まほプリ結晶狩人:長番外編 どんぶり島を救え!   作:ドッカン

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第11話

さーて手がかりは.....ん?公衆電話に何か積んである?

 

ツインビー「ビー?この電話、受話器の高さまで新聞の束や漫画.....色々と積んであるビ」

 

グインビー「きっとミントだビー。ミントはまだ小さいから、こうしないと受話器に手が届かないビ」

 

力もあるのか?.....末恐ろしいガキだな

 

ウインビー「でもでも、この電話......もしかして。受話器が」

 

オレはツインビーから降りて調べた。てかここまで何回も降りたり乗ったりしてるなオレ

 

一馬「よっと、どれどれ.......あーこりゃ切れてるな........ん?」

 

何だ?このコードの切れ方。引きちぎれたならもっと断面は激しくなってるはずだ。なのに........何でこんなに綺麗な断面が出来てるんだ?まるで誰かが切断したような.......

 

?「あの.......」

 

一馬「ん?」

 

声がしたので振り返ると、モルテとフィーレンがいた

 

パステル「あ、モルテちゃんにフィーレンちゃん。こんにちは」

 

一馬「よ、モルテにフィーレン。何のようだ?」

 

フィーレン「.........」

 

何だ?悲しそうな顔をしてる.....

 

パステル「?どうか.....したの?」

 

一馬「何か言いたいことがあるなら、オレ達に言いな?」

 

オレはフィーレンに目線を合わせて言った

 

モルテ「ほら、フィーレン.......」

 

フィーレン「.......しってるよ.......ミントくんのこと........」

 

グインビー「ほんとだビか!?」

 

一馬「何処にいるんだ?教えてくれるか?」

 

フィーレンは頷いた後、奥に見える遊園地を指差したあそこがもしかして......

 

フィーレン「マドラーランド......さらわれたの.....

やみの.......わるいこころの人に......」

 

やっぱりあそこがマドラーランドか!だが?闇の悪意を持った人間だと?まぁ、とにかく次はマドラーランドだな!

 

グインビー「マドラーランド!ありがとうビ!」

 

一馬「教えてくれてありがとうな。フィーレン」

 

オレはフィーレンの頭を撫でた

 

フィーレン「.......」

 

あれ?何で嬉しそうにしないんだ?

 

パステル「次の目的地はマドラーランドね!行きましょう!」

 

ツインビー達「ビー!」

 

一馬「おう!じゃ、またな!モルテ!フィーレン!」

 

オレはツインビーに乗りマドラーランドへ向かった

 

モルテ「..........」

 

フィーレン「........ごめんなさい.........お兄ちゃん........」(小声)

 

だが向かおうとした瞬間、フィーレンがごめんなさいと微かに言った

 

一馬「は?」

 

ツインビー「どうしたビ?」

 

一馬「いや、何でもない」

 

ごめんなさい?どういう事だ?まぁ、あんまり深くは考えないでおこう

 

ウインビー「早くしないと置いていくビー!」

 

ツインビー「すぐ向かうビ!」

 

オレ達は今度こそマドラーランドへ向かった

 

一馬「ここがマドラーランドか......」

 

グインビー「ここにミントが......ミントー!」

 

グインビーはかなりミントが大事なんだな。そりゃそうか大事な相棒だもんな

 

一馬「落ち着けって」

 

ツインビー「少しは落ち着くビ」

 

グインビー「......ふぅ....落ち着いたビ」

 

一馬「あのままだったら、1人で突っ走ってたと思うぜ」

 

ウインビー「それ、一馬が言えたことじゃないビ」

 

ツインビー「本当だビ。フィーレンを木箱から守る為に体張ったり、デザート中学の壁や窓をヒョイヒョイっと登ったりしてるビ」

 

パステル「それに、さっきのビガロホールで二階席から急に飛び降りる。これで1人で突っ走ってたと思うってよく言えたわね?」

 

グインビー「.......君、随分と無茶してるビね」

 

一馬「そうか?」

 

パステル達「そう!」

 

一馬「あちゃ〜」

 

でもこれからも無茶はする。仕方ないだろ頭より先に身体が動くんだからさ!

 

一馬「遊園地......にしては人の気配があんまねーな」

 

ツインビー「誰か来るビ」

 

こちらに犬の着ぐるみが近づいて来た........いや、めちゃくそ怪しいんだが

 

犬の着ぐるみ「......♪」

 

着ぐるみは手を振って奥へと消えた

 

パステル「付いてこいって言ってるのかしら?」

 

一馬「かもな。怪しさ1000%だが、手がかりが無い以上。あいつを追いかけるしかない」

 

グインビー「ミントにたどり着くなら何でも良いビ!」

 

オレ達は着ぐるみを追いかけた。追いかけていると、倒れている大人達にそれを見て悲しんでいる子供達とすれ違った......待ってろよ、今すぐここのボスを倒して起こしてやるからよ!

 

犬の着ぐるみ「.......♪」

 

あの野郎.......絶対捕まえてミントの居場所を吐かし......ん?何かを持ってる?

 

グインビー「っ!?アイツ!ミントを!待てビー!」

 

ミントだと!?グインビーは着ぐるみを追いかけた

 

パステル「一馬くん!あたし達も!」

 

一馬「あぁ!」

 

オレ達も後を追った!

 

ツインビー「グインビー!」

 

グインビー「2人とも!あそこにミントを攫った奴が入っていったビ!」

 

目の前にはでかでかと[GUN]と書かれた西部劇風の建物が........雰囲気から察するに射的場か?

 

一馬「分かった......行くぞ!」

 

オレ達は射的場へ突入した。中にはあの着ぐるみと........緑髪のガキがいた

 

ミント「ばぁぶ!ばぶぶぅー!」

 

パステル「あっ!ミントー!」

 

犬の着ぐるみ「!」

 

犬の着ぐるみは腕を振り上げた......っ!?手にナイフが......脅しのつもりか......だがな!

 

一馬「ツインビー銃を構えろ!奴を撃ってミントを助ける!」

 

ツインビー「了解!」

 

パステル「待って!一馬くん!あたしに考えがあるわ!」

 

一馬「何だ!」

 

パステル「あそこにあたしを、ウインビーをぶん投げて!早く!」

 

投げるよりもう......いや、よく考えたらこの大きさじゃミントも巻き込む可能性がある。投げるか

 

一馬「分かった。ツインビー!行くぞ!」

 

パステル「ウインビーも!」

 

ツインビー&ウインビー「ビー!」

 

ツインビーはウインビーを持ち上げた。投げた時の距離を見据えて.........この角度だ!

 

一馬「いっけぇ!」

 

ツインビーはウインビーを思いっきり投げた

 

ウインビー「ミントから離れるビー!」

 

犬の着ぐるみ「ぐぁ!?」

 

投げられたウインビーはそのままキックで着ぐるみを蹴り飛ばした

 

パステル「ナイスシュートだったよ一馬くん!」

 

一馬「まぁな!」

 

グインビー「ミント!大丈夫だったビか?」

 

こいつがミント........

 

パステル「一体誰がミントをこんなところに.......」

 

ミント「ばぶ!ばぶばぶばぁぶ!」

 

一馬「........言ってる意味が分からん」

 

こりゃコミュニケーションが大変になりそうだ

 

グインビー「僕が通訳するビー。えーっと、『僕は大丈夫だから心配しなくていい。僕も一緒に行く』って言ってるビ」

 

一馬「通訳ありがとさん」

 

ミント「ばぁぶ?」

 

パステル「あ、ミント。あのね今ツインビーに乗ってるのは坂田一馬くんっていうの。お兄ちゃんは.......まだ、ね.......」

 

早いとこライトを見つけないとな

 

一馬「オレはツインビー臨時パイロットの坂田一馬よろしくな」

 

ミント「ばぶ、ばぶばぶばぶぅ」

 

グインビー「『事情は分かった。一馬さん、よろしく』って言ってるビ」

 

一馬「おう!よろしくな。ミント!」

 

クリスタルは.......あとで紹介するか

 

クリスタル『おいおい......まぁ、我は構わんが』

 

ミント「ばぁぶばぶばぶばぁぶぅ」

 

グインビー「『それにしても、一馬さんはツインビーを操縦できるなんて凄い』って言ってるビ」

 

一馬「いや、お前の方がすげぇよ......さて、長居は無用だ。ミントも助けたし、出るぞ」

 

パステル「えぇ!」

 

ミント「ばぶ!」

 

オレ達は射的場を後にした。後はここを支配しているボスだけだ!

 

一馬「さーて、後はこの遊園地のどこかにいるボスを」

 

[ピキーン!]

 

殺気!

 

一馬「っ!?ハンマーを!」

 

ツインビー「ビッ!」

 

ツインビーはハンマーを出して後ろに振り返った。振り返ると斧が襲いかかってきており、ツインビーはハンマーで受け止めた

 

一馬「おいおい、後ろからやるんだったらもっと殺気を隠してからやれよ......なぁ!」

 

ツインビーは斧を持って襲ってきた奴を押し返した

 

グインビー「ツインビー!大丈夫かビ?」

 

パステル「アイツって.....さっきのワンちゃん!?」

 

斧を持って襲ってきたのは、先ほどの犬の着ぐるみだった。こいつがボスか!

 

犬の着ぐるみ「やれやれ、この俺の奇襲を防ぐとはな......大人しくやられていれば良いものを」

 

すると着ぐるみが破れ、中から黒い道化師みたいな格好のやつが現れた

 

ガブリエル「俺の名はガブリエル。キサマらにこれ以上あのお方の邪魔はさせんぞ!」

 

あのお方.........そいつが全ての元凶ってことだな!

 

一馬「この殺気......今までの奴とは違う。パステル!ミント!気合い入れろ!」

 

パステル「うん!」

 

ミント「ばぶ!」

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