ほむらの最後の時間軸にまどかに幼なじみの男がいるお話 作:古明地こいしさん
「暁美...ほむら...」
彼女が黒板に書いた文字を読み上げる
珍しいとはいえ、自分もカイトという名前だし人の事は言えない、そして
「なになに?あの転校生が気になるの?....まさか!?」
「さやかの考えてるような事じゃないぞ」
どうせ一目惚れとか言い出すんだろうと思い先に手を打っておいた。まどかを見るとなんか小動物のように俺を見ていた
なんでこう、この子は可愛い反応をするのか...昔っからそうだ。
暁美は病気で闘病生活が続いていたがやっと学校にこれるようになって今に至るらしい
昼休みにはみんなこぞって質問しに行っていたのを見てるさやか
「どうしたんだよさやか」
「やっぱりあそこまでの美人になるとモテるのか!?」
いや、復学して早々モテるのはないだろ...とはいえ人気が出る見た目なのは間違いないだろう、男の俺も見て、美人だとは思う。まどかは可愛い系だし、さやか?さやかは...うん、まぁアレだ。仲のいい友達
授業が再開され、しばらくして
「すみません、体調が悪くなってきました」
「ん?そうか、このクラスの保健委員は...」
「鹿目まどか」
ん?まどかの名前誰から聞いたんだ?というか俺も保健委員...
「あ、うん。カイトくんも行こ?」
「おう」
に、ら、ま、れ、た
何故に?
「えっと...暁美さん」
「ほむらでいいわ」
廊下を歩いている中での会話、この子普通に体調大丈夫そうだが苦しいとかなんだろうか
「ほむらちゃん...その、カイトくんも保健委員なんだ。ね?」
「ああ、まどかの事は知ってるみたいだけど俺の事は知らないよな?俺は藍上カイト。よろしく、暁美」
「...えぇ」
そして保健室近くに来ると
「鹿目まどか、あなたは自分の人生が大事?家族や友達は大切と思う?」
「え!?う、うん...人生は...分からないけど...ママもパパもタツヤも、さやかちゃんも仁美ちゃんも...カイトくんも大切だよ!」
「それ、本人がいる隣りで言うか?と、まぁあんまりまどかをいじめてやるな、暁美。そろそろ保健室に着く」
すると俺たちを放って暁美は保健室に行った。俺たち必要だったのかと思うがまどかと一緒に教室に戻る
授業も終わり、学校帰りにフードコートに寄る
「なにその電波系な反応!?萌えか!ギャップ萌えってやつか!!」
さやかは喚いているが別にそういうのを狙ってやってる子じゃないと思うんだが
「でもまどかさんもカイトくんも夢で会ったことがあると...」
「いや似てるってだけで他人の空似かもしれないし、それに同時に同じ夢見るとかないと思うんだけどなぁ」
「いえ!これは運命ですわ!」
なんのかは聞かないでおこう、仁美は少し妄想癖というかそっち系に入るから少し反応に困る時がある
「そろそろわたくしは行きますわね。お稽古の時間ですわ」
「お嬢様はつらいねぇ」
そして俺達が帰ろうとすると
「いつものいい?」
「うん、カイトくんも行こ?」
「しゃーなしだな」
そう言うと俺達はCDショップへ向かう、これが俺達の運命の転換期とは知らずに