ほむらの最後の時間軸にまどかに幼なじみの男がいるお話   作:古明地こいしさん

23 / 26
まどか・いろは・ほむら・マミさん
「浮気...?」

カイト
「違うから!!」

さやか「必死になるのは怪しいなぁ」

なぎさ「杏子、見えないのです」

杏子「あんな兄は嫌だろ...」


七海やちよ1

夜の帳に射し込む明かり

沈黙とは別に車の走行音が響き渡る。

そして住宅街に入って、進んだ先に見つけた大きな家

名をみかづき荘

 

「入って」

 

言われるがまま入る、靴はなく、他の人の気配も感じない。一人暮らしだろうか?

大学生だし違和感はないのだがどうも自分の周りが家族問題多くて

 

「今日は泊まっていきなさい。今ひとりで歩けば補導されるわよ」

 

「分かりました」

 

家の端末に神浜市で泊まっていくとだけ連絡し早速本題に入る

 

「それで、先程俺が言ったことは本当のことですか?」

 

「残念だけれど神浜ではその手の話はたくさんあるわ、それこそ山ほどに」

 

少し考え、口を開く

 

「では絶交できるとかの話は?」

 

「あなたは何者?」

 

「藍上カイト、見滝原中学校2年生です。あとは幼なじみを救うために奔走してる...かな」

 

出されたお茶を飲む、ふぅと一息

人の気配はしないと思ったが別段1人だけしかという訳ではなさそうだ。

一人暮らしにしては食器類が多く見受けられる、それにこの家も外観から見てわかる通り一軒家だが屋敷のような作りになってるので宿泊施設かなんかだろう、荘と使ってるくらいなのだから

 

「魔法を使えるというのは本当かしら?」

 

嘘ついても後々面倒になるし、それに男が魔法を使うというのは目立つ。

隠すのは無理なはずだから素直に話そう

 

「はい、と言ってもチカラの事はよく分かってないんですが」

 

「キュウべえから聞かなかったの?」

 

「俺はキュウべえと契約した人間じゃないので...とある方から貰った力なんです」

 

「...」

 

俺のことを細めた目で見てくるやちよさん

俺も伝えたいが話しても信じられないだろう、それにまどかの情報はあまり言いたくないから

 

「まぁいいわ、私も明日ももこに呼ばれてるからやることがあるの、部屋は好きに使って構わないわ」

 

なら遠慮なく...ん?

 

「ももこさん?えっ、やちよさん知り合いなんですか?」

 

「もしかして...あなた...」

 

「あー、昨日ももこさん達にお世話になりました。みたまさんにも」

 

そう、と呟いて

 

「ももこの相談内容はあなた達?」

 

「いえ、恐らくレナさんとかえでさんの問題があるかと。先程魔女にも、使い魔にも見えない...でもどこか使い魔に似たヤツらにかえでさんが連れていかれて。深追いは危険と思い、レナさんも走っていったので」

 

「賢明な判断ね、その様子だとまだやらないといけないと思ってるわね」

 

仕方ないと言った雰囲気で何かのメモ帳を見せてくれる。

神浜うわさファイル、パラパラと捲られていき止まった所には絶交階段のウワサと

 

「なるほど」

 

「もう読んだの?」

 

「読書は嫌いじゃなくて」

 

アハハと乾いた声が出てしまう、物事を知るためにつけた知識がこんな変な所で使うとは思わない、学校でも教科書の速読をしても先生からしっかり読めと言われるため黙ってるのだが

 

「階段に名前を書くと絶交、しかも場所がなんとも」

 

神浜市立大学附属学校中等部

東塔の北側、4階から屋上へ続く階段

 

絶交階段の6段目に自分の、7段目に絶交したい相手の名前を書くとそれが絶交証明書となる...

 

「...」

 

「どうかしたの?」

 

「いえ、これだけなら書いた本人がただ相手と絶交したい、そう見えますけど今日のレナさんは別段絶交したいわけでもなさそうでした。かえでさんにいたっては謝って仲直りしようとしてたほど...」

 

そこで違和感に気づく

 

どうして昨夜怒って喧嘩別れしたかえでさんがレナさんに謝って、レナさんが消えたかえでさんを追いかけて...

 

魔法

因果律

運命

結果

 

それぞれの用語を思い浮かべる、マミさんから説明を受けたあの日から、この現実を変えられる方法をほむらとキュウべえから聞いていた

時間遡行することで因果律の逆転を起こすことや魔法少女の運命、そして行き着く結果を

コレが何者かの思惑なら理解はできる

 

「藍上さん?」

 

「ある程度は把握できました。今思えばあの時、かえでさんを連れて行ったヤツらからは魔力がありました。それも魔女ではなく魔法少女よりの」

 

「それは本当なの?」

 

頷く、少し絶望色に染まった魔力、何かあるんだろうが

 

「どうしてそんな事が」

 

「俺の力はレナさんのように人の真似ができるんです、でもその真似をするには力を理解している必要が」

 

「なるほど...さっきまで理解してなかった事でも今の話で理解して気づいたと、そういう事ね?」

 

「はい」

 

アレがウワサとやらならこちらが邪魔をすればこっちに注意を逸らせるだろうが

肝心のレナさんとかえでさんが仲直りしないと

 

「もう寝なさい、明日に響くわよ。学校もあるはずだし」

 

そこで思考を止めて

 

「はい、明日は朝イチの電車に乗って戻ります。こっちも少し込み入った事情があってまた戻って来るつもりなんですが」

 

「好きにしなさい」

 

ふぅとため息をついて、明日には決着をつけられるといいな




やちよさんにお持ち帰りされたカイトくん

理解したなら意識すると力は使える、一度見ている必要はありますが

???「やっちゃんに付きまとう悪い虫!!」

カイト「なんだ...悪寒が...?」

カイトには技名を作るか

  • 作る
  • 作らない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。