今回より変身時、必殺時の演出追加。
偽のJ / 商機・怪奇・仁義
(ホロウ内にて……。)
「オイ、アンビー!なんか数増えていってねぇか!?」
「っ!…何かが、おかしい。」
「アンビー!さすがにこの量はおかしいぜ!?」
「もしかして、エーテル活性が上がってきてるんじゃないのか?」
「……そう見たい…ねっ!」ガキンッ!
手持ちの電磁ナタで手前のエーテリアスを吹き飛ばし、バックステップで距離をとるアンビー。
「…コレで一気にケリをつけるわ!」
『Bird!』
「……変身。」
腰に光が現れ、ベルトが巻き付く。
ベルトスロットにメモリを刺しスロットを倒す。
『Bird!』
身体から顔まで翼と羽根のようなラインが現れ、身体を朱色に変えていく……仮面ライダーバードへと変身した。
「……一気に片付けるわ!」
メモリを引き抜き、ベルト
空中へ飛び翼を広げて、エネルギーを
「良いぞアンビー!やっちまえーっ!」
「ビリー、離れて。」
「…え?」
『Bird!
「ハァッ!」
展開した羽根を降らし、爆破の雨でエーテリアス達を殲滅するッ!
「ドワァァァーーー!!!???」
ドガァァァーーーン!!!
「っぶねェ!? ギリギリセーフ!」
「無事でよかったわ、ビリー。」
「ってか、アンビー!あんな技放つなら言って欲しかったぜ……。」
翼をしまいながら着地し、変身解除するアンビー。
「ごめんなさい、ニコと違ってまだ慣れてないの。」
「あー……なら、しょうがねぇな。」
1戦交えてひと息ついて居たアンビーとビリー。
しかし、ここはホロウの中であり、バードのマキシマムによって発生した爆煙が、ここになって仇となる。
「ッ!ビリー避けてッ!」
「え…?」
瞬間走るが、後ろの爆煙からはエーテリアスの爪がビリーを捉えている。
(油断してたっ……間に合えっ!)
「ハッ!」
「!」
「だ、誰だっ!?」
突如振るわれる黒い拳。
それを放ったのは…
「大丈夫か?ビリー、アンビー?」
「ジョー太郎!」
「どうやら間一髪…ってところか?」
「よかった、二人とも無事みたいだね!」
変身を解除するジョー太郎。
足元を見るとスカーフを巻いた喋るボンプが一匹。
「ありがとう…久し振りの変身で油断してたわ。」
「うおおおおお!!店長にジョー太郎!来てくれたのか!!」
「いいってことよ。それより…。」
ちらりとスカーフ巻いたボンプ(アキラ)に目を合わせて…
「あぁ…早いこと脱出しよう!」
「アキラ店長~!」
「あ~あ~……もしもしお兄ちゃん、聞こえる?」
「お?その声はもう一人の”パエトーン”!!」
「リン店長さん。」
「もうアンビー!リンでいいって言ってるでしょ!」
「ん…ごめんんさい、リン。」
「って、そりより!近くに生体反応アリだよ!」
「…ってことは?」
「ガヴゥゥ……。」
「ゲゲ……!!エーテリアスだ!」
「っ!ならもう一度……。」
再三バードメモリを構えるアンビー。
が、しかし…。
「ぐっぅ…!」
「オ、オイ!大丈夫かよアンビー!」
「…やっぱり強力な
地面に手をつきながら珍しく汗をかくアンビー。
「ジョー太郎…これって!?」
「大丈夫だ安心しなアキラ。」
「ただの発汗だ。再変身は負担がかかるからな。」
「とりあえず、エーテリアスは俺がやる。」
『Joker!』
「変身!」
『Joker!』
[chapter:「さぁ、お前の罪を数えろ!」]
[newpage]
[chapter:スターライトナイト・Bリー / 商機・怪奇・仁義]
「それならッ!今回は俺の番だな!」
小声でささやくビリー。
(ほ、ほら……アレだよアンビー!)
(……アレね、分かったわ。)
それに応えるアンビー。
「…あ、後は頼んだわ。ガクッ…。」
「いや、ちげぇーよ!!今の状況じゃ普通にシャレになんねぇってアンビー!!」
「ム……ごめんなさい、ビリー。」
「メモリだよメモリ!それがないと変身できねぇよ!」
「ああ、そっちね。」
ド天然アンビーはメモリを手渡し、ビリーはそれを起動させる。
『Bird!』
「スターライトビリー!変身!」
『Bird!』
風と共に羽根が合わさり、背に翼が形成される。
「おぉ~!これが変身…っ!コホン!」
「邪悪の闇を晴らす、正義の光!スターライト…」
「ビリー!そっちに1体行ったぞ!」
「ヴガァ"ァ"ァ!!」
「っぶねぇ!」
エーテリアスの攻撃を寸でで躱すビリー。
「ったくせっかく変身できたのによ!」
翼を展開し、両手をピストルの形に構える。
羽根を散らしつつ、指ピストルの銃口をエーテリアスに向ける。
「レッツショータイム!」
指ピストルの向かう方向に、翼から分離した羽根が数弾飛んでいく!
「全員分あるから慌てんなって!」
ズガァン!!
「すげぇなビリー……!俺も負けてらんねぇぜ!」
「オラァッ!」
押さえつけていたエーテリアスに、拳を食らわせ退ける。
「ヴガァア!!」
「これで決まりだ!」
『Joker!MAXIMUM DRIVE!』
「ライダーパンチ!」
紫色の闘志をまとわせた右の拳を顔の左に構える。
「ハァ”ッ!」
ジャンプしながらスマッシュの要領で、上から叩きのめす!
「ヴギャア"ア"ア"----!!!」
「ヴガァ"ァ"ァ!!」
「おっともう次のお客さんか!」
メモリを差し直し、再びメモリの力を開放する!
「もう一丁……!!」
『Joker!MAXIMUM DRIVE!』
「ライダーキック!」
右足にエネルギーを集約させ、全力の走りで食らわせる。
「ハァ”ア!!」
「ヴギャア"ア"ア"!!!!」
メモリを引き抜き、状況を確認するジョー太郎。
「ふう…状況終了ってとこか?」
「あぁ、そうみたいだ。」
物陰から出てくるアキラのボンプ。
「どうやら向こうも終わったみたいだね。」
変身解除したビリーとアンビーがこちらに顔を向ける。
「二人とも。出口は近いよ!あと少し、頑張ってくれ!」
「りょーかい店長!!」
「わかったわ、プロキシ先生。」
「これなら何とかなりそうだな…。」
この後、無事に出れたジョー太郎御一行。
がしかし、ニコの依頼「失われた物と人を取り返す」は達成されていない為、再びホロウへと潜るのだった……。
少し遅れた。
ちなみにアンビーの奴は、タジャドルをイメージしてもらえれば。