ほむらの最後の時間軸にまどかに幼なじみの男がいるお話 作:古明地こいしさん
夢の中、夢と思えるのは見た事のない黒髪ロングの女の子がいるからだ
と、言っても夢の中だからどうにかできる訳じゃないしこのまま見続ける事しかできない
見ると幼なじみの鹿目まどかと何か話している
「変な夢だな...」
覚醒してからは直ぐに声が出た
部屋を出て顔を洗い、朝ごはんを作り食べる
俺の親は今海外出張中だ
隣の家、鹿目家にたまに晩御飯でお邪魔する時がある
が、朝食は家で摂る
制服に着替えるとカバンの中をチェックして時間を確認し、そろそろかと外に出る
「おはよう、まどか」
「おはよう。カイトくん」
目の前にいるのは幼なじみの鹿目まどかだ。幼い頃から一緒に育ってきた。
家族ぐるみで一緒になる事が多かったため仲がいい。
恥ずかしいが俺の大切と言ってもいい、まどかがどう思ってるかは分からないが
「詢子さんもおはようございます」
「おう、カイトくんや、まどかを見て思う所はないのか?」
「え?....あっ、リボン変えたんだな、似合ってるぞ」
その一言でまどかの顔が赤くなってるのが分かる。恥ずかしい事は言ってないはずなんだけどな
そのまま詢子さんとわかれてまどかと学校に向かう
途中で友達、美樹さやかと志筑仁美と出会う。方や天才バイオリニストの幼なじみ、方やお嬢様
「おはよう、さやかちゃん、仁美ちゃん」
「おはよう」
2人に挨拶をする、いつもの4人が揃う
「おー、おー、今日も仲良く登校とはお熱いねぇ」
さやかの茶化した言葉でまたもやまどかが赤くなった
「いじめてやるなって、大体お前たちとも一緒だろ?」
「そういう問題かなぁ?ま、いいや」
「そういえばまどかさん、聞いてもらえました?」
そういや仁美、ラブレター貰ったって言ってたっけ
まだ中学生なのにラブレターって
「直に告白する勇気がないやつはダメだって」
「やっぱりそういうものですのね...」
「そういえばあたし達の中で唯一男がいるけど意見聞けるじゃん!」
そして3人の顔が俺の方へ向く、どうやら告白の意見を聞きたいようだ
「いや、俺に聞かれても...まぁ恋愛って言われても分からないし...でもやっぱり大切なのは気持ちを直にぶつける事なんじゃないか?まどかのお母さんが言った事は合ってると思うぞ」
3人はソレを聞くとおぉ〜と
何に関心してるのか分からないがコレが俺の思った事、心から感じた事だ
「そういや今日夢見てさ、黒髪ロングの子なんだけど」
その一言でさやかが浮気!?と大声で言い放ち、何をトチ狂ったのか
浮気も何も俺は誰とも付き合ってないんだが。
まどかが
「えっと...カイトくんはその子の事気になるの?」
「ん?いや、夢で見て、なんなんだろ?程度だが?どうした、まどか」
「鈍感だね...」
「鈍感ですわね...」
「?」
そのまま学校に着くと教室に向い、席に着く
俺とまどかとさやかは席が近いのがホント珍しい所だ
「皆さん、目玉焼きは堅焼きですか?それとも半熟ですか?はい!中沢くん!」
「えぇ!?えっと...どっちでもいいんじゃ」
「そう!その通り!どっちでもいいんです!」
あー、これは先生また失敗したのか、何回目だ?見る目がないというか....
「女子の皆さんは目玉焼きの焼き加減にケチをつける男性を選ばないように!そして男子の皆さんは決して目玉焼きの焼き加減にケチをつけないように!」
ホームルーム長い...えっと一限目は...
「あと転校生を紹介します」
机から落ちそうになった。転校生ってそっちがついでか...先生らしいっちゃらしいけど
「暁美さん」
無言で入ってきた子、その子は...
「え...」
黒髪ロングで、夢で見た子そっくりだった