まほプリ結晶狩人:長番外編 どんぶり島を救え! 作:ドッカン
さーて手がかりは.....ん?公衆電話に何か積んである?
ツインビー「ビー?この電話、受話器の高さまで新聞の束や漫画.....色々と積んであるビ」
グインビー「きっとミントだビー。ミントはまだ小さいから、こうしないと受話器に手が届かないビ」
力もあるのか?.....末恐ろしいガキだな
ウインビー「でもでも、この電話......もしかして。受話器が」
オレはツインビーから降りて調べた。てかここまで何回も降りたり乗ったりしてるなオレ
一馬「よっと、どれどれ.......あーこりゃ切れてるな........ん?」
何だ?このコードの切れ方。引きちぎれたならもっと断面は激しくなってるはずだ。なのに........何でこんなに綺麗な断面が出来てるんだ?まるで誰かが切断したような.......
?「あの.......」
一馬「ん?」
声がしたので振り返ると、モルテとフィーレンがいた
パステル「あ、モルテちゃんにフィーレンちゃん。こんにちは」
一馬「よ、モルテにフィーレン。何のようだ?」
フィーレン「.........」
何だ?悲しそうな顔をしてる.....
パステル「?どうか.....したの?」
一馬「何か言いたいことがあるなら、オレ達に言いな?」
オレはフィーレンに目線を合わせて言った
モルテ「ほら、フィーレン.......」
フィーレン「.......しってるよ.......ミントくんのこと........」
グインビー「ほんとだビか!?」
一馬「何処にいるんだ?教えてくれるか?」
フィーレンは頷いた後、奥に見える遊園地を指差したあそこがもしかして......
フィーレン「マドラーランド......さらわれたの.....
やみの.......わるいこころの人に......」
やっぱりあそこがマドラーランドか!だが?闇の悪意を持った人間だと?まぁ、とにかく次はマドラーランドだな!
グインビー「マドラーランド!ありがとうビ!」
一馬「教えてくれてありがとうな。フィーレン」
オレはフィーレンの頭を撫でた
フィーレン「.......」
あれ?何で嬉しそうにしないんだ?
パステル「次の目的地はマドラーランドね!行きましょう!」
ツインビー達「ビー!」
一馬「おう!じゃ、またな!モルテ!フィーレン!」
オレはツインビーに乗りマドラーランドへ向かった
モルテ「..........」
フィーレン「........ごめんなさい.........お兄ちゃん........」(小声)
だが向かおうとした瞬間、フィーレンがごめんなさいと微かに言った
一馬「は?」
ツインビー「どうしたビ?」
一馬「いや、何でもない」
ごめんなさい?どういう事だ?まぁ、あんまり深くは考えないでおこう
ウインビー「早くしないと置いていくビー!」
ツインビー「すぐ向かうビ!」
オレ達は今度こそマドラーランドへ向かった
一馬「ここがマドラーランドか......」
グインビー「ここにミントが......ミントー!」
グインビーはかなりミントが大事なんだな。そりゃそうか大事な相棒だもんな
一馬「落ち着けって」
ツインビー「少しは落ち着くビ」
グインビー「......ふぅ....落ち着いたビ」
一馬「あのままだったら、1人で突っ走ってたと思うぜ」
ウインビー「それ、一馬が言えたことじゃないビ」
ツインビー「本当だビ。フィーレンを木箱から守る為に体張ったり、デザート中学の壁や窓をヒョイヒョイっと登ったりしてるビ」
パステル「それに、さっきのビガロホールで二階席から急に飛び降りる。これで1人で突っ走ってたと思うってよく言えたわね?」
グインビー「.......君、随分と無茶してるビね」
一馬「そうか?」
パステル達「そう!」
一馬「あちゃ〜」
でもこれからも無茶はする。仕方ないだろ頭より先に身体が動くんだからさ!
一馬「遊園地......にしては人の気配があんまねーな」
ツインビー「誰か来るビ」
こちらに犬の着ぐるみが近づいて来た........いや、めちゃくそ怪しいんだが
犬の着ぐるみ「......♪」
着ぐるみは手を振って奥へと消えた
パステル「付いてこいって言ってるのかしら?」
一馬「かもな。怪しさ1000%だが、手がかりが無い以上。あいつを追いかけるしかない」
グインビー「ミントにたどり着くなら何でも良いビ!」
オレ達は着ぐるみを追いかけた。追いかけていると、倒れている大人達にそれを見て悲しんでいる子供達とすれ違った......待ってろよ、今すぐここのボスを倒して起こしてやるからよ!
犬の着ぐるみ「.......♪」
あの野郎.......絶対捕まえてミントの居場所を吐かし......ん?何かを持ってる?
グインビー「っ!?アイツ!ミントを!待てビー!」
ミントだと!?グインビーは着ぐるみを追いかけた
パステル「一馬くん!あたし達も!」
一馬「あぁ!」
オレ達も後を追った!
ツインビー「グインビー!」
グインビー「2人とも!あそこにミントを攫った奴が入っていったビ!」
目の前にはでかでかと[GUN]と書かれた西部劇風の建物が........雰囲気から察するに射的場か?
一馬「分かった......行くぞ!」
オレ達は射的場へ突入した。中にはあの着ぐるみと........緑髪のガキがいた
ミント「ばぁぶ!ばぶぶぅー!」
パステル「あっ!ミントー!」
犬の着ぐるみ「!」
犬の着ぐるみは腕を振り上げた......っ!?手にナイフが......脅しのつもりか......だがな!
一馬「ツインビー銃を構えろ!奴を撃ってミントを助ける!」
ツインビー「了解!」
パステル「待って!一馬くん!あたしに考えがあるわ!」
一馬「何だ!」
パステル「あそこにあたしを、ウインビーをぶん投げて!早く!」
投げるよりもう......いや、よく考えたらこの大きさじゃミントも巻き込む可能性がある。投げるか
一馬「分かった。ツインビー!行くぞ!」
パステル「ウインビーも!」
ツインビー&ウインビー「ビー!」
ツインビーはウインビーを持ち上げた。投げた時の距離を見据えて.........この角度だ!
一馬「いっけぇ!」
ツインビーはウインビーを思いっきり投げた
ウインビー「ミントから離れるビー!」
犬の着ぐるみ「ぐぁ!?」
投げられたウインビーはそのままキックで着ぐるみを蹴り飛ばした
パステル「ナイスシュートだったよ一馬くん!」
一馬「まぁな!」
グインビー「ミント!大丈夫だったビか?」
こいつがミント........
パステル「一体誰がミントをこんなところに.......」
ミント「ばぶ!ばぶばぶばぁぶ!」
一馬「........言ってる意味が分からん」
こりゃコミュニケーションが大変になりそうだ
グインビー「僕が通訳するビー。えーっと、『僕は大丈夫だから心配しなくていい。僕も一緒に行く』って言ってるビ」
一馬「通訳ありがとさん」
ミント「ばぁぶ?」
パステル「あ、ミント。あのね今ツインビーに乗ってるのは坂田一馬くんっていうの。お兄ちゃんは.......まだ、ね.......」
早いとこライトを見つけないとな
一馬「オレはツインビー臨時パイロットの坂田一馬よろしくな」
ミント「ばぶ、ばぶばぶばぶぅ」
グインビー「『事情は分かった。一馬さん、よろしく』って言ってるビ」
一馬「おう!よろしくな。ミント!」
クリスタルは.......あとで紹介するか
クリスタル『おいおい......まぁ、我は構わんが』
ミント「ばぁぶばぶばぶばぁぶぅ」
グインビー「『それにしても、一馬さんはツインビーを操縦できるなんて凄い』って言ってるビ」
一馬「いや、お前の方がすげぇよ......さて、長居は無用だ。ミントも助けたし、出るぞ」
パステル「えぇ!」
ミント「ばぶ!」
オレ達は射的場を後にした。後はここを支配しているボスだけだ!
一馬「さーて、後はこの遊園地のどこかにいるボスを」
[ピキーン!]
殺気!
一馬「っ!?ハンマーを!」
ツインビー「ビッ!」
ツインビーはハンマーを出して後ろに振り返った。振り返ると斧が襲いかかってきており、ツインビーはハンマーで受け止めた
一馬「おいおい、後ろからやるんだったらもっと殺気を隠してからやれよ......なぁ!」
ツインビーは斧を持って襲ってきた奴を押し返した
グインビー「ツインビー!大丈夫かビ?」
パステル「アイツって.....さっきのワンちゃん!?」
斧を持って襲ってきたのは、先ほどの犬の着ぐるみだった。こいつがボスか!
犬の着ぐるみ「やれやれ、この俺の奇襲を防ぐとはな......大人しくやられていれば良いものを」
すると着ぐるみが破れ、中から黒い道化師みたいな格好のやつが現れた
ガブリエル「俺の名はガブリエル。キサマらにこれ以上あのお方の邪魔はさせんぞ!」
あのお方.........そいつが全ての元凶ってことだな!
一馬「この殺気......今までの奴とは違う。パステル!ミント!気合い入れろ!」
パステル「うん!」
ミント「ばぶ!」