「なんや、ここ・・・」
思わず悪態をついてしまう十兵衛。
それもそのはず。彼が今いる場所が江戸と・・・というか現世とかけ離れた場所だからだ。
辺り一面紫色の炎で囲まれている。
実家の絵巻物でしか見たことのない、地獄に落ちたと言われるのが一番納得がいく。
「熱・・くないなぁ。なんや、この変な炎」
足にがっつり纏わりついている時点で察していたが、念のため手で触れてみて確信する。
焼けるような痛みはない。それどころか温度すら感じない。
本当に死んでしまったのだろうか?
「でも閻魔さんとも会ってへんしなぁ・・・ちょっと整理しよか」
ここに来るまでの一連の行動を思い返す。
まず自分は変な化け物?妖怪?から逃げていた。
うーん、この時点でもう回想を諦めたくなってしまう。
なんだこの一文。酒の席でももっと真面なことを言うだろうに。
・・・まあいい。(多分)事実だろうし。
「確か大通りに出ようとして・・・でも中々出れんくて・・・どうしよう悩んどったときに、何かが飛んできて・・・あ」
そこまで言って漸く思い出す。
そう、何かが飛んできて自分の頭と強打したのだ。
不意打ち+疲労+痛みで意識が途切れて・・・
「ってホンマに
もし気を失っていただけだとしても、無防備の身体をバッサリといかれてしまっているだろう。
冗談で口にしたはずが現実になりそうで、流石の十兵衛も狼狽える。
「落ち着け、落ち着くんや竹田十兵衛吉政。今ここに
ぱんぱん、と頬を叩いて自身を鼓舞する。
この前向きさこそが彼の美徳。かつて友人もそう言っていた。
「さてと、まだ死にとうないからな。帰るにはここがどこか探らんと。・・・ちゅうてもここ、ホンマに何もないなぁ」
手がかりを探すべく、歩きながら辺りを見渡す。
しかしこの場にあるのは一面の紫炎のみ。変わり映えの無い風景に、思わず欠伸が出る。
「せめて誰かおったらええんやけどなぁ」
そう言ってからどれだけ歩いたか。数えるのも飽きてしまった。
疲れもしないし、空腹もない。人も無ければ建物もなく、空は一様に茜色。
時間の感覚は当の昔に消えていた。
それでも歩き続けていると、やがて遠くに白いものが見えた。
「・・・何や?あれ」
ようやく生じた変化に、十兵衛は慎重になりながらも急いで駆け寄る。
しばらくすると、それが白い人影であることが分かった。
「人やんけ!おーい!」
声を上げながら十兵衛は人影に駆け寄る。
しかし影の方はというと十兵衛のように声を上げることなく、ある一点を指さしていた。
「・・・?そっちに何かあるんかー?」
しかし声に対して白い人影は答えない。
しばらくすると幻のように消えてしまった。
「消えてもた・・・行ってみるか」
白い人影が指さした方向へと進路を変え、再び歩き始める。
すると、先ほどよりも早く変化が現れた。
「なんやこれ?囲い?」
頑丈そうな四角形の檻。その中心で子狐が小さく丸まっていた。悪夢にうなされているのか、小さな体は微かに震えていた。
それを見て、十兵衛は白い人影が何を伝えたかったのかがピンと来た。
「なるほどな、こいつを助けたかったんか。なら話は早いわ!」
意気揚々と素手で檻に掴みかかる十兵衛。
柔らかい素材で出来ているためか、少し力を加えると目に見えて形が変わる。
これならいける、と確信するが、肉が焼けるような音と共にその手を離す。
「熱ぅ!なんやこれ!」
ふーふー、と両手に息を吹きかける。
辺りの炎では熱さ一つ感じないのに、この檻からは焼けるような熱さを感じる。
だがこの程度では竹田十兵衛吉政は折れない。着物をその場で脱ぐと、手に巻き付け始めた。
「でもこんだけ厳重ってことは、ここから出る手がかりやろ!」
そう叫ぶと再び檻へと掴みかかり、ゆっくりと、しかし確実にこじ開けてゆく。
手に巻き付けた着物に紫色の炎が点火する。しかし十兵衛自身に到達するまでには、まだ幾ばくかの猶予がある。
あともう一歩のところまで迫った時、どこからともなく声が聞こえてきた。
『本当にこれは正義なのか?』
聞き覚えのある声に、十兵衛の手は思わず止まる。
声の主は既に死んでいる。頭では分かっているはずなのに。
『例えば日ノ本の為だと攘夷派を殺す。例えば日ノ本の為だと幕府の要人を殺す。例えば日ノ本の為だと異人を殺す。・・・なあ、これって本当に正義なのか?』
『これが正義じゃないとしたら・・・正義って、なんだろうな』
この言葉を自分は知っている。京の都で知り合った、友の口から出た言葉。
それを聞いたのは彼が死ぬ前日のこと。そして―――
―――そして、自分が彼を斬り殺す前日のこと。
檻から点火した、紫色の炎が迫る。
そんな中、十兵衛は慌てることなく息を吸い込み、そして叫んだ。
「うっさいんじゃ、ボケー!!!」
同時に檻に対する力を強める。
彼の手を守るものは既にない。手のひらから順番に焼けていく。しかし十兵衛は一寸も怯まない。
「確かになぁ!その答えはまだ分かっとらんし!分かるまで死ぬつもりもあらへん!けどなぁ!」
一度言葉を区切り、十兵衛は目の前の子狐を見やる。
檻に閉じ込められたまま、一人で震えている。夢見が悪いのか、過去に何かがあったのか。分からないし、どうでもいい!
「
炭化した両の手。崩壊寸前に檻をこじ開けた。
黒ずんだ手で子狐に触れると同時に、十兵衛の視界は光で包まれた。
空気が変わった。
鼻に届く匂い、耳に残る雑音。その全てがここが江戸だと告げていた。
安堵と共に目を開ける十兵衛。彼を出迎えたのは月明かりではなく―――
―――鈍く輝く刃の輝きであった。
「っぶな!」
横に転がり刃を回避、その勢いのまま立ち上がる。
はらり、と髪の毛が少し斬られていた。あと少し遅ければ・・・考えたくもない。
見ると、周囲の様子は気を失ったときのまま何も変わらない。
七体の首無し侍がこちらの様子を伺っている。
「なんも状況良くなっとらんやんけ!」
さっきのは夢か幻か。走馬灯にしては質が悪い。
思わず一人でツッコんだが、どこからともなくそれに答える声が。
『そう悲観するな、人間。何故ならこの余が目覚めたのじゃからな!』
まさか助っ人か。そう期待して辺りを伺うものの、それらしき人影は見当たらない。
「・・・なんや、気のせいかいな」
『違うわ!ほら、貴様の腰のあたりをよく見よ!』
そう言われて、十兵衛は腰の違和感に気が付いた。
小袖をめくってみると、見慣れないものが体にくっついていた。
「な」
『な?』
「なんじゃこりゃ~!」
十兵衛が思わず叫んだのも無理はない。
それは人間由来ではない、漆黒の金属質の異物。その右側には狐を象った紫色のプレートが装着されており、デバイスの中心を睨みつけている。
それは十兵衛が気絶する要因になったブツ。いつの間にか彼の腰にへばりついていた。
「なんやこれ!・・・イタタタタ!外れへんし!」
『ええい、何をしておる!前を見よ、前を!』
彼らがコントをしている間にも、
慌てて距離を取る十兵衛。それと同時に狐のプレートは前足を伸ばし、器用に地面から何かを掬い上げた。
十兵衛に向かって投げられたそれを、彼は慌てて受け止めた。
『ほれこれ!これを使うのじゃ!』
「なんや?この丸いやつ」
『いいから、早くせんか!貴様も死にたくはなかろう?分かったならこの窪みに入れよ!』
「お、おう」
謎の声に促され、腰のデバイスの中心に硝子玉を嵌め込む。
大人しく従ったためか、声の主は多少満足したようだ。
『うむ、それでよい。後はこう叫ぶのじゃ。「変身!」とな!』
「へ、変身?」
『違うわ!もっと気合を入れんか!』
叱咤激励され、もうどうにでもなれと半ばやけっぱちに叫ぶ。
「あーもう、変身!」
これでええんやろ?そう口を開く前に事態は動く。
デバイス―――破神ノ法具に取り付けられていた狐の頭が自動的に動き、硝子玉に歯を突き立てる。
《
透明だった硝子は穢れを肩代わりするかのように、どんどんと紫色に浸食されてゆく。
同時に十兵衛の瞳は紫色に妖しく輝き、獣に切り裂かれたような痣が頬に出現する。
「なんか火出てるんやけど?!」
『ええい、少しは静かにせんか!』
動揺するのも無理はない。
炎のような紫色の妖気が吹き上がり、十兵衛の全身を瞬く間に包み込んだ。
しかしそれは一瞬のこと。すぐさま紫色の炎は跡形もなく消失する。
後に残ったのは一つの影。だが影は十兵衛のものではなかった。
《紫炎を以て魔を滅するもの、滅~炎~!ヨォッ!》
姿を現したのは一人の戦士。その名にふさわしく狐のお面に紫色の鎧。
しかしかつて平安の時代に活躍した先代、それよりもよりシンプルな、軽量なものへと変化している。
怪異の力を用いて、人に仇なす怪異を弑すもの―――仮面ライダー滅炎。
その名前が800年の時を超え、次代へと継承された瞬間である。
熱い、熱い、熱い、熱い
顔が焼ける。皮膚が爛れる。
血が沸騰する。骨が灰と化す。
その全てが幻痛であると理解している。
しかし魂に根付いた白い炎は、800年という膨大な時間を以てして、完全に拭い去ることは出来なかった。
目が覚めたのはつい昨年。
他の怪異に殺されたときはすぐに復活できたというのに。
しかも完全な状態ではない。顔には大きな火傷の痕。普段の5分の1の力すら出せない。
消えろ、消えろ、消えろ、消えろ
傷を必死になって掻き毟る。
だが、無情にも炎は消えない。
どんな手段、どんな魔術を使ってもそれは変わらなかった。
明らかな異常。同時に■は理解する。
自身の弱点。自らに対する完璧な
■は人々の根源と深く結びついている。
だからこそ、人類が生き延びる限り自身も不滅。そう考えていた。
では、その根源から■を否定されてしまえば?
考えもしなかった。
自身の存在は強大で、人類に抗う手段などなかったから。
だが、アレは違う。
■と限りなく近い力を利用し、■の心臓に迫ったのだ。
怪異と融合しているはずなのに、魂は人間のまま■を否定したのだ。
今回は復活できた。では次回は?
次こそは完全に滅ぼされるのではないか?
いやだ、いやだ、いやだ、いやだ
それは■に生じた初めての感情。
絶対的存在として振舞ってきた■が、初めてその存在に手を掛けられたが故の。
殺さねばなるまい。
火傷痕がうずく。それで分かる。アレはまだ生きている。
二度と自身に仇なすことのないように、徹底的に殺しつくさねばなるまい。
肉を残すな、骨を残すな、血を残すな、子を残すな、魂を残すな。
そして、炎を残すな。
黒き怪物は暗躍を始める。
忌々しき炎を消し去るために。
「な、なんか変わってもうたで!?」
『ええい、動揺するでない!前を見よ、来るぞ!』
「へ?・・・ホンマや!」
滅炎に向かって
心なしか、先ほどよりも向けてくる殺意が鋭くなった気がする。
上段より振り下ろされる刀。咄嗟に左腕を盾にする。
鎧を纏っているのだ。怪我をしたとしても浅く済むだろうと考えていた滅炎だったが、その考えはいい方向に裏切られることとなる。
ガギン!
「・・・へ?」
鳴り響く金属音。
考えていた痛みがやって来ず、滅炎は恐る恐る目を開ける。
鎧は刃を完全に受け止めており、妖しい輝きは欠片も陰ってはいない。
「・・・凄いやん、この鎧」
『当然であろう。奴らの刀は妖刀ですらない。この余の身体を傷つけられるはずが無かろう』
「へえ。ちょいとは見直したで、あんたのこと」
『無礼だぞ貴様・・・まあ、今は気分が良い。見逃してやろうではないか』
「へいへい、あんがとさん」
軽口を叩きながらも、
刃を受け止め、お返しとばかりに腹を殴る。
狩る者と狩られる者。その立場が完全に入れ替わった。
腕は良い、数の優位もある。だが傷を付けられないのではどうにもならない。
『あれらは怪異と化してから日が浅いと見える。妖力の使い方を学習せぬ内に、とっとと始末せよ』
「分かっとる分かっとる。言われんでもそのつもりや」
そう言うと、腰にぶら下がっていたコルトM1851ネイビーを構える。
何時の間にかシリンダーには紫色の弾丸が6発、装填されている。
滅炎は手慣れた動作で拳銃を構えると、
バン!
音を置き去りにして、妖力の集約である弾丸が
妖力で保護されているその体を弾丸は容易く貫き、弾丸はその体内で効力を発揮する。
途端に全身が紫炎に包まれる。その炎は完全に焼き尽くすまで止まらなかった。
「あと六匹や」
冷たく宣言する滅炎。ハンマーを降ろし、次弾の準備を完了させる。
惨状を見た残り6体の
拳銃はリロード→照準→発砲と最低でも3つの工程が必要。全て完璧に行うには先ほどのように一定の距離が必要であり、近距離ではどれかを飛ばさざるを得ない。
彼らの考えは正しかった。
慌てたように残る5発の弾丸を発射する滅炎。3発は
『ええい、下手くそめ!』
「しゃーないやろ!前に出てくる思わんかったんやから!普通撤退するやろ!」
『貴様、怪異と人間との違いも知らぬのか?!』
「知るかい!そんなことより、はよ弾作ってや!」
『急かすな、たわけ!余は複雑な妖気の操作が苦手なのだ!なんだこの複雑な武器は!』
刃を躱しながら怒鳴り合う。
無防備にしていても無傷で済むのに、咄嗟に刃を躱してしまうのはやはり職業病なのだろうか。
数度躱した後、滅炎は思いついたように言った。
「なあ、その妖力ってやつがあるなら、アイツ等やれるんか?」
『そうだが?あと集中を切らすな』
「んで、
そう言うなり、滅炎は銃身で
コルトM1851ネイビーにも十分な妖力が纏っていたのだろう。
「おー、いけるやん。このままコイツでボコボコにしたるわ」
『き、貴様・・・それで良いのか?』
声の主がドン引きするのも無理はない。
彼女からすれば、『お前を弓で撲殺する』と宣言しているようなもの。
少しだけ、ほんの少しだけ
※銃身で殴るのは銃が破損する大きな原因になるので、よいこのみんなは絶対にマネしないでね!
滅炎の心臓を狙い、刀が突き出される。
しかし強化された視力でそれを完璧に見切り、すんでのところで回避。
同時に一歩踏み込み、勢いそのままに
「―――グ」
「ィヤー!」
「喝ー!」
吹き飛ぶ首なし死体。それと入れ替わりに、残りの
息の合った連携。しかし先ほどの個体と同じように軽々といなされる。
どこからともなく声がかかったのはそんな時だった。
『・・ほれ、できたぞ』
「なんや、お疲れみたいやな」
『もう二度とはせん。その三つで決めよ』
見ると、シリンダーには既に弾丸が装填されている。
弾丸の数と怪異の数はイコール。外すことは許されない。
「任せときや」
全弾命中が課せられているこの状況でも、滅炎に緊張の様子はない。
ハンマーを降ろし銃を構え、迫る
一発、二発。弾丸は命中。
どこから発しているかも分からない絶叫と共に、その体は空気中に霧散する。
そして三発目は放たない。既に最後の
しかしそれは彼の想定通り。
滅炎は右に少しだけ避ける。左足はその場に置いたまま。
その隙を見逃すほど、滅炎は甘くない。
両足で
踏まれた衝撃で、
「ほな、精々成仏せいや」
言い残し、無慈悲に弾丸を放つ。
弾丸は
やがて、静寂が戻る。
先ほどまでの戦いなど無かったかのように。
滅炎は自分の身体を改めて見ると、一つ呟いた。
「これ、どないしよ。戻れるんかいな・・・ってうわっ」
変な鎧がくっついたまま店に戻らねばならないのか。その心配をよそに、破神ノ法具が動き出す。
狐を象ったプレートが独りでに動き、牙を中心の硝子玉から離す。
硝子玉は耐え切れなくなったのか粉々に砕け散る。それを合図に、滅炎の鎧が解けてゆく。
「良かった~また叱られるところやったわ」
『ふっふっふ、そんなに安心していてよいのか?』
戻ることができ、安堵する十兵衛。そんな彼に不穏な言葉が届く。
まだ何かあるのかと警戒していると、破神ノ法具に取り付けられていた狐のプレートが独りでに飛び出し、十兵衛の目の前で紫の妖気を纏わせている。
「貴様、誰を目覚めさせたのか分かっておらぬようだな・・・」
何時の間にかその声は直接耳に届くようになっていた。
「そう。余こそが炎の恐怖と共に生まれ、男を拐かし、楚の帝国を崩壊へと導いた大妖怪、妲己である!」
やがて紫色の妖気は人の形をとる。
平安時代のような、火の玉の姿ではない。
より強靭に、よりしなやかに、より美しく。
大妖怪としての威厳が一目で民草に知られるように。
「さあ跪け、人間!さすれば余の寵愛をくれてやってもよい。なんなら余が築くであろう帝国、その臣民第二号として認めてやってもよいぞ・・・ってあれ?」
「何言うてますん」
しかし十兵衛の態度は変わらない。
と同時に妲己も自身の身体の不自然さを認識する。
「余の気のせいか?視線がやけに低い気がするのだが」
「気のせいやあらへんて。どっからどう見ても只の
十兵衛の指摘は正しい。
紅葉のような手。道端の石ころと比較できるほど小さな足。平らというのも烏滸がましい胸。十兵衛の腰ほどの視点。
どこからどう見ても人間の子供の姿。それも一桁の。
「・・・な」
「な?」
「なんじゃこの姿は~!余のナイスバディは何処へ消えたのじゃ~!」
初戦闘を無事に退けた主人公
結構余裕で倒せた。まあ仮面ライダーとしては初戦闘だけど、本人的にはそうじゃないしそれくらいは、ね。
え、コイツの過去?まあ、あれよ。色々あったのよ色々。
ちんちくりんになってしまった狐
うなされていたところを主人公によって叩き起こされた。
破神ノ法具に刻まれていた術式で、使い方は何となく分かった。
主人公に関しては、うるさいとは思ってるけど評価は高い。悪夢から起こしてくれたし。
遊んでいたら大火傷を負ってしまったラスボス
無事トラウマになっている模様。
滅炎を目の敵にしている。
主人公からすればとんだ迷惑な話である。
白い影
一体誰なんでしょうね()