ほむらの最後の時間軸にまどかに幼なじみの男がいるお話 作:古明地こいしさん
俺達はCDショップに来たわけだが、俺は特に音楽に興味がある訳でもないしまどかも聴きはするがこれと言って大きな趣味で買う予定もないはず
買う予定があるのはさやかだけだ
恭介に持ってくCDを選んでるんだが
「まどか?」
俺やさやかに一言も声をかけずに店の外に行ってしまうのを見て疑問に思う
急にボイコットするような子じゃないし、何かあるのかと思い追いかける
さやかにはメールでも送ればいいだろうと走って追いかけながら文字を打つ
「って立ち入り禁止...」
こんな所に入っていったのを見て無視できるわけがない、無視なんかしたらあとで詢子さんにドヤされる
怒られるのを覚悟の上、入る事に
「まどか、急にこんな所に来てどうした?って暁美...な、なんだ?その格好...てか」
暁美が持ってるのは確実に拳銃だよな、モデルガンじゃないとしたらソレをまどかに向けて撃つつもりなのだろうか、モデルガンだとしても撃たせるわけにはいかないが
「暁美、さすがにソレはやりすぎだぞ。今なら黙っててやるから」
「どきなさい、藍上カイト。ソイツを殺せない」
そ、ソイツを殺せないってまどかの事か!?いやいや、保健室行くまであんなに大切かとか聞いてたのに急に変貌しすぎだろ性格
「ステイ、落ち着け。何が暁美を駆り立てたのかしらないがまどかは悪いやつじゃない...いや、そんな睨まれても...」
放たれる銃弾、当たるのは地面だが結構怖い、というか音でビックリした。モデルガンかと思ってたのだがモノホンだ。この平和な日本でどうやって手に入れたのかしらないが...
「今のは警告よ、貴方がまどかの幼なじみと言うならそれでもいい、でもこれ以上私に関わらないこと」
「いや関わるなって、まどか放ったらかしにして逃げるとか幼なじみの前に男失格だろ?」
「ほむらちゃん...やめてあげて...カイトくんは悪くないから...それにこの子も怪我してるし」
ん?待て、今怪我してるって、この子ってなんの事だ!?まどかの方を見るが全くもって何もいない。見てくれはまどかが何かを抱えてるように見えるのだが...何もないからまどかが抱いてるポーズをとってるだけにしか見えない
「カイト!まどか!さがって!」
やっと来たかとさやかの声に反応してまどかを引っ張って後ろに下がる。すると煙が...消火器か...ってえぇ...投げつけるか普通
とりあえずなんとかなったか
「サンキュ、さやか」
「いいって、それより転校生のやつ急になんなの?アレ、コスプレと思ったら通り魔?」
「さやかちゃん、どうして?」
さやかは携帯を見せてくる
「急にカイトから電話来たから近くにいるのにって思って出たら3人の話し声が聞こえて...それで来たってわけ。それよりまどか、その抱えてる人形?はなに?」
「分からないけど怪我してるみたい」
うーん、俺だけ置いてけぼり、と、話してるのを他所に周りを見て異変に気づく
「止まれ!」
「ちょっ、なにすんのさ!?」
怒鳴るさやか。そんなの露知らずに周りを見渡す
「これは...なんだ?」
周りの景色がおかしい、今まで工事現場みたいな場所だったのに異空間のような場所に来てしまったのはこの際、なんでもいい、おかしいのは電話が圏外だし、周りには変な生き物?がいることだ
「ハッ!」
変な生き物が近づいてきたため蹴飛ばす。思いっきり力を入れて蹴飛ばして飛ばしたけど、数が多い
「カイトくん...どうしよう...」
「どうするって...」
「男なんだからどうにかしなさいよ!」
「んな無茶な」
そこへ、ダダダっと銃撃が。暁美かと思ったが違った。上から降りて来たのは金髪の人
「大丈夫?すこーし片付けるから、待ってて」
金髪のお姉さん?はそう言うと周りの化け物を倒して行った。リボンで作ったマスケット銃で
見たら手馴れてるなと思う
とにかくまどかとさやかは守らないと
周りの景色が元に戻ると暁美が近づいて来た
「魔女はまだ近くにいるはずよ」
「私の用があるのは...」
「飲み込みが悪いのね?見逃してあげるって言ってるの」
「...」
去っていく暁美
助けてくれた人は...衣装が見滝原中学のものだから、見たことないし、先輩だろうか
「私は巴マミ、キュウべぇを助けてくれたのね、ありがとう」
「あ、いえ。声が聞こえて」
「こいつ、キュウべぇって言うの?」
...3人は一体なんの話をしてるのだろうか
尋ねてみるか
「さっきからなんの話をしてるんだ?巴さんもまどかも」
「あっ、そうね、男の子には見えないものね。キュウべぇ。見えるようにしてあげられない?」
しばらくすると白い人形みたいなのが
【キュップイ!助けてくれてありがとう!君もね】
「あ、あぁ」
なんだこの変な動物は...
【突然で悪いんだけど...僕と契約して、魔法少女になってよ!】
いきなり何を言ってるんだと思った。この魔法少女というのが危険なものとはこの時は知らなかった。話を聞くまでは....