのヤジがよりいっそう気分を不安にさせる。
『三球目…振りかぶって、投げました』
『外角高めに浮いたチェンジアップだね~。これでスリーボールノーストライクだけど大丈夫かな?』
『オリオンさんは狩人なので目がいいんですよね。釣り球は効果がないですよ~…あれ?ジャガ村アナ?』
『何故あそこでインコースのストレートを使わない!使えないのか!使いたくもないのか!使う度胸もないのか!スタンドのファンは!怒っています!』*1
『どうどうどうどう』
『現在放送が乱れております~少々お待ちください~』
…なにやら酷いものを聞いた気がする。実況の声は聞こえないはずなのに何故か聞こえて来た。
『さあモモイ選手…四球目…投げました』
次にモモイが投げた球は内角高めの直球。それでも、ラーマやネロに投げたノビはなく…
二ィっと笑ったオリオンのフルスイングと共に打球は伸びていき。
『引っ張った!引っ張った!長打になるぞ!野正が追いかけて―――――入りましたホームラン!先制ソロホームランですブリタニア!白球高々と舞い上がりライトスタンドへ突き刺さりました!』
『甘いストレートを見事に引っ張った打球でした』
『今後の試合展開に影響を与えそうな特大ホームランだったね~』
『推定143mとの情報が入ってきました』
だから僕たちみんな 野球場へゆこう*2
モモイが項垂れているのが見える。初回にいきなりホームランを浴びるのは流石に堪えるようだ。しかし現実は非情で、次のバッターが現れる。
止むことのない歓声
アナタは先の方 ずっと先の方
追いつきたいなら
今はTRY!
『四番、サード、坂田金時。背番号、3』
次の打席に立ったのはオリオンよりかは小さいもののやはり体格のいい金髪の大男。モモイの調子が戻る様に祈っていたが…
『ブリタニアの主砲である金時選手!オリオン選手に続くことができるのか!』
『モモイ投手はまだ立ち直れていない感じがありますね』
『まああのホームランじゃ仕方がないと思うよ~』
『解説として公平でいるつもりですがここはブリタニアを応援したいところですね~。いっそ吹っ切れると思うので~』
『さぁモモイ投手、第一球投げました』
『初球打った!伸びる!伸びる!バックスクリーン直撃ー!!!!』
願い虚しく、金時選手の打球はバックスクリーンに吸い込まれていった。
だから僕たちみんな 野球場へゆこう
『いや~。二者連続アーチは流石にキツイね~』
『この試合、初回から点が動いています。解説のシバさん、どう考えますか?』
『甘い球を確実に捉えられているからもう少し厳しく攻めるといいかもしれないですね~。ユズ選手のサインに何度か首を振っているのも見えているのでモモイ投手の気持ちの問題だと思います』
『シバさん、ありがとうございました。モモイ投手のメンタルが心配ですね』
ホームラン二本だがまだ二点目。この間レイと行った試合ほど点は入っていないし大丈夫だと思いたいけど…
「がんばれがんばれモモイ!がんb…」
「先生」
声に出して応援しようとしたら、応援団長をやっているウタハに止められた。
「応援は攻撃のときだ。明確なルールがあるわけではないが、暗黙の了解というものは何処にでもあるものさ。それで報復死球を喰らったら話にならないよ」
ウタハの言葉に私の考えの甘さを自覚した。野球のルールやマナー、暗黙の了解など詳しいことを殆ど調べていなかった私は、それを破ってしまうところだった。
「さあ、今は彼女たちを信じていよう」
「そう…だね。うん。そうだ」
ウタハの言葉にハッとさせられる。生徒を信じなくては。
『五番、キャッチャー、武田晴信。背番号 27』
次に出てきたのは長身細見の男。これまでとは異なり、オーケストラ調の勇ましい曲で登場した。*3やはり高身長だが、オリオンや金時ほどの空気はない。
『ピッチャー振りかぶって初球、投げました』
『インローの…ツーシームかな?ちょっと変化した気がする』
『モモイ投手、二球目投げました』
『晴ノッブ!打った!打った!こーれも行くのか!?こーれも行くのか!?行ったー!ミレニアムスタジアムはお祭りです!』*4
『いや~三塁側レフトスタンドは大盛り上がりだね~』
『対照的に一塁側ライトスタンドからは怒号と落胆が聞こえますけどね~』
「また打たれた」という言葉が頭をよぎる。ブリタニアの打力が高すぎる。モモイも頭を垂れて立ち直れていない。
『六番、セカンド、ジャック。背番号 32』
「もう無理もう無理」なんて 悪い子だね
試したいな いっぱいで吐きたい
まだ絶対いけるよ
次に出てきたのは生徒たちよりも小さい…イブキと同じくらいにも見える女の子だった。
『さあピッチャー振りかぶって、投げました』
『初球打った!センター前抜け…取った!取った!空崎が取りました!ショートライナーです!なんという空崎!』*5
『よく取ったね~』
『センター前に抜けるかという速い打球でしたが、見事飛びついてキャッチしましたね~』
『ともかく、これでスリーアウトでチェンジです』
ベンチに戻るとき、ヒナがモモイに何か言っているように見えた。
《ヒナside》
「私たちに任せなさい」
「え?」
ベンチに帰る途中、落ち込んでいるピッチャーに声をかけた。ホームランを三連発喰らって完全に気分が落ちているらしい。
「打たれても、今みたいに私たちが守る。点を取られても、私たちが取り返すから。自由に投げなさい」
「ヒナさん…うん!」
今回の入場曲は
小さな恋のうた(MONGOL800)
兵、走る(B'z)
風林火山(千住明)
ヴァンパイア(DECO*27)
でした。B'zがカッコよすぎる問題です。どうしましょう。今後の入場曲がロック系に偏ってしまいます。
実は背番号にも意味があったりしてラーマの7はシーズン・通算共にNPB最多盗塁記録を持つ福本豊が付けていた番号で福本もセンターがメインだったりします。
他にはオリオンの55はゴジラ松井をはじめ赤ゴジラ島重宜や西部時代の秋山、現役だと令和の三冠王村上など左の強打者が付けることの多い背番号。
金時の3はミスタープロ野球・長嶋茂雄や西部時代の球界の番長・清原などが付けていました。
晴ノッブの27は盗塁阻止率の最高記録を持つ古田敦也や日本人唯一の捕手でのメジャーリーガー城島健司がWBCで付けていた番号です。
ジャックちゃんのは現役選手から。連続出場記録四位、2000本安打まであと少しに迫っている楽天の浅村選手から取っています。まぁ浅村はパワーヒッターでジャックちゃんはミート型のイメージなのでタイプは違いますが…
追記
ジャックちゃんの背番号のモデルとなった浅村選手、平成生まれ初の通算2000本安打達成おめでとうございます
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