まほプリ結晶狩人:長番外編 どんぶり島を救え!   作:ドッカン

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第4話

一馬「なぁツインビー」

 

ツインビー「ビ?」

 

一馬「さっきからモンスターを倒す度に果物が溜まっていってるんだが」

 

ツインビー「どうやら敵はほぼ何かしらのフルーツを持ってるっぽいビ」

 

一馬「へぇ〜そうなんだ」

 

クリスタル『飢えには困らないな.....果物生活になるが』

 

ツインビー「確かにそのまま食べても良いビが、フルーツには他にも使い道があるビ。ジュースにすればオイラのエネルギーになるビ、更に余ったフルーツはお店でエンに変えることもできるビー」

 

一馬「ほぉ〜」

 

とりあえず金欲しけりゃ果物売れと.......あれ、モルテとフィーレンだ

 

一馬「何でモルテとフィーレンが」

 

ツインビー「どうしてこんな所にいるビ?」

 

モルテ「二人を待っていたのよ。さぁ、いっしょに行きましょ.......

 

一馬「一緒に?まぁ良いけど」

 

モルテ「ありがとう。理由は、ここから先はちょっと危険だから.......」

 

一馬「そうなんか。二人とも無茶すんなよ。何かあればオレとツインビーが守るからな」

 

ツインビー「任せるビ!」

 

フィーレン「........」

 

モルテ「ありがとう、頼りにしてるわ.......さぁ、リース城スタジオはすぐそこよ......」

 

少し進むと、城が見えて来た。入り口に人が倒れてる.....ここから先は危険....ってことは。人が倒れた元凶がこの先にいるのかもしれない。気を引き締めて行かなければ.....

 

一馬「ここが城の中か......」

 

クリスタル『一馬!フィーレンに危険が迫ってる!』

 

一馬「何!?ツインビー!オレをだせ!早く!」

 

ツインビー「わ、分かったビ!」

 

ツインビーはキャノピーを開けた。オレは飛び出してフィーレンの方へ向かった

 

一馬「フィーレン!」

 

フィーレン「っ!?」

 

オレはフィーレンを突き飛ばした

 

モルテ「フィーレン!一馬さん!何」

 

すると、オレの真上から木箱が大量に落ちて来た。ク、クリスタルが言っていたのはコレか!

 

ツインビー「一馬!」

 

モルテ「一馬さん!?」

 

フィーレン「......っ!」

 

いてて......結構痛い。でもフィーレンを守れたならこんな痛みヘッチャラだ!

 

一馬「どっせい!どっせい!」

 

オレは木箱を退かして、木箱の山から脱出した

 

一馬「ふぅ.....」

 

モルテ「もしかして.....フィーレンが危険な目に遭うと予知してたの?」

 

一馬「いや、クリスタルのお陰さ。まぁ少々手荒な真似になったが、大丈夫か?兄ちゃんの突き飛ばしで怪我してないか?」

 

フィーレン「.......大丈夫......だよ」

 

一馬「良かった〜」

 

ツインビー「良かった〜じゃないビ!怪我してるビ!」

 

一馬「フィーレンを守れたのなら、こんな怪我チャラヘッチャラだ」

 

モルテ「.......」

 

モルテはオレに近づいた

 

一馬「モルテ?」

 

すると手を合わせ、祈るようなポーズを取った

 

モルテ「治って......」

 

するとモルテから光が放たれ、オレを包み込む......何だ?痛みが消えていく......

 

ツインビー「ビビッ!?」

 

一馬「痛みが消えてる......」

 

モルテ「フィーレンを助けてくれたお礼よ.....ありがとう」

 

一馬「あ、あぁ.....だがモルテ今のって.....」

 

ツインビー「今のは.....もしかして超能力なのかビ?」

 

超能力........魔法っぽかったけど、超能力なんだ

 

一馬「超能力だと?」

 

フィーレン「.......」

 

モルテ「わたし達は......他の人に比べれば、ちょっと、特別な力があるけど......それだけよ。後は何も違わないわ。わたしも、フィーレンも.....ただの......女の子よ.....」

 

これは.....能力のせいで何かあったくさいな

 

一馬「そうだな、お前達はただの女の子だ」

 

フィーレン「.........一馬さん........ありがとう」

 

一馬「良いってことよ。さてっと.......」

 

オレはある方向を見つめた。そこにはパックマンみたいな見た目のモンスターがいた

 

一馬「おい、そこのパックマンモドキ。お前だな?木箱の山落としたのは?」

 

パックマンモドキ「へ!?」

 

パックマンモドキは逃げ出した

 

一馬「逃すか!」

 

オレは走って追いかけた。すーぐに追いついてパックマンモドキを掴んで

 

一馬「オラ!オラ!オラ!」

 

パンチを数発入れて

 

一馬「オラァ!」

 

壁に向かって思いっきり投げ飛ばした

 

一馬「ツインビー!トドメ行くぞ!」

 

ツインビー「ビー!」

 

パックマンモドキ「ヘーイ!?」

 

オレはツインビーに乗り込んで、ハンマーでトドメを刺した。パックマンモドキは消えて果物が残っていた

 

ツインビー「しっかし、どこから出て来たビか?」

 

一馬「あのパックマンモドキは階段を降りようとしてた。ひょっとしたら、あの階段を降りた先に何かあるのかもしれない」

 

ツインビー「もしかしたらパステルとウィンビーもそこにいるビか!」

 

一馬「その可能性はある。モルテ、フィーレン行くぞ」

 

モルテ「えぇ....」

 

フィーレン「.......うん」

 

オレ達は階段を降りた.....

 

ツインビー「そういえば一馬。さっきあの敵をパックマンモドキとか言ってたビね?」

 

一馬「どうかしたのか?」

 

ツインビー「パックマンって何だビ?」

 

えぇ〜聞いちゃうのか

 

一馬「.......オレが知ってるゲームのキャラクターだよ」

 

ツインビー「ゲームのキャラクタービか」

 

おまえもゲームのキャラクターなんだがな......

 

フィーレン「.......このさき......きけん......」

 

降りた先を進んでいると突然フィーレンが警告した

 

ツインビー「この先はオーディオスタジオビ!」

 

一馬「危険ってことは.....その先に何かがあるって事だな!」

 

モルテ「えぇ......行くのね」

 

一馬「あぁ!この先が危険?んなもんハナっから分かってらぁ!行くぞ!!」

 

ツインビー「ビー!!」

 

オーディオスタジオに突入すると広い空間の片隅にピンク色の何かが見えた。あれは!

 

ツインビー「ウインビー!」

 

ツインビーはウインビーに近づこうとする

 

クリスタル『待て!ツインビー!』

 

ツインビー「ビ?」

 

クリスタルが待て......と。やっぱ何かいるんだな?

 

フィーレン「.......くる!」

 

すると何処からか、肩にパックマンモドキを乗せた巨大なサーフィス.......いや、巨大な人形が現れた

 

クリスタル『正確にはデッサン人形だ。ポーズ人形ともいう』

 

一馬「そうかよ。で、あれがフィーレンの言っていた危険の正体か.......」

 

?「オマエ.......タチハ......?ナゼ......目ヲ.......覚マシテイル.......ノ.......カ........」

 

人形から野太くどこか安定しない声が聞こえて来た。お前達は何故目を覚ましているのか?だと。て事は

 

一馬「そのセリフ........お前が霧の元凶だな!なら、ぶっ倒してやるぜ!木偶人形!」

 

パペットン「デク......ニンギョウ......デハ......ナ......イ.....パペットン........パペットン.......オマエ......タチ......ツ.......ブス........」

 

モルテ「来るわ!」

 

パペットン「オォ.....」

 

パペットンは唸り声を上げながら向かって来た。遅いな。これなら!

 

ツインビー「ビー!」

 

ツインビーはパペットンを回避してハンマーで攻撃した。そこから

 

一馬「まだまだ!」

 

ツインビー「オラオラオラオラオラだビー!」

 

何度もハンマーでパペットンをぶっ叩いた。だが

 

パペットン「ナン.......ダ........イマ......ノ.....ハ.....」

 

全く効いていなかった

 

一馬「何っ!?ツインビー手応えはあったんだよな?」

 

ツインビー「ビー!確かに手応えはあったビ!」

 

パペットン「コン.....ド.....ハ.....コチ.....ラ....カラ.......ダ」

 

パペットンは両腕を上げた

 

一馬「はっ、スロー過ぎてあくびが」

 

パペットン「イ.....ケ.....へ......イ.....」

 

ヘイ「ヘイッ!」

 

ツインビー「ビビっ!?」

 

一馬「わっ!見えねぇ!」

 

突然肩に乗っていたパックマンモドキ.....ヘイがツインビーに纏わり付いた

 

一馬「この野郎!」

 

ツインビーはヘイを振り解いたが、目の前には木の塊が......

 

ツインビー「ビー!?」

 

一馬「うわぁ!?」

 

オレとツインビーはパペットンの腕に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた

 

フィーレン「......っ!」

 

モルテ「一馬さん!ツインビー!」

 

モルテがこっちに来るのが見えた。だが

 

ヘイ「ヘーイ!」

 

ヘイがモルテの前に立ち塞がった

 

パペットン「ヤ......レ......」

 

モルテ「.....っ!」

 

フィーレン「モルテお姉ちゃん!はぁ!」

 

フィーレンは念じて光の刃をヘイの周囲に出して、攻撃した

 

ヘイ「へ!?イ.......」

 

切り刻まれたヘイは消滅した。なるほどモルテはサポート系で、フィーレンが攻撃系が得意なのかな?

 

パペットン「オ......ノレ......!」

 

モルテ「治って......」

 

モルテが祈りを捧げ、ツインビーとオレの体力は回復した

 

ツインビー「ビビ!パワー全開だビ!」

 

一馬「おっしゃあ!反撃開始だ!ツインビー!」

 

ツインビーはパペットンに向かっていった

 

パペットン「ナン......ド......ヤッテ......モ......ムダ......ダ......」

 

一馬「それはどうかな?ツインビー。何か強力な攻撃はあるか?」

 

ツインビー「あるビ!ベルパワーを込めたピコハンマーとショットガンがあるビ!」

 

一馬「ようし、その技に賭けるぞ!攻撃操作はオレがする。オレを信じろ!」

 

ツインビー「了解!」

 

ツインビーの手にピコハンマーと銃が現れた。あーショットガンってそんな見た目なのね

 

一馬「オラァ!」

 

ツインビー「ショットガン!からのピコハンマー!」

 

ツインビーはショットガンを撃ってすぐさまハンマーで攻撃した。あ、モニターの黄色いゲージが減った。MPみたいなものか?

 

パペットン「ウォ!?」

 

その攻撃にパペットンは怯んだ

 

モルテ「効いたわ!」

 

フィーレン「........一馬さん.....ツインビー......わたしも......」

 

お、フィーレンも参加か!

 

一馬「良いぜ!」

 

ツインビー「分かったビフィーレン!」

 

フィーレン「はぁ.......でてこい!」

 

フィーレンが出て来いと言うと、パペットンの周りに人魂?が現れて、火柱を噴出した

 

パペットン「ウォォォ!?」

 

ありゃ丸焦げ不可避だな。それよりも、奴は生半可な攻撃は効かず、全力の攻撃、例えばドラクエで言うと、とくぎやじゅもん系統に弱いようだ

 

パペットン「キ.....サ......マ......」

 

フィーレン「っ!?」

 

少し焦げたパペットンがフィーレンに攻撃しようとする

 

モルテ「避けて!」

 

一馬「させるかよ!」

 

ツインビー「ショットガン!」

 

ツインビーはショットガンをパペットン向けて撃った

 

パペットン「ウゴッ!?......」

 

パペットンは体勢が崩れてそのまま転倒した

 

一馬「攻撃の瞬間に銃を撃って敵の体制を崩す、これが銃パリィよ!」

 

ツインビー「こんな使い道が......知らなかったビー.....」

 

一馬「そして止め行くぜ!ツインビー!」

 

ツインビー「了解!ピコハンマー!!!」

 

ツインビーは輝くピコハンマーを両手で構えてそのままパペットンをフルスイングした

 

パペットン「ウォォォォ!!!?」

 

フルスイングを食らったパペットンは大きくぶっ飛ばされた........終わりか?

 

パペットン「オ......マエ.......タチ......ハ......ナ.....ゼ......ワカラナイ.......ナゼ......?」

 

するとパペットンは身体中から光を出しながら消滅した.........終わったか......ん?クリスタルが光ってる?

 

クリスタル『一馬、今我の力が少し戻った気がする.....一部の道具までなら出せそうだ』

 

本当か!一部なのがちょっと引っかかるが。まぁ良いか

 

クリスタル『それよりもだ。今奴からさまざまな人の魂が昇っていくのが見えた......』

 

魂が?まさか、人が倒れてたのは......魂を抜かれてたって事か。それで抜かれた魂は奴の中に.......

 

ツインビー「やったビー!はっ!ウインビー!」

 

ツインビーはウインビーの元へ向かった......良かった。巻き込まれては無いみたいだ

 

ツインビー「ウインビー起きるビー!」

 

ウインビー「うーん.......はっ!ツインビー?」

 

ツインビー「良かったビ。これで」

 

ウインビー「よく無いビ!パステルが居ないビ!パステルを見かけなかったビか?」

 

ツインビー「見てないビ。今パステルは居ないビか?」

 

パステル居ないのか.......

 

ウインビー「アタシとパステルは、デザート中学で別れたんだビー」

 

デザート中学......美味そうな名前だな

 

ウィンビー「手分けして、みんなを避難させようって言って別れたんだビが.......その後アタシは、あの霧が酷くなって、もう全然、計器類がダメになっちゃって......それでごらんの通りだビ。申し訳ないビ.......ごめんなさいビ......アタシ、研究所に一旦戻るビ。ちょっと故障してるみたいだから、博士に修理してもらってくるビー」

 

ツインビー「パステルはオイラ達に任せるビ!」

 

一馬「あぁ、パステルはオレ達が助けるぜ!」

 

ウインビー「あなたは?ライトじゃないビね......」

 

一馬「オレは坂田一馬。訳あって今はツインビーの臨時パイロットになっている。でこいつは相棒のクリスタル」

 

クリスタル『クリスタルだ。よろしく』

 

ウインビー「ビビっ!?宝石が喋ってるビー!おっと、アタシはウインビーだビ!よろしくビー。それじゃあアタシは研究所に戻るビー。パステルのこと頼むビー!」

 

そう言ってウインビーは一足先に出ていった

 

モルテ「次の場所.....決まったようね......」

 

一馬「あぁ!次はデザート中学だ!」

 

さぁ出発!っとしようとしたその時だった

 

フィーレン「.....これ......さっきのにんぎょうのところに.......あった」

 

オレはツインビーから降りて、フィーレンが持っていたものを見た......何かのチップか?持っておいた方が良さそうだ

 

一馬「ありがとよフィーレン」

 

オレはフィーレンに目線を合わせて、頭を撫でた

 

フィーレン「えへへへ......」

 

少し嬉しそうな顔をしてる......そして謎のチップをフィーレンから受け取り、ツインビーに乗ってリース城スタジオを後にした

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